ザ・モール姫路店
- 2018/03/15
- 03:55
兵庫県姫路市。
神姫バスの北今宿南口停留所すぐのところに、ザ・モール姫路(リヴィン姫路店)はあります。
こちらの店舗は5月15日をもって閉店予定です。
店舗外観。
特徴的な建物ですね。

上層階に行くにつれて売場は狭くなっているようです。

フロアガイド。

1階食品売場のマップ。

入口すぐの大きな吹き抜け。バブル景気の後に建てられた店舗にしては豪華なつくりですね。

店舗の奥にはもう一つ吹き抜けがあります。

各階にはこのような休憩スペースを配置。

まずは1階食品売場から見ていきましょう。

青果売場。

東京の西友と変わらない青果台ですね。

地元野菜も豊富に揃えます。

和日配コーナー。
関西では多くのスーパーでおかめ納豆が販売されていません。

続く鮮魚売場。

明石漁港から直送した丸々1尾の鮮魚も売り出します。

お刺身も充実。

精肉売場。

陳列量が多いですね。

アンガスビーフの巨大肉も平台ショーケースで多数販売。

通路幅はかなり広く、ゆったり買い物出来ますね。

惣菜売場。

西友名物の298円弁当ですが、関西に来ると安さをあまり感じないですね。

揚げ物バイキングはショーケースに入って衛生的。

新宿さぼてんなど惣菜専門店も入居。

加工食品売場。
西友にしては控えめな販促POP。

お酒はあまり充実していません。

冷凍食品コーナー。

銘品ギフトコーナーも豊富ですね。

セルフレジは設置されていません。

2階化粧品売場。

2階肌着売場。

服飾雑貨コーナー。

専門店には衣料品店も入居しています。

3階の婦人服売場。
西友らしい雰囲気の衣料品売場ですね。

クリアランスを実施。

紳士カジュアルファッション。

スーツも充実。

大幅な値下げも実施されています。

スポーツ衣料のコーナー。
手作り感あるPOPが凄いですね。

3階には無印良品も入居。

4階は住まいの品のフロア。

寝具コーナー。

布団なども品揃え豊富。

収納ケースなど生活雑貨。

家電製品コーナー。

都市部の小さな家電量販店ぐらいの品揃えがあります。

白物家電もこの品揃え。

自転車コーナー。

調理器具も充実。

4階喜久屋書店。関東ではあまり聞きませんが、西日本には多い書店です。
(都内にはかつて長崎屋八王子店に出店していた時期があります)

