ダイエー相模原店
- 2016/09/12
- 23:52
こちらの店舗は11月30日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日の模様はこちらの記事をご覧ください。→http://daieisaison.blog.fc2.com/blog-entry-429.html
神奈川県は相模原市。
横浜線の相模原駅から徒歩5分程度のところに、ダイエー相模原店はあります。
店舗外観

別角度から

裏側から見るとこんな感じ。

大規模小売店舗表示板。

フロアガイド。
地下1階から地上5階の6フロアで営業。

営業終了のお知らせ

5階にあったアシーネ(旧ダイエーグループで現在は未来屋書店へ吸収された書店)は先行して閉店しています。

従業員とお客さん、双方からのメッセージが飾られていました。

地下1階、青果売場。
ダイエーでは決まって設置されている「FOODMARKET」の文字。

ミニトマトバイキングも実施。

青果売場から和日配、鮮魚コーナーへと続きます。広々とした通路。

和日配と鮮魚の間にクラフトビールを集めたコーナーがありました。
缶と瓶ともに輸入品も含めかなり豊富。しかしビールはお刺身など鮮魚に合わないという人もいるので、なぜこの場所にしたのでしょうか。

鮮魚売場は対面販売。調理風景も見ることが出来ます。

煮込むだけの簡単鍋。
アルミ箔でできた、そのまま火に掛けるだけという単身者・少人数向けの鍋です。かなり豊富な品揃えですね。

お刺身はあまり高級な品揃えは見られません。

お魚屋さんの焼き魚コーナーでは鮎の塩焼きも販売。
鮎を生で売っているスーパーは多いですが、店内で鮎の塩焼きを作って販売している所は珍しいですね。
買ってみましたが十分に美味しかったです。

