西友北習志野店
- 2022/03/02
- 23:02
千葉県船橋市。
新京成線、東葉高速線の北習志野駅から徒歩4分程度のところに、西友北習志野店はあります。
店舗外観。

別角度から。

屋上広告塔。
改装によるデザイン変更が進み、こちらの赤地に白い文字のデザインも珍しくなりました。

商店街のアーケードと一体化しているので外観は分かりにくいですね。
1階の駅側にはりそな銀行が入居しています。

店舗裏手。

昨年7月に食料品売場のみ改装を実施しています。
「365日、新鮮な驚きを。」

りそな銀行側の入口近くの大規模小売店舗表示板。

西友惣菜売場側の入口近くの壁に設置された、もう1枚の大規模小売店舗表示板。

大規模小売店舗表示板が2枚設置されているのは初めて見ましたが、フロア平面図を見ると別の建物を繋げたような構造になっています。あとから増床したのでしょうか。

2階と3階には売場を遮るように壁があります。

フロアガイド。
1階食料品売場はこの平面図における上部分にりそな銀行が入居するため、2階3階に比べフロアが狭くなっています。
収益性を考えても、本来であれば逆に食料品売場を広く確保したいところです。

屋上もありますが、封鎖されていました。

工事現場から持ってきたかのような「安全第一」で封鎖しています。

まずは1階食料品売場から見ていきましょう。
青果売場は他の売場とはエスカレーターを挟んで入口側に設置されています。

スナップエンドウを訴求。レシピ紹介も行います。

バナナは1房95円と低価格で提供。

鮮魚売場。棚に青いシートを敷くことで精肉売場とのコントラストを際立たせます。
「船橋市場より直送」コーナーを設置。

お刺身や切身の品揃えはそれなり。

精肉売場。

西友おなじみの巨大なアンガスビーフのステーキ肉を訴求。

大容量パックも販売。
通常サイズに対して10%以上お得であることが明記されています。

惣菜売場。

木目調の落ち着いた雰囲気の什器。

おにぎりは1個68円から98円とお買い得。

ベーカリーも導入。
惣菜売場の棚の最上段には新商品「クラフトボスほうじ茶ラテ」を大量陳列。
入口近くでもボリューム展開で訴求されていました。

加工食品売場。エンドの陳列は綺麗に整えられています。

売場では大手NBと自社PB「みなさまのお墨付き」を比較購入してもらうような棚割りが目立ちました。
こちらではクックドゥ各種158円に対し、みなさまのお墨付き94円で販売。

冷凍食品売場は西友らしい一列に並んだリーチインショーケース。

酒売場では西友直輸入ワインも販売。

2階は日用品、衣料品のフロア。
日用消耗品売場。

工具、園芸用品なども直営で販売。

紳士服コーナー。

婦人服コーナー。
50%オフのPOPなど価格訴求が目立ちます。

靴や服飾雑貨も扱います。

子供服も販売しています。

3階は住まいの品フロア。
白物家電やテレビも扱っています。

電子レンジなど調理家電は持ち帰り用の在庫を確保。

照明器具コーナー。

文具、玩具なども充実。

西友はイトーヨーカドーやダイエーと比べ、子供向け玩具売場を大きく取る傾向にあると感じます(イオンは比較的扱っている印象)。一方でゲームのカセットなども同じ傾向なのですが、流行に乗り遅れており、不良在庫を大量に抱えている状況に思えます。

