アピタ君津店
- 2017/10/04
- 03:50
千葉県君津市。
JR内房線の君津駅から徒歩5分程度のところに、アピタ君津店はあります。
店舗外観

別角度から。開業から30年を迎えるにしてはきれいな外観。

屋上広告塔。

デッドスペースが目立つ階段。

フロアガイド。1階に食料品と住まいの品、2階に衣料品を展開。

まずは1階の食料品売場から紹介いたします。
青果売場。スポット照明も導入されていない状況。

青果売場に続いて冷凍食品売場がある謎の配置。

精肉売場。

国産牛のステーキ肉や切り落としなど充実しています。

精肉売場と鮮魚売場の間に惣菜売場を配置。

炊き込みご飯など季節感ある商品も充実。

肉じゃがや筑前煮など手作り惣菜も取り揃えます。

生春巻きやローストビーフ、サラダも販売しており、都市部のスーパーと遜色ない品揃え。

鮮魚売場。

お刺身は豊富な品揃え。みずだこのお刺身は都内では珍しいですね。

クジラは定番のくじらベーコン以外も展開。

こちらは鮮魚専門店「房州の力」の売場。

シマアジやカンパチ、マコカレイのお造りも取り扱います。

焼き魚も種類が多いですね。

鮮魚売場前に和日配コーナー。

メイン通路。

エンドではカットケース陳列などボリュームある陳列を展開。

酒類のコーナー。ワインはそれなりのアイテム数。

ハロウィン関連の陳列。

レジ前。

ここからは1階の住まいの品コーナーをご紹介いたします。
寝具売場。布団などは総合スーパー各社の中でも充実しています。

日用雑貨の売場。飾りつけもよく出来ています。

玩具コーナー。

化粧品コーナーも広く確保しています。

食器など生活雑貨の売場。

元々夢屋書店として営業していた、booksえみたす。

ここからは2階衣料品売場をご紹介いたします。
紳士服のコーナー。

スポーツ衣料のコーナーも展開。

婦人服売場。


婦人フォーマル売場。

靴コーナーも広々。

総合スーパーとしては充実した子供服売場。

ちびっこひろば。子供の姿は見えませんでした。

ベビー用品のコーナー。

100円均一のセリア。

着物など専門店が入居。

2階ゲームコーナー。

レストランコーナー。ラーメン店とお好み焼き店のみで、いまいち集客に欠けます。

アピタ君津店 店舗概要
開業: 1987年10月16日
店舗面積: 9665㎡
営業時間:
1F 9:00~21:00
2F 10:00~21:00
住所: 千葉県君津市久保1丁目1番1号
駐車場: 595台
HP: http://www.uny.co.jp/shop/194/
店内・売場の様子
時間帯: 17時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、単身高齢者中心
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや悪い
接客対応: 普通
店内BGM: クラシック音楽
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 8台(6台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: スタイルワン
価格調査(2017年9月20日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 208円
レタス 198円
きゅうり1本 60円
トマト(L玉、1つ) 128円
なす3本 170円
りんご1個 208円
国産牛切り落とし肉100g 321円(税込み)
国産豚バラ肉100g 257円(税込み)
国産鶏もも肉100g 138円(税込み)
味の素冷凍ギョーザ 198円
日清フラワー小麦粉 1kg 208円
日清キャノーラ油1L 298円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 378円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 108円
スーパードライ350ml 6本 1150円
卵10個 218円
井村屋あずきバーボックス 250円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 118円
明治おいしい牛乳1L 228円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 68円
