千葉県流山市。
東武アーバンパークラインの江戸川台駅から徒歩4分程度のところに、ビッグ・エー流山江戸川台西店はあります。
店舗外観

青果売場。
ビッグ・エーお馴染みの、平台が無く壁際だけの青果コーナー。
国産野菜にこだわった品揃えを展開しています。

カット野菜も最低限の品揃え。

精肉売場。
全てアウトパック商品となっています。

アンガス牛のステーキ肉は扱いますが、国産牛肉など高価格帯の商品は扱わない方針。

鮮魚売場。
マグロのお刺身以外は塩干や干物など日持ちする商品を中心に揃えます。

調味料コーナー。
ビッグ・エー独自ブランド商品を多く揃えています。

加工食品売場。

徹底的なカットケース陳列に取り組みます。

他社で言う100円均一商品は86円で展開します。

メイン通路。

飲料コーナーも半分段ボールに入った状態で販売。

和日配コーナー。
プライベートブランドの豆腐は1丁33円で販売。

惣菜売場。

唐揚げ、コロッケなども店内加工は行わず、アウトパックを活用。
チルド温度帯で販売することで消費期限の延長も実現します。

おにぎりは63円から73円と価格訴求を行い、コンビニなどに対抗。
ビッグ・エー流山江戸川台西店 店舗概要開業: 不明
店舗面積: 約500㎡
営業時間: 24時間営業
住所: 千葉県流山市江戸川台西1-24-1
駐車場: あり
HP:
https://www.biga.co.jp/archives/store/1147店内・売場の様子時間帯: 15時頃
客数: 少ない
客層: 高齢者中心
買い物内容: 加工食品中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ、ムサシノミート
鮮魚加工者: アルティフーズ、エスケーフーズ
食品レジ: 2台(1台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 自社PB
価格調査(2018年10月15日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 166円
レタス 156円
きゅうり1本 69円
トマト(L玉、1つ) 146円
なす5本 299円
りんご1個 89円
国産牛切り落とし100g 無し
国産豚バラ肉100g 無し
国産鶏もも肉100g 93円
味の素冷凍ギョーザ 206円
日清フラワー小麦粉 1kg 無し
味の素キャノーラ油1L 193円
キューピーマヨネーズ300g 166円
マルちゃん正麺 326円
コカ・コーラ1.5L 129円
ほろよい 103円
スーパードライ350ml 6本 1016円
卵10個 196円
井村屋あずきバーボックス 196円
明治エッセルスーパーカップ 76円
雪印コーヒー1L 無し
明治おいしい牛乳900mL 無し
単一銘柄米5kg 1490円
おかめ納豆極小粒3パック 86円
明治ブルガリアヨーグルト450g 136円
ネスカフェゴールドブレンド 120g 796円
ミツカン味ぽん360ml 無し
はごろもシーチキン 無し
カルビーポテチ60g 69円
カルビーじゃがりこ 89円
シャウエッセン 2袋 無し
ハウスバーモントカレー230g 189円
パスコ超熟6枚 無し
店舗見学の感想江戸川台駅から少し歩いたところにある2階建ての古い建物。こちらの1階にビッグ・エーは出店しています。ちなみに2階は釣り具販売店が入居。現在は使われていない屋上広告塔もあり、以前スーパーだった面影があります。実は、当時東葛地区を中心に展開していたスーパー「プリマート」が1975年に開業した建物です。1978年にプリマートがマルエツ傘下に入るのに伴い、マルエツへ改称。しかし2006年にマルエツは閉店し、跡地に「サントマト」というスーパーが出店しますが、ほどなく閉店し、現在ビッグ・エーが出店しています。
ビッグ・エーとしては比較的売場が広く、加工食品売場が充実しています。ビッグ・エーお得意のカットケース陳列が徹底されており、調味料からお菓子、飲料まで、ほとんど全ての商品は段ボールに入った状態でゴンドラに並べられています。洋日配コーナーでも、納品された牛乳ケースのまま商品を陳列など簡素化が進められています。
青果売場では国産野菜のみ販売している事をアピール。みかん、リンゴ、梨、巨峰といった季節の果物は一通り揃えますが、品種は1つに絞り込んでの販売となっています。野菜も最低限の品揃え。精肉売場では一転して外国産が目立ちました。牛肉はオーストラリア産アンガス牛、豚肉はカナダ産、アメリカ産が中心で、鶏肉だけは国産を販売しています。鮮魚売場は干物、塩干、珍味が中心なものの、まぐろの切り落としは扱います。うなぎの蒲焼は999円で提供。
加工食品売場ではビッグ・エー独自のプライベートブランドが目立ちます。ドレッシングコーナーではキユーピーとほぼ同じアイテム数の自社PBを展開。マヨネーズ、ケチャップ、醤油、ポン酢などもナショナルブランドの横には必ず自社PBを並べて陳列することにより価格訴求を行います。しかし、油のように味の素を特売価格(193円)で販売することで、自社PB(229円)より安価になっているケースも見られました。
惣菜売場はコンビニと同じようにチルド商品が充実。コロッケ、メンチカツ、から揚げ、餃子もチルド温度帯で販売することにより、期限の延長を図っています。お弁当はハンバーグ弁当299円、チキンカツ弁当299円、オムライス299円などお手頃価格で販売。おにぎりは鮭や梅など定番品は73円、たらこバター醤油やとろサーモンマヨ、野沢菜おかか昆布といった変わり種が63円という低価格で提供されています。
平日の昼間に訪れましたが、お客さんは少なめでした。カゴ一杯に加工食品を購入していく方もいれば、2~3品のみ購入する方もおり、客層も客単価もバラバラでした。従業員も見たところ2人しかおらず、品出しをしながらレジを見るような状況。鮮魚、精肉、惣菜が全てアウトパックで、コンビニに近いオペレーションなのかも知れません。レジはビッグ・エー独特のもので、カートに直接商品を入れる仕組みが導入されています。