トライアル宇部中央店
- 2019/01/13
- 20:01
山口県宇部市。
宇部新川駅から徒歩5分程度のところに、トライアル宇部中央店はあります。
店舗外観。
幹線道路沿いのローサイド立地です。マンガ倉庫宇部店の跡地に居抜き出店しています。

フロアガイド

青果売場。
簡素な青果台ですね。

白菜1玉99円という激安価格。

都内のスーパーでは1/4で98円程度なのですが、39円という衝撃価格。

カラフルな巨大POPで安さをアピール。

品揃えは売れ筋・定番品が中心ですが、上質な商品は少なめ。
カット野菜は扱っています。

九州地方では定番商品のソフト豆腐。

和日配コーナー。

焼きそば麺は1玉16円。

うどんも1玉16円という激安で販売。
ちなみに、私が過去に訪れたスーパーでの最安値は、愛知県のカネスエが販売している8円のうどん・焼きそばです。

続く鮮魚売場。直営ではなく、友貴水産が担当しています。

2点盛りで298円という激安のお刺身も販売。

4点盛り500円、6点盛り880円など盛り合わせも激安。

お寿司コーナー。

丸々1尾の鮮魚はあまり扱っていませんが、切り身などは充実。

鮮魚売場に続いて、惣菜売場を配置。

揚げ物コーナー。

さんまの塩焼きが1尾で99円という驚きの価格。

おにぎりは1個59円から

精肉売場。

牛肉コーナー。
ファミリー向けの焼肉盛り合わせなどが充実しています。
経費削減のためか、トレーは同じデザインで統一。

鶏肉コーナー。
首都圏のオーケーストアのようなビニール袋を用いた簡易包装も導入しています。

ホルモンが充実。

精肉売場。
中置きの冷蔵ショーケースも設置されており、冷凍加工品も強化。

冷凍食品売場。

食パンは1斤69円で販売。

地元リョーユーパンの商品も目立ちます。

背の高さまであるカットケース陳列も実施。

ポテトチップスをボリューム展開。

プライベートブランドも強化されています。

スーパーセンター業態の店舗のため、ホームセンター関連商品も扱っています。
こちらは衣料品コーナー。

日用雑貨コーナー。

カットケース陳列や派手なPOPなど、ドン・キホーテの圧縮陳列に似た雰囲気もあります。

トライアル宇部中央店 店舗概要
開業: 2016年7月13日
店舗面積: 約3000㎡
営業時間: 24時間営業
住所: 山口県宇部市中央町3丁目16-20
駐車場: 300台
HP: https://www.trial-net.co.jp/shops/view/357
店内・売場の様子
時間帯: 17時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、単身男性中心
買い物内容: 生鮮、加食、日用品中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 悪い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 白鳥プロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 4台(2台稼働中)(全てセミセルフレジ)
セルフレジ: 6台
トイレ: やや汚い
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 自社PB
価格調査(2018年12月13日) <この価格は全て総額表示(税込価格)です>
キャベツ 79円
レタス 79円
きゅうり1本 59円
トマト(L玉、1つ) 79円
なす3本 199円
りんご1個 99円
国産牛小間切れ肉100g 299円
国産豚バラ肉100g 198円
国産鶏もも肉100g 79円
味の素冷凍ギョーザ 199円
日清フラワー小麦粉 1kg 219円
味の素キャノーラ油1350mL 399円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 330円
コカ・コーラ1.5L 129円
ほろよい 100円
スーパードライ350ml 6本 1099円
卵10個 149円
井村屋あずきバーボックス 198円
明治エッセルスーパーカップ 78円
雪印コーヒー1L 119円
明治おいしい牛乳900mL 225円
単一銘柄米5kg 1799円
おかめ納豆極小粒3パック 無し
明治ブルガリアヨーグルト450g 139円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 599円
