ピアゴ守山店
- 2018/07/31
- 17:53
愛知県名古屋市。
名鉄瀬戸線の瓢箪山駅から徒歩4分程度のところに、ピアゴ守山店はあります。
店舗外観

1階フロアガイド。

入口すぐのカットケース陳列。
おすすめ品を大量陳列します。

青果売場。
白いタイルが敷き詰められ、スポット照明も多く、きれいで明るい売場です。

季節の果物も充実しています。

カットサラダコーナー。
種類や量も幅広く品揃えします。

続く鮮魚売場。
対面販売を実施しており、関連陳列や映像での販促も積極的に活用しています。

サワラとイサキは丸々1尾で展開。

お刺身コーナー。
中トロの入った上質な商品も扱います。

鮮魚コーナーで焼き魚、煮魚も販売します。

鮮魚と精肉の間に惣菜売場を配置。

揚げ物、天ぷらはバイキング形式で提供します。

名古屋らしく手羽先や味噌カツも販売。

和惣菜はよりどり割引き。

ガパオライスや各種丼物など豊富に揃えます。

冷やし中華、とろろそば、おろしそばなどを198円という低価格で販売。

精肉売場。

国産牛ステーキ肉は100g398円で大量陳列。

洋日配コーナー。

佃煮も豊富に取り揃え。

鮮魚、惣菜売場前にもボリュームあるカットケース陳列。

加工食品売場。

スタイルワンのお菓子コーナー。

味噌は様々な価格帯を揃えます。

お酒コーナー。

2階は衣料品、住まいの品のフロア。

婦人服売場。

紳士肌着売場。

寝具、生活雑貨など住まいの品も揃います。

3階は専門店のフロア。
傘下の夢屋書店も出店します。

100円均一のダイソー

ゲームコーナーも導入しますが、お客さんの姿はありませんでした。

ピアゴ守山店 店舗概要
開業: 2015年7月17日
店舗面積: 4900㎡
営業時間: 9:00~21:00
住所: 愛知県名古屋市守山区東山町12-26
駐車場: 50台
HP: http://www.uny.co.jp/shop/103/index.html
店内・売場の様子
時間帯: 12時頃
客数: やや多い
客層: 単身者中心
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
売場の雰囲気: きれい、明るい
品出し・前出し: 非常に良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: ユニープロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 5台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 非常にきれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: スタイルワン
価格調査(2018年7月1日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 78円
レタス 98円
きゅうり1本 38円
トマト(L玉、1つ) 128円
なす1本 68円
りんご1個 無し
国産牛小間切れ肉100g 278円
国産豚バラ肉100g 228円
国産鶏もも肉100g 118円
味の素冷凍ギョーザ 178円
日清フラワー小麦粉 1kg 108円
日清キャノーラ油1L 158円
キューピーマヨネーズ450g 238円
マルちゃん正麺 378円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 118円
スーパードライ350ml 6本 1058円
卵10個 178円