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 135g 798円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 4缶 398円
カルビーポテチ60g 88円
カルビーじゃがりこ 98円
シャウエッセン 2袋 475円
ハウスバーモントカレー230g 218円
パスコ超熟6枚 148円
店舗見学の感想
当ブログとしては初めての訪問となるアピタ店舗です。かつて内房線沿線には木更津そごうをはじめとして数多くの大型商業施設がありましたが、東京湾アクアラインの開業によるストロー現象や郊外のイオン出店に伴い、数多くのダイエー、イトーヨーカドーが閉店しました。ここ君津市にも2006年までイトーヨーカドーが、2016年までダイエーがありましたが、それぞれ閉店しアピタが市内最大の商業施設になっています。
売場面積は約1万平米と駅前立地にしては広大ですが、ほとんどが直営売場で占められており、総合スーパーという感じ。1階に食料品と住まいの品、2階に衣料品や服飾雑貨を展開しています。飲食店は1階にロッテリアと珈琲館、2階にラーメン屋とお好み焼き屋から成るフードコートが設置されていますが、集客としてはイマイチ。
売場は青果、精肉、惣菜、鮮魚の順で展開されています。首都圏の大手スーパーの場合、青果、鮮魚、精肉、惣菜と続くのが圧倒的に多いなか、異色の配置ですね。青果と精肉の間に冷凍食品とアイスクリームを持ってくるのも特徴的です。青果は非常に基本的な品揃えで、小分けサイズもそれほど充実していませんし、珍しい野菜なども見られませんでした。大手スーパーの多くが行っているミニトマトバイキングも導入されていません。地元野菜や有機野菜のコーナーも設置できると良いですね。
精肉売場は店内調理を実施しているものの品揃えは普通。黒毛和牛のステーキ肉など上質なお肉は揃えています。豚肉などはきちんと小分けパックも販売。惣菜売場は子会社のカネ美食品とテナントの八丁幸が担当。凝ったお惣菜や彩り豊かなお弁当、魚惣菜など展開しており、満足できる品揃えです。肉じゃがやイカと里芋煮、かぼちゃ煮など手作り惣菜があるのは嬉しいですね。ローストビールなど各種サラダも豊富に展開されています。
鮮魚売場は直営のほかに房州の力という鮮魚店が入居。都内のスーパーに比べて大変充実した品揃えで、みずだこのお刺身や生しらすも展開。お造りも値段の割にボリュームがあり、専門店ではアマアジやカンパチ、マコカレイなど珍しい魚のお刺身も味わうことができます。焼き魚や煮魚も販売されており、巨大な本マグロの照り焼きも並んでいました。くじら肉コーナーもあり、一般的なくじらベーコンの他にミンクくじらのサクやさらしクジラなども販売。各種サクや鍋用の具材も豊富で、都内のスーパーでは見たことが無い素晴らしい品揃えでした。
1階住まいの品は寝具が充実しており、布団や座椅子など豊富な品揃えです。一方で生活家電の取り扱いが少ない点がイオン、西友と違いますね。2階衣料品売場は広大で、特に婦人服に多くが割かれています。2階には100円均一のセリアが入居しますが、それ以外のテナントは大手ではありません。ゲームコーナーも設置されていますが、子供・高齢者ともに姿がありませんでした。
初めてアピタを見学しましたが、関東の大手3社(イオン、イトーヨーカドー、西友)と比べてどこか垢ぬけない売場となっています。開業年数によってレベルの違いが出てくるとは思いますが、スポット照明やディスプレイ、関連陳列の点で劣っている点があると思います。一方で鮮魚売場の品揃えは素晴らしいですし、惣菜売場も魅力的な商品で溢れていると思います。青果売場の品揃え見直しや、お酒の拡充やそれに合うおつまみの取り扱いなど、ユニーも今どきなスーパーを目指してみてはどうでしょうか。
平日の昼から夕方にかけて滞在しましたが、食料品フロアには常にある程度のお客さんがいるものの賑わっているとは言い難い状況。住まいの品や衣料品フロアは閑散としていました。総合スーパー各社が苦戦している部分で同様に苦戦しているようです。しかし、1カ所で食料品、衣料品、書籍に日用品まで揃う店は地域のお年寄りにとって貴重で、自治体としてもにぎわいの場として活用、連携していくべきでしょう。
JR内房線の君津駅から徒歩5分程度のところに、アピタ君津店はあります。
店舗外観

