11/20開業 イオンモール多摩平の森
- 2014/11/21
- 02:47
2014年11月20日。
東京都日野市多摩平2丁目に、イオンモール多摩平の森が開業しました。
開業当日に行ってまいりましたので、ご紹介いたします。
写真が50枚以上あるため、動作が大変重くなっております。申し訳ありません。
店舗外観。
当日はあいにくの雨でした。


吹き抜けのあるエントランスフロア。

1階は「みんなのおいしいが見つかるグルメフロア」となっており、
イオンスタイルストア、飲食店及びフードコートがあります。

「森のキッチンコート」と名付けられたフードコート。なぜかパラソルが立っています。

2階は「家族の楽しみを応援するライフスタイルフロア」となっており、
レディス・メンズファッションや雑貨・インテリアのテナントが入居しています。
主要テナントのGU。

主要テナントの無印良品。

2階モール内の様子。


3階は「ママと子どもと地域がつながるコミュニティフロア」となっており、
キッズファッションやアミューズメント施設などが入居しています。
主要テナントの未来屋書店(イオン傘下の書籍販売企業)。

四季の森ガーデンという屋上庭園も設置されていますが、
この日は雨だったので遊んでいる子どもの姿はありませんでした。

モール中央の「ぬく森ガーデン」。
良く見ると柱が木の形をしています。

それでは、核店舗であるイオン多摩平の森店(イオンスタイルストア)へ参りましょう。
入口。
天井が高くて開放的ですね。

スポット照明で商品も明るく照らされています。

籠を用いた陳列が多く行われています。

ミニトマトバイキングもあります。

オーガニック野菜も販売。霧が放出されているため、写真が霞んでいます。

続いては鮮魚売場へ参ります。
対面販売・調理を実施。

豊富な種類の魚。

カニも山積み。

お刺身はファミリー向けの大容量パックから少量パックまで充実の品揃え。


続いては精肉売場へ参ります。

一応調理場は見えますが、量り売りなどはしていない模様。

お値段は安いですが、ここまで積まれると下の方のお肉が心配です。
少し積み過ぎではないでしょうか。

次にグロサリー売場へ参ります。
エンドにはトップバリュが鎮座。

グロサリー売場では商品棚の最上段スペースに調理器具などを並べています。

正直なところ何に使うのかよく分からない商品もあります。

パスタは普通のロングパスタだけでなく、様々なショートパスタも豊富。

ドライフルーツもかなりの品揃えです。

日本各地のお菓子を集めたコーナーがありました。

オーガニック食品コーナーを設置。

栄養ドリンクやエナジードリンクの売場が広いですね。

ペットボトルは横に積む方式。

イオンリカーがあるにも関わらず、イオン直営売場にも日本酒、ワイン、ビールの品揃えが豊富です。


アイスクリーム、冷凍食品はリーチイン冷凍ショーケースに入れられています。


そして、今回注目を集めているのがこちら。
フランスの冷凍食品「ピカール(picard)」の売場です。
イオンがフランスの冷凍食品専門店の最大手、ピカールと提携して展開した日本初の売場です。
通常の冷凍食品に比べ、かなり高価格帯の商品が並んでいます。