ミツカン味ぽん360ml 179円
はごろもシーチキン 3缶 299円
カルビーポテチ50g 59円
カルビーじゃがりこ 89円
シャウエッセン 2袋 無し
ハウスバーモントカレー230g 239円
パスコ超熟6枚 無し
店舗見学の感想
トライアルカンパニーは福岡県に本社を置き、福岡県の46店舗をはじめとして全国に214店舗を展開するディスカウントストアです。2018年3月期決算は売上高3452億円、営業利益50億円、経常利益57億円、当期利益26億円となっています。ディスカウント大手のドン・キホーテは29期連続の増収増益を達成していますが、トライアルは長期的には成長しているものの業績が安定しておらず、今年は減収増益、昨年は増収減益となっています。
3000平米から4000平米程度のスーパーセンターを中心に展開しており、24時間営業と居抜き出店が多いことで知られています。ITを活用した先進的な取り組みを多数行っており、店内に700台のカメラを設置して人の動きや商品棚を分析したり、精算機能がついた買い物カートを導入したり、先日には夜間無人の店舗をオープンさせました。一方で、居抜きで出店した店舗では老朽化が進み、耐震基準を満たしていない店舗も少なくないと見られ、建替えか移転を迫られています。
今回訪れた宇部中央店も「マンガ倉庫宇部店」の居抜きで2016年に出店しました。1フロアで食料品、日用品、家電、肌着、ペット用品などホームセンターのような品揃えを展開しています。食品売場は青果、鮮魚、惣菜、精肉の順に展開。売場には所狭しと巨大でカラフルなPOPが飾られており、ごちゃごちゃとした雰囲気となっています。
価格は非常に安くなっています。全品税込み価格とは思えないような驚くべき安さが見られました。白菜1玉99円、食パン1斤69円、さんまの塩焼き1尾99円、国産鶏もも肉100g79円、豆腐1丁29円、うどん・焼きそば1玉16円、カルビーポテトチップス50g59円など、生鮮品から加工食品まで、競合他社に対して価格優位に立っています。
青果売場は運送用のプラスチックコンテナを積み重ねただけの簡素な青果台を導入。品揃えは標準的で上質な商品は扱っていませんが、最低限の小分けパックやサラダ用野菜は取り扱います。みかんや白菜など、季節の売れ筋商品についてはボリューム陳列をして訴求しています。
続く鮮魚売場は友貴水産が担当。お刺身コーナーでは2点盛り298円という激安商品を展開しており、4点盛りでも500円、6点盛りでも880円という安さ。単品ではカツオ、スズキ、真アジの刺身の他、サザエの刺身も提供しています。丸々1尾の鮮魚はあまり並んでいないものの、本アンコウや子持ちカレイの切り身や、鍋物用の鮭、たら、つみれ、カニなどは充実しています。寿司は鮮魚が担当しており、8貫で398円、12貫で498円という低価格で販売。
惣菜売場も激安商品の宝庫です。一般的なスーパーでは198円から298円程度のサンマ塩焼きが99円、カツ丼や焼豚丼は299円、おにぎりは梅、しそ昆布、おかかなどは59円で提供。品揃えはあまり良くないものの、揚げ物各種もお手頃価格で販売します。
精肉売場はプロセスセンターでの加工を実施。炒めるだけの味付け肉や、フライパンで簡単にから揚げ、チキン南蛮が出来る簡便調理の商品を強化。鶏肉などはオーケーストアのようにプラスチックトレーを廃止し、ビニール袋に入れて陳列されています。牛肉でも上質な商品はほぼ扱っていませんが、豪州産の巨大ステーキ肉やボリュームのある焼肉盛り合わせなどファミリー向けの商品が充実しています。
加工商品売場は自社PBが充実していますが、大手NBも低価格で販売されています。また、カップ麺や鍋つゆなどは背の高さまであるカットケース陳列を実施。ホームセンター部分でも、背の高い什器が採用されており、ドン・キホーテほどではないものの圧縮陳列のような雰囲気となっています。
平日の夕方に訪れましたが、多くのお客さんで賑わっていました。食料品と同時に日用消耗品も大量買いするお客さんが目立ちました。レジはセミセルフレジ4台と完全セルフレジ6台というあまり見られない導入手法(通常、セミセルフレジか完全セルフレジと、通常レジを組み合わせます)となっています。
宇部新川駅から徒歩5分程度のところに、トライアル宇部中央店はあります。
店舗外観。
幹線道路沿いのローサイド立地です。マンガ倉庫宇部店の跡地に居抜き出店しています。