鮮魚に続いて惣菜を展開。

続く惣菜売場。

カレイの唐揚げも販売するなど普通のダイエーより充実した揚げ物・天ぷらコーナー。

お弁当も健康志向な品揃え。

精肉売場。

精肉の品揃え。
さつま姫牛も扱いますが他店と比べ品揃えが少なめ。

パンから洋日配コーナー。

加工食品売場。

ワインコーナー。かんつまも充実。

ハロウィン関連の催事コーナー。

ここからは1階以上のフロアを見ていきたいと思います。
1階靴売場はイオン傘下のグリーンボックスが担当。
その他自転車コーナー、化粧品コーナーなどがあります。

2階婦人服売場。
「売りつくし」ではなく「ご愛顧感謝セール」の垂れ幕が並びます。

3階紳士服売場。


紳士服売場の奥は売りつくし特設会場となっており、靴やかばん、衣料品を販売。

4階、住まいの品フロアでもセールを実施。

寝具コーナー

こたつや座椅子

アミューズメント施設「らんらんらんど」

5階のほぼ全てのスペースはダイソーが入居しています。

トイレは階段の途中に設置されています。

ダイエー相模原店 店舗概要
開業: 1977年11月2日
店舗面積: 12176㎡
営業時間:
地下1階~1階 7時開店~22時閉店
2階~5階 9時開店~21時閉店
住所: 神奈川県相模原市中央区相模原3-9-21
駐車場: 149台(60分/200円、お買上1000円以上2時間無料 )
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0314
価格調査(2016年9月10日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 158円
レタス 158円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす5本 248円
スイカ1/8 398円
国産牛切り落とし100g 298円(税込)
国産豚バラ肉100g 218円(税込)
国産鶏もも肉100g 116円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 228円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 228円(ダイエーPB)
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml6本 1018円
卵10個 198円
小アイス 98円
箱アイス 228~268円
冷凍食品 約4割引き
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 255円
ブランド米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 88円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ヤマサ昆布つゆ1L 328円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 70g×4缶 398円
コイケヤポテチ60g 98円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 498円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 138円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 16時頃
お客さん: 少ない
通路幅: やや広い
雰囲気: 明るい
客層: 中高年単身、子連れ多い
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
店内BGM: 有線放送(音小さい)
精肉加工者: 自社店内、アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内、アルティフーズ
食品レジ: 5台(2台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: やや汚い
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
所感
相模原駅から少し歩いたところにある、5階建てのGMSタイプの店舗。1977年に開業し、今年で39年目を迎えますが、11月末での閉店が発表されました。イオンへの転換という訳ではなく、完全閉店での撤退のようです。ちなみに、相模原駅前にはかつて忠実屋があり、ダイエー吸収後は相模原駅前店として営業していましたが、1998年に閉店しています。なお5階のアシーネ(書店)は先行して2月に閉店しています。
地下1階は食料品のフロア。エスカレータを降りると青果、鮮魚、惣菜、精肉の順に展開。売場は一通り改装されており、スポット照明なども設置されています。品揃えは最新のダイエーやイオンで扱っている高級品・こだわりの品はあまり見られず、あくまで普段使いの商品が中心です。
青果コーナーは、カットフルーツを充実させたりミニトマトバイキングを導入するほか、カット野菜も販売。鮮魚コーナーは対面販売を行っていますが、1匹そのままの状態の魚はあまり並んでいません。切り身やお刺身もそこそこという感じですが、アルミ箔の各種鍋は寄せ鍋、つみれ鍋、ごま坦々鍋、ちゃんこ鍋など豊富な種類を展開。単身者には嬉しい商品ですね。
惣菜コーナーでは豊富な焼き鳥、天ぷら、揚げ物をバイキング形式で提供するほか、ローストビーフや生春巻き、多種多様なサラダなど充実の品揃え。「お魚屋さんの焼き魚」のコーナーでは旬のサンマの塩焼きだけでなく、鮎・かれい・ほっけ・サバの塩焼き、かれいの煮付けも販売しています。精肉コーナーは他店よりも品揃えが少なめな印象ですが、さくら姫牛や地元神奈川で育てられた「はまぶた」などこだわりの品も取り扱います。ファミリー向けの焼肉盛り合わせなどは置いていませんでした。
加工食品は品出し、前出しがほぼ完璧に行われており、フェイシングもきちんと出来ています。ワインなどお酒は規模の割に充実していますが、もう少し分かりやすい分類をしたり案内表示をした陳列だと良いですね。一方で従業員の接客については十分良いと感じました。品出し中のあいさつや、惣菜コーナーで揚げたての品を紹介する呼び込みなども出来ていますし、レジも混雑するとすぐに応援が入るなど評価できると思います。
訪れたのは土曜日でしたが、正午頃は食品も含めて本当に店内が閑散としていました。唯一マクドナルドが賑わっていたぐらいです。夕方になってもお客さんが少なく、食品レジも2台のみで対応していました。いままでたくさんのダイエーを見てきましたが、グルメシティ業態と違って総合スーパーの店舗でここまでお客さんが少ないのは初めてです。赤字での閉店も頷けます。
おそらく原因は立地にあるのでしょう。駅から徒歩5分という中途半端な立地で、駅から商店街や繁華街が続いているわけではありません。かつてはすぐ隣に平面駐車場を有していましたが、そこにはマンションが建設中で、現在は少し離れた場所にあります。競合についても駅前のライフの他、三和やオーケーが近隣にあり、隣駅の橋本駅前には大型SCのアリオが立地しています。閉店後の跡地利用は決まっていませんが、築年数としてはまだ商業施設として利用可能であり、長崎屋運営のドン・キホーテなど可能性があると思います。
閉店セールが既に始まっていましたが、従来のダイエーのような黄黒幕が貼られ「売りつくし」の文字が並ぶ様子ではなく、「ご愛顧感謝セール」というかたちで控えめな飾り付けが行われていました。今後はもっと特設コーナーも増えるでしょうし、どういった販売促進が行われていくのかも注目ですね。閉店最終日は難しいかも知れませんが、間近になったらもう一度訪れようと思います。
閉店当日の模様はこちらの記事をご覧ください。→http://daieisaison.blog.fc2.com/blog-entry-429.html
神奈川県は相模原市。
横浜線の相模原駅から徒歩5分程度のところに、ダイエー相模原店はあります。
店舗外観

