埼玉県草加市。
東武伊勢崎線の新田駅から徒歩5分程度のところに、イトーヨーカドー新田店はあります。
こちらの店舗は2月24日での閉店が発表されています。
閉店4日前に訪れましたので、ご紹介いたします。
閉店当日の模様、閉店セレモニーはこちら→http://daieisaison.jp/blog-entry-591.html店舗外観

建物の上ではなく、独立して看板が設置されています。

大店表示板

1972年12月開業とかなりの古参店舗。
46年間の歴史に幕を下ろします。

フロアガイド。
2018年2月末までは現在休憩スペースとなっている場所にポッポが入居していました。

閉店まであと4日。

開業当初の写真などが飾られていました。

お客さんからのメッセージボード。

1階の入口を入ってすぐの催事場。
閉店セールと題して服飾雑貨などを展開。

直営は1階食料品、2階衣料品・住まいの品となっています。
1階青果売場。紅白幕が貼られ、華やかな雰囲気。

古い店舗のため天井高がやや低めですね。
しかし売場はきれいで、46年前に開業した店舗とは思えないほど手入れされています。

「新田での出会いに感謝今までありがとう」「またここでお会いしましょう」
という新田店独自のメッセージPOPが貼られています。

続く鮮魚売場。

お刺身コーナー。
「46年間新田店をご愛顧いただき誠にありがとうございます」
というシールが貼られています。

惣菜売場。

「感謝の閉店セール」の文字が並びます。

焼き鳥、揚げ物はボリューム陳列。

お寿司コーナー。

精肉売場。

特売品を大量陳列。

洋日配コーナー。

広告の品は大きなPOPで訴求します。

デザート、乳飲料コーナー。

加工食品エンド。
他店と同じく値下げはあまり行われていません。

加工食品特設コーナー。

酒売場。

食品レジ

2階へ参りましょう。
エスカレーターはだいぶ遅かったです。

かつては屋上遊園地があったようで、屋上への階段も設置されていました。

ずらっと並んだ「感謝の閉店セール開催中」の垂れ幕

裏側はカートラック(6輪台車)置き場となっているようです。

催事場では衣料品や靴が大幅値引きで提供されていました。

婦人フォーマルも値下げ。

紳士服コーナー。

スーツも扱うなど衣料品は一通り揃えています。

寝具売場。
20%引きセールを開催。

子供用品も販売されています。

100円ショップのワッツも入居。レジはイトーヨーカドーで担当しています。
イトーヨーカドー新田店 店舗概要開業: 1972年12月13日
店舗面積: 5039㎡
営業時間: 10:00-21:00
住所: 埼玉県草加市旭町6-15-30
HP:
http://blog.itoyokado.co.jp/shop/033/index.html2019年2月24日で営業を終了するイトーヨーカドー新田店を訪れました。こちらの店舗は店舗番号33(開業した順に1から振られていく)なのでイトーヨーカドー33番目の店舗という事になります。開業から46年が経ち老朽化が目立っており、今回建て替えられることになりました。2020年秋を目途に再オープンする予定となっています。草加市内は競争激しい地域ですが、近隣では東武ストア、ビッグ・エー、アコレがあるものの本格的食品スーパーは無く、十分採算が取れると判断したのでしょう。
一方で新店舗は現状のように衣料品や住まいの品を揃えるGMSタイプではなく、食品館と呼ばれるSMタイプでの出店が見込まれます。イトーヨーカドーとしては新規出店する店舗に不採算である衣料品、住まいの品を入れる理由は無く、2016年4月に建て替えオープンしたイトーヨーカドー食品館三ノ輪店も、3階建てから平屋へ縮小されています。
閉店セールはイトーヨーカドーらしい賑やかな装飾が特徴で、非常に盛り上がっていました。2階の衣料品コーナーもお客さんが入っており、大量に購入される方も見られました。1階食料品では新田店独自の横幕やパックに貼るシールが展開されており、個店主義的な閉店セールの取り組みが伺えました。