ヤマザワ山交ビル店
- 2018/02/11
- 22:02
山形県山形市。
JR山形駅から徒歩3分程度のところに、ヤマザワ山交ビル店はあります。
店舗外観。
1972年にダイエーとしてオープンしました。

前面がガラス張りで、シースルーエレベータを備えたデパートのような外観。

駐車場入り口。

宿泊したホテルの部屋から店舗の裏側が見えました。

地元の老舗百貨店の大沼にも無かった吹き抜けが設置されていました。

仙台三越が運営するエムアイプラザもテナントとして入居しています。

フロアガイド

ヤマザワの店内案内。

青果売場。

別角度から。節分のノボリがたくさん置かれています。

節分特設コーナー。

精肉売場。

多くのスーパーで導入されている段付きのショーケースでは無く、平台タイプ。

自家製のウィンナーも販売。

おでん種のばら売りも展開。

鮮魚売場。

海鮮鍋セットも大きめのサイズが揃えられています。
白菜、長ネギ、海鮮に加えて糸こんにゃくが入っているのは珍しいですね。

各種珍味が少量パックで充実。

お刺身の品揃えはイマイチ。
山形は東北地方の都市でも内陸部なので、その影響もあるのでしょうか。

鮮魚前のメイン通路。
買い物カゴをこまめに配置するのはついで買いを期待できるので良いですね。

冷凍食品売場。半額セールを開催しており安かったです。

加工食品ではくらしモアの取り扱いが多く見られました。

味噌や醤油など調味料では地元山形メーカーの商品を揃えています。

特設コーナー。
受験生応援などテーマ陳列が行われています。

惣菜売場。

非常にボリューム感ある陳列。

ピザも販売しています。

和え物、煮物惣菜など小分けの付け合わせ料理が充実。

漬物コーナーは惣菜売場近くに設置されています。
一方で首都圏のスーパーでは見られるサラダコーナーは小さめ。

酒売場はそれなりの品揃え。

ワッツが運営する100円均一コーナーも入居。
同じ建物内には業界2位のセリアも出店しますが、大丈夫なのでしょうか。

ヤマザワ山交ビル店 店舗概要
開業: 2006年3月18日
店舗面積: 約2000㎡
営業時間: 10:00〜21:00
住所: 山形県山形市香澄町3-2-1
駐車場: あり
HP: http://yamazawa.co.jp/store/455
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者1人中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 普通
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: ポイント10倍デー
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 5台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらしモア
価格調査(2018年1月31日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 298円
レタス 298円
きゅうり1本 68円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす5本 350円
りんご1個 128円
国産牛小間切れ肉100g 348円
国産豚バラ肉100g 268円
国産鶏もも肉100g 148円
味の素冷凍ギョーザ 198円(くらしモア)
日清フラワー小麦粉 1kg 278円
日清キャノーラ油1L 298円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 378円
コカ・コーラ1.5L 170円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml 6本 1098円