同じく4階のキャン・ドゥ。

5階は子供服のフロア。

スポーツ衣料のコーナー。

総合スーパーらしく玩具も充実。

文具品のコーナー。

大きなゲームコーナーも入居しています。

テナントが撤退したのか、場所を持て余している様子。

リヴィン姫路店 店舗概要
開業: 1994年4月21日
店舗面積: 17977㎡(ザ・モール全館)
営業時間:
1階: 24時間営業
2~5階: 9時~20時
住所: 兵庫県姫路市神子岡前3丁目12-17
駐車場: 1200台(無料)
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者1人中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 普通
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 西友宇治田原センター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 10台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: みなさまのお墨付き
価格調査(2018年2月28日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 397円
レタス 197円
きゅうり1本 57円
トマト(L玉、1つ) 97円
なす3本 197円
りんご1個 107円
国産牛小間切れ肉100g 257円
国産豚バラ肉100g 197円
国産鶏もも肉100g 107円
味の素冷凍ギョーザ 178円
日清フラワー小麦粉 1kg 208円
日清キャノーラ油1L 218円
キューピーマヨネーズ400g(PB) 165円
マルちゃん正麺 298円
コカ・コーラ2L 158円
ほろよい 98円
スーパードライ350ml 6本 1048円
卵10個 197円
井村屋あずきバーボックス 218円
明治エッセルスーパーカップ 89円
雪印コーヒー1L 105円
明治おいしい牛乳900mL 218円
単一銘柄米5kg 1630円
おかめ納豆極小粒3パック 無し
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 120g 698円
ミツカン味ぽん360ml 178円
はごろもシーチキン 3缶 285円
カルビーポテチ60g 73円
カルビーじゃがりこ 89円
シャウエッセン 2袋 348円
ハウスバーモントカレー230g 189円
パスコ超熟6枚 128円
店舗見学の感想
ザ・モールは西友が展開するショッピングセンターの名称です。核店舗は西友かリヴィン(LIVIN)が入居しており、多数の専門店も出店しています。全国に8カ所展開していましたが、今年2月に姫路と周南の2カ所について、西日本で勢力を拡大するイズミに売却し、「ゆめタウン」としてリニューアルオープンする予定であると報道されました。姫路店については5月15日での閉店が決定しています。
また、リヴィンは西友が展開する大型店の名称で、現在8店舗展開しています。元々は1970年代に西友が西武百貨店の屋号、意匠を借りて西友西武店として出店したのが始まりで、郊外を中心に店舗を増やしました。しかし、業績の悪化などからニューGMS業態となるリヴィン(LIVIN)へ1998年より順次転換され、2000年には姿を消すこととなりました。現在はウォルマート傘下に入ったこともあり、売場は西友とほとんど変わりありません。
6フロアのうちリヴィンは1階から5階まで出店。1階は食料品で、2階には肌着、服飾雑貨と化粧品、3階は衣料品フロアで、4階は住まいの品や自転車・家電製品。5階には子供服、子供用品を取り揃えます。直営売場だけでも1万2000平米を超えており、西友の中でもフルラインの品揃え。住まいの品では家具、寝具の他に家電製品、自転車なども充実していました。食料品売場は西友らしいEDLP(Everyday Low Price )を訴求した売場づくりで、価格も関東と変わらない安さで提供されています。他店同額値下げや、プライスロックなどを強調したPOPが多く見られました。
青果売場は地元野菜を揃えるなど充実しています。続く鮮魚売場は対面販売を実施。調理場が見えるようになっており、新鮮さを演出します。お刺身は4点盛りや6点盛りを中心に豊富に揃えており、明石漁港から直送したという丸々1尾の鮮魚も充実。真鯛やオコゼ、のどぐろ、メバルなどが並んでおり、西友としては珍しいと感じました。
精肉売場はプロセスセンターで加工して品揃え。関東では川越流通センターになっていますが、関西では宇治田原センターのようです。関東地方では見られない松坂牛の取り扱いもありました。豚肉や鶏肉に関しては少量パックからファミリー向けの大容量パックまで幅広く展開されています。平台ショーケースではアンガスビールの巨大ステーキも積極的に販売。
惣菜売場はお弁当や揚げ物が中心で凝った商品はありませんが、298円の格安弁当が販売されるなど、低価格志向な品揃え。直営では無く、ベーカリーのドンクが入居しています。加工食品は大手ナショナルブランドが手頃な価格で揃えられており、みなさまのお墨付きなどのPBも目立ちました。ワインなどお酒はあまり充実していません。
売場は非常に閑散としていました。平日の夕方に訪れましたが、食料品売場も広いわりにお客さんの姿が疎ら。レジは西友としては多い10台設置されていますが、セルフレジの導入は無し。関東の店舗では列が出来る事が多い西友ですが、姫路ではあまり人気が無いようです。付近にはマックスバリュが複数あり、イオンモールやイオンタウンも非常に多い地域です。価格では十分競争力があると思いますが、西友の全国画一的な品揃えが支持されていないのでしょうか。
衣料品や住まいの品に関しては全くと言ってよいほどお客さんが居ませんでした。また専門店も同様の状況で、書店や100円ショップ以外は集客出来ていません。6階には何もないスペースも広がっており、開業から20年以上を経て、集客力が衰え、テナントも埋まらない現状が見えてきます。ゆめタウン姫路として開業する際には、直営売場は最小限に留め、集客力のある大型テナントの導入や、フードコート形式の飲食店街を設置する事などが予測されます。
神姫バスの北今宿南口停留所すぐのところに、ザ・モール姫路(リヴィン姫路店)はあります。
こちらの店舗は5月15日をもって閉店予定です。
店舗外観。
特徴的な建物ですね。

