板橋区は徳丸。
東武東上線の東武練馬駅から徒歩1分程度のところに、イオン板橋ショッピングセンターはあります。
イオンについてイオンは国内最大手の小売業者です。グループの主力事業は郊外の大型ショッピングモールの運営で、その他にも総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、シネマコンプレックス、ドラッグストアなど、業種は多岐に渡ります。2015年2月期決算では営業収益7兆785億円、営業利益1413億円となっています。
イオン 沿革・1758年 岡田惣左衛門が太物・小間物商を三重県四日市市で創業。屋号は篠原屋。
・1887年 岡田五代目惣右衛門が四日市久六町にあった店舗を四日市辻へ移転。 屋号を岡田屋と改称。
・1926年 岡田六代目惣右衛門が株式会社に改組、(株)岡田屋呉服店を設立。
・1959年 (株)岡田屋呉服店が(株)岡田屋に社名変更
・1969年 岡田屋、フタギ、シロの3社共同出資で共同仕入機構「ジャスコ株式会社」を設立。
・1970年 岡田屋がフタギ、オカダヤチェーン、カワムラ、ジャスコを合併。翌4月ジャスコ(株)に社名変更。
・1976年 千葉県の扇屋を吸収合併。
・1977年 茨城県の伊勢甚グループを吸収合併。
・1989年 イオングループが発足。
・2000年 ヤオハンジャパンが(株)ヤオハンに社名を変更し、イオングループ入り。
・2001年 ジャスコ(株)がイオン(株)へ社名変更。グループ名もイオングループからイオンへ。
・2003年 (株)マイカル、(株)マイカル九州がイオングループ入り。
・2011年 店舗ブランドを「イオン」に統一。「ジャスコ」「サティ」は消滅。
・2013年 ダイエーを子会社化。
店舗外観

別角度から

フロアガイド(クリックで拡大できます)

まずは1階の生鮮売場から見ていきます。
青果売場。1つの商品を大量に陳列。

売場前面にはスイカコーナーがありましたが、スイカが1つもありませんでした。

ミニトマトバイキングのコーナーがありましたが、このような状態でした。

和日配売場。

精肉売場の通路。中央に特売品が並んでおり、手に取るお客さんも多かったです。

精肉売場の品揃え。

豚肉ばらスライス(解凍)が売られていましたが、完全に凍っていました。
普通、解凍肉というものは解凍した状態で並べるものではないでしょうか。

豚肉ロース味付ソテー用肉のバイキングコーナー。
様々な味付けのお肉が1枚90円で販売されています。

鮮魚売場。ガラス張りの調理場で対面販売を実施。

切り身が豊富。

お刺身の品揃え。5点盛りで458円というのは安いですね。
品目も豊富です。

小分けパックも充実。

お魚ステーキやさんまのかば焼きもバイキング形式で販売。

洋日配売場。

お惣菜売場。各種専門店が入居。

お惣菜バイキング。品数自体はものすごく豊富ですが、陳列がなんだか味気ないです。

握り寿司バイキングには人だかりが出来ていました。

オリジン弁当とコラボした惣菜量り売りコーナー。
凝ったお惣菜が並びます。

冷凍ショーケース。
冷凍食品、アイスクリームの品揃えも豊富。

お茶などを凍らせて販売するのは良いアイデアだと思います。

イオンリカー。ワインを中心に豊富なラインナップ。

陳列も上手に出来ています。しかし、瓶やテーブルにはホコリがべったりとついておりクリンリネスは徹底されていません。

グロサリー売場。「ごま」「砂糖」など分かりやすい表示。

品切れ、前出し不足が非常に目立ちます。

洋日配売場でも品切れが続出。

飲料売場では品出し中でしたが、段ボールがこのように置かれていました。(※営業中です)

