10/4閉店 ピーコックストア上池台店
- 2017/10/05
- 01:11
大田区上池台。
東急池上線の長原駅から徒歩10分程度のところに、ピーコックストア上池台店はあります。
こちらの店舗は2017年10月4日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観。
屋上駐車場を備えた1フロアの店舗。

正面入口。

閉店の案内。

入口入ってすぐの青果売場。ピーコックストアらしい円形の青果台を導入。
最終日は一部野菜のみ仕入れていました。

ガラス張りの壁面。

和日配コーナー。
昼過ぎの時点でほとんど売り切れています。

納豆を大量陳列。

精肉も十分に陳列。

鮮魚売場は対面販売を実施していました。

最終日に加工していたのはお刺身だけでしたが、それでも豊富に取り揃えます。

メイン通路。平台ショーケースは空になっており、元々何が並んでいたのかは分かりません。

惣菜売場。

揚げ物、弁当が中心に作られていました。

午後3時頃の店内。お客さんは疎らでした。

レジ前の催事場では加工食品の値引きが行われており、昼間から人気のコーナーでした。

閉店1時間前には青果、惣菜が半額となり、その後お刺身は全品半額。閉店30分前には精肉が半額となり、多くのお客さんで賑わいました。惣菜コーナーの様子。

青果売場。商品は1つもありません。

お刺身もほとんど売り切れ。

精肉半額ではお客さんが殺到しました。

売り切れた棚。

一時はレジ5台にそれぞれ4人ほど並ぶ程度混雑しましたが、お客さんの数自体多くなく、すぐに解消しました。

店内では棚の撤去が進んでいました。

洋日配コーナーの様子。

こちらの什器は高島平店へ移送されるようですね。店内ではこういった貼り紙やガムテープが至る所に見られました。

18時10分頃より店長による挨拶が始まりました。屋外で実施したため暗いのはご了承ください。
動画でお届けいたします。
さよなら、ありがとう。

ピーコックストア上池台店 店舗概要
開業: 1997年
店舗面積: 約800㎡
住所: 東京都大田区上池台4-21
長原駅から徒歩10分ほどの住宅街の中にある立地。屋上駐車場20台を備え車での利用も出来る店舗です。1997年に大丸ピーコックとして開業してからおよそ20年の歴史に幕を下ろしました。
大田区というと田園調布といった高級住宅街のイメージがありますが、蒲田といった庶民的な街も抱えており、区全域の平均年収は練馬区と同じ程度となっています。上池台は閑静な住宅街で高所得者も住みそうですが、そういった方の支持は得られなかったようです。
閉店セールといったものは行われておらず、売場の商品を売り切っているだけの状態。閉店当日までに加工食品は多くが売り切れていました。当日も生鮮3品と惣菜は展開しているものの、日配品の仕入れはほぼ無しで棚がスカスカでした。売場の飾りつけもほぼ実施しておらず、活気が感じられません。イオンやダイエーから学ぶことはたくさんありそうですね。
閉店当日だけあってお客さんの入りは上々で、特に閉店1時間前からは賑わっていました。レジも5台がフル稼働でした。店員さんの数がとても多く、応援も入っている様子。閉店挨拶には20人ほどが集まり、別れを惜しみました。
イオン傘下に入ってから不採算店の閉鎖や光洋への店舗譲渡などで業績は回復傾向にあるピーコックストア(イオンマーケット)ですが、詳細な業績は公表されていません。しかし、ダイエーのように積極的な改装や新規出店には至っておらず、イオンが本気で立て直しを図っている気配がありません。
上池台店の売場を見ても高級スーパーとは言えず、競合のライフ、東急ストアの方が上質感があります。商品の品揃えもイオン傘下になってからトップバリュ中心へ転換され、高級品が減ってしまいましたが、売場も改装しなければ値段が高いだけの寂れたスーパーです。800平米という中途半端な規模は確かに使い勝手が悪いですが、高齢者を中心にきめ細かなサービスを展開すれば生き残れそうな店舗だと感じました。改装なり営業時間の短縮による経費削減など、手を尽くす所はまだあったと思います。
東急池上線の長原駅から徒歩10分程度のところに、ピーコックストア上池台店はあります。
こちらの店舗は2017年10月4日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観。
屋上駐車場を備えた1フロアの店舗。

