神奈川県横浜市。
京急線の上大岡駅から徒歩5分程度のところに、オーケーストア上大岡店はあります。
店舗外観。
ダイエー上大岡店の跡地、パチンコ店の地下に入居しています。

フロアガイド。
入ると基本的には会計をしないと外に出られないオーケーらしい売場

青果売場。
陳列などにもこだわりは感じられませんね。

古いオーケーには無かったと思いますが、ミニトマトバイキングも実施しています。

青果売場に続いて鮮魚売場。

お刺身コーナー。
オーケーではつまを付けず、平たいトレーでお造りを販売しています。一応つまは別売りとなっています。

精肉売場。

オーケーは激安スーパーではありますが、精肉は上質な霜降り肉なども豊富に取り揃えています。

お弁当も激安。西友と同じ298円弁当を展開しています。

ベーカリーが併設されており、本格的な食パンから菓子パン、ピザも販売しています。
ここのピザは価格の割に本当に美味しいですね。

売場にはこのように順路表示が見られます。
テーマパークや美術館では無いのですから、順路などと書かずに、自由にお買いものを楽しんでほしいとは思わないのでしょうか。

通常は冷蔵されることの多い野菜ジュースや豆乳飲料も常温での販売。
ペットボトル飲料も常温でしか販売していないのがオーケースタイル。

お酒はそれなり。

陳列棚の上に在庫を大量に並べるのもオーケーの特徴です。

人員不足と回転率の良さから、常に品出し不足が発生していました。

冷凍食品のショーケース上には日用雑貨を陳列。

レジ前
オーケーストア上大岡店 店舗概要開業: 2014年11月26日
店舗面積: 1998㎡
営業時間: 8:30 ~ 21:30
住所: 神奈川県横浜市港南区上大岡西2-1-12
駐車場: 163台
HP:
http://www.ok-corporation.co.jp/shop/?city=yokohama店内・売場の様子時間帯: 17時頃
客数: やや多い
客層: 子連れ、主婦中心
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 悪い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 悪い
店内BGM: 各社販促
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 15台(11台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: とてもきれい
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: 取り扱い無し
価格調査(2017年3月10日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 198円
レタス 138円
きゅうり1本 45円
トマト(L玉、1つ) 118円
なす5本 258円
ふじりんご1個 98円
国産牛切り落とし100g 399円
国産豚バラ肉100g 139円
国産鶏もも肉100g 98円
味の素冷凍ギョーザ 169円
ニップンハート小麦粉 1kg 118円
味の素キャノーラ油1350ml 285円
キューピーマヨネーズ450g 180円
マルちゃん正麺 298円
コカ・コーラ1.5L 127円
ほろよい 95円
スーパードライ350ml 1本 166円
卵10個 185円
井村屋あずきバーボックス 198円
明治エッセルスーパーカップ 78円
雪印コーヒー1L 90円
明治おいしい牛乳1L 215円
単一銘柄米5kg 1450円
おかめ納豆極小粒3パック 54円
ナチュレ恵400g 123円
ネスカフェゴールドブレンド 135g 848円
ミツカン味ぽん600ml 259円
いなばツナ 4缶 369円
カルビーポテチ60g 56円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 340円
ハウスバーモントカレー230g 173円
パスコ超熟6枚 121円
店舗見学の感想2014年にオープンした比較的新しいオーケーですが、建物自体は1971年に開業したダイエー上大岡店です。外観は非常にきれいなので、私も帰ってきて調べるまで気づきませんでした。1998年の閉店後、跡地に入居した複合レジャービル「赤い風船」によって上層階の売場は駐車場へ転換され、2013年までは同じフロアで「赤い風船食彩館」が営業していました。
オーケーを訪れるのは久しぶりなのですが、以前と全く変わっていない印象。他店でも完全に同じ品揃えと陳列なのでしょう。西友でももう少し店舗のよって個性というか違いがあると思いますが、オーケーはベーカリーがあるか無いかの違いしか感じません。ちなみに上大岡店にはベーカリーが併設されており、大人気のピザも販売。
オーケーが得意な1フロアで2000平米程度の売場。青果、鮮魚、精肉、惣菜と展開されていますが、売場は少し入り組んでおり、通路が狭いこともあって動線は悪い気がします。青果売場は最低限の品揃えですが、ミニトマトバイキングが導入されていました。しかし島陳列の平台が無いため、季節感を演出するなど凝った陳列は出来ていません。
鮮魚売場では相変わらずツマ(大根)が別売りのお造りが販売されていました。格安の品はそれで十分だと思いますが、中トロなどが入っているのに同じ盛り付けだと、みすぼらしく見えてしまいます。切り身や干物もそれなりの品揃え。精肉売場では霜降りの入った上質な牛肉を格安で提供。他のスーパーでは100g1000円を超えるようなすき焼き用肉も100g679円で売られており、個人的にも是非購入したいと思える商品でした。鶏肉やひき肉などでは、トレーでなくビニール袋に入れての包装が多かったです。
惣菜売場では低価格のお弁当などが中心で、凝った商品は一切見られませんでした。一方でベーカリーは種類も豊富で、多くのお客さんが利用していました。また、加工食品においては1流メーカーではなく2番手の企業から仕入れる傾向は以前から続いています。油では日清では無く味の素から、ツナ缶ははごろもからでは無くいなばから、という感じです。
価格は非常に安いです。価格調査もよく行っているようで、同じ日にイトーヨーカドーが雪印コーヒーを91円で販売していたため、101円だったのが夕方には90円に値下げされていました。加工食品、冷凍食品、日配品は地域1番店が間違いない安さです。精肉も品質の割に安くお買い得ですが、青果や鮮魚はもう少し見た目や陳列に気を使いましょう。
店内は子連れのお母さんや主婦層を中心とした若いお客さんで賑わっていましたが、競合であるフジ、イトーヨーカドーを圧倒するほどではありませんでした。しかし20日にイトーヨーカドーが閉店し、さらにお客さんを集めそうですね。接客はあまり良くありませんが、レジは稼働率が高く、ピーク時でもそれほど並ばずに会計できるのは評価できます。