アコレ一之江3丁目店
- 2021/10/28
- 22:25
東京都江戸川区一之江。
都営新宿線の一之江駅から徒歩2分程度のところに、アコレ一之江3丁目店はあります。
店舗外観

入口は雑然としており、段ボールごと販売する商品や空のカートラック(6輪台車)、捨てられた段ボールなど置かれています。
居抜きする直前まではヤクルトの営業所として使われていた建物で、かつて小売店が入っていた訳ではありません。

青果売場。
まいばすけっとよりは充実した品揃え。
少人数世帯、単身者が主な客層のスーパーなのですから、もう少し小分け・少量サイズを扱うと良いですね。

青果売場に続いて惣菜売場(店内調理は無いのでコンビニのオープンケースに値する部分)。
おにぎり87円、サンドイッチ197円、弁当各種297円、パスタ197円などコンビニを圧倒する低価格で訴求。

鮮魚精肉売場。
鮮魚と言っても生食は最上段にまぐろ、かつお、サーモン、イカを揃えるだけで、あとは塩干などでスーパーとは比較になりません。精肉はプロセスセンター加工でもそれなりの品揃えを実現しますが、海外産の豚肉こま切れや鶏もも肉がメインとなるなど、上質な品は扱っていません。

青果から日配に続く通路。
床はコンクリートむき出しで簡素な売場となっています。
2階もありますが、売場としては活用されていません。

牛乳売場。
牛乳ケースを利用した陳列。

冷凍食品売場。
袋氷は欠品しないよう大量陳列。

食パン。
トップバリュ記載は無いのでアコレの独自プライベートブランドでしょうか、「whitebread」という商品で77円と激安。

加工食品売場。
発注精度なのか品出しが追いついていないのか品薄になっている売場がありました。
在庫はゴンドラ最上段に置いて作業効率を向上。

国内メーカーの格安ワインではなく、スペイン産の297円ワインも展開。

アコレ一之江3丁目店 店舗概要
開業: 2013年09月26日
店舗面積: 約300㎡
営業時間: 7:00〜24:00
住所: 東京都江戸川区一之江3-2-38
駐車場: 無し
HP: https://acolle.co.jp/page/store/tokyo/edogawa/ichinoe-3.html
アコレは2008年よりイオンが始めた小型食品スーパーです。2013年にはテスコジャパン(屋号はつるかめランド他)がイオン傘下に入ったことに伴い、店舗転換の受け皿として規模を拡大。2016年には130店舗以上を展開していましたが、不採算店舗の閉鎖を行い、2021年10月現在は東京、千葉、埼玉に110店を展開します。2021年3月には同業種を展開する元ダイエー傘下のビッグ・エー(首都圏に約230店)と経営統合。実はアコレ側が赤字続きで48億円(2020年2月期時点)という多額の債務超過に陥っており、黒字のビッグ・エー主導で仕入れ・物流など集約し黒字化を図りたい考えのようです。
赤字の要因はテスコジャパン(旧シートゥーネットワーク)の物件や立地の問題にあるとも言われており、スーパーとしては厳しい立地の不採算店をいまだに抱えていると推測されます。また、今回訪れた一之江3丁目店でもそうでしたが、アイテム数の極端な絞り込み、店舗の簡素化が行われており、お客様が楽しく買い物する空間が出来ているとは到底思えませんでした。かといって価格帯は激安と呼べるほどの商品は無く、生鮮3品も品揃え・鮮度で食品スーパーに劣っています。従業員は3人と、高日販のコンビニ水準で運営出来ているものの、客数や客単価を見ると儲けを出すには難しい状況に感じました。
都営新宿線の一之江駅から徒歩2分程度のところに、アコレ一之江3丁目店はあります。
店舗外観

入口は雑然としており、段ボールごと販売する商品や空のカートラック(6輪台車)、捨てられた段ボールなど置かれています。
居抜きする直前まではヤクルトの営業所として使われていた建物で、かつて小売店が入っていた訳ではありません。

青果売場。
まいばすけっとよりは充実した品揃え。
少人数世帯、単身者が主な客層のスーパーなのですから、もう少し小分け・少量サイズを扱うと良いですね。

青果売場に続いて惣菜売場(店内調理は無いのでコンビニのオープンケースに値する部分)。
おにぎり87円、サンドイッチ197円、弁当各種297円、パスタ197円などコンビニを圧倒する低価格で訴求。

鮮魚精肉売場。
鮮魚と言っても生食は最上段にまぐろ、かつお、サーモン、イカを揃えるだけで、あとは塩干などでスーパーとは比較になりません。精肉はプロセスセンター加工でもそれなりの品揃えを実現しますが、海外産の豚肉こま切れや鶏もも肉がメインとなるなど、上質な品は扱っていません。

青果から日配に続く通路。
床はコンクリートむき出しで簡素な売場となっています。
2階もありますが、売場としては活用されていません。

牛乳売場。
牛乳ケースを利用した陳列。

冷凍食品売場。
袋氷は欠品しないよう大量陳列。

食パン。
トップバリュ記載は無いのでアコレの独自プライベートブランドでしょうか、「whitebread」という商品で77円と激安。

加工食品売場。
発注精度なのか品出しが追いついていないのか品薄になっている売場がありました。
在庫はゴンドラ最上段に置いて作業効率を向上。

国内メーカーの格安ワインではなく、スペイン産の297円ワインも展開。

アコレ一之江3丁目店 店舗概要
開業: 2013年09月26日
店舗面積: 約300㎡
営業時間: 7:00〜24:00
住所: 東京都江戸川区一之江3-2-38
駐車場: 無し
HP: https://acolle.co.jp/page/store/tokyo/edogawa/ichinoe-3.html
アコレは2008年よりイオンが始めた小型食品スーパーです。2013年にはテスコジャパン(屋号はつるかめランド他)がイオン傘下に入ったことに伴い、店舗転換の受け皿として規模を拡大。2016年には130店舗以上を展開していましたが、不採算店舗の閉鎖を行い、2021年10月現在は東京、千葉、埼玉に110店を展開します。2021年3月には同業種を展開する元ダイエー傘下のビッグ・エー(首都圏に約230店)と経営統合。実はアコレ側が赤字続きで48億円(2020年2月期時点)という多額の債務超過に陥っており、黒字のビッグ・エー主導で仕入れ・物流など集約し黒字化を図りたい考えのようです。
赤字の要因はテスコジャパン(旧シートゥーネットワーク)の物件や立地の問題にあるとも言われており、スーパーとしては厳しい立地の不採算店をいまだに抱えていると推測されます。また、今回訪れた一之江3丁目店でもそうでしたが、アイテム数の極端な絞り込み、店舗の簡素化が行われており、お客様が楽しく買い物する空間が出来ているとは到底思えませんでした。かといって価格帯は激安と呼べるほどの商品は無く、生鮮3品も品揃え・鮮度で食品スーパーに劣っています。従業員は3人と、高日販のコンビニ水準で運営出来ているものの、客数や客単価を見ると儲けを出すには難しい状況に感じました。