上層階に行くにつれて売場は狭くなっているようです。

フロアガイド。

1階食品売場のマップ。

入口すぐの大きな吹き抜け。バブル景気の後に建てられた店舗にしては豪華なつくりですね。

店舗の奥にはもう一つ吹き抜けがあります。

各階にはこのような休憩スペースを配置。

まずは1階食品売場から見ていきましょう。

青果売場。

東京の西友と変わらない青果台ですね。

地元野菜も豊富に揃えます。

和日配コーナー。
関西では多くのスーパーでおかめ納豆が販売されていません。

続く鮮魚売場。

明石漁港から直送した丸々1尾の鮮魚も売り出します。

お刺身も充実。

精肉売場。

陳列量が多いですね。

アンガスビーフの巨大肉も平台ショーケースで多数販売。

通路幅はかなり広く、ゆったり買い物出来ますね。

惣菜売場。

西友名物の298円弁当ですが、関西に来ると安さをあまり感じないですね。

揚げ物バイキングはショーケースに入って衛生的。

新宿さぼてんなど惣菜専門店も入居。

加工食品売場。
西友にしては控えめな販促POP。

お酒はあまり充実していません。

冷凍食品コーナー。

銘品ギフトコーナーも豊富ですね。

セルフレジは設置されていません。

2階化粧品売場。

2階肌着売場。

服飾雑貨コーナー。

専門店には衣料品店も入居しています。

3階の婦人服売場。
西友らしい雰囲気の衣料品売場ですね。

クリアランスを実施。

紳士カジュアルファッション。

スーツも充実。

大幅な値下げも実施されています。

スポーツ衣料のコーナー。
手作り感あるPOPが凄いですね。

3階には無印良品も入居。

4階は住まいの品のフロア。

寝具コーナー。

布団なども品揃え豊富。

収納ケースなど生活雑貨。

家電製品コーナー。

都市部の小さな家電量販店ぐらいの品揃えがあります。

白物家電もこの品揃え。

自転車コーナー。

調理器具も充実。

4階喜久屋書店。関東ではあまり聞きませんが、西日本には多い書店です。
(都内にはかつて長崎屋八王子店に出店していた時期があります)

