埼玉県川口市。
JR東川口駅から徒歩5分程度のところに、ダイエー東川口店はあります。
店舗外観。
付近からも目立つ大きな広告塔。

2階建ての店舗です。

大規模小売店舗表示板

青果売場。
ダイエーとしてはやや暗めで上質感ある売場。

ミニトマトバイキングも実施していますが、4種類しかなく、個数も少ないため不十分ですね。

続く鮮魚売場。
対面販売ではありませんが、店内調理を実施しています。

お造りやまぐろのサク、切り落としなど充実。

精肉売場。

さつま姫牛のすき焼き用肉を大量陳列。

精肉売場前のメイン通路。

惣菜売場。
カゴ置き用の台が多数あるのは良いですね。

オリジン弁当の量り売りコーナー。

揚げだし豆腐や酢豚はいいとして、唐揚げはパックのものを買えばいいと思ってしまいます。

川口市内に5店舗を展開するベーカリー「デイジイ」から直送のパンも販売。

焼き鳥、揚げ物も豊富。

惣菜売場の横には休憩スペースを設置。

2階にはお酒コーナーがありますが、1階惣菜売場近くにもワインや生ハム、チーズを勧めるコーナーがありました。

冷凍食品売場は平台ショーケースを2列、リーチインショーケースを2面配置しており、かなり充実。

洋菓子も豊富で、陳列もこだわりが感じられます。

1階食品レジ前。

2階へのエスカレータを上がると、リカー売場があります。
世界各国のワインやビールを取り揃え、陳列も木箱を使用するなど魅力的な売場。

スパークリングワインもこれだけ取り揃えます。

焼酎、日本酒もかなりな品揃え。芋焼酎「森伊蔵」も在庫ありとなっていました。

2階加工食品売場。

お菓子コーナーは広め。

食玩コーナーにはフィギュアなどを展示。

文具売場。

衣料品は肌着が中心。

2階は広々とした通路で、ソファーも置かれています。

売場の奥の狭いスペースですが、ゲームコーナーも設置されています。
ダイエー東川口店 店舗概要開業: 1985年3月1日(忠実屋として)
店舗面積: 2609㎡
営業時間:
1階 あさ7時開店~深夜1時閉店
2階 あさ7時開店~よる11時閉店
住所: 埼玉県川口市東川口3-7-8
駐車場: 86台
HP:
http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0583店内・売場の様子時間帯: 13時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者1人多い
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少ない
売場の雰囲気: きれい、高級感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 良い
店内BGM: ジャズ
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 5台(2台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: ややきれい(狭い)
休憩スペース: あり(約30席)
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
価格調査(2017年1月10日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 248円
レタス 198円
きゅうり1本 58円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす3本 198円
ふじりんご1個 158円
国産牛小間切れ100g 321円(税込)
国産豚バラ肉100g 229円(税込)
国産鶏もも肉100g 149円(税込)
味の素冷凍ギョーザ 228円
日清フラワー小麦粉 750g 198円
日清キャノーラ油1L 258円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 100円
スーパードライ350ml 6本 1000円
卵10個 188円
井村屋あずきバーボックス 198円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 248円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 78円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ネスカフェゴールドブレンド 135g 798円
ミツカン味ぽん360ml 218円
はごろもシーチキン 4缶 398円
コイケヤポテチ60g 85円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 498円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 138円
店舗見学の感想1985年3月1日、忠実屋東川口店としてオープンした店舗です。忠実屋がダイエーに吸収される際に、ダイエー直営のグルメシティへ転換され、2014年の改装後はダイエー東川口店へ改称されています。駅から少し離れた住宅街の中に立地しており、大きな屋上広告塔も備えています。
2階建てで、1階は生鮮食料品、惣菜、和洋日配、冷凍食品など。2階はお酒、加工食品、日用品、肌着を中心とした衣料品を販売。最近改装されたばかりで、売場はとてもキレイです。オリジン弁当の量り売りコーナーや、広大なリカー売場を見ると、イオン流の売場づくりが伺えます。
青果売場はスポット照明を導入し、やや暗めで上質感ある雰囲気。陳列もきちんと整えられていて良いと思いますが、ミニトマトバイキングが4種類だけというのは寂しい気がします。小分け商品も多く、みかん1玉だけも販売していました。鮮魚売場はまぐろのサク、切り落とし、お造りなどが充実。精肉売場は他店と同じくさつま姫牛などが並ぶ標準的なものでした。
冷凍食品とアイスクリームはとても充実しています。一方、加工食品は2階がメインですが1階にも一部配置されており、調味料やカレーなどは2か所展開の状況。マヨネーズやドレッシングは青果の近くが良いと思いますが、それ以外は2階へ集約しても良いと思います。
ベーカリーはありませんが、近隣のパン屋から直送した商品を並べたり、タカキベーカリーの商品を多数扱うなど、ある程度の品揃えを実現。惣菜売場ではオリジン弁当の量り売りコーナーを導入し、肉じゃが、酢豚、エビチリ、揚げ出し豆腐や各種サラダなどを好きな量購入できます。改装当初の流通ジャーナルを読むと、ダイエー直営の量り売りコーナーがあったり、ピザも販売していたようですが、なぜ止めてしまったのでしょうか。
2階へのエスカレータを上がると、広々としたリカー売場があります。専門性が高い品揃えで、赤ワイン、白ワインのほかスパークリングワインも多くの種類を冷やして提供。焼酎では森伊蔵も在庫があるそうです。陳列も木箱を使用したり、POPを付けたりして凝っていました。2階の日用品、住まいの品は取り扱いアイテムが絞り込まれており、衣料品はほとんど肌着でした。
お客様からの声を読むと、以前より衣料品や日用品が減ったことの不満や、無駄にお酒やお菓子がある等書かれていました。確かに食品スーパーとしては異例とも言えるお酒、お菓子、冷食の品揃えですが、地元の高齢者からは不評なのかも知れません。一方で約30席を確保したイートインコーナーは子供たちや高齢者を中心に利用があり、2階にもいくつかソファが設置されるなど、ゆったり買い物が出来るお店だと感じました。
平日昼間という事もありお客さんは少なめでした。しかし競合の西友を見ると、客数は同じものの買い上げ点数がかなり多く、セルフレジがあるにも関わらずレジには列が出来ていました。品揃えではダイエーが優位だと思われますが、やはり価格志向のお客さんは西友へ流れるのでしょうか。