マルエツ一之江駅前店
- 2021/10/25
- 20:12
東京都江戸川区。
都営新宿線の一之江駅すぐのところに、マルエツ一之江駅前店が2021年9月10日オープンしました。
店舗外観。
1階と2階がマルエツの売場、3階には100円ショップのダイソーが入居しています。

2階に生鮮3品を配置。まずは2階から見ていきましょう。
青果売場。ばら売り、小分け、カット野菜など単身者向けの品揃えを強化。

鮮魚売場で寿司を展開。
マルエツ創業時の屋号を冠した「魚悦」のコーナー。1人前1280円など高価格帯も販売します。

鮮魚売場のお刺身コーナー。
店内調理で上質な品を提供する一方、他店と同じくマルエツフレッシュフーズ(プロセスセンター加工)の商品も並びます。

精肉売場。
食べ比べセットなど高級志向な商品は店内加工して販売しています。

マルエツフレッシュフーズ商品も販売。

2階売場の様子。天井の配管がむき出しの分、高さがあり開放感ある売場。

1階惣菜売場。ローストビーフ寿司、ローストビーフ丼を販売。
ちなみにお手頃価格の寿司は1階惣菜売場の方で展開しています。

マルエツではあまり見かけないベーカリーも導入。
窯焼ピッツァは1枚350円からと価格も魅力的。

高級志向のおつまみセットも販売。

チーズ売場も充実していました。

ワイン売場。商品説明のPOPもあり分かりやすいですね。

マルエツ一之江駅前店 店舗概要
開業: 2021年9月10日
店舗面積: 1508㎡
営業時間: あさ9時~深夜1時
住所: 東京都江戸川区一之江8丁目13番9号
駐車場: 34台(共有)
HP: https://www.maruetsu.co.jp/index.php/shop/detail/9654
2021年9月10日にオープンしたばかりのマルエツ一之江駅前店を訪れました。一之江駅周辺は地場スーパー「ヤマイチ」の牙城で、目の前には小型店舗ですが「ヤマイチ一之江駅ビル店」が立地。マルエツとしては2019年6月開業の江戸川橋店以来の大型店出店となりました。売場面積は2フロアで1508平米、年商目標は20.6億円に設定しました。1階に惣菜、酒、菓子、洋日配。2階に青果、鮮魚、精肉、和日配、加工食品、雑貨などを展開。
マルエツは首都圏に展開するスーパーの中でも先行してプロセスセンター加工を推進してきました。精肉だけでなく鮮魚に関しても一部の大型店を除きプロセスセンター加工を行い、店舗運営経費の削減を目指しました。これによりバックヤードのスペースが十分でない都心部のマルエツプチなどでも他社スーパー並みのお刺身を並べることが出来るなど、メリットもありました。一方で郊外立地ではもう少し品揃えの幅を持たせたい場合でもアイテムが限られてしまい、競合に見劣りしてしまう店も見られました。
今回一之江駅前店では鮮魚精肉ともに店内加工も実施し、他店には無い上質なアイテムを揃えています。鮮魚ではまぐろを柵、造り、スライス、切落しなど種類豊富に販売。また、生本まぐろの頬肉やカマ、目玉、頭肉などの希少部位も並んでいました。精肉でもイチボやトモサンカク等の希少部位を使用した「焼肉食べ比べセット」を店内加工して販売。惣菜売場でもベーカリーを導入し、「窯焼きピッツァ」も展開します。加工食品ではそこまで高級志向、上質な品をわざわざ導入している印象はありませんでしたが、ワインやチーズなどは通常のマルエツと比べ充実。陳列手法なども高級感を演出していました。
平日の昼過ぎということもありお客さんは落ち着いていた様子で、主婦や高齢者などが中心。買い物内容は生鮮品や惣菜日配など比較的客単価高め。レジはセミセルフレジが中心なものの、マルエツとしては非常に珍しい完全セルフレジも導入。お客が商品登録をしながら、買い物ができ、スマートフォンで決済できるScan&Goも導入します。競合のヤマイチですが、目の前に立地するのはコンビニサイズの狭隘店で、売上が高いのは環状七号線を挟んだ反対側にある店舗です(駅の出口は両側にある)。自転車での行き来が遠回りになるため、そこまでヤマイチ側としては影響が無いのではないでしょうか。一方、マルエツ側の出口を出ると300mほどで新中川が流れており、商圏が分断されている印象を持ちます。高めに設定された年商目標は果たして達成可能なのでしょうか。
都営新宿線の一之江駅すぐのところに、マルエツ一之江駅前店が2021年9月10日オープンしました。
店舗外観。
1階と2階がマルエツの売場、3階には100円ショップのダイソーが入居しています。

