ダイエー新松戸店
- 2016/10/19
- 22:28
千葉県は松戸市。
JR新松戸駅から徒歩8分程度のところに、ダイエー新松戸店はあります。
店舗外観

別角度から。

大規模小売店舗表示板

フロアガイド。
1階では化粧品、日用品を扱い、食料品はなんと2階で展開しています。

1階化粧品売場

住まいの品も1階で販売。

2階フラワーショップ。
総合スーパーとしては充実しており、まるで路面の専門店のような品揃え。

ワインコーナー。
陳列の飾りつけはとても上手だと思いますが、品揃え自体はそこまで豊富ではありません。

ハロウィン関連の陳列。

青果売場。
広々とした売場ですね。

通路幅も広めでゆったりお買い物できます。

ミニトマトバイキングも実施。

カットフルーツは198円から2000円台まで幅広く扱っています。

青果に続く和日配売場。

「晩酌肴処」という珍味コーナーも設置。

鮮魚売場は対面販売を実施。
旬の生さんまなどが並びます。

秋らしい飾りつけ。
手巻き寿司セットも販売しています。

お刺身の品揃え。
文句なしに充実した盛り合わせ。


鮮魚に続く精肉売場。
天井からの配線に蔦を這わせるのはおもしろい工夫ですね。

売場の導入にはさつま姫牛を配置。

イベリコ豚など銘柄肉も販売。

生ハム、サラミ、ローストビーフなどワインのおつまみとなる高級品も多数扱っています。

続いて洋日配コーナー、惣菜コーナーへ。

スポット照明が多く上質感があります。

天ぷら、揚げ物はさすが総合スーパーという品揃え。

最近のダイエーではほとんどの店舗でピザが販売されています。

こちらも最近のダイエーが力を入れる焼き魚コーナー。

単身者向けの、煮込むだけの簡単鍋。

「お魚屋さんの旬鮮寿司」
通常のスーパーでは考えられないほど豊富な品揃え。陳列もきれいに整えられています。

加工食品売場。

コーヒー、紅茶は高級品も扱っています。

両側にショーケースが並ぶ冷凍食品売場。

3階は婦人服、紳士服などのフロア。
こちらは婦人服。

紳士服売場。

かばん、帽子などの服飾雑貨売場。

靴はイオングループのグリーンボックスが担当。

3階には書籍販売のアシーネが入居。(運営はイオン傘下の未来屋書店)

