有楽町マリオン
- 2014/01/03
- 03:33
千代田区は有楽町。
JR有楽町駅から徒歩2分のところに、有楽町マリオンはあります。
<有楽町マリオンについて>
有楽町マリオンは、1984年10月6日に開業した複合商業施設です。朝日新聞本社、日劇、丸の内ピカデリーの跡地に建てられたため、建物は朝日新聞社、東宝、松竹の3社が共同で所有しています。正式名称は有楽町センタービル。
有楽町マリオンの「マリオン」というのは建築用語で、外壁を構成するカーテンウォールにおいて窓と窓などを仕切る縦枠材を方立(ほうだて)といい、マリオンはこの方立を意味しています。
当初は西武百貨店が全館を貸し切って開業する予定でしたが、東宝が属していた阪急東宝グループの阪急百貨店も出店することになり、2つの百貨店が1つの建物に入居するという珍しい商業施設となりました。
開業後は「マリオン現象」と呼ばれる一大ブームを巻き起こし、「有楽町西武」「有楽町阪急」共に賑わいました。しかし、1991年にバブルが崩壊すると徐々に売上が減少していき、西武はレディース専門館へと大幅にリニューアルしましたが、業績は回復しませんでした。そして2010年12月25日、西武有楽町店は閉店。後継テナントにはルミネが内定し、2011年10月28日に開業しました。これと同時に阪急もリニューアルし、2011年10月15日、阪急メンズ東京(阪急MEN'S TOKYO)としてオープンしました。
<阪急百貨店について>
阪急百貨店は、阪急阪神東宝グループのH2Oリテイリング傘下の阪急阪神百貨店が展開する百貨店です。1929年に阪急梅田駅に阪急電鉄直営の百貨店を開業。電鉄系百貨店の先駆けとなりました。1947年には阪急電鉄から独立。独立後は出店を加速し、1953年には大井町、1956年には数寄屋橋(銀座)に開業し、関東にも進出します。1990年頃には川西、神戸、宝塚に次々と出店し、規模を拡大。
2006年に阪急電鉄が阪神電鉄と経営統合したことにより、互いの百貨店事業も統合。2007年に阪神百貨店と共に株式会社阪急阪神百貨店を新設しました。
2012年11月21日には、阪急うめだ本店が建て替え、グランドオープン。初年度の売り上げは1880億円となる見通しで、同じ梅田にある大丸、JR三越伊勢丹、阪神を大きく引き離し、地域1番店として君臨しています。
2014年1月時点で、関東、関西地方に11店舗を展開しており、電鉄系百貨店としては最大の規模を誇ります。(西武百貨店はセブン&アイ傘下)。関西では大丸、高島屋と並ぶブランド力を持ちますが、関東ではブランド力、知名度共にあまり高くありません。
<阪急百貨店 沿革>
・1929年 梅田で阪急百貨店創業
・1936年 三宮阪急開業
・1947年 株式会社阪急百貨店設立
・1953年 東京大井店開業
・1956年 数寄屋橋阪急開業
・1970年 千里阪急開業
・1976年 四条河原町阪急開業
・1984年 有楽町阪急開業
・1989年 川西阪急開業
・1992年 神戸阪急開業
・1993年 宝塚阪急開業
・1995年 三宮阪急閉店
・2000年 都筑阪急開業
・2004年 数寄屋橋阪急閉店
・2004年 堺 北花田阪急開業
・2005年 三田阪急開業
・2007年 阪神百貨店と経営統合。エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社へ社名変更。
<ルミネについて>
ルミネは、JR東日本子会社の株式会社ルミネが展開する駅ビル・ファッションビルです。1976年、新宿ルミネが開業したことに始まり、横浜ルミネ、荻窪ルミネが相次いで開業します。当時の駅ビルは、1つの駅につき1つの会社が運営するのが当たり前で、ルミネもそれぞれ別会社が運営していました。なお、それぞれの駅ビル社長には、国鉄からの天下りが就任していました。国鉄民営化後の1991年、大宮、北千住、横浜、新宿のルミネ各社が統合し、株式会社ルミネを設立。その後も経営統合が進み、都内の駅ビルブランドはルミネ、アトレに集約されつつあります。
2011年11月28日には有楽町ルミネが開業し、初めて駅ビル以外へ出店を果たしました。2014年1月時点で首都圏を中心に14店舗を展開。2012年度決算で営業収益3082億円、営業利益107億円となっています。
<ルミネ 沿革>
・1976年 新宿ルミネ、オープン
・1980年 横浜ルミネ、オープン
・1981年 荻窪ルミネ、オープン
・1987年 藤沢ルミネプラザ、オープン
・1987年 新宿ルミネ2、オープン
・1991年 大宮、北千住、新宿、横浜の駅ビル4社が合併し、株式会社ルミネ設立。大宮、北千住の駅ビルの名称がルミネになる。
・1992年 立川駅ビルがルミネへ名称変更。
・1992年 大船にルミネウィング、オープン
・1999年 ルミネ町田、オープン
・2004年 ルミネ川越、オープン
・2009年 ルミネマン渋谷、オープン
・2010年 ルミネ池袋、オープン
・2011年 ルミネ有楽町、オープン
店舗外観。
見た感じではかなり大きな建物です。
右のやや小さなビルは本館完成の3年後、1987年に開業した別館です。