お惣菜売場へ参りましょう。

焼き鳥バイキング。

揚げ物バイキング。

焼き魚バイキング。
焼き魚までバイキング形式で提供するのは珍しいですね。

セルフサービスのカレーとスープ。

お寿司のばら売り。
「お好みのネタを一貫からどうぞ」。

そして、お惣菜で注目なのはこちら。
「マイセレクトデリ」のコーナーです。
和洋中華惣菜約50品目をブッフェ方式で販売しています。

料理はこんな感じ。


ピザコーナー「ピッツアソリデラ」。

洋日配売場の様子。

パン売場。

お酒のおつまみとなるチーズやハムも充実。

日用品売場は小さいのですが、トップバリュの調理家電も扱っています。

レジ付近の様子。

なお、この店舗には料理メニューの提案を行うクッキングステーションがありますが、当日はみかん売場となっていました。

イオン直営売場の向かいに、イオンリカーがあります。

かなり良くできた陳列。

イオンモール多摩平の森 店舗概要
開業: 2014年11月20日
店舗面積(総賃借面積): 24000㎡
営業時間:
イオンモール専門店街・フードコート 9:00~22:00
1F レストラン街 10:00~23:00
1F イオン多摩平の森店(食品) 9:00~23:00 ※12月1日(月)より7:00オープン
1F、2F イオン多摩平の森店(その他) 9:00~22:00
駐車場:980台
駐輪場:1200台
イオンモールHP: http://tamadairanomori-aeonmall.com/
イオン直営売場HP: http://www.aeon.jp/aeon/tamadairanomori/
< 店内の様子 >
時間帯: 14~17時
お客さん: 多い
通路: やや広い
雰囲気: 落ち着いた
客層: 家族連れ、子連れ多い
買い物内容: かなり多い
店内BGM: 各種案内、「この街で」 DREAMS COME TRUE
レジ: 20台(20台稼働中)
休憩スペース: 食品売場には無し
インストアベーカリー: 食品売場には無し
開店ニュースリリース: http://www.aeon.info/news/2014_2/pdf/140910R_4_4.pdf
今年都内で開業した商業施設の中で、最大のものがイオンモール多摩平の森だと思われます。
2番目がコレド室町かキラリナ京王吉祥寺でしょうか。中央線沿線は出店ラッシュですね。
当初私は、「イオンモール」と言えば武蔵村山や日の出にあるような巨大ショッピングモールを想像してしまったのですが、思ったよりもかなりコンパクトな店舗となりました。また、従来のイオンであればこの程度の店舗面積であれば全て自社直営で運営していたと思います。23区内の東雲店、品川シーサイド店、南砂店などは約20000㎡にも関わらずテナントがほとんど入っていません。
ですがこのモールでは、総合スーパー業態不振のためか大幅に自社直営売場が削られ、直営では衣料品すら売らないという売場構成となりました。その分、フードコートやレストラン街が非常に充実しています。確かに豊田駅前には利用者数の割に飲食店が少ないのである程度の需要はあるでしょうが、広域型ショッピングセンターでもないのに、少し過剰な気もします。
さて、やはり注目なのはイオンの新業態「イオンスタイルストア」でしょう。ちなみに、イオンスタイルストア=食品スーパー業態という訳ではありません。イオンとしてもあまり明確な違いは打ち出せていないようですが、従来よりファミリー向け、提案型の売場が特徴のようです。
開店当日だけあって、店内は家族連れを中心に多くのお客さんで賑わっていました。結構長い間滞在したのですが、お客さんの数はあまり変わらない一方、レジは時間が経つごとに空いて行きました。慣れて来たということのようです。レジは元々14台なのですが、6台が増設されていました。他のスーパーでは開業の時だけのためにレジを増設したりはしませんので、さすが最大手企業という感じです。
売場では特に鮮魚、精肉売場が混雑しており、まともに前へ進めないほどでした。一方グロサリー売場は全体的にお客さんが少なく、通路幅も広かったため普通に移動できました。店頭では、みかん、つけもの、豆腐、パン、ハーゲンダッツ、カレー、コーンフレーク、コーヒー、ジュース、ピザ、つるしベーコン、ステーキ、生ハム、冷凍食品、スムージーなどが試食、試飲できました。今までのスーパーの開業では過去最高品目です。
売場の雰囲気ですが、青果売場はスポット照明しか使用していないにも関わらず、明るく開放的な売場となっています。精肉、鮮魚も同じく明るい売場。一方でグロサリーやお惣菜売場は天井が黒く、照明も控えめで落ち着いた売場となっています。私は一部のイオン店舗の照明が暗すぎると感じることがあるので、このくらいでちょうど良いと思います。
また、写真のように各所でうまい関連陳列が行われています。特にお酒に合いそうな食材の辺りには必ずワインが置かれていました。また、グロサリーにある調理小物の関連陳列も新しい試みだと思います。
品揃えは、売場が広いだけあって全体的に豊富です。特にお惣菜売場は多種多様な料理が揃っており、多くの場面で利用できそうです。また、高級品の取り扱いはそこまででもない一方で、「健康」がキーワードの食品が多く見受けられました。
接客については若干の不満があります。鮮魚売場で呼び込みをしている店員さんが居ましたが、やたら声を張り上げていて、少し不愉快に感じました。「元気の良さ」にも限度がありますよ。
東京都日野市多摩平2丁目に、イオンモール多摩平の森が開業しました。
開業当日に行ってまいりましたので、ご紹介いたします。
写真が50枚以上あるため、動作が大変重くなっております。申し訳ありません。
店舗外観。
当日はあいにくの雨でした。