寝具や収納器具の品揃えも豊富。

布団コーナー。

アウトドア用品のコーナー。
プロモーション売場は良く出来ていると感じます。

西友北習志野店 店舗概要
開業: 1970年7月7日
売場面積: 5333㎡
営業時間:
1、2階 24時間営業
3階 9:00〜21:00
住所: 千葉県船橋市習志野台2-49-1
駐車場: 59台
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E8%A5%BF%E5%8F%8B%E5%8C%97%E7%BF%92%E5%BF%97%E9%87%8E%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: やや多い(2階3階は閑散)
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 西友川越食品流通センター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ5台(2台稼働中)(精算機7台)
完全セルフレジ: 7台
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(直営)
プライベートブランド: みなさまのお墨付き、きほんのき
1970年開業の古参店舗。200メートル先には1976年開業の「西友新北習志野店」が立地しています。大規模小売店舗表示板が2枚設置されているのは初めて見ましたが、フロア平面図を見ると別の建物を繋げたような構造になっています。どちらが先なのか不明ですが、所有者が異なる建物をすぐ隣に建設し、増床を行ったのでしょうか。1階にりそな銀行が入居しているため、食料品売場の面積に対して、2階衣料品・日用品、3階住まいの品フロアの方が広くなっています。本来であれば逆に食料品売場を広く確保したいところですね。
食料品売場は改装が施されているものの、2階、3階は昔ながらの西友という雰囲気。日用消耗品から衣料品、家電、玩具、寝具なども自社直営で揃える総合スーパー業態としていまだに営業を続けています。西友は多層階店舗にテナントを導入し、食料品売場に注力する改装を順次進めており、北習志野店のような店舗は珍しくなりつつあります。
1階食料品売場は買い物客で賑わっていたものの、上層階は閑散としており、特に3階にはお客さんが1人か2人しか居ないという状況が見られました。2階、3階が不採算であることは疑いようがなく、衣料品や生活雑貨などのテナントを導入したいところですが、築年数から考えると建て替えも遠くないため難しいのでしょうか。
食料品売場はエスカレーターを挟んで入口側に青果売場を配置。その後は壁面に沿って和日配、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーと続いています。青果売場では導入部に苺を展開。野菜は店内放送でもおすすめする「スナップエンドウ」を訴求します。珍しい品などは扱っていませんが、定番品は低価格で提供。
鮮魚売場はアイテム数が少なめですが、刺身や切身、塩干、水産加工品など一通りは揃います。精肉売場はプロセスセンター加工を実施。西友イチオシのアンガスビーフの巨大ステーキ肉を導入部で訴求。あまり高価格帯のアイテムは発注していない様子ですが、大容量パックや味付け肉は販売します。惣菜売場は弁当、揚げ物など売れ筋に絞り込まれた商品が中心で、凝った商品は見られませんでした。寿司も店内加工ではなくアウトパックで対応。ベーカリーは低価格帯が中心ですが充実した品揃えでした。
加工食品は大手NBと並んで自社PB「みなさまのお墨付き」のコーナーを大きく取ります。高級品・こだわりの品はほとんど販売されていませんが、ウォルマートの流通網の影響か輸入菓子は扱っています。飲料・酒売場は西友おなじみの扉付きリーチインショーケースに商品が並びます。
レジはセミセルフレジ5台に精算機が7台、西友の完全セルフレジ「スグレジ」が7台設置されています。スグレジは利用者も多く、定着している様子。一方でセミセルフレジは高齢者を中心に精算機の使用時間が長く、レジ稼働が2台だったためなんとか回せていましたが、精算機の台数が不足している印象でした。主に徒歩か自転車での来店が中心となるため客単価は低め。一方で高齢者を中心に客数が多く、同社の「新北習志野店」よりも賑わっていました。
新京成線、東葉高速線の北習志野駅から徒歩4分程度のところに、西友北習志野店はあります。
店舗外観。

別角度から。

屋上広告塔。
改装によるデザイン変更が進み、こちらの赤地に白い文字のデザインも珍しくなりました。

商店街のアーケードと一体化しているので外観は分かりにくいですね。
1階の駅側にはりそな銀行が入居しています。

店舗裏手。

昨年7月に食料品売場のみ改装を実施しています。
「365日、新鮮な驚きを。」

りそな銀行側の入口近くの大規模小売店舗表示板。

西友惣菜売場側の入口近くの壁に設置された、もう1枚の大規模小売店舗表示板。

大規模小売店舗表示板が2枚設置されているのは初めて見ましたが、フロア平面図を見ると別の建物を繋げたような構造になっています。あとから増床したのでしょうか。

2階と3階には売場を遮るように壁があります。

フロアガイド。
1階食料品売場はこの平面図における上部分にりそな銀行が入居するため、2階3階に比べフロアが狭くなっています。
収益性を考えても、本来であれば逆に食料品売場を広く確保したいところです。

屋上もありますが、封鎖されていました。

工事現場から持ってきたかのような「安全第一」で封鎖しています。

まずは1階食料品売場から見ていきましょう。
青果売場は他の売場とはエスカレーターを挟んで入口側に設置されています。

スナップエンドウを訴求。レシピ紹介も行います。

バナナは1房95円と低価格で提供。

鮮魚売場。棚に青いシートを敷くことで精肉売場とのコントラストを際立たせます。
「船橋市場より直送」コーナーを設置。

お刺身や切身の品揃えはそれなり。

精肉売場。

西友おなじみの巨大なアンガスビーフのステーキ肉を訴求。

大容量パックも販売。
通常サイズに対して10%以上お得であることが明記されています。

惣菜売場。

木目調の落ち着いた雰囲気の什器。

おにぎりは1個68円から98円とお買い得。

ベーカリーも導入。
惣菜売場の棚の最上段には新商品「クラフトボスほうじ茶ラテ」を大量陳列。
入口近くでもボリューム展開で訴求されていました。

加工食品売場。エンドの陳列は綺麗に整えられています。

売場では大手NBと自社PB「みなさまのお墨付き」を比較購入してもらうような棚割りが目立ちました。
こちらではクックドゥ各種158円に対し、みなさまのお墨付き94円で販売。