フロアガイド

青果売場。
簡素な青果台ですね。

白菜1玉99円という激安価格。

都内のスーパーでは1/4で98円程度なのですが、39円という衝撃価格。

カラフルな巨大POPで安さをアピール。

品揃えは売れ筋・定番品が中心ですが、上質な商品は少なめ。
カット野菜は扱っています。

九州地方では定番商品のソフト豆腐。

和日配コーナー。

焼きそば麺は1玉16円。

うどんも1玉16円という激安で販売。
ちなみに、私が過去に訪れたスーパーでの最安値は、愛知県のカネスエが販売している8円のうどん・焼きそばです。

続く鮮魚売場。直営ではなく、友貴水産が担当しています。

2点盛りで298円という激安のお刺身も販売。

4点盛り500円、6点盛り880円など盛り合わせも激安。

お寿司コーナー。

丸々1尾の鮮魚はあまり扱っていませんが、切り身などは充実。

鮮魚売場に続いて、惣菜売場を配置。

揚げ物コーナー。

さんまの塩焼きが1尾で99円という驚きの価格。

おにぎりは1個59円から

精肉売場。

牛肉コーナー。
ファミリー向けの焼肉盛り合わせなどが充実しています。
経費削減のためか、トレーは同じデザインで統一。

鶏肉コーナー。
首都圏のオーケーストアのようなビニール袋を用いた簡易包装も導入しています。

ホルモンが充実。

精肉売場。
中置きの冷蔵ショーケースも設置されており、冷凍加工品も強化。

冷凍食品売場。

食パンは1斤69円で販売。

地元リョーユーパンの商品も目立ちます。

背の高さまであるカットケース陳列も実施。

ポテトチップスをボリューム展開。

プライベートブランドも強化されています。

スーパーセンター業態の店舗のため、ホームセンター関連商品も扱っています。
こちらは衣料品コーナー。

日用雑貨コーナー。

カットケース陳列や派手なPOPなど、ドン・キホーテの圧縮陳列に似た雰囲気もあります。

トライアル宇部中央店 店舗概要
開業: 2016年7月13日
店舗面積: 約3000㎡
営業時間: 24時間営業
住所: 山口県宇部市中央町3丁目16-20
駐車場: 300台
HP: https://www.trial-net.co.jp/shops/view/357
店内・売場の様子
時間帯: 17時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、単身男性中心
買い物内容: 生鮮、加食、日用品中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 悪い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 白鳥プロセスセンター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 4台(2台稼働中)(全てセミセルフレジ)
セルフレジ: 6台
トイレ: やや汚い
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 自社PB
価格調査(2018年12月13日) <この価格は全て総額表示(税込価格)です>
キャベツ 79円
レタス 79円
きゅうり1本 59円
トマト(L玉、1つ) 79円
なす3本 199円
りんご1個 99円
国産牛小間切れ肉100g 299円
国産豚バラ肉100g 198円
国産鶏もも肉100g 79円
味の素冷凍ギョーザ 199円
日清フラワー小麦粉 1kg 219円
味の素キャノーラ油1350mL 399円
キューピーマヨネーズ450g 198円
マルちゃん正麺 330円
コカ・コーラ1.5L 129円
ほろよい 100円
スーパードライ350ml 6本 1099円
卵10個 149円
井村屋あずきバーボックス 198円
明治エッセルスーパーカップ 78円
雪印コーヒー1L 119円
明治おいしい牛乳900mL 225円
単一銘柄米5kg 1799円
おかめ納豆極小粒3パック 無し
明治ブルガリアヨーグルト450g 139円
ネスカフェゴールドブレンド 80g 599円
ミツカン味ぽん360ml 179円