吹き抜けのあるエントランスフロア。

1階は「みんなのおいしいが見つかるグルメフロア」となっており、
イオンスタイルストア、飲食店及びフードコートがあります。

「森のキッチンコート」と名付けられたフードコート。なぜかパラソルが立っています。

2階は「家族の楽しみを応援するライフスタイルフロア」となっており、
レディス・メンズファッションや雑貨・インテリアのテナントが入居しています。
主要テナントのGU。

主要テナントの無印良品。

2階モール内の様子。


3階は「ママと子どもと地域がつながるコミュニティフロア」となっており、
キッズファッションやアミューズメント施設などが入居しています。
主要テナントの未来屋書店(イオン傘下の書籍販売企業)。

四季の森ガーデンという屋上庭園も設置されていますが、
この日は雨だったので遊んでいる子どもの姿はありませんでした。

モール中央の「ぬく森ガーデン」。
良く見ると柱が木の形をしています。

それでは、核店舗であるイオン多摩平の森店(イオンスタイルストア)へ参りましょう。
入口。
天井が高くて開放的ですね。

スポット照明で商品も明るく照らされています。

籠を用いた陳列が多く行われています。

ミニトマトバイキングもあります。

オーガニック野菜も販売。霧が放出されているため、写真が霞んでいます。

続いては鮮魚売場へ参ります。
対面販売・調理を実施。

豊富な種類の魚。

カニも山積み。

お刺身はファミリー向けの大容量パックから少量パックまで充実の品揃え。


続いては精肉売場へ参ります。

一応調理場は見えますが、量り売りなどはしていない模様。

お値段は安いですが、ここまで積まれると下の方のお肉が心配です。
少し積み過ぎではないでしょうか。

次にグロサリー売場へ参ります。
エンドにはトップバリュが鎮座。

グロサリー売場では商品棚の最上段スペースに調理器具などを並べています。

正直なところ何に使うのかよく分からない商品もあります。

パスタは普通のロングパスタだけでなく、様々なショートパスタも豊富。

ドライフルーツもかなりの品揃えです。

日本各地のお菓子を集めたコーナーがありました。

オーガニック食品コーナーを設置。

栄養ドリンクやエナジードリンクの売場が広いですね。

ペットボトルは横に積む方式。

イオンリカーがあるにも関わらず、イオン直営売場にも日本酒、ワイン、ビールの品揃えが豊富です。


アイスクリーム、冷凍食品はリーチイン冷凍ショーケースに入れられています。


そして、今回注目を集めているのがこちら。
フランスの冷凍食品「ピカール(picard)」の売場です。
イオンがフランスの冷凍食品専門店の最大手、ピカールと提携して展開した日本初の売場です。
通常の冷凍食品に比べ、かなり高価格帯の商品が並んでいます。