別角度から。開業から30年を迎えるにしてはきれいな外観。

屋上広告塔。

デッドスペースが目立つ階段。

フロアガイド。1階に食料品と住まいの品、2階に衣料品を展開。

まずは1階の食料品売場から紹介いたします。
青果売場。スポット照明も導入されていない状況。

青果売場に続いて冷凍食品売場がある謎の配置。

精肉売場。

国産牛のステーキ肉や切り落としなど充実しています。

精肉売場と鮮魚売場の間に惣菜売場を配置。

炊き込みご飯など季節感ある商品も充実。

肉じゃがや筑前煮など手作り惣菜も取り揃えます。

生春巻きやローストビーフ、サラダも販売しており、都市部のスーパーと遜色ない品揃え。

鮮魚売場。

お刺身は豊富な品揃え。みずだこのお刺身は都内では珍しいですね。

クジラは定番のくじらベーコン以外も展開。

こちらは鮮魚専門店「房州の力」の売場。

シマアジやカンパチ、マコカレイのお造りも取り扱います。

焼き魚も種類が多いですね。

鮮魚売場前に和日配コーナー。

メイン通路。

エンドではカットケース陳列などボリュームある陳列を展開。

酒類のコーナー。ワインはそれなりのアイテム数。

ハロウィン関連の陳列。

レジ前。

ここからは1階の住まいの品コーナーをご紹介いたします。
寝具売場。布団などは総合スーパー各社の中でも充実しています。

日用雑貨の売場。飾りつけもよく出来ています。

玩具コーナー。

化粧品コーナーも広く確保しています。

食器など生活雑貨の売場。

元々夢屋書店として営業していた、booksえみたす。

ここからは2階衣料品売場をご紹介いたします。
紳士服のコーナー。

スポーツ衣料のコーナーも展開。

婦人服売場。


婦人フォーマル売場。

靴コーナーも広々。

総合スーパーとしては充実した子供服売場。

ちびっこひろば。子供の姿は見えませんでした。

ベビー用品のコーナー。

100円均一のセリア。

着物など専門店が入居。

2階ゲームコーナー。

レストランコーナー。ラーメン店とお好み焼き店のみで、いまいち集客に欠けます。

アピタ君津店 店舗概要
開業: 1987年10月16日
店舗面積: 9665㎡
営業時間:
1F 9:00~21:00
2F 10:00~21:00
住所: 千葉県君津市久保1丁目1番1号
駐車場: 595台
HP: http://www.uny.co.jp/shop/194/
店内・売場の様子
時間帯: 17時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、単身高齢者中心
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや悪い
接客対応: 普通
店内BGM: クラシック音楽
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 8台(6台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: スタイルワン
価格調査(2017年9月20日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 208円
レタス 198円
きゅうり1本 60円
トマト(L玉、1つ) 128円
なす3本 170円
りんご1個 208円
国産牛切り落とし肉100g 321円(税込み)
国産豚バラ肉100g 257円(税込み)
国産鶏もも肉100g 138円(税込み)
味の素冷凍ギョーザ 198円
日清フラワー小麦粉 1kg 208円
日清キャノーラ油1L 298円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 378円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 108円
スーパードライ350ml 6本 1150円
卵10個 218円
井村屋あずきバーボックス 250円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 118円
明治おいしい牛乳1L 228円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 68円
