ラコマート武里店
- 2021/11/16
- 20:43
埼玉県春日部市。
東武伊勢崎線の武里駅から徒歩1分程度のところに、ラコマート武里店はあります。
大黒流通チェーンが2019年4月にタカラ・エムシーに買収されて以降、新たに立ち上げられたブランドが「ラコマート」です。既存のギガマート、ギガパール、大黒屋、ヤオヨシなどを転換し、現在5店舗を展開します。ちなみにLAKOの意味は、
LOCAL
ALL
KEEP
ONE TEAM
の頭文字という事です。
店舗外観。
こちらの武里店はディスカウントストアパールとして開業し、ギガパールを経てラコマートへ転換されました。2階はボウリング場「ニューパールレーン武里」となっています。

フロアガイド。
100円ショップのワッツも入居しています。

青果売場。
大黒流通チェーン名物、独特なセンスの謎のポスターが大量に吊るされていました。

売場の活気は演出できているので良いとは思います。

続く鮮魚、精肉売場。

鮮魚は店内加工、株式会社SFCが担当。

あんこう鍋セットも販売。お刺身は2点盛りから6点盛りまで揃えますが、製造は少なめ。

精肉売場も店内加工を実施。上質な黒毛和牛をすき焼き用、ステーキ用、焼き肉用など種類豊富に販売。

鶏肉はやや大きめのパックで販売。

気になったのがこちら。
味付けされた鶏肉と野菜が入っており、電子レンジで約5分間加熱するだけで食べることが出来るという簡便調理商品。味もバジルソテー、レモンペッパー、生姜、味噌、ガーリックなど豊富に揃えています。お値段も税抜き198円と魅力的ですね。

続く惣菜売場。

手作り感ある弁当などが並びます。

店舗は広いのですが、鮮魚、精肉、惣菜の比率はやや低く、店内奥側にまとめて配置されています。

加工食品売場。
カットケース陳列の多さが目立ちます。

酒類や飲料の価格も安く設定されています。

日用品も取り扱います。
「ラコマート」ポスターの連貼りが凄まじいですね。

100円ショップのワッツも売場が広く品揃え豊富です。会計はラコマート側で行います。

ラコマート武里店 店舗概要
開業: 不明
売場面積: 約1600㎡
営業時間: 10:00~20:00
住所: 埼玉県春日部市大場1143
駐車場: 64台
HP: https://www.daikoku-cc.co.jp/store/%e3%83%a9%e3%82%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88-%e6%ad%a6%e9%87%8c%e5%ba%97/
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配品中心にやや多め
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ6台(4台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
ラコマート武里店は、元ディスカウントストアパールの店舗です。かつて運営していた武蔵産業は、1971年にボウリング場とサウナ風呂の経営をスタートし、1975年に「ディスカウントストアパール」の店名で小売事業へ進出。武里店も2007年当時の外観写真をネット上で見ると、完全にボウリング場の看板しか見えず、1階食品スーパーが営業しているとは一見分かりません。
ディスカウントストアパールはその後埼玉県内を中心に店舗網を拡大。2003年には同業の「ショッピングひまわり」を買収するものの、同社は2009年に他社製品を「花畑牧場」製の生キャラメルと混同させるような宣伝・販売を行ったとして社員が不正競争防止法違反で逮捕され、社会的な信用悪化を招きました。競争の激化も重なり、武蔵産業の売上高は最盛期の2005年の259億円から2013年には79億円にまで減少。資金繰りが悪化し、単独での事業継続を断念、2014年8月に会社更生法を申請しました。負債総額は43億円。運営していた店舗のうち、ディスカウントストアパール4店とショッピングひまわり1店の計5店が大黒流通チェーン傘下のギガ物産へ譲渡され、屋号を「ギガパール」と改称して営業を継続しました。
その後大黒流通チェーンは静岡県を中心に食品スーパーを展開するタカラ・エムシーに買収され、傘下の企業が展開していたスーパーは新・大黒流通チェーンへ譲渡されました。従来展開していた大黒屋、ギガマート、ギガパール、ヤオヨシなどはタカラ・エムシー主導の改装が行われており、「ラコマート」に順次置き換わっています。武里店も2020年11月に改装が行われました。
売場は約1600平米と広く、100円ショップのワッツと合わせると1フロアで2000平米は確保しています。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と展開。売場には野菜や魚、惣菜などのイラストと共に、一言よく分からないコメントが添えられたポスターが天井から吊るされています。独特のセンスですが、活気は出ているので良いと思います。ちなみに2階にボウリング場があるため、天井からはドンドンと音が聞こえました。
野菜は価格が非常に安く提供されています。一方で小分けパックや有機野菜などは取り扱いがほぼありません。鮮魚精肉はどちらも店内加工で、一通りのアイテムは揃います。お刺身は6点盛り1280円などやや高価格帯も展開。精肉では黒毛和牛のステーキ肉、すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、焼き肉用、切り落としと充実。また、容器ごと電子レンジで調理できる味付け肉と野菜がセットになった簡便調理商品も販売しており、価格も税抜き198円からと大変お買い得です。惣菜は手作り感ある弁当、炒め物、中華料理、揚げ物などが揃いますが、駅に近い立地のためもう少し品数があっても良いと感じました。
加工食品売場ではボリューム感のあるカットケース陳列を展開しており、飲料やカップ麺、調味料などは大手スーパーと同等かさらに安い価格で提供。酒類も安いですが、品揃えとしては日本酒・焼酎・ワインは定番品が中心。レジは通常レジが6台設置されており、平日の昼間でも4台が稼働していました。客数はやや少ないものの、生鮮品を中心に購入量は多めでした。
東武伊勢崎線の武里駅から徒歩1分程度のところに、ラコマート武里店はあります。
大黒流通チェーンが2019年4月にタカラ・エムシーに買収されて以降、新たに立ち上げられたブランドが「ラコマート」です。既存のギガマート、ギガパール、大黒屋、ヤオヨシなどを転換し、現在5店舗を展開します。ちなみにLAKOの意味は、
LOCAL
ALL
KEEP
ONE TEAM
の頭文字という事です。
店舗外観。
こちらの武里店はディスカウントストアパールとして開業し、ギガパールを経てラコマートへ転換されました。2階はボウリング場「ニューパールレーン武里」となっています。