2階に生鮮3品を配置。まずは2階から見ていきましょう。
青果売場。ばら売り、小分け、カット野菜など単身者向けの品揃えを強化。

鮮魚売場で寿司を展開。
マルエツ創業時の屋号を冠した「魚悦」のコーナー。1人前1280円など高価格帯も販売します。

鮮魚売場のお刺身コーナー。
店内調理で上質な品を提供する一方、他店と同じくマルエツフレッシュフーズ(プロセスセンター加工)の商品も並びます。

精肉売場。
食べ比べセットなど高級志向な商品は店内加工して販売しています。

マルエツフレッシュフーズ商品も販売。

2階売場の様子。天井の配管がむき出しの分、高さがあり開放感ある売場。

1階惣菜売場。ローストビーフ寿司、ローストビーフ丼を販売。
ちなみにお手頃価格の寿司は1階惣菜売場の方で展開しています。

マルエツではあまり見かけないベーカリーも導入。
窯焼ピッツァは1枚350円からと価格も魅力的。

高級志向のおつまみセットも販売。

チーズ売場も充実していました。

ワイン売場。商品説明のPOPもあり分かりやすいですね。

マルエツ一之江駅前店 店舗概要
開業: 2021年9月10日
店舗面積: 1508㎡
営業時間: あさ9時~深夜1時
住所: 東京都江戸川区一之江8丁目13番9号
駐車場: 34台(共有)
HP: https://www.maruetsu.co.jp/index.php/shop/detail/9654
2021年9月10日にオープンしたばかりのマルエツ一之江駅前店を訪れました。一之江駅周辺は地場スーパー「ヤマイチ」の牙城で、目の前には小型店舗ですが「ヤマイチ一之江駅ビル店」が立地。マルエツとしては2019年6月開業の江戸川橋店以来の大型店出店となりました。売場面積は2フロアで1508平米、年商目標は20.6億円に設定しました。1階に惣菜、酒、菓子、洋日配。2階に青果、鮮魚、精肉、和日配、加工食品、雑貨などを展開。
マルエツは首都圏に展開するスーパーの中でも先行してプロセスセンター加工を推進してきました。精肉だけでなく鮮魚に関しても一部の大型店を除きプロセスセンター加工を行い、店舗運営経費の削減を目指しました。これによりバックヤードのスペースが十分でない都心部のマルエツプチなどでも他社スーパー並みのお刺身を並べることが出来るなど、メリットもありました。一方で郊外立地ではもう少し品揃えの幅を持たせたい場合でもアイテムが限られてしまい、競合に見劣りしてしまう店も見られました。
今回一之江駅前店では鮮魚精肉ともに店内加工も実施し、他店には無い上質なアイテムを揃えています。鮮魚ではまぐろを柵、造り、スライス、切落しなど種類豊富に販売。また、生本まぐろの頬肉やカマ、目玉、頭肉などの希少部位も並んでいました。精肉でもイチボやトモサンカク等の希少部位を使用した「焼肉食べ比べセット」を店内加工して販売。惣菜売場でもベーカリーを導入し、「窯焼きピッツァ」も展開します。加工食品ではそこまで高級志向、上質な品をわざわざ導入している印象はありませんでしたが、ワインやチーズなどは通常のマルエツと比べ充実。陳列手法なども高級感を演出していました。
平日の昼過ぎということもありお客さんは落ち着いていた様子で、主婦や高齢者などが中心。買い物内容は生鮮品や惣菜日配など比較的客単価高め。レジはセミセルフレジが中心なものの、マルエツとしては非常に珍しい完全セルフレジも導入。お客が商品登録をしながら、買い物ができ、スマートフォンで決済できるScan&Goも導入します。競合のヤマイチですが、目の前に立地するのはコンビニサイズの狭隘店で、売上が高いのは環状七号線を挟んだ反対側にある店舗です(駅の出口は両側にある)。自転車での行き来が遠回りになるため、そこまでヤマイチ側としては影響が無いのではないでしょうか。一方、マルエツ側の出口を出ると300mほどで新中川が流れており、商圏が分断されている印象を持ちます。高めに設定された年商目標は果たして達成可能なのでしょうか。