イオン、首都圏のスーパー3社を統合へ
- 2014/05/20
- 01:17
イオン、丸紅、マルエツ、カスミは5月19日、「首都圏におけるスーパーマーケット連合」の創設について基本合意したと発表しました。
合意文書(PDF):http://www.maruetsu.co.jp/corporate/newsrelease/pdf/newsrelease140519a.pdf
以下一部抜粋
マルエツ、カスミ、イオン、丸紅の各社は、「マルエツ」、「カスミ」、イオンの連結子会社の「マックスバリュ関東(MV関東)」による、「首都圏におけるスーパーマーケット連合(首都圏SM連合)」の創設について、具体的な検討を開始することで合意しました。
4社は、首都圏SM連合の第一弾として、2015年3月までにマルエツ、カスミ、MV関東の3社で共同持株会社を設立し、2020年を目途に首都圏における売上高1兆円、1000 店舗体制を構築、将来は国内ナンバーワン規模のSM連合体を目指すべく、今後具体的な検討を進めてまいります。
イオンと丸紅は特定目的会社を設立の上、共同持株会社の発行済株式総数の過半を保有することを前提として検討を進める予定であり、その場合、共同持株会社はイオンの連結子会社、丸紅の持分法適用関連会社となる見込みです。
以上抜粋
<各社報道>
・時事通信:http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014051900653
・日本経済新聞:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ190DP_Z10C14A5000000/
・流通ニュース:http://ryutsuu.biz/store/g051905.html
これからは個人的な感想です。
イオンと丸紅の食品スーパー再編計画は以前から存在しており、今回ようやく計画がまとまったようです。
しかし、3社といってもマックスバリュ関東の規模は年商430億円で、実質的にマルエツ(年商3193億円)とカスミ(年商2246億円)の経営統合と言えそうです。
3社の売上高の合計は約5900億円で、首都圏で約450店舗を運営することとなり、食品スーパー最大手の「ライフコーポレーション」を上回る規模となります。
経営統合後も各社の店舗ブランドは維持される方針で、ある程度独自の経営が行われるようです。
売上高1兆円を目指すということで、今後も同業他社の参加を募るようですが、実際は難しいと思います。
こちらの東洋経済の記事をご覧ください。
http://toyokeizai.net/articles/-/14312
昨年の6月ごろからこの構想があったということですが、丸紅が出資する「東武ストア」やイオンが出資する「いなげや」は現状維持を求め、連合に入るつもりはないようです。
また、イオンが出資する「ベルク」も今回の統合に参加していません。
合意文書(PDF):http://www.maruetsu.co.jp/corporate/newsrelease/pdf/newsrelease140519a.pdf
以下一部抜粋
マルエツ、カスミ、イオン、丸紅の各社は、「マルエツ」、「カスミ」、イオンの連結子会社の「マックスバリュ関東(MV関東)」による、「首都圏におけるスーパーマーケット連合(首都圏SM連合)」の創設について、具体的な検討を開始することで合意しました。
4社は、首都圏SM連合の第一弾として、2015年3月までにマルエツ、カスミ、MV関東の3社で共同持株会社を設立し、2020年を目途に首都圏における売上高1兆円、1000 店舗体制を構築、将来は国内ナンバーワン規模のSM連合体を目指すべく、今後具体的な検討を進めてまいります。
イオンと丸紅は特定目的会社を設立の上、共同持株会社の発行済株式総数の過半を保有することを前提として検討を進める予定であり、その場合、共同持株会社はイオンの連結子会社、丸紅の持分法適用関連会社となる見込みです。
以上抜粋
<各社報道>
・時事通信:http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014051900653
・日本経済新聞:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ190DP_Z10C14A5000000/
・流通ニュース:http://ryutsuu.biz/store/g051905.html
これからは個人的な感想です。
イオンと丸紅の食品スーパー再編計画は以前から存在しており、今回ようやく計画がまとまったようです。
しかし、3社といってもマックスバリュ関東の規模は年商430億円で、実質的にマルエツ(年商3193億円)とカスミ(年商2246億円)の経営統合と言えそうです。
3社の売上高の合計は約5900億円で、首都圏で約450店舗を運営することとなり、食品スーパー最大手の「ライフコーポレーション」を上回る規模となります。
経営統合後も各社の店舗ブランドは維持される方針で、ある程度独自の経営が行われるようです。
売上高1兆円を目指すということで、今後も同業他社の参加を募るようですが、実際は難しいと思います。
こちらの東洋経済の記事をご覧ください。
http://toyokeizai.net/articles/-/14312
昨年の6月ごろからこの構想があったということですが、丸紅が出資する「東武ストア」やイオンが出資する「いなげや」は現状維持を求め、連合に入るつもりはないようです。
また、イオンが出資する「ベルク」も今回の統合に参加していません。