井村屋あずきバーボックス 250円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 118円
明治おいしい牛乳900mL 228円
単一銘柄米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 148円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 358円
ミツカン味ぽん360ml 179円
はごろもシーチキン 4缶 358円
カルビーポテチ60g 88円
カルビーじゃがりこ 108円
シャウエッセン 2袋 318円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 148円
店舗見学の感想
ユニー株式会社はユニー・ファミリーマートホールディングス傘下で、中部地方を中心に総合スーパーを展開する企業です。1912年に西川長十が、名古屋市中川区下之一色町に履物店「西川屋」を創業したことに始まり、1972年には西川屋、ほていやが合併しユニーが設立。1984年にはコンビニエンスストアのサークルケイ・ジャパン株式会社を設立、翌年には香港に進出するなど規模を拡大し、1997年にはグループ連結売上高が1兆円を突破。
2009年にはイズミヤ、フジと共にプライベートブランド「スタイルワン」を発売開始。それまで独立志向が強く、業界3位にも関わらず他社との連携が無かった孤高のユニーでしたが、競争激化のため手を組みました。同じ年には伊藤忠商事と資本提携。イオン、セブンに対抗する第3極の形成に向けて動き出しました。
提携は進めるもののユニーの自主経営路線は固く、ファミリーマート側から秋波が送られることもありましたが、ユニーは慎重でした。2014年には読売新聞がサークルKサンクス売却と飛ばし記事を書きますが、誤報に終わりました。しかし、ユニーグループホールディングスの業績は右肩下がりで、2012年に440億円あった営業利益は3年で半分の202億円へ減少。特にサークルKサンクスは大手3社と差が広がる平均日販、それに伴うエリアFCの離反が相次ぎ、大手の草刈り場と化していました。
業績の悪化により重い腰を上げたユニーは、2015年3月10日にファミリーマートとの経営統合に向け協議を開始。2016年9月1日にファミリーマートを存続会社として「ユニー・ファミリーマートホールディングス」が発足しました。2017年11月にはドン・キホーテと業務資本提携を行いユニーとのダブルネームの店舗運営をスタート。同時に株式の40%をドン・キホーテが取得しました。
業績が悪化し、ファミリーマートに救済される形で経営統合したユニー。ドン・キホーテとのダブルネーム店は売上が急上昇しており、今後も長崎屋のように転換が進むと考えられます。企業として力があるうちに業界再編を主導出来れば、現在のような結末を迎えずに済んだかも知れません。
現在、ユニーはアピタ、ピアゴなどを192店舗展開しています。単体の業績は2018年2月期で
営業収益 7128億円
営業利益 179億円
経常利益 169億円
当期純利益 92億円
昨年度は大幅な最終赤字を計上しましたが、本業の稼ぐ力を示す営業利益は2011年以降毎年100億円以上を計上しており、営業損失が続くイオンリテールや一時期赤字転落したイトーヨーカ堂、そしてかつてのダイエー、マイカルに比べれば競争力のある企業だと思われます。一昨年までは総合スーパー業界でイオン、イトーヨーカドーに次ぐ3位の売上がありましたが、現在は西日本を中心に展開するイズミ(ゆめタウン)に抜かれ4位となっています。