別角度から

裏側から見るとこんな感じ。

大規模小売店舗表示板。

フロアガイド。
地下1階から地上5階の6フロアで営業。

営業終了のお知らせ

5階にあったアシーネ(旧ダイエーグループで現在は未来屋書店へ吸収された書店)は先行して閉店しています。

従業員とお客さん、双方からのメッセージが飾られていました。

地下1階、青果売場。
ダイエーでは決まって設置されている「FOODMARKET」の文字。

ミニトマトバイキングも実施。

青果売場から和日配、鮮魚コーナーへと続きます。広々とした通路。

和日配と鮮魚の間にクラフトビールを集めたコーナーがありました。
缶と瓶ともに輸入品も含めかなり豊富。しかしビールはお刺身など鮮魚に合わないという人もいるので、なぜこの場所にしたのでしょうか。

鮮魚売場は対面販売。調理風景も見ることが出来ます。

煮込むだけの簡単鍋。
アルミ箔でできた、そのまま火に掛けるだけという単身者・少人数向けの鍋です。かなり豊富な品揃えですね。

お刺身はあまり高級な品揃えは見られません。

お魚屋さんの焼き魚コーナーでは鮎の塩焼きも販売。
鮎を生で売っているスーパーは多いですが、店内で鮎の塩焼きを作って販売している所は珍しいですね。
買ってみましたが十分に美味しかったです。