お惣菜売場へ参りましょう。

焼き鳥バイキング。

揚げ物バイキング。

焼き魚バイキング。
焼き魚までバイキング形式で提供するのは珍しいですね。

セルフサービスのカレーとスープ。

お寿司のばら売り。
「お好みのネタを一貫からどうぞ」。

そして、お惣菜で注目なのはこちら。
「マイセレクトデリ」のコーナーです。
和洋中華惣菜約50品目をブッフェ方式で販売しています。

料理はこんな感じ。


ピザコーナー「ピッツアソリデラ」。

洋日配売場の様子。

パン売場。

お酒のおつまみとなるチーズやハムも充実。

日用品売場は小さいのですが、トップバリュの調理家電も扱っています。

レジ付近の様子。

なお、この店舗には料理メニューの提案を行うクッキングステーションがありますが、当日はみかん売場となっていました。

イオン直営売場の向かいに、イオンリカーがあります。

かなり良くできた陳列。

イオンモール多摩平の森 店舗概要
開業: 2014年11月20日
店舗面積(総賃借面積): 24000㎡
営業時間:
イオンモール専門店街・フードコート 9:00~22:00
1F レストラン街 10:00~23:00
1F イオン多摩平の森店(食品) 9:00~23:00 ※12月1日(月)より7:00オープン
1F、2F イオン多摩平の森店(その他) 9:00~22:00
駐車場:980台
駐輪場:1200台
イオンモールHP: http://tamadairanomori-aeonmall.com/
イオン直営売場HP: http://www.aeon.jp/aeon/tamadairanomori/
< 店内の様子 >
時間帯: 14~17時
お客さん: 多い
通路: やや広い
雰囲気: 落ち着いた
客層: 家族連れ、子連れ多い
買い物内容: かなり多い
店内BGM: 各種案内、「この街で」 DREAMS COME TRUE
レジ: 20台(20台稼働中)
休憩スペース: 食品売場には無し
インストアベーカリー: 食品売場には無し
開店ニュースリリース: http://www.aeon.info/news/2014_2/pdf/140910R_4_4.pdf
今年都内で開業した商業施設の中で、最大のものがイオンモール多摩平の森だと思われます。
2番目がコレド室町かキラリナ京王吉祥寺でしょうか。中央線沿線は出店ラッシュですね。
当初私は、「イオンモール」と言えば武蔵村山や日の出にあるような巨大ショッピングモールを想像してしまったのですが、思ったよりもかなりコンパクトな店舗となりました。また、従来のイオンであればこの程度の店舗面積であれば全て自社直営で運営していたと思います。23区内の東雲店、品川シーサイド店、南砂店などは約20000㎡にも関わらずテナントがほとんど入っていません。
ですがこのモールでは、総合スーパー業態不振のためか大幅に自社直営売場が削られ、直営では衣料品すら売らないという売場構成となりました。その分、フードコートやレストラン街が非常に充実しています。確かに豊田駅前には利用者数の割に飲食店が少ないのである程度の需要はあるでしょうが、広域型ショッピングセンターでもないのに、少し過剰な気もします。
さて、やはり注目なのはイオンの新業態「イオンスタイルストア」でしょう。ちなみに、イオンスタイルストア=食品スーパー業態という訳ではありません。イオンとしてもあまり明確な違いは打ち出せていないようですが、従来よりファミリー向け、提案型の売場が特徴のようです。
開店当日だけあって、店内は家族連れを中心に多くのお客さんで賑わっていました。結構長い間滞在したのですが、お客さんの数はあまり変わらない一方、レジは時間が経つごとに空いて行きました。慣れて来たということのようです。レジは元々14台なのですが、6台が増設されていました。他のスーパーでは開業の時だけのためにレジを増設したりはしませんので、さすが最大手企業という感じです。
売場では特に鮮魚、精肉売場が混雑しており、まともに前へ進めないほどでした。一方グロサリー売場は全体的にお客さんが少なく、通路幅も広かったため普通に移動できました。店頭では、みかん、つけもの、豆腐、パン、ハーゲンダッツ、カレー、コーンフレーク、コーヒー、ジュース、ピザ、つるしベーコン、ステーキ、生ハム、冷凍食品、スムージーなどが試食、試飲できました。今までのスーパーの開業では過去最高品目です。
売場の雰囲気ですが、青果売場はスポット照明しか使用していないにも関わらず、明るく開放的な売場となっています。精肉、鮮魚も同じく明るい売場。一方でグロサリーやお惣菜売場は天井が黒く、照明も控えめで落ち着いた売場となっています。私は一部のイオン店舗の照明が暗すぎると感じることがあるので、このくらいでちょうど良いと思います。
また、写真のように各所でうまい関連陳列が行われています。特にお酒に合いそうな食材の辺りには必ずワインが置かれていました。また、グロサリーにある調理小物の関連陳列も新しい試みだと思います。
品揃えは、売場が広いだけあって全体的に豊富です。特にお惣菜売場は多種多様な料理が揃っており、多くの場面で利用できそうです。また、高級品の取り扱いはそこまででもない一方で、「健康」がキーワードの食品が多く見受けられました。
接客については若干の不満があります。鮮魚売場で呼び込みをしている店員さんが居ましたが、やたら声を張り上げていて、少し不愉快に感じました。「元気の良さ」にも限度がありますよ。