イオン直営売場とは他に、1階には精肉・鮮魚の専門店が入居しています。

このあとは生鮮品以外の売場紹介です。
1階化粧品売場。白を基調としたきれいな売場です。

2階紳士服売場。

婦人服売場。

トップバリュコレクションのコーナー。

3階子供服売場。「キッズ共和国」

4階 スマホ売場。イオンスマホなどを販売していました。

エアコンなどの家電製品も扱っています。

家具売場。

「イオン住まいのリフォーム」のコーナー。
トイレやキッチンなどの見本が展示されています。

4階無印良品

4階未来屋書店。

5階「イオンシネマ」(元ワーナー・マイカル・シネマズ)
イオン板橋ショツピングセンター 店舗概要開業: 不明
店舗面積: 43498㎡
営業時間:
1F (イオン直営) 8:00~24:00
2F~4F 9:00~22:00
イオン専門店街 9:00~22:00
5F レストラン街 11:00~22:00 ※店舗により営業時間が異なります
住所: 東京都板橋区徳丸2丁目6番地1号
駐車場: 約920台(1000円以上お買い上げで2時間無料)
駐輪場: 約1850台(3時間無料)
HP:
http://www.aeon.jp/sc/itabashi/価格調査(2015年7月14日)
<この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>キャベツ 78円
レタス 158円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす5本 298円
スイカ1/6 298円
国産牛切り落とし100g 267円(税込)
国産豚バラ肉100g 248円(税込)
国産鶏もも肉100g 105円(税込)
まぐろ100g 537円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 158円
日清キャノーラ油1L 218円
キューピーマヨネーズ450g 188円
マルちゃん正麺 278~348円
コカ・コーラ1.5L 130円
ほろよい 100円
スーパードライ350ml6本 1008円
卵10個 128円
小アイス 85~98円
箱アイス 165~228円
冷凍食品 約4割引き
雪印コーヒー1L 108円
明治おいしい牛乳1L 228円
ブランド米5kg 1180円
おかめ納豆極小粒3パック 84円
明治ブルガリアヨーグルト450g 145円
ヤマサ昆布つゆ1L 無し
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 70g×4缶 未確認
カルビーポテチ60g 80円
カルビーじゃがりこ 118円
シャウエッセン 2袋 475円
ハウスバーモントカレー230g 188円
パスコ超熟6枚 128円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 12~17時頃
お客さん: やや多い
通路: 普通
雰囲気: きれい
客層: 学生グループ、子連れ、主婦多い
買い物内容: 生鮮、日配、惣菜中心にやや多め
店内BGM: 英語の歌詞の音楽
精肉加工者: イオンフードサプライ、プライフーズ、自社店内(一部)
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 20台(17台稼働中)
セルフレジ:10台
トイレ: とてもきれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(テナント)
プライベートブランド: トップバリュ
東武練馬駅前にある「イオン板橋ショツピングセンター」という不思議な店舗名ですが、駅の北口は板橋区なので、間違いではないです。2000年5月に「板橋サティ」として開業。2011年にイオンへ改称されました。当初からシネコン「ワーナー・マイカル・シネマズ」が併設されていましたが、こちらも2013年にイオンシネマへ改称されました。
40000平米という規模ながら駅前立地の総合スーパーです。イオンの総合スーパーは直営売場が多いことが特徴なので、板橋店でも主なテナントは無印良品と未来屋書店のみです。品揃えとしては食料品、衣料品、日用雑貨のほかに家具や家電製品も直営で販売。ちなみに都内のほかのイオンが東雲や品川シーサイドなどの郊外(僻地)に出店しているのに対し、元サティの板橋店や西新井店は駅前の一等地に店舗を構えています。
売場を見ていると、全体的に品出し不足が酷いです。グロサリーだけでなく、青果や日配部門でも見受けられました。グロサリーでは写真のように棚がスカスカで、前出しも十分で無いためごちゃごちゃした印象になってしまっています。青果ではミニトマトバイキングで12種中2種類しか陳列されていなかったり、目玉商品のスイカが1つも並んでいないといった事態が発生していました。
また、店員さんが売場各所で品出し中だったのですが、6輪台車をいたるところに置きっぱなしにしており、とても邪魔に感じました。お客様へのあいさつ、気配りはきちんと出来ていましたが、台車を一通り置いてから品出しに移るという手法はやめた方が良いと思います。
青果売場の品揃えは普通。高級品はあまり扱っていませんが、小分けパックは充実していました。しかし、品切れもそうですが、陳列も整えられておらず、せっかくのスポット照明にも関わらず上質感は出ていません。
精肉売場は、これほどの大型店なのにプロセスセンターで加工されていました。品揃えもあまり豊富ではなく、ファミリー向けの焼肉盛り合わせも扱っていませんでした。ただ、豚肉ロース味付け肉のバイキング方式での販売は良い売り方だと思います。
鮮魚売場では対面販売を実施しており、まるまる一匹の魚や切り身など、豊富な品揃えが展開されています。お刺身の品揃えも豊富で、写真のように品目もたくさんあってお手頃な価格設定。少量パックも充実しています。店員さんの呼びかけもあり、好印象。品揃えから接客まで、他部門に比べて鮮魚部門の出来の良さが光ります。
グロサリーではあまり高級品やこだわりの品を扱っておらず、トップバリュが多く見受けられました。写真のように品出し不足が酷く、見ていてイライラするレベルでした。本当にこれが日本最大手のスーパーの売場なのだろうかと疑ってしまう程です。
また、1階にはイオン直営の生鮮売場のほかに、タカギフーズ(精肉)とアオキ水産(鮮魚)が入居しています。イオン西新井店(元西新井サティ)でも精肉と鮮魚の専門店が入居していましたが、なぜかサティは店内に競合店を誘致したがるようです。両店とも非常に賑わっていました。
平日に訪れたため上層階のお客さんは少なめでしたが、食料品売場は非常に賑わっていました。付近にはフエンテ(東武ストア)やスーパーみらべるといった小型店しか競合がなく、本格的な食品売場があるスーパーがイオンしかないため、多くのお客さんが利用しているようです。