11/30閉店 ダイエー相模原店
- 2016/11/30
- 16:29
神奈川県は相模原市。
横浜線の相模原駅から徒歩5分程度のところに、ダイエー相模原店はあります。
こちらの店舗は2016年11月30日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観

正面歩道。売りつくしのノボリが並んでいます。

閉店の案内。

売場フロアガイド。

1階には店員さんとお客さん双方からのメッセージコーナーが設置されています。

それでは地下1階、食料品売場から見ていきましょう。
エスカレータを降りてすぐの青果売場。まだまだ商品は豊富。

続く和日配コーナー。

鮮魚の対面販売コーナー。

お刺身も3段重ねと大量に陳列。

惣菜売場。

精肉売場。

普段よりも多くの量を並べています。

加食売場の特設コーナーには、特売の赤いきつねと緑のたぬきが山積み。

食品レジ前。元々の5台に加え6台を増設し、11台を揃えています。

1階は医薬品、化粧品、日用消耗品に加え靴専門店のグリーンボックスが入居。
こちらは医薬品。手前のテーブルはサッカー台です。

化粧品売場。

特設会場ではスポーツウェアを販売。

イオン傘下の靴専門店「グリーンボックス」

2階婦人服売場。


.3階紳士服売場。

紳士靴など。

3階には空きスペースも目立っていました。

3階かばん売場

3階ではお歳暮の承りも行っていますが、他店と違い持ち帰りできる品物はほとんどありません。

4階売りつくし特設会場。ダイエーらしい派手な装飾が行われています。

日用雑貨を中心に取り揃えています。


ダイエーでは珍しい紅白幕を設置しています。

4階のアミューズメント施設、らんらんらんど。

5階ダイソー。値引きは行われていません。

什器を他店へ送るようで、既に紙が貼られています。

商品を積めるため、ものすごい量の段ボールが積まれています。

ここからは閉店まで1時間を切った店内の様子をお届けいたします。
エスカレータ降りてすぐの青果売場。ものすごい数のお客さんです。

お惣菜売場前。

半額セールにお客さんが殺到。

閉店後80分してから店長による閉店挨拶が行われました。動画でご紹介いたします。
閉店直後の様子。多くのお客さんが別れを惜しんでいます。

さよなら、ありがとう。

ダイエー相模原店 店舗概要
開業: 1977年11月2日
閉店: 2016年11月30日
店舗面積: 12176㎡
住所: 神奈川県相模原市中央区相模原3-9-21
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0314
以前訪れた際はご愛顧感謝セールという形で控えめな売りつくしを行っていましたが、ようやくダイエーの本気が見れたような気がします。いつもの「売りつくし」のポスターが至る所に貼られ、黄黒幕で平台を囲い、特売商品を山のように陳列する様子はさすがだと思います。閉店当日ということで、平日にも関わらず昼から多くのお客さんで賑わっていました。主婦や高齢者が中心でしたが、地元の高校生など学生の姿もありました。9月の休日に訪れた際には閑古鳥が鳴いていた店内が、活気に満ちていました。
地下食料品売場は、加工食品で多くの商品が売りつくされ、平台による特設コーナーとなっていました。レジも6台増設されており、お客さんが10人程度並んでも良いようにラインテープが引かれ、夕方の値引きに備えていました。生鮮品は閉店セールに向けていつもより大量に仕入れられており、青果ではほうれん草、小松菜、ネギ、白菜などが山盛りに陳列されていました。鮮魚、生肉、惣菜もいつもより品数を増加させている印象。
1階の化粧品や日用消耗品でも値引きが行われ、品切れも目立っていました。そして、相変わらずマクドナルドは大変混雑していました。2階婦人服売場は売りつくしを行っていますがあまり商品が捌けていない様子。3階の紳士服は品物が残り少なくなり、売場もがらんどうとしていました。また3階には冬ギフトの承りカウンターがありましたが、ほとんどお客さんが入っていませんでした。4階の住まいの品フロアでは雑貨、日用品を中心に特設会場を設置。生活家電など大幅に値引かれている商品も多く、お客さんが集まっていました。5階に入居するダイソーでは値引きが行われておらず、補充をストップしているため空いている棚がある程度でした。また、什器(ゴンドラ)を他店に回すための準備が行われていました。
閉店1時間前を切った頃から食料品の値引きが開始され、惣菜と青果、和洋日配が半額になり、閉店30分前には精肉、鮮魚が半額となり、凄まじい争奪戦が行われていました。いままでのダイエーと比べても混雑が酷く、我先に商品を求めるお客さんで売場は歩けない状態でした。レジは増設も含めて11台稼働していましたが、10人程度の列が出来ていました。しかし最後尾にはプラカードをもった店員さんが誘導しており、これは他店も見習うべきでしょう。閉店は午後6時でしたが、お客さんが退店するまでに80分を要し、閉店挨拶が始まったのは7時20分頃でした。そごう柏店でも約1時間でお客さんが退店されましたが、なぜここまで時間がかかったのか分かりません。
閉店の原因は業績の悪化に伴うものです。私が9月に訪れた時には閉店セールが開催されているにも関わらず店内は閑散としており、夕方の食品フロアでさえお客さんが15人ほどしかいない状況で、閉店もやむを得ないと感じました。かつてはすぐ隣に平面駐車場を有していましたが、そこにはマンションが建設中で、現在は少し離れた場所にあります。競合についても駅前のライフの他、三和やオーケーが近隣にあり、隣駅の橋本駅前には大型SCのアリオが立地しています。このような環境で、今までよく持ちこたえたと考えるべきでしょう。跡地の利用方法はまだ決定していませんが、築年数としてはまだ商業施設として利用可能であり、他社が入居する可能性もあると思われます。
横浜線の相模原駅から徒歩5分程度のところに、ダイエー相模原店はあります。
こちらの店舗は2016年11月30日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観