4階は子供服、住まいの品のフロア。
こちらはハロウィンの特設会場。

子供服のコーナー。

子供靴のコーナー。

住まいの品売場ではこのような、生活の一場面を再現した演出を行っています。

マッサージチェアやこたつも販売。

4階にはアミューズメント施設も入居

100円均一のキャン・ドゥもあります。

ダイエー新松戸店 店舗概要
開業: 1981年11月20日
店舗面積: 16974㎡
営業時間:
1階・2階 … 9:00開店~22:00閉店
3階・4階 … 9:00開店~21:00閉店
住所: 千葉県松戸市新松戸3-2-2
駐車場: 750台(当店で1000円以上お買い上げのお客様3時間無料)
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageFloor.do?shopid=0350
価格調査(2016年10月15日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 198円
レタス 248円
きゅうり1本 98円
トマト(L玉、1つ) 128円
なす3本 198円
国産牛切り落とし100g 298円(税込)
国産豚バラ肉100g 219円(税込)
国産鶏もも肉100g 105円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 228円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 178円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 118円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml6本 1000円
卵10個 188円
小アイス 88~98円
箱アイス 188~268円
冷凍食品 約4~5割引き
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 248円
ブランド米5kg 1680円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 168円
ヤマサ昆布つゆ1L 328円
ミツカン味ぽん360ml 218円
はごろもシーチキン 70g×4缶 348円
カルビーポテチ60g 98円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 398円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 138円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 17時頃
お客さん: 多い
通路幅: やや広い
雰囲気: 明るい、きれい
客層: 家族連れ、主婦多い
買い物内容: 生鮮、惣菜、日配中心に多め
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 12台(6台稼働中)
セルフレジ: 6台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり(店内各所)
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
新松戸駅からは徒歩5分ほど離れたところにある店舗です。総合スーパー業態ですが750台の駐車場を備え、広域での集客力は高め。規模は1万7000平米と、この頃のダイエーとしては大きめで、専門店や飲食店も多数入居しています。
また、売場構成が普通のスーパーと変わっています。多くの総合スーパーでは、1階または地下1階に食料品売場を置き、2階以上に衣料品、住まいの品のフロアを配置します。しかしダイエー新松戸店では、1階に日用消耗品や医薬品、自転車の売場があり、生鮮品を含む食料品売場は2階にあります。あとは3階に婦人服・紳士服、4階に子供服・住まいの品と展開していますが、かなり珍しい配置だと思われます。
実は1981年の開業当時、1階にはスケートリンクが設置されていたそうです。ダイエーの経営悪化に伴って2002年に撤去されてしまい、跡地には売場を増床。開業時、食料品を1フロアで扱うには、2階で展開するしか無かったのでしょうか。
食品売場は、青果、鮮魚、精肉、惣菜と続きます。青果ではそれほど珍しいものはありませんが、カットフルーツは様々な種類・サイズを豊富に取り揃えるほか、ミニトマトバイキングも実施しています。小分け野菜やカットサラダも充実。鮮魚売場は対面販売を実施していますが、丸々1尾の魚は多くありません。一方でお刺身は家族向けの4~6点盛りから、あじ、まぐろ、サーモン、イカ、タコ、真鯛、しめ鯖の1点盛りまで非常に充実。中トロのサクやお刺身など高級志向の品揃えも行っています。
精肉売場ではダイエーのプライベートブランド「さつま姫牛」を売場導入部に配置。3980円の焼肉盛り合わせや100g980円のすき焼き用肉など上質なお肉が並びます。試食販売を行っていることもあってか、手に取るお客さんもいました。豚肉ではイベリコ豚も販売。全体的に扱っている部位も多く、味付け肉も取り揃えています。
惣菜売場は他のダイエーと同じく強化されており、豊富な品揃え。焼き魚コーナーでは旬のさんまの塩焼きの他、サーモンはらす塩焼き、かれいの煮付け、さわらの塩焼き、メロカマの照焼きなど普通のスーパーではなかなか見られない種類を店内で焼き上げて販売。揚げ物や天ぷら、焼き鳥についてもバイキング形式で提供しています。お寿司は「お魚屋さんの旬鮮寿司」と題して1人前550円~980円まで幅広い価格帯で販売。また3貫入りの寿司パックも扱っており、1人前では足りない・好きなネタを多く食べたい、といった需要にも応えています。
加工食品では品出し・前出しが徹底されており買い物しやすい売場が出来ていたものの、ゴンドラ上のストックの置き方が気になったので、整理できると良いですね。調味料は基本的な品揃えですが、菓子やカレー、紅茶・コーヒーなどではこだわりの品、高級品が見られました。お酒は青果売場近くにワインコーナーがありますがそこまで充実しておらず、イオン並みとは言えません。冷凍食品はリーチインショーケースが両側に並んでおりかなり明るく、独特な雰囲気になっていました。
1階にはミスタードーナツ、ケンタッキー・フライド・チキン、タリーズコーヒーなど飲食店が揃います。直営売場は医薬品、化粧品、日用消耗品などです。2階の端には丸亀製麺が入居。3階は婦人服、紳士服の売場でかなり広々としています。マネキン陳列も多く、衣料はきちんと整えられており、古い総合スーパーでよくある乱雑とした様子は感じられません。お客さんも普通のダイエーに比べ多く、客層も老人ばかりではなく中年夫婦なども見られました。3階にはアシーネ(未来屋書店が運営)が入居しており、児童本や漫画が中心でした。4階には子供服のほか、寝具・インテリア・収納用品など住まいの品を展開。100円ショップのキャン・ドゥも入居しています。
新松戸店はダイエー内でも有数の売上を誇る店舗であり、この日も家族連れを中心に大変賑わっていました。従業員の士気も高く、陳列はよく整えられていて挨拶や呼び込みも出来ています。食料品売場だけでなく、衣料品フロアにもお客さんが入っており、飲食店も盛況でした。何度も食品レジ応援放送がかかり、1つのレジに4~5人が並んでいました。しかしチェッカーの人数は決まっているようで、レジ応援でも2人体制になるだけで12台中6台開設の状況が続いていました。食品ではほとんどのお客さんがカゴ一杯に買い物されており、車で来店する方が多いようですね。特殊なフロア構成ながら大きな集客力を持ち、今でも賑わっているダイエーでした。
JR新松戸駅から徒歩8分程度のところに、ダイエー新松戸店はあります。
店舗外観

