大規模小売店舗マニアのブログ

江東区東陽。
総武線の錦糸町駅からすぐのところに、リヴィン錦糸町はあります。
こちらの店舗は2017年10月9日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。



店舗外観。
楽天地ビルの核テナントとして入居。


正面入り口。


大規模小売店舗表示板


西友側フロアガイド


閉店のご案内。


まずは地下1階食料品売場から見ていきます。
閉店1時間前には食料品は全ての商品が無くなっていました。


精肉売場前。平台ショーケースが多いですね。


鮮魚売場付近。


惣菜売場。


加工食品売場のゴンドラは撤去が進んでいました。


閉店直前のレジ混雑は見られませんでした。


惣菜専門店も入居。


西友の高級業態だけあって銘店コーナーも設置されています。


1階は化粧品や服飾雑貨のフロア。


2階服飾雑貨のフロア。大分商品が無くなっていますね。


婦人服コーナー。


3階婦人服コーナー。


商品の無くなった売場。





4階紳士靴コーナー。


鞄など催事場が出来ていました。


なぜスーパーは閉店セールで絨毯を売りたがるのでしょうか。


紳士服もほとんど売り切れ。


5階にはスポーツ衣料のB＆Dが入居。


無印良品は先行して閉店しています。


6階は住まいの品のフロア。


什器が撤去され、広大な売場が広がっています。


一部什器は他店への移送が決まっているようです。


ダイソーも閉鎖されており、一部商品が10円で販売されてました。


7階には島村楽器が入居。


18時15分頃より店長の挨拶が始まりました。動画でお届けします。


閉店直後の様子。


さよなら、ありがとう



リヴィン錦糸町　店舗概要

開業：　1986年11月5日
店舗面積：　21175㎡
住所：　東京都江東区東陽4-12-30


大手総合スーパーはかつて、百貨店形式の大型店を運営していました。ダイエーはプランタン、イトーヨーカドーはロビンソン、ジャスコはボンベルタなどです。セゾングループの西友は、グループ内の西武百貨店の意匠を借りた大型店を展開していました。現在のLIVIN（リヴィン）がその西武店の継承となる店舗で、2000年には西武からリヴィンへと移行しています。

錦糸町西武は1986年に開業。1997年6月にLIVINへと改称されました。売場には食料品売場にデパ地下のような銘品売場が残るなど高級志向が見られましたが、衣料品、住まいの品などは通常の西友と変わらない状況で、テナント比率も高まっていました。跡にはJ・フロントリテイリング傘下のパルコが出店する予定で、地下には西友が再出店します。津田沼などでは西友が閉店する事例もありますが、パルコの地下に西友という組み合わせが実現するようです。

閉店1時半前に到着しましたが、食料品売場にはほぼ商品が無く、一部青果と加工食品が残っているのみでした。レジの混雑を嫌って、早めに値引いたようです。衣料品や住まいの品も大半が売り切れており、主要テナントの無印良品は先行して閉店していました。空いたスペースには靴やカバン、服飾雑貨の催事場が設けられており、大量の商品を陳列。お客さんで賑わっていました。売場の飾りつけについてはもう少し工夫できると思いました。