ギガマート上安松店
- 2021/11/14
- 20:54
埼玉県所沢市。
所沢駅から徒歩15分程度のところに、ギガマート上安松店はあります。
店舗外観。
「西武秋津団地」バス停すぐの立地。

店舗裏手には約30台の駐車場も備えています。

夜になってからの画像で申し訳ありませんが、「ギガマートは考えています」という案内。
コストカットの手法が書かれています。

かつては公式ホームページでも見ることが出来たキャラクター「きておくん」「みてよちゃん」
スローガンは「きて みて!安くて・新鮮!!」となっています。

入口すぐの青果売場。みかんはボリューム感ある陳列。

産地や有機などこだわりの野菜は見られませんでしたが、十分な品揃え。

野菜のイラストに謎のキャッチコピーのような一言が添えられたポスターが吊るされていました。

続く鮮魚売場。こちらでも同様なポスターを展開。
売場の広さの割にアイテム数が少なく、間延びしている印象。

惣菜と寿司の売場と表記されていますが、刺身も並んでいます。

4点盛り、6点盛りとファミリー向けのお造りも販売。

寿司とは言っても細巻き、いなり寿司、手巻き寿司のみ販売しており、なぜか握り寿司は扱っていません。

鮮魚と精肉の間に惣菜売場を配置。

元々平台冷蔵ショーケースだったと思われる大きな平台に惣菜が並びます。
揚げ物など製造が容易な商品が中心。

お弁当はお手頃価格で、少し見た目が残念な商品もありますが、良く言えば手作り感がありますね。

精肉売場。ノボリを用いた活気ある雰囲気づくりが出来ています。

千葉県産の若潮牛という銘柄牛を訴求。

ステーキ用、焼き肉用など上質な霜降り肉も販売。
扱っている店自体少ないですが、骨付きラム肉は大手競合他社に比べ安いですね。(ほぼ半値)

国産若鶏もも肉が100g税抜き78円という激安で提供。メガ盛りパックも販売しています。

平台ショーケースでもメガ盛りパックを訴求。

加工食品売場。

こだわりの品などは扱っておらず、大手ナショナルブランドの定番品が中心。価格は標準的。

パン売場ではヤマザキロイヤルブレッドが98円で販売されていました。

ギガマート上安松店 店舗概要
開業: 2005年5月12日(それ以前はビッグエイト上安松店)
売場面積: 約1200㎡
営業時間: 9:00~21:00
住所: 埼玉県所沢市上安松1034-1
駐車場: あり
HP: https://www.daikoku-cc.co.jp/store/%e3%82%ae%e3%82%ac%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%80%e4%b8%8a%e5%ae%89%e6%9d%be%e5%ba%97/
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦中心
買い物内容: 生鮮、日配品中心にやや少なめ
売場の雰囲気: -
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 株式会社フリゲート
鮮魚加工者: 株式会社SFC
食品レジ: 通常レジ5台(3台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
2011年時点で10店舗を展開していたギガマート最後の1店が、今回訪れた上安松店です。2004年に埼玉県地盤のマミーマートが設立した食品ディスカウントストア「ギガマート」は居抜き出店により規模を拡大しますが、収益性は向上せず、マミーマート本体との相乗効果も薄いことから2011年3月に大黒流通チェーンへ2600万円で売却されました。
ギガマートを運営していたギガ物産の売上高は2010年9月期で79億円。ディスカウントストア「大黒屋」を展開していた当時の大黒流通チェーンの売上高は2010年8月期で88億円で、売上が倍増するような規模の企業買収でした。その後大黒流通チェーンはエネルギースーパーたじま、ヤオヨシ、ハローマートなどを次々と買収し急成長しますが、買収した企業の中には債務超過に陥っていた企業もあり、経営状況は悪化。2019年には静岡県に本社があるスーパー「タカラ・エムシー」が買収し、不採算店を閉鎖した上で新生・大黒流通チェーンを設立しました。
その後も不採算店舗の閉鎖は進められ、ギガマートは閉店、または新たなブランドである「ラコマート」への転換が進められ、残るは上安松店のみとなっています。ちなみに上安松店は元々埼玉県の地場百貨店「丸広百貨店」が運営するスーパー「ビッグエイト」でしたが、2005年に事業整理のためマミーマートへ売却され、ディスカウントストア業態のギガマートとなっていました。
入口から青果、鮮魚、惣菜、精肉と続きます。鮮魚と精肉、惣菜は直営でなく別会社が担当。特に精肉は上質な牛肉がお手頃価格で、鶏もも肉など定番品も激安で提供されており、魅力的に映ります。住宅立地のためジャンボパックも展開。惣菜は手作り感あり、弁当も安いですが、品揃えは豊富とは言えず、握り寿司も扱っていません。鮮魚は刺身も充実しており、6点盛りや4点盛りも販売しますが、やや売場を持て余している様子で、塩干、干物、冷凍品などは間延びしている印象。
加工食品は大手NBが中心ですが、価格的には頑張っていると思います。レジ前ではボリューム感あるカットケース陳列も展開。食パンではロイヤルブレッドが98円と激安で、菓子パンやデザートコーナーもヤマザキの比率が高く感じました。平日で雨が降っていたという事もありお客さんは少なめ。車での来店が中心のため購入量は比較的多く感じられました。
所沢駅から徒歩15分程度のところに、ギガマート上安松店はあります。
店舗外観。
「西武秋津団地」バス停すぐの立地。