正面歩道。売りつくしのノボリが並んでいます。

閉店の案内。

売場フロアガイド。

1階には店員さんとお客さん双方からのメッセージコーナーが設置されています。

それでは地下1階、食料品売場から見ていきましょう。
エスカレータを降りてすぐの青果売場。まだまだ商品は豊富。

続く和日配コーナー。

鮮魚の対面販売コーナー。

お刺身も3段重ねと大量に陳列。

惣菜売場。

精肉売場。

普段よりも多くの量を並べています。

加食売場の特設コーナーには、特売の赤いきつねと緑のたぬきが山積み。

食品レジ前。元々の5台に加え6台を増設し、11台を揃えています。

1階は医薬品、化粧品、日用消耗品に加え靴専門店のグリーンボックスが入居。
こちらは医薬品。手前のテーブルはサッカー台です。

化粧品売場。

特設会場ではスポーツウェアを販売。

イオン傘下の靴専門店「グリーンボックス」

2階婦人服売場。


.3階紳士服売場。

紳士靴など。

3階には空きスペースも目立っていました。

3階かばん売場

3階ではお歳暮の承りも行っていますが、他店と違い持ち帰りできる品物はほとんどありません。

4階売りつくし特設会場。ダイエーらしい派手な装飾が行われています。

日用雑貨を中心に取り揃えています。


ダイエーでは珍しい紅白幕を設置しています。

4階のアミューズメント施設、らんらんらんど。

5階ダイソー。値引きは行われていません。

什器を他店へ送るようで、既に紙が貼られています。

商品を積めるため、ものすごい量の段ボールが積まれています。

ここからは閉店まで1時間を切った店内の様子をお届けいたします。
エスカレータ降りてすぐの青果売場。ものすごい数のお客さんです。

お惣菜売場前。

半額セールにお客さんが殺到。

閉店後80分してから店長による閉店挨拶が行われました。動画でご紹介いたします。
閉店直後の様子。多くのお客さんが別れを惜しんでいます。

さよなら、ありがとう。

ダイエー相模原店 店舗概要
開業: 1977年11月2日
閉店: 2016年11月30日
店舗面積: 12176㎡
住所: 神奈川県相模原市中央区相模原3-9-21
HP: http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0314
以前訪れた際はご愛顧感謝セールという形で控えめな売りつくしを行っていましたが、ようやくダイエーの本気が見れたような気がします。いつもの「売りつくし」のポスターが至る所に貼られ、黄黒幕で平台を囲い、特売商品を山のように陳列する様子はさすがだと思います。閉店当日ということで、平日にも関わらず昼から多くのお客さんで賑わっていました。主婦や高齢者が中心でしたが、地元の高校生など学生の姿もありました。9月の休日に訪れた際には閑古鳥が鳴いていた店内が、活気に満ちていました。
地下食料品売場は、加工食品で多くの商品が売りつくされ、平台による特設コーナーとなっていました。レジも6台増設されており、お客さんが10人程度並んでも良いようにラインテープが引かれ、夕方の値引きに備えていました。生鮮品は閉店セールに向けていつもより大量に仕入れられており、青果ではほうれん草、小松菜、ネギ、白菜などが山盛りに陳列されていました。鮮魚、生肉、惣菜もいつもより品数を増加させている印象。
1階の化粧品や日用消耗品でも値引きが行われ、品切れも目立っていました。そして、相変わらずマクドナルドは大変混雑していました。2階婦人服売場は売りつくしを行っていますがあまり商品が捌けていない様子。3階の紳士服は品物が残り少なくなり、売場もがらんどうとしていました。また3階には冬ギフトの承りカウンターがありましたが、ほとんどお客さんが入っていませんでした。4階の住まいの品フロアでは雑貨、日用品を中心に特設会場を設置。生活家電など大幅に値引かれている商品も多く、お客さんが集まっていました。5階に入居するダイソーでは値引きが行われておらず、補充をストップしているため空いている棚がある程度でした。また、什器(ゴンドラ)を他店に回すための準備が行われていました。
閉店1時間前を切った頃から食料品の値引きが開始され、惣菜と青果、和洋日配が半額になり、閉店30分前には精肉、鮮魚が半額となり、凄まじい争奪戦が行われていました。いままでのダイエーと比べても混雑が酷く、我先に商品を求めるお客さんで売場は歩けない状態でした。レジは増設も含めて11台稼働していましたが、10人程度の列が出来ていました。しかし最後尾にはプラカードをもった店員さんが誘導しており、これは他店も見習うべきでしょう。閉店は午後6時でしたが、お客さんが退店するまでに80分を要し、閉店挨拶が始まったのは7時20分頃でした。そごう柏店でも約1時間でお客さんが退店されましたが、なぜここまで時間がかかったのか分かりません。
閉店の原因は業績の悪化に伴うものです。私が9月に訪れた時には閉店セールが開催されているにも関わらず店内は閑散としており、夕方の食品フロアでさえお客さんが15人ほどしかいない状況で、閉店もやむを得ないと感じました。かつてはすぐ隣に平面駐車場を有していましたが、そこにはマンションが建設中で、現在は少し離れた場所にあります。競合についても駅前のライフの他、三和やオーケーが近隣にあり、隣駅の橋本駅前には大型SCのアリオが立地しています。このような環境で、今までよく持ちこたえたと考えるべきでしょう。跡地の利用方法はまだ決定していませんが、築年数としてはまだ商業施設として利用可能であり、他社が入居する可能性もあると思われます。