卵10個 98円
井村屋あずきバーボックス 258円
明治エッセルスーパーカップ 99円
雪印コーヒー1L 168円
明治おいしい牛乳1000mL 238円(関東より西の地域では900mlの商品)
単一銘柄米5kg 1650円
おかめ納豆極小粒3パック 128円
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 698円
ミツカン味ぽん360ml 188円
はごろもシーチキン 3缶 398円
カルビーポテチ60g 75円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 560円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 168円
店舗見学の感想
山形県最大手のスーパー、ヤマザワを訪れました。山形県下43店舗(宮城県に24店舗)を展開しており、マックスバリュの22店舗や、ヨークベニマルの19店舗を大きく上回ります。ちなみに地場スーパー「おーばん」は12店舗、農協系列のAコープは12店舗を運営します。昨年度の決算では売上高1141億円、経常利益16億円を計上しており、地方スーパーの中では堅実な経営を続けています。
今回訪れた山交ビル店は、1972年6月15日にダイエー山形店としてオープンしました。ダイエーとしては初めての東北地方への出店でした。山交バスのバスターミナルを併設し、地下1階から4階にダイエーが出店。5階以上にボウリング場、映画館、レストラン街が設置された、当時としてはデパートのような店舗でした。開業当初は自家用車の普及率も低く、バスを利用して市内から買い物客が訪れ、賑わいを見せました。しかしダイエーが産業再生機構入りするのを機に、東北地方の店舗は仙台店を残して全て撤退することが決定。2005年11月20日をもって33年の歴史に幕を下ろしました。
2006年3月には地元スーパーのヤマザワが入居し、一部フロアで営業が再開。上層階にはオフィスや山形労働局が入りました。また、2014年3月には、エムアイプラザ三越山形店が1階にオープン。吹き抜けやシースルーエレベーターは現在も残されており、最盛期のダイエーの勢いを感じることができます。
ヤマザワの売場を見ていきます。地下1階へのエスカレーターを降りると、左手に青果売場、右手に惣菜売場があります。訪れた日はポイント10倍デーを実施しており、ノボリやPOPが多く飾られていました。青果売場は一般的な品揃え。マヨネーズやドレッシングを野菜売場付近に配置するなど最近のスーパーらしい売場づくり。和日配コーナーでは子会社のサンコー食品の豆腐などが並んでいました。
続く精肉売場では特別高級な商品は扱っていませんが、3パック1000円セールが開催されており、焼肉用、すき焼き用、味付け肉など豊富な種類が対象となっているのは魅力ですね。鮮魚売場では「数の子わさび漬け」「いか刺し松前漬け」「中華くらげ」「いか黄金」といった珍味が充実。お刺身の品揃えは今一つなものの、鍋物セットや鍋物具材は豊富に取り揃えます。
惣菜売場では手作り惣菜と称してお弁当、揚げ物などを中心に展開。あまり広くはないものの、ピザやおはぎも販売します。「切り干し大根」「きんぴらごぼう」「菜の花の胡麻和え」など付け合わせ惣菜の小分けパックも豊富に展開。88円の細巻きバイキングを実施するなど、価格面でも頑張っている印象。
平日の昼間に訪れましたが、主婦層を中心に賑わっていました。付近に競合するスーパーや惣菜店が無いためか、お昼から惣菜売場は盛況。ただし徒歩か自転車での来店が多いため客単価は低い様子でした。十字屋の閉店で、駅前大通り唯一の大型商業施設となる山交ビルですが、中心市街地の低迷が進む中、生き残れるのでしょうか。
JR山形駅から徒歩3分程度のところに、ヤマザワ山交ビル店はあります。
店舗外観。
1972年にダイエーとしてオープンしました。