ちなみに、ユニー単体の売上は20年前の1998年2月期で7479億円であり、現在とほとんど変わっていない事が分かります。これは2009年に傘下の食品スーパー「ユーストア」を吸収合併したことが原因で、翌年の2010年2月期には8246億円にまで拡大しますが、不採算店の閉鎖を重ね、縮小していくことになります。
さて、今回訪れたピアゴ守山店は1971年10月1日に開業。43年間営業を続けてきましたが、2014年3月31日に一旦閉店し、減築と耐震補強工事を行い、2015年7月17日に再オープンを果たしました。外観、店内も真新しいので、新規出店とばかり思っていました。
オープンから3年足らずという事で、店内は非常にきれいです。白いタイルが敷き詰められた売場は明るく清潔感あります。旧店舗は4フロアで約6300㎡あり、総合スーパー業態として衣食住を品揃えしていましたが、改築後は一回り小さくなり、直営は2フロアへ縮小。首都圏で例えるならライフのようなSSM(スーパースーパーマーケット)業態となりました。
1階食料品売場から見ていきましょう。青果売場は一般的な品揃え。フルーツに関しては桃やブドウなど季節の品を中心に上質な商品も展開します。カット野菜のコーナーも充実。続く鮮魚売場は対面販売を実施。丸々1尾の鮮魚としては「さわら」や「いさき」を展開します。お刺身コーナーは4点盛り500円と798円の2種類を品揃え。1種類あたりの量を減らした盛り合わせも販売しており、個食化にも対応します。焼き魚コーナーではカラスガレイの煮付けや鮎の塩焼き、ぎんだらの照り焼きも販売。鯛めしやタコめし、パエリア、カルパッチョ、まぐろ丼の素など関連陳列はきちんと出来ています。
続く惣菜売場では、手の込んだ多彩な料理を提供。具だくさんで野菜も入ったお弁当や、丼もの、ガパオライス、カツサンドなど魅力ある商品を揃えます。お寿司コーナーでは大トロの入ったまぐろずくし1185円といった高価格帯も展開します。名古屋らしい手羽先や味噌串カツも並んでいます。
精肉売場は幅広い品揃え。ステーキ肉でも黒毛和牛、国産牛、オーストラリア産と高級品からお得な品まで展開。この他、焼肉盛り合わせやジャンボパックも扱っており、ファミリー層向けの商品も販売します。パン粉をまぶしてあり、あとは揚げるだけのトンカツや、アスパラベーコンなど簡単調理の加工品も見られました。
驚いたのは、加工食品の安さです。日清フラワー小麦粉1kg108円、日清キャノーラ油1L158円、シャウエッセン2袋318円など、東京ではなかなか見られない価格設定です。首都圏では、大手スーパーはチラシの品であってもそれほど価格で勝負をしません。イオン、イトーヨーカドーに比べて安いスーパーはいくらでもあり、両社は上質な商品を展開する価値志向です。至近距離に競合がひしめいている訳でも無いのに、なぜ値下げへ走るのでしょうか。売場ではイズミヤ、フジと共同で開発したPB「スタイルワン」が多く見られました。しかし価格よりも質を重視した商品開発のようで、イオンのトップバリュのような安さはありませんでした。
休日の昼間に訪れましたが、そこそこ多くのお客さんで賑わっていました。しかし売場の広さの割に食品レジは5台しか無く、全て開設しているにも関わらず列が出来ていました。オープン当初の予測を上回る客数なのかも知れませんが、お客さんを待たせないためにレジ増設など投資が必要でしょう。一方で2階衣料品、日用品売場は閑散としており、苦戦している様子。3階には夢屋書店、ダイソー、ゲームコーナーが入居しますが、ダイソー以外お客さんが入っていませんでした。
名鉄瀬戸線の瓢箪山駅から徒歩4分程度のところに、ピアゴ守山店はあります。
店舗外観