別角度から。

大規模小売店舗表示板

フロアガイド。
1階では化粧品、日用品を扱い、食料品はなんと2階で展開しています。

1階化粧品売場

住まいの品も1階で販売。

2階フラワーショップ。
総合スーパーとしては充実しており、まるで路面の専門店のような品揃え。

ワインコーナー。
陳列の飾りつけはとても上手だと思いますが、品揃え自体はそこまで豊富ではありません。

ハロウィン関連の陳列。

青果売場。
広々とした売場ですね。

通路幅も広めでゆったりお買い物できます。

ミニトマトバイキングも実施。

カットフルーツは198円から2000円台まで幅広く扱っています。

青果に続く和日配売場。

「晩酌肴処」という珍味コーナーも設置。

鮮魚売場は対面販売を実施。
旬の生さんまなどが並びます。

秋らしい飾りつけ。
手巻き寿司セットも販売しています。

お刺身の品揃え。
文句なしに充実した盛り合わせ。


鮮魚に続く精肉売場。
天井からの配線に蔦を這わせるのはおもしろい工夫ですね。

売場の導入にはさつま姫牛を配置。

イベリコ豚など銘柄肉も販売。

生ハム、サラミ、ローストビーフなどワインのおつまみとなる高級品も多数扱っています。

続いて洋日配コーナー、惣菜コーナーへ。

スポット照明が多く上質感があります。

天ぷら、揚げ物はさすが総合スーパーという品揃え。

最近のダイエーではほとんどの店舗でピザが販売されています。

こちらも最近のダイエーが力を入れる焼き魚コーナー。

単身者向けの、煮込むだけの簡単鍋。

「お魚屋さんの旬鮮寿司」
通常のスーパーでは考えられないほど豊富な品揃え。陳列もきれいに整えられています。

加工食品売場。

コーヒー、紅茶は高級品も扱っています。

両側にショーケースが並ぶ冷凍食品売場。

3階は婦人服、紳士服などのフロア。
こちらは婦人服。

紳士服売場。

かばん、帽子などの服飾雑貨売場。

靴はイオングループのグリーンボックスが担当。

3階には書籍販売のアシーネが入居。(運営はイオン傘下の未来屋書店)