前面がガラス張りで、シースルーエレベータを備えたデパートのような外観。

駐車場入り口。

宿泊したホテルの部屋から店舗の裏側が見えました。

地元の老舗百貨店の大沼にも無かった吹き抜けが設置されていました。

仙台三越が運営するエムアイプラザもテナントとして入居しています。

フロアガイド

ヤマザワの店内案内。

青果売場。

別角度から。節分のノボリがたくさん置かれています。

節分特設コーナー。

精肉売場。

多くのスーパーで導入されている段付きのショーケースでは無く、平台タイプ。

自家製のウィンナーも販売。

おでん種のばら売りも展開。

鮮魚売場。

海鮮鍋セットも大きめのサイズが揃えられています。
白菜、長ネギ、海鮮に加えて糸こんにゃくが入っているのは珍しいですね。

各種珍味が少量パックで充実。

お刺身の品揃えはイマイチ。
山形は東北地方の都市でも内陸部なので、その影響もあるのでしょうか。

鮮魚前のメイン通路。
買い物カゴをこまめに配置するのはついで買いを期待できるので良いですね。

冷凍食品売場。半額セールを開催しており安かったです。

加工食品ではくらしモアの取り扱いが多く見られました。

味噌や醤油など調味料では地元山形メーカーの商品を揃えています。

特設コーナー。
受験生応援などテーマ陳列が行われています。

惣菜売場。

非常にボリューム感ある陳列。

ピザも販売しています。

和え物、煮物惣菜など小分けの付け合わせ料理が充実。

漬物コーナーは惣菜売場近くに設置されています。
一方で首都圏のスーパーでは見られるサラダコーナーは小さめ。

酒売場はそれなりの品揃え。

ワッツが運営する100円均一コーナーも入居。
同じ建物内には業界2位のセリアも出店しますが、大丈夫なのでしょうか。

ヤマザワ山交ビル店 店舗概要
開業: 2006年3月18日
店舗面積: 約2000㎡
営業時間: 10:00〜21:00
住所: 山形県山形市香澄町3-2-1
駐車場: あり
HP: http://yamazawa.co.jp/store/455
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者1人中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 普通
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: ポイント10倍デー
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 5台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらしモア
価格調査(2018年1月31日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 298円
レタス 298円
きゅうり1本 68円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす5本 350円
りんご1個 128円
国産牛小間切れ肉100g 348円
国産豚バラ肉100g 268円
国産鶏もも肉100g 148円
味の素冷凍ギョーザ 198円(くらしモア)
日清フラワー小麦粉 1kg 278円
日清キャノーラ油1L 298円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 378円
コカ・コーラ1.5L 170円
ほろよい 105円
スーパードライ350ml 6本 1098円
卵10個 98円
井村屋あずきバーボックス 258円
明治エッセルスーパーカップ 99円
雪印コーヒー1L 168円
明治おいしい牛乳1000mL 238円(関東より西の地域では900mlの商品)
単一銘柄米5kg 1650円
おかめ納豆極小粒3パック 128円
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 698円
ミツカン味ぽん360ml 188円
はごろもシーチキン 3缶 398円
カルビーポテチ60g 75円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 560円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 168円
店舗見学の感想
山形県最大手のスーパー、ヤマザワを訪れました。山形県下43店舗(宮城県に24店舗)を展開しており、マックスバリュの22店舗や、ヨークベニマルの19店舗を大きく上回ります。ちなみに地場スーパー「おーばん」は12店舗、農協系列のAコープは12店舗を運営します。昨年度の決算では売上高1141億円、経常利益16億円を計上しており、地方スーパーの中では堅実な経営を続けています。
今回訪れた山交ビル店は、1972年6月15日にダイエー山形店としてオープンしました。ダイエーとしては初めての東北地方への出店でした。山交バスのバスターミナルを併設し、地下1階から4階にダイエーが出店。5階以上にボウリング場、映画館、レストラン街が設置された、当時としてはデパートのような店舗でした。開業当初は自家用車の普及率も低く、バスを利用して市内から買い物客が訪れ、賑わいを見せました。しかしダイエーが産業再生機構入りするのを機に、東北地方の店舗は仙台店を残して全て撤退することが決定。2005年11月20日をもって33年の歴史に幕を下ろしました。
2006年3月には地元スーパーのヤマザワが入居し、一部フロアで営業が再開。上層階にはオフィスや山形労働局が入りました。また、2014年3月には、エムアイプラザ三越山形店が1階にオープン。吹き抜けやシースルーエレベーターは現在も残されており、最盛期のダイエーの勢いを感じることができます。
ヤマザワの売場を見ていきます。地下1階へのエスカレーターを降りると、左手に青果売場、右手に惣菜売場があります。訪れた日はポイント10倍デーを実施しており、ノボリやPOPが多く飾られていました。青果売場は一般的な品揃え。マヨネーズやドレッシングを野菜売場付近に配置するなど最近のスーパーらしい売場づくり。和日配コーナーでは子会社のサンコー食品の豆腐などが並んでいました。
続く精肉売場では特別高級な商品は扱っていませんが、3パック1000円セールが開催されており、焼肉用、すき焼き用、味付け肉など豊富な種類が対象となっているのは魅力ですね。鮮魚売場では「数の子わさび漬け」「いか刺し松前漬け」「中華くらげ」「いか黄金」といった珍味が充実。お刺身の品揃えは今一つなものの、鍋物セットや鍋物具材は豊富に取り揃えます。
惣菜売場では手作り惣菜と称してお弁当、揚げ物などを中心に展開。あまり広くはないものの、ピザやおはぎも販売します。「切り干し大根」「きんぴらごぼう」「菜の花の胡麻和え」など付け合わせ惣菜の小分けパックも豊富に展開。88円の細巻きバイキングを実施するなど、価格面でも頑張っている印象。
平日の昼間に訪れましたが、主婦層を中心に賑わっていました。付近に競合するスーパーや惣菜店が無いためか、お昼から惣菜売場は盛況。ただし徒歩か自転車での来店が多いため客単価は低い様子でした。十字屋の閉店で、駅前大通り唯一の大型商業施設となる山交ビルですが、中心市街地の低迷が進む中、生き残れるのでしょうか。