冷凍食品売場は西友らしい一列に並んだリーチインショーケース。

酒売場では西友直輸入ワインも販売。

2階は日用品、衣料品のフロア。
日用消耗品売場。

工具、園芸用品なども直営で販売。

紳士服コーナー。

婦人服コーナー。
50%オフのPOPなど価格訴求が目立ちます。

靴や服飾雑貨も扱います。

子供服も販売しています。

3階は住まいの品フロア。
白物家電やテレビも扱っています。

電子レンジなど調理家電は持ち帰り用の在庫を確保。

照明器具コーナー。

文具、玩具なども充実。

西友はイトーヨーカドーやダイエーと比べ、子供向け玩具売場を大きく取る傾向にあると感じます(イオンは比較的扱っている印象)。一方でゲームのカセットなども同じ傾向なのですが、流行に乗り遅れており、不良在庫を大量に抱えている状況に思えます。

寝具や収納器具の品揃えも豊富。

布団コーナー。

アウトドア用品のコーナー。
プロモーション売場は良く出来ていると感じます。

西友北習志野店 店舗概要
開業: 1970年7月7日
売場面積: 5333㎡
営業時間:
1、2階 24時間営業
3階 9:00〜21:00
住所: 千葉県船橋市習志野台2-49-1
駐車場: 59台
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E8%A5%BF%E5%8F%8B%E5%8C%97%E7%BF%92%E5%BF%97%E9%87%8E%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: やや多い(2階3階は閑散)
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 西友川越食品流通センター
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ5台(2台稼働中)(精算機7台)
完全セルフレジ: 7台
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(直営)
プライベートブランド: みなさまのお墨付き、きほんのき
1970年開業の古参店舗。200メートル先には1976年開業の「西友新北習志野店」が立地しています。大規模小売店舗表示板が2枚設置されているのは初めて見ましたが、フロア平面図を見ると別の建物を繋げたような構造になっています。どちらが先なのか不明ですが、所有者が異なる建物をすぐ隣に建設し、増床を行ったのでしょうか。1階にりそな銀行が入居しているため、食料品売場の面積に対して、2階衣料品・日用品、3階住まいの品フロアの方が広くなっています。本来であれば逆に食料品売場を広く確保したいところですね。
食料品売場は改装が施されているものの、2階、3階は昔ながらの西友という雰囲気。日用消耗品から衣料品、家電、玩具、寝具なども自社直営で揃える総合スーパー業態としていまだに営業を続けています。西友は多層階店舗にテナントを導入し、食料品売場に注力する改装を順次進めており、北習志野店のような店舗は珍しくなりつつあります。
1階食料品売場は買い物客で賑わっていたものの、上層階は閑散としており、特に3階にはお客さんが1人か2人しか居ないという状況が見られました。2階、3階が不採算であることは疑いようがなく、衣料品や生活雑貨などのテナントを導入したいところですが、築年数から考えると建て替えも遠くないため難しいのでしょうか。
食料品売場はエスカレーターを挟んで入口側に青果売場を配置。その後は壁面に沿って和日配、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリーと続いています。青果売場では導入部に苺を展開。野菜は店内放送でもおすすめする「スナップエンドウ」を訴求します。珍しい品などは扱っていませんが、定番品は低価格で提供。
鮮魚売場はアイテム数が少なめですが、刺身や切身、塩干、水産加工品など一通りは揃います。精肉売場はプロセスセンター加工を実施。西友イチオシのアンガスビーフの巨大ステーキ肉を導入部で訴求。あまり高価格帯のアイテムは発注していない様子ですが、大容量パックや味付け肉は販売します。惣菜売場は弁当、揚げ物など売れ筋に絞り込まれた商品が中心で、凝った商品は見られませんでした。寿司も店内加工ではなくアウトパックで対応。ベーカリーは低価格帯が中心ですが充実した品揃えでした。
加工食品は大手NBと並んで自社PB「みなさまのお墨付き」のコーナーを大きく取ります。高級品・こだわりの品はほとんど販売されていませんが、ウォルマートの流通網の影響か輸入菓子は扱っています。飲料・酒売場は西友おなじみの扉付きリーチインショーケースに商品が並びます。
レジはセミセルフレジ5台に精算機が7台、西友の完全セルフレジ「スグレジ」が7台設置されています。スグレジは利用者も多く、定着している様子。一方でセミセルフレジは高齢者を中心に精算機の使用時間が長く、レジ稼働が2台だったためなんとか回せていましたが、精算機の台数が不足している印象でした。主に徒歩か自転車での来店が中心となるため客単価は低め。一方で高齢者を中心に客数が多く、同社の「新北習志野店」よりも賑わっていました。