1階フロアガイド。

入口すぐのカットケース陳列。
おすすめ品を大量陳列します。

青果売場。
白いタイルが敷き詰められ、スポット照明も多く、きれいで明るい売場です。

季節の果物も充実しています。

カットサラダコーナー。
種類や量も幅広く品揃えします。

続く鮮魚売場。
対面販売を実施しており、関連陳列や映像での販促も積極的に活用しています。

サワラとイサキは丸々1尾で展開。

お刺身コーナー。
中トロの入った上質な商品も扱います。

鮮魚コーナーで焼き魚、煮魚も販売します。

鮮魚と精肉の間に惣菜売場を配置。

揚げ物、天ぷらはバイキング形式で提供します。

名古屋らしく手羽先や味噌カツも販売。

和惣菜はよりどり割引き。

ガパオライスや各種丼物など豊富に揃えます。

冷やし中華、とろろそば、おろしそばなどを198円という低価格で販売。

精肉売場。

国産牛ステーキ肉は100g398円で大量陳列。

洋日配コーナー。

佃煮も豊富に取り揃え。

鮮魚、惣菜売場前にもボリュームあるカットケース陳列。

加工食品売場。

スタイルワンのお菓子コーナー。

味噌は様々な価格帯を揃えます。

お酒コーナー。

2階は衣料品、住まいの品のフロア。

婦人服売場。

紳士肌着売場。

寝具、生活雑貨など住まいの品も揃います。

3階は専門店のフロア。
傘下の夢屋書店も出店します。

100円均一のダイソー

ゲームコーナーも導入しますが、お客さんの姿はありませんでした。

ピアゴ守山店 店舗概要
開業: 2015年7月17日
店舗面積: 4900㎡
営業時間: 9:00~21:00
住所: 愛知県名古屋市守山区東山町12-26
駐車場: 50台
HP: http://www.uny.co.jp/shop/103/index.html
店内・売場の様子
時間帯: 12時頃
客数: やや多い
客層: 単身者中心
買い物内容: 生鮮、加食中心にやや多め
売場の雰囲気: きれい、明るい
品出し・前出し: 非常に良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: ユニープロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 5台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 非常にきれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: スタイルワン
価格調査(2018年7月1日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 78円
レタス 98円
きゅうり1本 38円
トマト(L玉、1つ) 128円
なす1本 68円
りんご1個 無し
国産牛小間切れ肉100g 278円
国産豚バラ肉100g 228円
国産鶏もも肉100g 118円
味の素冷凍ギョーザ 178円
日清フラワー小麦粉 1kg 108円
日清キャノーラ油1L 158円
キューピーマヨネーズ450g 238円
マルちゃん正麺 378円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 118円
スーパードライ350ml 6本 1058円
卵10個 178円
井村屋あずきバーボックス 250円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 118円
明治おいしい牛乳900mL 228円
単一銘柄米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 148円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 358円
ミツカン味ぽん360ml 179円
はごろもシーチキン 4缶 358円
カルビーポテチ60g 88円
カルビーじゃがりこ 108円
シャウエッセン 2袋 318円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 148円
店舗見学の感想
ユニー株式会社はユニー・ファミリーマートホールディングス傘下で、中部地方を中心に総合スーパーを展開する企業です。1912年に西川長十が、名古屋市中川区下之一色町に履物店「西川屋」を創業したことに始まり、1972年には西川屋、ほていやが合併しユニーが設立。1984年にはコンビニエンスストアのサークルケイ・ジャパン株式会社を設立、翌年には香港に進出するなど規模を拡大し、1997年にはグループ連結売上高が1兆円を突破。
2009年にはイズミヤ、フジと共にプライベートブランド「スタイルワン」を発売開始。それまで独立志向が強く、業界3位にも関わらず他社との連携が無かった孤高のユニーでしたが、競争激化のため手を組みました。同じ年には伊藤忠商事と資本提携。イオン、セブンに対抗する第3極の形成に向けて動き出しました。