正面入口。

閉店の案内。

入口入ってすぐの青果売場。ピーコックストアらしい円形の青果台を導入。
最終日は一部野菜のみ仕入れていました。

ガラス張りの壁面。

和日配コーナー。
昼過ぎの時点でほとんど売り切れています。

納豆を大量陳列。

精肉も十分に陳列。

鮮魚売場は対面販売を実施していました。

最終日に加工していたのはお刺身だけでしたが、それでも豊富に取り揃えます。

メイン通路。平台ショーケースは空になっており、元々何が並んでいたのかは分かりません。

惣菜売場。

揚げ物、弁当が中心に作られていました。

午後3時頃の店内。お客さんは疎らでした。

レジ前の催事場では加工食品の値引きが行われており、昼間から人気のコーナーでした。

閉店1時間前には青果、惣菜が半額となり、その後お刺身は全品半額。閉店30分前には精肉が半額となり、多くのお客さんで賑わいました。惣菜コーナーの様子。

青果売場。商品は1つもありません。

お刺身もほとんど売り切れ。

精肉半額ではお客さんが殺到しました。

売り切れた棚。

一時はレジ5台にそれぞれ4人ほど並ぶ程度混雑しましたが、お客さんの数自体多くなく、すぐに解消しました。

店内では棚の撤去が進んでいました。

洋日配コーナーの様子。

こちらの什器は高島平店へ移送されるようですね。店内ではこういった貼り紙やガムテープが至る所に見られました。

18時10分頃より店長による挨拶が始まりました。屋外で実施したため暗いのはご了承ください。
動画でお届けいたします。
さよなら、ありがとう。

ピーコックストア上池台店 店舗概要
開業: 1997年
店舗面積: 約800㎡
住所: 東京都大田区上池台4-21
長原駅から徒歩10分ほどの住宅街の中にある立地。屋上駐車場20台を備え車での利用も出来る店舗です。1997年に大丸ピーコックとして開業してからおよそ20年の歴史に幕を下ろしました。
大田区というと田園調布といった高級住宅街のイメージがありますが、蒲田といった庶民的な街も抱えており、区全域の平均年収は練馬区と同じ程度となっています。上池台は閑静な住宅街で高所得者も住みそうですが、そういった方の支持は得られなかったようです。
閉店セールといったものは行われておらず、売場の商品を売り切っているだけの状態。閉店当日までに加工食品は多くが売り切れていました。当日も生鮮3品と惣菜は展開しているものの、日配品の仕入れはほぼ無しで棚がスカスカでした。売場の飾りつけもほぼ実施しておらず、活気が感じられません。イオンやダイエーから学ぶことはたくさんありそうですね。
閉店当日だけあってお客さんの入りは上々で、特に閉店1時間前からは賑わっていました。レジも5台がフル稼働でした。店員さんの数がとても多く、応援も入っている様子。閉店挨拶には20人ほどが集まり、別れを惜しみました。
イオン傘下に入ってから不採算店の閉鎖や光洋への店舗譲渡などで業績は回復傾向にあるピーコックストア(イオンマーケット)ですが、詳細な業績は公表されていません。しかし、ダイエーのように積極的な改装や新規出店には至っておらず、イオンが本気で立て直しを図っている気配がありません。
上池台店の売場を見ても高級スーパーとは言えず、競合のライフ、東急ストアの方が上質感があります。商品の品揃えもイオン傘下になってからトップバリュ中心へ転換され、高級品が減ってしまいましたが、売場も改装しなければ値段が高いだけの寂れたスーパーです。800平米という中途半端な規模は確かに使い勝手が悪いですが、高齢者を中心にきめ細かなサービスを展開すれば生き残れそうな店舗だと感じました。改装なり営業時間の短縮による経費削減など、手を尽くす所はまだあったと思います。