阪急とルミネのロゴ

建物裏側


正面入口。この時計はからくり時計になっています。

見上げたところ。

建物内吹き抜け


ルミネ内エスカレーター

阪急内エスカレーター

ルミネ内エレベーター

阪急内エレベーター

エスカレーター、エレベーターを見ても分かりますが、ルミネは白、阪急は黒を基調とした店内となっています。
また、外から見ると阪急とルミネの建物は同じぐらいの大きさに見えますが、実際は阪急側の方が大きく、エスカレーターも2人乗りのものが設置されています。
ルミネの店舗面積は、別館も入れて阪急と同じぐらいになります。
阪急とルミネ間の通路。1フロアに2か所あります。

阪急内吹き抜け。

阪急内にある、謎の石。

映画館フロア直通エレベーター

映画館フロア

丸の内ピカデリー

8階~10階にあるエスカレーター

合わせ鏡になっており、無限エスカレーター状態となっています。

<ルミネ有楽町店 店舗概要>
開業:2011年10月28日
店舗面積:11300㎡
営業時間:
平日 11:00~21:30
土日祝 11:00~21:00
レストラン | 11:00~23:00
住所:千代田区有楽町2-5-1
HP:http://www.lumine.ne.jp/yurakucho/info/index.html
<阪急MEN'S TOKYO 店舗概要>
開業:1984年10月6日
店舗面積:11000㎡
営業時間:
月・火曜日 正午→午後8時
水~金曜日 正午→午後9時
土曜日 午前11時→午後9時
日曜日・祝日 午前11時→午後8時
住所:東京都千代田区有楽町2丁目5番1号
HP:http://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/information/
<フロアガイド>
阪急メンズ東京