提携は進めるもののユニーの自主経営路線は固く、ファミリーマート側から秋波が送られることもありましたが、ユニーは慎重でした。2014年には読売新聞がサークルKサンクス売却と飛ばし記事を書きますが、誤報に終わりました。しかし、ユニーグループホールディングスの業績は右肩下がりで、2012年に440億円あった営業利益は3年で半分の202億円へ減少。特にサークルKサンクスは大手3社と差が広がる平均日販、それに伴うエリアFCの離反が相次ぎ、大手の草刈り場と化していました。
業績の悪化により重い腰を上げたユニーは、2015年3月10日にファミリーマートとの経営統合に向け協議を開始。2016年9月1日にファミリーマートを存続会社として「ユニー・ファミリーマートホールディングス」が発足しました。2017年11月にはドン・キホーテと業務資本提携を行いユニーとのダブルネームの店舗運営をスタート。同時に株式の40%をドン・キホーテが取得しました。
業績が悪化し、ファミリーマートに救済される形で経営統合したユニー。ドン・キホーテとのダブルネーム店は売上が急上昇しており、今後も長崎屋のように転換が進むと考えられます。企業として力があるうちに業界再編を主導出来れば、現在のような結末を迎えずに済んだかも知れません。
現在、ユニーはアピタ、ピアゴなどを192店舗展開しています。単体の業績は2018年2月期で
営業収益 7128億円
営業利益 179億円
経常利益 169億円
当期純利益 92億円
昨年度は大幅な最終赤字を計上しましたが、本業の稼ぐ力を示す営業利益は2011年以降毎年100億円以上を計上しており、営業損失が続くイオンリテールや一時期赤字転落したイトーヨーカ堂、そしてかつてのダイエー、マイカルに比べれば競争力のある企業だと思われます。一昨年までは総合スーパー業界でイオン、イトーヨーカドーに次ぐ3位の売上がありましたが、現在は西日本を中心に展開するイズミ(ゆめタウン)に抜かれ4位となっています。
ちなみに、ユニー単体の売上は20年前の1998年2月期で7479億円であり、現在とほとんど変わっていない事が分かります。これは2009年に傘下の食品スーパー「ユーストア」を吸収合併したことが原因で、翌年の2010年2月期には8246億円にまで拡大しますが、不採算店の閉鎖を重ね、縮小していくことになります。
さて、今回訪れたピアゴ守山店は1971年10月1日に開業。43年間営業を続けてきましたが、2014年3月31日に一旦閉店し、減築と耐震補強工事を行い、2015年7月17日に再オープンを果たしました。外観、店内も真新しいので、新規出店とばかり思っていました。
オープンから3年足らずという事で、店内は非常にきれいです。白いタイルが敷き詰められた売場は明るく清潔感あります。旧店舗は4フロアで約6300㎡あり、総合スーパー業態として衣食住を品揃えしていましたが、改築後は一回り小さくなり、直営は2フロアへ縮小。首都圏で例えるならライフのようなSSM(スーパースーパーマーケット)業態となりました。
1階食料品売場から見ていきましょう。青果売場は一般的な品揃え。フルーツに関しては桃やブドウなど季節の品を中心に上質な商品も展開します。カット野菜のコーナーも充実。続く鮮魚売場は対面販売を実施。丸々1尾の鮮魚としては「さわら」や「いさき」を展開します。お刺身コーナーは4点盛り500円と798円の2種類を品揃え。1種類あたりの量を減らした盛り合わせも販売しており、個食化にも対応します。焼き魚コーナーではカラスガレイの煮付けや鮎の塩焼き、ぎんだらの照り焼きも販売。鯛めしやタコめし、パエリア、カルパッチョ、まぐろ丼の素など関連陳列はきちんと出来ています。
続く惣菜売場では、手の込んだ多彩な料理を提供。具だくさんで野菜も入ったお弁当や、丼もの、ガパオライス、カツサンドなど魅力ある商品を揃えます。お寿司コーナーでは大トロの入ったまぐろずくし1185円といった高価格帯も展開します。名古屋らしい手羽先や味噌串カツも並んでいます。
精肉売場は幅広い品揃え。ステーキ肉でも黒毛和牛、国産牛、オーストラリア産と高級品からお得な品まで展開。この他、焼肉盛り合わせやジャンボパックも扱っており、ファミリー層向けの商品も販売します。パン粉をまぶしてあり、あとは揚げるだけのトンカツや、アスパラベーコンなど簡単調理の加工品も見られました。
驚いたのは、加工食品の安さです。日清フラワー小麦粉1kg108円、日清キャノーラ油1L158円、シャウエッセン2袋318円など、東京ではなかなか見られない価格設定です。首都圏では、大手スーパーはチラシの品であってもそれほど価格で勝負をしません。イオン、イトーヨーカドーに比べて安いスーパーはいくらでもあり、両社は上質な商品を展開する価値志向です。至近距離に競合がひしめいている訳でも無いのに、なぜ値下げへ走るのでしょうか。売場ではイズミヤ、フジと共同で開発したPB「スタイルワン」が多く見られました。しかし価格よりも質を重視した商品開発のようで、イオンのトップバリュのような安さはありませんでした。
休日の昼間に訪れましたが、そこそこ多くのお客さんで賑わっていました。しかし売場の広さの割に食品レジは5台しか無く、全て開設しているにも関わらず列が出来ていました。オープン当初の予測を上回る客数なのかも知れませんが、お客さんを待たせないためにレジ増設など投資が必要でしょう。一方で2階衣料品、日用品売場は閑散としており、苦戦している様子。3階には夢屋書店、ダイソー、ゲームコーナーが入居しますが、ダイソー以外お客さんが入っていませんでした。