フロアガイド。
100円ショップのワッツも入居しています。

青果売場。
大黒流通チェーン名物、独特なセンスの謎のポスターが大量に吊るされていました。

売場の活気は演出できているので良いとは思います。

続く鮮魚、精肉売場。

鮮魚は店内加工、株式会社SFCが担当。

あんこう鍋セットも販売。お刺身は2点盛りから6点盛りまで揃えますが、製造は少なめ。

精肉売場も店内加工を実施。上質な黒毛和牛をすき焼き用、ステーキ用、焼き肉用など種類豊富に販売。

鶏肉はやや大きめのパックで販売。

気になったのがこちら。
味付けされた鶏肉と野菜が入っており、電子レンジで約5分間加熱するだけで食べることが出来るという簡便調理商品。味もバジルソテー、レモンペッパー、生姜、味噌、ガーリックなど豊富に揃えています。お値段も税抜き198円と魅力的ですね。

続く惣菜売場。

手作り感ある弁当などが並びます。

店舗は広いのですが、鮮魚、精肉、惣菜の比率はやや低く、店内奥側にまとめて配置されています。

加工食品売場。
カットケース陳列の多さが目立ちます。

酒類や飲料の価格も安く設定されています。

日用品も取り扱います。
「ラコマート」ポスターの連貼りが凄まじいですね。

100円ショップのワッツも売場が広く品揃え豊富です。会計はラコマート側で行います。

ラコマート武里店 店舗概要
開業: 不明
売場面積: 約1600㎡
営業時間: 10:00~20:00
住所: 埼玉県春日部市大場1143
駐車場: 64台
HP: https://www.daikoku-cc.co.jp/store/%e3%83%a9%e3%82%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88-%e6%ad%a6%e9%87%8c%e5%ba%97/
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配品中心にやや多め
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 通常レジ6台(4台稼働中)
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
ラコマート武里店は、元ディスカウントストアパールの店舗です。かつて運営していた武蔵産業は、1971年にボウリング場とサウナ風呂の経営をスタートし、1975年に「ディスカウントストアパール」の店名で小売事業へ進出。武里店も2007年当時の外観写真をネット上で見ると、完全にボウリング場の看板しか見えず、1階食品スーパーが営業しているとは一見分かりません。
ディスカウントストアパールはその後埼玉県内を中心に店舗網を拡大。2003年には同業の「ショッピングひまわり」を買収するものの、同社は2009年に他社製品を「花畑牧場」製の生キャラメルと混同させるような宣伝・販売を行ったとして社員が不正競争防止法違反で逮捕され、社会的な信用悪化を招きました。競争の激化も重なり、武蔵産業の売上高は最盛期の2005年の259億円から2013年には79億円にまで減少。資金繰りが悪化し、単独での事業継続を断念、2014年8月に会社更生法を申請しました。負債総額は43億円。運営していた店舗のうち、ディスカウントストアパール4店とショッピングひまわり1店の計5店が大黒流通チェーン傘下のギガ物産へ譲渡され、屋号を「ギガパール」と改称して営業を継続しました。
その後大黒流通チェーンは静岡県を中心に食品スーパーを展開するタカラ・エムシーに買収され、傘下の企業が展開していたスーパーは新・大黒流通チェーンへ譲渡されました。従来展開していた大黒屋、ギガマート、ギガパール、ヤオヨシなどはタカラ・エムシー主導の改装が行われており、「ラコマート」に順次置き換わっています。武里店も2020年11月に改装が行われました。
売場は約1600平米と広く、100円ショップのワッツと合わせると1フロアで2000平米は確保しています。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と展開。売場には野菜や魚、惣菜などのイラストと共に、一言よく分からないコメントが添えられたポスターが天井から吊るされています。独特のセンスですが、活気は出ているので良いと思います。ちなみに2階にボウリング場があるため、天井からはドンドンと音が聞こえました。
野菜は価格が非常に安く提供されています。一方で小分けパックや有機野菜などは取り扱いがほぼありません。鮮魚精肉はどちらも店内加工で、一通りのアイテムは揃います。お刺身は6点盛り1280円などやや高価格帯も展開。精肉では黒毛和牛のステーキ肉、すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、焼き肉用、切り落としと充実。また、容器ごと電子レンジで調理できる味付け肉と野菜がセットになった簡便調理商品も販売しており、価格も税抜き198円からと大変お買い得です。惣菜は手作り感ある弁当、炒め物、中華料理、揚げ物などが揃いますが、駅に近い立地のためもう少し品数があっても良いと感じました。
加工食品売場ではボリューム感のあるカットケース陳列を展開しており、飲料やカップ麺、調味料などは大手スーパーと同等かさらに安い価格で提供。酒類も安いですが、品揃えとしては日本酒・焼酎・ワインは定番品が中心。レジは通常レジが6台設置されており、平日の昼間でも4台が稼働していました。客数はやや少ないものの、生鮮品を中心に購入量は多めでした。