2色刷りのシンプルなものです。

ルミネ有楽町。ルミネ全店共通のデザインです。

阪急と違い、カラフルなデザイン。

店内の様子と同じく、阪急は黒、ルミネは白を基調としたデザインです。
JR有楽町駅から徒歩2分のところに、有楽町マリオンはあります。
<有楽町マリオンについて>
有楽町マリオンは、1984年10月6日に開業した複合商業施設です。朝日新聞本社、日劇、丸の内ピカデリーの跡地に建てられたため、建物は朝日新聞社、東宝、松竹の3社が共同で所有しています。正式名称は有楽町センタービル。
有楽町マリオンの「マリオン」というのは建築用語で、外壁を構成するカーテンウォールにおいて窓と窓などを仕切る縦枠材を方立(ほうだて)といい、マリオンはこの方立を意味しています。
当初は西武百貨店が全館を貸し切って開業する予定でしたが、東宝が属していた阪急東宝グループの阪急百貨店も出店することになり、2つの百貨店が1つの建物に入居するという珍しい商業施設となりました。
開業後は「マリオン現象」と呼ばれる一大ブームを巻き起こし、「有楽町西武」「有楽町阪急」共に賑わいました。しかし、1991年にバブルが崩壊すると徐々に売上が減少していき、西武はレディース専門館へと大幅にリニューアルしましたが、業績は回復しませんでした。そして2010年12月25日、西武有楽町店は閉店。後継テナントにはルミネが内定し、2011年10月28日に開業しました。これと同時に阪急もリニューアルし、2011年10月15日、阪急メンズ東京(阪急MEN'S TOKYO)としてオープンしました。
<阪急百貨店について>
阪急百貨店は、阪急阪神東宝グループのH2Oリテイリング傘下の阪急阪神百貨店が展開する百貨店です。1929年に阪急梅田駅に阪急電鉄直営の百貨店を開業。電鉄系百貨店の先駆けとなりました。1947年には阪急電鉄から独立。独立後は出店を加速し、1953年には大井町、1956年には数寄屋橋(銀座)に開業し、関東にも進出します。1990年頃には川西、神戸、宝塚に次々と出店し、規模を拡大。
2006年に阪急電鉄が阪神電鉄と経営統合したことにより、互いの百貨店事業も統合。2007年に阪神百貨店と共に株式会社阪急阪神百貨店を新設しました。
2012年11月21日には、阪急うめだ本店が建て替え、グランドオープン。初年度の売り上げは1880億円となる見通しで、同じ梅田にある大丸、JR三越伊勢丹、阪神を大きく引き離し、地域1番店として君臨しています。
2014年1月時点で、関東、関西地方に11店舗を展開しており、電鉄系百貨店としては最大の規模を誇ります。(西武百貨店はセブン&アイ傘下)。関西では大丸、高島屋と並ぶブランド力を持ちますが、関東ではブランド力、知名度共にあまり高くありません。
<阪急百貨店 沿革>
・1929年 梅田で阪急百貨店創業
・1936年 三宮阪急開業
・1947年 株式会社阪急百貨店設立
・1953年 東京大井店開業
・1956年 数寄屋橋阪急開業
・1970年 千里阪急開業
・1976年 四条河原町阪急開業
・1984年 有楽町阪急開業
・1989年 川西阪急開業
・1992年 神戸阪急開業
・1993年 宝塚阪急開業
・1995年 三宮阪急閉店
・2000年 都筑阪急開業
・2004年 数寄屋橋阪急閉店
・2004年 堺 北花田阪急開業
・2005年 三田阪急開業
・2007年 阪神百貨店と経営統合。エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社へ社名変更。
<ルミネについて>
ルミネは、JR東日本子会社の株式会社ルミネが展開する駅ビル・ファッションビルです。1976年、新宿ルミネが開業したことに始まり、横浜ルミネ、荻窪ルミネが相次いで開業します。当時の駅ビルは、1つの駅につき1つの会社が運営するのが当たり前で、ルミネもそれぞれ別会社が運営していました。なお、それぞれの駅ビル社長には、国鉄からの天下りが就任していました。国鉄民営化後の1991年、大宮、北千住、横浜、新宿のルミネ各社が統合し、株式会社ルミネを設立。その後も経営統合が進み、都内の駅ビルブランドはルミネ、アトレに集約されつつあります。
2011年11月28日には有楽町ルミネが開業し、初めて駅ビル以外へ出店を果たしました。2014年1月時点で首都圏を中心に14店舗を展開。2012年度決算で営業収益3082億円、営業利益107億円となっています。
<ルミネ 沿革>
・1976年 新宿ルミネ、オープン
・1980年 横浜ルミネ、オープン
・1981年 荻窪ルミネ、オープン
・1987年 藤沢ルミネプラザ、オープン
・1987年 新宿ルミネ2、オープン
・1991年 大宮、北千住、新宿、横浜の駅ビル4社が合併し、株式会社ルミネ設立。大宮、北千住の駅ビルの名称がルミネになる。
・1992年 立川駅ビルがルミネへ名称変更。
・1992年 大船にルミネウィング、オープン
・1999年 ルミネ町田、オープン
・2004年 ルミネ川越、オープン
・2009年 ルミネマン渋谷、オープン
・2010年 ルミネ池袋、オープン
・2011年 ルミネ有楽町、オープン
店舗外観。
見た感じではかなり大きな建物です。
右のやや小さなビルは本館完成の3年後、1987年に開業した別館です。

阪急とルミネのロゴ

建物裏側


正面入口。この時計はからくり時計になっています。

見上げたところ。

建物内吹き抜け


ルミネ内エスカレーター

阪急内エスカレーター

ルミネ内エレベーター

阪急内エレベーター

エスカレーター、エレベーターを見ても分かりますが、ルミネは白、阪急は黒を基調とした店内となっています。
また、外から見ると阪急とルミネの建物は同じぐらいの大きさに見えますが、実際は阪急側の方が大きく、エスカレーターも2人乗りのものが設置されています。
ルミネの店舗面積は、別館も入れて阪急と同じぐらいになります。
阪急とルミネ間の通路。1フロアに2か所あります。

阪急内吹き抜け。

阪急内にある、謎の石。

映画館フロア直通エレベーター

映画館フロア

丸の内ピカデリー

8階~10階にあるエスカレーター

合わせ鏡になっており、無限エスカレーター状態となっています。

<ルミネ有楽町店 店舗概要>
開業:2011年10月28日
店舗面積:11300㎡
営業時間:
平日 11:00~21:30
土日祝 11:00~21:00
レストラン | 11:00~23:00
住所:千代田区有楽町2-5-1
HP:http://www.lumine.ne.jp/yurakucho/info/index.html
<阪急MEN'S TOKYO 店舗概要>
開業:1984年10月6日
店舗面積:11000㎡
営業時間:
月・火曜日 正午→午後8時
水~金曜日 正午→午後9時
土曜日 午前11時→午後9時
日曜日・祝日 午前11時→午後8時
住所:東京都千代田区有楽町2丁目5番1号
HP:http://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/information/
<フロアガイド>
阪急メンズ東京

2色刷りのシンプルなものです。

ルミネ有楽町。ルミネ全店共通のデザインです。

阪急と違い、カラフルなデザイン。

店内の様子と同じく、阪急は黒、ルミネは白を基調としたデザインです。