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 135g 798円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 4缶 398円
カルビーポテチ60g 88円
カルビーじゃがりこ 98円
シャウエッセン 2袋 475円
ハウスバーモントカレー230g 218円
パスコ超熟6枚 148円
店舗見学の感想
当ブログとしては初めての訪問となるアピタ店舗です。かつて内房線沿線には木更津そごうをはじめとして数多くの大型商業施設がありましたが、東京湾アクアラインの開業によるストロー現象や郊外のイオン出店に伴い、数多くのダイエー、イトーヨーカドーが閉店しました。ここ君津市にも2006年までイトーヨーカドーが、2016年までダイエーがありましたが、それぞれ閉店しアピタが市内最大の商業施設になっています。
売場面積は約1万平米と駅前立地にしては広大ですが、ほとんどが直営売場で占められており、総合スーパーという感じ。1階に食料品と住まいの品、2階に衣料品や服飾雑貨を展開しています。飲食店は1階にロッテリアと珈琲館、2階にラーメン屋とお好み焼き屋から成るフードコートが設置されていますが、集客としてはイマイチ。
売場は青果、精肉、惣菜、鮮魚の順で展開されています。首都圏の大手スーパーの場合、青果、鮮魚、精肉、惣菜と続くのが圧倒的に多いなか、異色の配置ですね。青果と精肉の間に冷凍食品とアイスクリームを持ってくるのも特徴的です。青果は非常に基本的な品揃えで、小分けサイズもそれほど充実していませんし、珍しい野菜なども見られませんでした。大手スーパーの多くが行っているミニトマトバイキングも導入されていません。地元野菜や有機野菜のコーナーも設置できると良いですね。
精肉売場は店内調理を実施しているものの品揃えは普通。黒毛和牛のステーキ肉など上質なお肉は揃えています。豚肉などはきちんと小分けパックも販売。惣菜売場は子会社のカネ美食品とテナントの八丁幸が担当。凝ったお惣菜や彩り豊かなお弁当、魚惣菜など展開しており、満足できる品揃えです。肉じゃがやイカと里芋煮、かぼちゃ煮など手作り惣菜があるのは嬉しいですね。ローストビールなど各種サラダも豊富に展開されています。
鮮魚売場は直営のほかに房州の力という鮮魚店が入居。都内のスーパーに比べて大変充実した品揃えで、みずだこのお刺身や生しらすも展開。お造りも値段の割にボリュームがあり、専門店ではアマアジやカンパチ、マコカレイなど珍しい魚のお刺身も味わうことができます。焼き魚や煮魚も販売されており、巨大な本マグロの照り焼きも並んでいました。くじら肉コーナーもあり、一般的なくじらベーコンの他にミンクくじらのサクやさらしクジラなども販売。各種サクや鍋用の具材も豊富で、都内のスーパーでは見たことが無い素晴らしい品揃えでした。
1階住まいの品は寝具が充実しており、布団や座椅子など豊富な品揃えです。一方で生活家電の取り扱いが少ない点がイオン、西友と違いますね。2階衣料品売場は広大で、特に婦人服に多くが割かれています。2階には100円均一のセリアが入居しますが、それ以外のテナントは大手ではありません。ゲームコーナーも設置されていますが、子供・高齢者ともに姿がありませんでした。
初めてアピタを見学しましたが、関東の大手3社(イオン、イトーヨーカドー、西友)と比べてどこか垢ぬけない売場となっています。開業年数によってレベルの違いが出てくるとは思いますが、スポット照明やディスプレイ、関連陳列の点で劣っている点があると思います。一方で鮮魚売場の品揃えは素晴らしいですし、惣菜売場も魅力的な商品で溢れていると思います。青果売場の品揃え見直しや、お酒の拡充やそれに合うおつまみの取り扱いなど、ユニーも今どきなスーパーを目指してみてはどうでしょうか。
平日の昼から夕方にかけて滞在しましたが、食料品フロアには常にある程度のお客さんがいるものの賑わっているとは言い難い状況。住まいの品や衣料品フロアは閑散としていました。総合スーパー各社が苦戦している部分で同様に苦戦しているようです。しかし、1カ所で食料品、衣料品、書籍に日用品まで揃う店は地域のお年寄りにとって貴重で、自治体としてもにぎわいの場として活用、連携していくべきでしょう。