4階は子供服、住まいの品のフロア。
こちらはハロウィンの特設会場。

子供服のコーナー。

子供靴のコーナー。

住まいの品売場ではこのような、生活の一場面を再現した演出を行っています。

マッサージチェアやこたつも販売。

4階にはアミューズメント施設も入居

100円均一のキャン・ドゥもあります。

ダイエー新松戸店 店舗概要
開業: 1981年11月20日
店舗面積: 16974㎡
営業時間:
1階・2階 … 9:00開店~22:00閉店
3階・4階 … 9:00開店~21:00閉店
住所: 千葉県松戸市新松戸3-2-2
駐車場: 750台(当店で1000円以上お買い上げのお客様3時間無料)
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageFloor.do?shopid=0350
価格調査(2016年10月15日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 198円
レタス 248円
きゅうり1本 98円
トマト(L玉、1つ) 128円
なす3本 198円
国産牛切り落とし100g 298円(税込)
国産豚バラ肉100g 219円(税込)
国産鶏もも肉100g 105円(税込)
日清フラワー小麦粉1kg 228円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 178円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 118円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml6本 1000円
卵10個 188円
小アイス 88~98円
箱アイス 188~268円
冷凍食品 約4~5割引き
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 248円
ブランド米5kg 1680円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 168円
ヤマサ昆布つゆ1L 328円
ミツカン味ぽん360ml 218円
はごろもシーチキン 70g×4缶 348円
カルビーポテチ60g 98円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 398円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 138円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 17時頃
お客さん: 多い
通路幅: やや広い
雰囲気: 明るい、きれい
客層: 家族連れ、主婦多い
買い物内容: 生鮮、惣菜、日配中心に多め
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内、アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 12台(6台稼働中)
セルフレジ: 6台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり(店内各所)
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
新松戸駅からは徒歩5分ほど離れたところにある店舗です。総合スーパー業態ですが750台の駐車場を備え、広域での集客力は高め。規模は1万7000平米と、この頃のダイエーとしては大きめで、専門店や飲食店も多数入居しています。
また、売場構成が普通のスーパーと変わっています。多くの総合スーパーでは、1階または地下1階に食料品売場を置き、2階以上に衣料品、住まいの品のフロアを配置します。しかしダイエー新松戸店では、1階に日用消耗品や医薬品、自転車の売場があり、生鮮品を含む食料品売場は2階にあります。あとは3階に婦人服・紳士服、4階に子供服・住まいの品と展開していますが、かなり珍しい配置だと思われます。
実は1981年の開業当時、1階にはスケートリンクが設置されていたそうです。ダイエーの経営悪化に伴って2002年に撤去されてしまい、跡地には売場を増床。開業時、食料品を1フロアで扱うには、2階で展開するしか無かったのでしょうか。
食品売場は、青果、鮮魚、精肉、惣菜と続きます。青果ではそれほど珍しいものはありませんが、カットフルーツは様々な種類・サイズを豊富に取り揃えるほか、ミニトマトバイキングも実施しています。小分け野菜やカットサラダも充実。鮮魚売場は対面販売を実施していますが、丸々1尾の魚は多くありません。一方でお刺身は家族向けの4~6点盛りから、あじ、まぐろ、サーモン、イカ、タコ、真鯛、しめ鯖の1点盛りまで非常に充実。中トロのサクやお刺身など高級志向の品揃えも行っています。
精肉売場ではダイエーのプライベートブランド「さつま姫牛」を売場導入部に配置。3980円の焼肉盛り合わせや100g980円のすき焼き用肉など上質なお肉が並びます。試食販売を行っていることもあってか、手に取るお客さんもいました。豚肉ではイベリコ豚も販売。全体的に扱っている部位も多く、味付け肉も取り揃えています。
惣菜売場は他のダイエーと同じく強化されており、豊富な品揃え。焼き魚コーナーでは旬のさんまの塩焼きの他、サーモンはらす塩焼き、かれいの煮付け、さわらの塩焼き、メロカマの照焼きなど普通のスーパーではなかなか見られない種類を店内で焼き上げて販売。揚げ物や天ぷら、焼き鳥についてもバイキング形式で提供しています。お寿司は「お魚屋さんの旬鮮寿司」と題して1人前550円~980円まで幅広い価格帯で販売。また3貫入りの寿司パックも扱っており、1人前では足りない・好きなネタを多く食べたい、といった需要にも応えています。
加工食品では品出し・前出しが徹底されており買い物しやすい売場が出来ていたものの、ゴンドラ上のストックの置き方が気になったので、整理できると良いですね。調味料は基本的な品揃えですが、菓子やカレー、紅茶・コーヒーなどではこだわりの品、高級品が見られました。お酒は青果売場近くにワインコーナーがありますがそこまで充実しておらず、イオン並みとは言えません。冷凍食品はリーチインショーケースが両側に並んでおりかなり明るく、独特な雰囲気になっていました。
1階にはミスタードーナツ、ケンタッキー・フライド・チキン、タリーズコーヒーなど飲食店が揃います。直営売場は医薬品、化粧品、日用消耗品などです。2階の端には丸亀製麺が入居。3階は婦人服、紳士服の売場でかなり広々としています。マネキン陳列も多く、衣料はきちんと整えられており、古い総合スーパーでよくある乱雑とした様子は感じられません。お客さんも普通のダイエーに比べ多く、客層も老人ばかりではなく中年夫婦なども見られました。3階にはアシーネ(未来屋書店が運営)が入居しており、児童本や漫画が中心でした。4階には子供服のほか、寝具・インテリア・収納用品など住まいの品を展開。100円ショップのキャン・ドゥも入居しています。
新松戸店はダイエー内でも有数の売上を誇る店舗であり、この日も家族連れを中心に大変賑わっていました。従業員の士気も高く、陳列はよく整えられていて挨拶や呼び込みも出来ています。食料品売場だけでなく、衣料品フロアにもお客さんが入っており、飲食店も盛況でした。何度も食品レジ応援放送がかかり、1つのレジに4~5人が並んでいました。しかしチェッカーの人数は決まっているようで、レジ応援でも2人体制になるだけで12台中6台開設の状況が続いていました。食品ではほとんどのお客さんがカゴ一杯に買い物されており、車で来店する方が多いようですね。特殊なフロア構成ながら大きな集客力を持ち、今でも賑わっているダイエーでした。