鮮魚に続いて惣菜を展開。

続く惣菜売場。

カレイの唐揚げも販売するなど普通のダイエーより充実した揚げ物・天ぷらコーナー。

お弁当も健康志向な品揃え。

精肉売場。

精肉の品揃え。
さつま姫牛も扱いますが他店と比べ品揃えが少なめ。

パンから洋日配コーナー。

加工食品売場。

ワインコーナー。かんつまも充実。

ハロウィン関連の催事コーナー。

ここからは1階以上のフロアを見ていきたいと思います。
1階靴売場はイオン傘下のグリーンボックスが担当。
その他自転車コーナー、化粧品コーナーなどがあります。

2階婦人服売場。
「売りつくし」ではなく「ご愛顧感謝セール」の垂れ幕が並びます。

3階紳士服売場。


紳士服売場の奥は売りつくし特設会場となっており、靴やかばん、衣料品を販売。

4階、住まいの品フロアでもセールを実施。

寝具コーナー

こたつや座椅子

アミューズメント施設「らんらんらんど」

5階のほぼ全てのスペースはダイソーが入居しています。

トイレは階段の途中に設置されています。

ダイエー相模原店 店舗概要
開業: 1977年11月2日
店舗面積: 12176㎡
営業時間:
地下1階~1階 7時開店~22時閉店
2階~5階 9時開店~21時閉店
住所: 神奈川県相模原市中央区相模原3-9-21
駐車場: 149台(60分/200円、お買上1000円以上2時間無料 )
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0314
価格調査(2016年9月10日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 158円
レタス 158円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす5本 248円
スイカ1/8 398円
国産牛切り落とし100g 298円(税込)
国産豚バラ肉100g 218円(税込)
国産鶏もも肉100g 116円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 228円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 228円(ダイエーPB)
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml6本 1018円
卵10個 198円
小アイス 98円
箱アイス 228~268円
冷凍食品 約4割引き
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 255円
ブランド米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 88円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ヤマサ昆布つゆ1L 328円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 70g×4缶 398円
コイケヤポテチ60g 98円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 498円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 138円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 16時頃
お客さん: 少ない
通路幅: やや広い
雰囲気: 明るい
客層: 中高年単身、子連れ多い
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
店内BGM: 有線放送(音小さい)
精肉加工者: 自社店内、アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内、アルティフーズ
食品レジ: 5台(2台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: やや汚い
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
所感
相模原駅から少し歩いたところにある、5階建てのGMSタイプの店舗。1977年に開業し、今年で39年目を迎えますが、11月末での閉店が発表されました。イオンへの転換という訳ではなく、完全閉店での撤退のようです。ちなみに、相模原駅前にはかつて忠実屋があり、ダイエー吸収後は相模原駅前店として営業していましたが、1998年に閉店しています。なお5階のアシーネ(書店)は先行して2月に閉店しています。
地下1階は食料品のフロア。エスカレータを降りると青果、鮮魚、惣菜、精肉の順に展開。売場は一通り改装されており、スポット照明なども設置されています。品揃えは最新のダイエーやイオンで扱っている高級品・こだわりの品はあまり見られず、あくまで普段使いの商品が中心です。
青果コーナーは、カットフルーツを充実させたりミニトマトバイキングを導入するほか、カット野菜も販売。鮮魚コーナーは対面販売を行っていますが、1匹そのままの状態の魚はあまり並んでいません。切り身やお刺身もそこそこという感じですが、アルミ箔の各種鍋は寄せ鍋、つみれ鍋、ごま坦々鍋、ちゃんこ鍋など豊富な種類を展開。単身者には嬉しい商品ですね。
惣菜コーナーでは豊富な焼き鳥、天ぷら、揚げ物をバイキング形式で提供するほか、ローストビーフや生春巻き、多種多様なサラダなど充実の品揃え。「お魚屋さんの焼き魚」のコーナーでは旬のサンマの塩焼きだけでなく、鮎・かれい・ほっけ・サバの塩焼き、かれいの煮付けも販売しています。精肉コーナーは他店よりも品揃えが少なめな印象ですが、さくら姫牛や地元神奈川で育てられた「はまぶた」などこだわりの品も取り扱います。ファミリー向けの焼肉盛り合わせなどは置いていませんでした。
加工食品は品出し、前出しがほぼ完璧に行われており、フェイシングもきちんと出来ています。ワインなどお酒は規模の割に充実していますが、もう少し分かりやすい分類をしたり案内表示をした陳列だと良いですね。一方で従業員の接客については十分良いと感じました。品出し中のあいさつや、惣菜コーナーで揚げたての品を紹介する呼び込みなども出来ていますし、レジも混雑するとすぐに応援が入るなど評価できると思います。
訪れたのは土曜日でしたが、正午頃は食品も含めて本当に店内が閑散としていました。唯一マクドナルドが賑わっていたぐらいです。夕方になってもお客さんが少なく、食品レジも2台のみで対応していました。いままでたくさんのダイエーを見てきましたが、グルメシティ業態と違って総合スーパーの店舗でここまでお客さんが少ないのは初めてです。赤字での閉店も頷けます。
おそらく原因は立地にあるのでしょう。駅から徒歩5分という中途半端な立地で、駅から商店街や繁華街が続いているわけではありません。かつてはすぐ隣に平面駐車場を有していましたが、そこにはマンションが建設中で、現在は少し離れた場所にあります。競合についても駅前のライフの他、三和やオーケーが近隣にあり、隣駅の橋本駅前には大型SCのアリオが立地しています。閉店後の跡地利用は決まっていませんが、築年数としてはまだ商業施設として利用可能であり、長崎屋運営のドン・キホーテなど可能性があると思います。
閉店セールが既に始まっていましたが、従来のダイエーのような黄黒幕が貼られ「売りつくし」の文字が並ぶ様子ではなく、「ご愛顧感謝セール」というかたちで控えめな飾り付けが行われていました。今後はもっと特設コーナーも増えるでしょうし、どういった販売促進が行われていくのかも注目ですね。閉店最終日は難しいかも知れませんが、間近になったらもう一度訪れようと思います。