はごろもシーチキン 3缶 299円
カルビーポテチ50g 59円
カルビーじゃがりこ 89円
シャウエッセン 2袋 無し
ハウスバーモントカレー230g 239円
パスコ超熟6枚 無し
店舗見学の感想
トライアルカンパニーは福岡県に本社を置き、福岡県の46店舗をはじめとして全国に214店舗を展開するディスカウントストアです。2018年3月期決算は売上高3452億円、営業利益50億円、経常利益57億円、当期利益26億円となっています。ディスカウント大手のドン・キホーテは29期連続の増収増益を達成していますが、トライアルは長期的には成長しているものの業績が安定しておらず、今年は減収増益、昨年は増収減益となっています。
3000平米から4000平米程度のスーパーセンターを中心に展開しており、24時間営業と居抜き出店が多いことで知られています。ITを活用した先進的な取り組みを多数行っており、店内に700台のカメラを設置して人の動きや商品棚を分析したり、精算機能がついた買い物カートを導入したり、先日には夜間無人の店舗をオープンさせました。一方で、居抜きで出店した店舗では老朽化が進み、耐震基準を満たしていない店舗も少なくないと見られ、建替えか移転を迫られています。
今回訪れた宇部中央店も「マンガ倉庫宇部店」の居抜きで2016年に出店しました。1フロアで食料品、日用品、家電、肌着、ペット用品などホームセンターのような品揃えを展開しています。食品売場は青果、鮮魚、惣菜、精肉の順に展開。売場には所狭しと巨大でカラフルなPOPが飾られており、ごちゃごちゃとした雰囲気となっています。
価格は非常に安くなっています。全品税込み価格とは思えないような驚くべき安さが見られました。白菜1玉99円、食パン1斤69円、さんまの塩焼き1尾99円、国産鶏もも肉100g79円、豆腐1丁29円、うどん・焼きそば1玉16円、カルビーポテトチップス50g59円など、生鮮品から加工食品まで、競合他社に対して価格優位に立っています。
青果売場は運送用のプラスチックコンテナを積み重ねただけの簡素な青果台を導入。品揃えは標準的で上質な商品は扱っていませんが、最低限の小分けパックやサラダ用野菜は取り扱います。みかんや白菜など、季節の売れ筋商品についてはボリューム陳列をして訴求しています。
続く鮮魚売場は友貴水産が担当。お刺身コーナーでは2点盛り298円という激安商品を展開しており、4点盛りでも500円、6点盛りでも880円という安さ。単品ではカツオ、スズキ、真アジの刺身の他、サザエの刺身も提供しています。丸々1尾の鮮魚はあまり並んでいないものの、本アンコウや子持ちカレイの切り身や、鍋物用の鮭、たら、つみれ、カニなどは充実しています。寿司は鮮魚が担当しており、8貫で398円、12貫で498円という低価格で販売。
惣菜売場も激安商品の宝庫です。一般的なスーパーでは198円から298円程度のサンマ塩焼きが99円、カツ丼や焼豚丼は299円、おにぎりは梅、しそ昆布、おかかなどは59円で提供。品揃えはあまり良くないものの、揚げ物各種もお手頃価格で販売します。
精肉売場はプロセスセンターでの加工を実施。炒めるだけの味付け肉や、フライパンで簡単にから揚げ、チキン南蛮が出来る簡便調理の商品を強化。鶏肉などはオーケーストアのようにプラスチックトレーを廃止し、ビニール袋に入れて陳列されています。牛肉でも上質な商品はほぼ扱っていませんが、豪州産の巨大ステーキ肉やボリュームのある焼肉盛り合わせなどファミリー向けの商品が充実しています。
加工商品売場は自社PBが充実していますが、大手NBも低価格で販売されています。また、カップ麺や鍋つゆなどは背の高さまであるカットケース陳列を実施。ホームセンター部分でも、背の高い什器が採用されており、ドン・キホーテほどではないものの圧縮陳列のような雰囲気となっています。
平日の夕方に訪れましたが、多くのお客さんで賑わっていました。食料品と同時に日用消耗品も大量買いするお客さんが目立ちました。レジはセミセルフレジ4台と完全セルフレジ6台というあまり見られない導入手法(通常、セミセルフレジか完全セルフレジと、通常レジを組み合わせます)となっています。