店舗裏手には約30台の駐車場も備えています。

夜になってからの画像で申し訳ありませんが、「ギガマートは考えています」という案内。
コストカットの手法が書かれています。

かつては公式ホームページでも見ることが出来たキャラクター「きておくん」「みてよちゃん」
スローガンは「きて みて!安くて・新鮮!!」となっています。

入口すぐの青果売場。みかんはボリューム感ある陳列。

産地や有機などこだわりの野菜は見られませんでしたが、十分な品揃え。

野菜のイラストに謎のキャッチコピーのような一言が添えられたポスターが吊るされていました。

続く鮮魚売場。こちらでも同様なポスターを展開。
売場の広さの割にアイテム数が少なく、間延びしている印象。

惣菜と寿司の売場と表記されていますが、刺身も並んでいます。

4点盛り、6点盛りとファミリー向けのお造りも販売。

寿司とは言っても細巻き、いなり寿司、手巻き寿司のみ販売しており、なぜか握り寿司は扱っていません。

鮮魚と精肉の間に惣菜売場を配置。

元々平台冷蔵ショーケースだったと思われる大きな平台に惣菜が並びます。
揚げ物など製造が容易な商品が中心。

お弁当はお手頃価格で、少し見た目が残念な商品もありますが、良く言えば手作り感がありますね。

精肉売場。ノボリを用いた活気ある雰囲気づくりが出来ています。

千葉県産の若潮牛という銘柄牛を訴求。

ステーキ用、焼き肉用など上質な霜降り肉も販売。
扱っている店自体少ないですが、骨付きラム肉は大手競合他社に比べ安いですね。(ほぼ半値)

国産若鶏もも肉が100g税抜き78円という激安で提供。メガ盛りパックも販売しています。

平台ショーケースでもメガ盛りパックを訴求。

加工食品売場。

こだわりの品などは扱っておらず、大手ナショナルブランドの定番品が中心。価格は標準的。

パン売場ではヤマザキロイヤルブレッドが98円で販売されていました。

ギガマート上安松店 店舗概要
開業: 2005年5月12日(それ以前はビッグエイト上安松店)
売場面積: 約1200㎡
営業時間: 9:00~21:00
住所: 埼玉県所沢市上安松1034-1
駐車場: あり
HP: https://www.daikoku-cc.co.jp/store/%e3%82%ae%e3%82%ac%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%80%e4%b8%8a%e5%ae%89%e6%9d%be%e5%ba%97/
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦中心
買い物内容: 生鮮、日配品中心にやや少なめ
売場の雰囲気: -
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 株式会社フリゲート
鮮魚加工者: 株式会社SFC
食品レジ: 通常レジ5台(3台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
2011年時点で10店舗を展開していたギガマート最後の1店が、今回訪れた上安松店です。2004年に埼玉県地盤のマミーマートが設立した食品ディスカウントストア「ギガマート」は居抜き出店により規模を拡大しますが、収益性は向上せず、マミーマート本体との相乗効果も薄いことから2011年3月に大黒流通チェーンへ2600万円で売却されました。
ギガマートを運営していたギガ物産の売上高は2010年9月期で79億円。ディスカウントストア「大黒屋」を展開していた当時の大黒流通チェーンの売上高は2010年8月期で88億円で、売上が倍増するような規模の企業買収でした。その後大黒流通チェーンはエネルギースーパーたじま、ヤオヨシ、ハローマートなどを次々と買収し急成長しますが、買収した企業の中には債務超過に陥っていた企業もあり、経営状況は悪化。2019年には静岡県に本社があるスーパー「タカラ・エムシー」が買収し、不採算店を閉鎖した上で新生・大黒流通チェーンを設立しました。
その後も不採算店舗の閉鎖は進められ、ギガマートは閉店、または新たなブランドである「ラコマート」への転換が進められ、残るは上安松店のみとなっています。ちなみに上安松店は元々埼玉県の地場百貨店「丸広百貨店」が運営するスーパー「ビッグエイト」でしたが、2005年に事業整理のためマミーマートへ売却され、ディスカウントストア業態のギガマートとなっていました。
入口から青果、鮮魚、惣菜、精肉と続きます。鮮魚と精肉、惣菜は直営でなく別会社が担当。特に精肉は上質な牛肉がお手頃価格で、鶏もも肉など定番品も激安で提供されており、魅力的に映ります。住宅立地のためジャンボパックも展開。惣菜は手作り感あり、弁当も安いですが、品揃えは豊富とは言えず、握り寿司も扱っていません。鮮魚は刺身も充実しており、6点盛りや4点盛りも販売しますが、やや売場を持て余している様子で、塩干、干物、冷凍品などは間延びしている印象。
加工食品は大手NBが中心ですが、価格的には頑張っていると思います。レジ前ではボリューム感あるカットケース陳列も展開。食パンではロイヤルブレッドが98円と激安で、菓子パンやデザートコーナーもヤマザキの比率が高く感じました。平日で雨が降っていたという事もありお客さんは少なめ。車での来店が中心のため購入量は比較的多く感じられました。