同じく4階のキャン・ドゥ。

5階は子供服のフロア。

スポーツ衣料のコーナー。

総合スーパーらしく玩具も充実。

文具品のコーナー。

大きなゲームコーナーも入居しています。

テナントが撤退したのか、場所を持て余している様子。

リヴィン姫路店 店舗概要
開業: 1994年4月21日
店舗面積: 17977㎡(ザ・モール全館)
営業時間:
1階: 24時間営業
2~5階: 9時~20時
住所: 兵庫県姫路市神子岡前3丁目12-17
駐車場: 1200台(無料)
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者1人中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 普通
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 西友宇治田原センター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 10台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: みなさまのお墨付き
価格調査(2018年2月28日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 397円
レタス 197円
きゅうり1本 57円
トマト(L玉、1つ) 97円
なす3本 197円
りんご1個 107円
国産牛小間切れ肉100g 257円
国産豚バラ肉100g 197円
国産鶏もも肉100g 107円
味の素冷凍ギョーザ 178円
日清フラワー小麦粉 1kg 208円
日清キャノーラ油1L 218円
キューピーマヨネーズ400g(PB) 165円
マルちゃん正麺 298円
コカ・コーラ2L 158円
ほろよい 98円
スーパードライ350ml 6本 1048円
卵10個 197円
井村屋あずきバーボックス 218円
明治エッセルスーパーカップ 89円
雪印コーヒー1L 105円
明治おいしい牛乳900mL 218円
単一銘柄米5kg 1630円
おかめ納豆極小粒3パック 無し
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 120g 698円
ミツカン味ぽん360ml 178円
はごろもシーチキン 3缶 285円
カルビーポテチ60g 73円
カルビーじゃがりこ 89円
シャウエッセン 2袋 348円
ハウスバーモントカレー230g 189円
パスコ超熟6枚 128円
店舗見学の感想
ザ・モールは西友が展開するショッピングセンターの名称です。核店舗は西友かリヴィン(LIVIN)が入居しており、多数の専門店も出店しています。全国に8カ所展開していましたが、今年2月に姫路と周南の2カ所について、西日本で勢力を拡大するイズミに売却し、「ゆめタウン」としてリニューアルオープンする予定であると報道されました。姫路店については5月15日での閉店が決定しています。
また、リヴィンは西友が展開する大型店の名称で、現在8店舗展開しています。元々は1970年代に西友が西武百貨店の屋号、意匠を借りて西友西武店として出店したのが始まりで、郊外を中心に店舗を増やしました。しかし、業績の悪化などからニューGMS業態となるリヴィン(LIVIN)へ1998年より順次転換され、2000年には姿を消すこととなりました。現在はウォルマート傘下に入ったこともあり、売場は西友とほとんど変わりありません。
6フロアのうちリヴィンは1階から5階まで出店。1階は食料品で、2階には肌着、服飾雑貨と化粧品、3階は衣料品フロアで、4階は住まいの品や自転車・家電製品。5階には子供服、子供用品を取り揃えます。直営売場だけでも1万2000平米を超えており、西友の中でもフルラインの品揃え。住まいの品では家具、寝具の他に家電製品、自転車なども充実していました。食料品売場は西友らしいEDLP(Everyday Low Price )を訴求した売場づくりで、価格も関東と変わらない安さで提供されています。他店同額値下げや、プライスロックなどを強調したPOPが多く見られました。
青果売場は地元野菜を揃えるなど充実しています。続く鮮魚売場は対面販売を実施。調理場が見えるようになっており、新鮮さを演出します。お刺身は4点盛りや6点盛りを中心に豊富に揃えており、明石漁港から直送したという丸々1尾の鮮魚も充実。真鯛やオコゼ、のどぐろ、メバルなどが並んでおり、西友としては珍しいと感じました。
精肉売場はプロセスセンターで加工して品揃え。関東では川越流通センターになっていますが、関西では宇治田原センターのようです。関東地方では見られない松坂牛の取り扱いもありました。豚肉や鶏肉に関しては少量パックからファミリー向けの大容量パックまで幅広く展開されています。平台ショーケースではアンガスビールの巨大ステーキも積極的に販売。
惣菜売場はお弁当や揚げ物が中心で凝った商品はありませんが、298円の格安弁当が販売されるなど、低価格志向な品揃え。直営では無く、ベーカリーのドンクが入居しています。加工食品は大手ナショナルブランドが手頃な価格で揃えられており、みなさまのお墨付きなどのPBも目立ちました。ワインなどお酒はあまり充実していません。
売場は非常に閑散としていました。平日の夕方に訪れましたが、食料品売場も広いわりにお客さんの姿が疎ら。レジは西友としては多い10台設置されていますが、セルフレジの導入は無し。関東の店舗では列が出来る事が多い西友ですが、姫路ではあまり人気が無いようです。付近にはマックスバリュが複数あり、イオンモールやイオンタウンも非常に多い地域です。価格では十分競争力があると思いますが、西友の全国画一的な品揃えが支持されていないのでしょうか。
衣料品や住まいの品に関しては全くと言ってよいほどお客さんが居ませんでした。また専門店も同様の状況で、書店や100円ショップ以外は集客出来ていません。6階には何もないスペースも広がっており、開業から20年以上を経て、集客力が衰え、テナントも埋まらない現状が見えてきます。ゆめタウン姫路として開業する際には、直営売場は最小限に留め、集客力のある大型テナントの導入や、フードコート形式の飲食店街を設置する事などが予測されます。