生鮮市場アタック南篠崎店
- 2022/06/01
- 21:09
江戸川区南篠崎。
都営新宿線の瑞江駅から徒歩6分程度のところに、生鮮市場アタック南篠崎店はあります。
店舗外観。
マンションの1階に入居します。

外観は通常の「アタック」ですが、公式ホームページでは「生鮮市場南篠崎店」と案内されており、2020年以前の生鮮市場時代の店舗外観が紹介されています。店の前の自動販売機も「生鮮市場」の塗装。

店頭では2Lの飲料水を訴求。

入口すぐの青果売場。

別角度から。アイテムとしては果物が少ないものの野菜は最低限揃う印象。
カット野菜は扱う一方で、少量パックは見られませんでした。

続いて鮮魚、精肉を配置。

鮮魚は塩干、干物が中心ですが、電子レンジでトレーごと調理できる漬け魚など簡便調理アイテムも販売。

精肉はゼンショー系列のプロセスセンターを活用し、豚肉、鶏肉を中心に揃えます。

続いて洋日配コーナーを配置。

POPがまともな向きで付いているものが少ないのですが・・・。

飲料は常温と冷蔵の2カ所展開。

「キッチンパントリー」というのはゼンショーのプライベートブランド商品のようです。
運営する株式会社ジョイマートはCGCに加盟していますが、CGCブランドは見られませんでした。

パン売場。商品が少なくなっていました。

99円の均一菓子コーナー。

惣菜売場。

ベーカリー「PAN-NA(ぱんな)」が入居しています。
メロンパンやチョココロネ、ピザなどを販売。
唐突なコストコフェアのPOPが気になりました。

わずかなおにぎり、弁当と揚げ物、焼き鳥などが並んでいました。

和惣菜や納豆巻きなどをアウトパックで供給。売場はスカスカで寂しいですね。

レジは2台ありますが1台は物が置かれ、普段は稼働していないようです。
限られた銘柄ですが、タバコも扱っています。

生鮮市場アタック南篠崎店
開業: 2011年6月1日
売場面積: 約200㎡
営業時間: 9:00~20:00
住所: 東京都江戸川区南篠崎4-1-2瑞江レジデンス
駐車場: 無し
HP: http://www.attack.co.jp/jp/store_detail.html?id=011
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: 少ない
客層: 主婦中心
買い物内容: 加工食品中心に少なめ
売場の雰囲気: 雑多
品出し・前出し: 普通
クリンリネス: 普通
接客対応: やや悪い
店内BGM: 無し
精肉加工者: 日本SS 第一加工センター
鮮魚加工者: -
食品レジ: 通常レジ2台
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
公式ホームページでは、こちらの店舗は「生鮮市場南篠崎店」として案内されています。外観写真も生鮮市場時代のものが掲載されていますが、2020年に入ってから他店と同様の「アタック」に転換されたようです。しかしレシートは「生鮮市場」表記で、店内で見かけた納品伝票も「生鮮市場」と記載されていました。生鮮市場時代には青果「元気畑」鮮魚「魚祥」精肉「リーズン」惣菜「みよ川」焼き立てパン「PAN-NA」が入居していましたが、アタック転換後は「PAN-NA」のみ営業を継続しています。生鮮の専門店撤退に伴って看板だけ塗り替えてそのままという事でしょうか。
ちなみにアタックの開業前は「ディスカウントスーパーエース江戸川店」が入居していました。この「ディスカウントスーパーエース」ですが、ネット上にも記事がほとんど見当たらず、運営会社や規模も不明です。当時の外観を見ると、生活用品や自転車、布団などを扱っており、食料品がメインでは無かったようです。川崎や亀有、江古田にも店舗があったことは判明しましたが、いずれも現在は営業を終了しています。
およそ400メートル先に瑞江店、500メートル先にはアタックの本部事務所と篠崎店があり、アタックが江戸川区内に11店舗を展開していることもありドミナントを形成しています。売場は200平米ほどとコンビニサイズの店舗。加工食品や菓子の品揃えを絞り込むことでなんとか一通り最低限のアイテムが揃う青果売場を確保。鮮魚はほぼ塩干や干物です。精肉はゼンショー系列のプロセスセンターを活用し、豚肉、鶏肉を中心に揃えます。
野菜の価格設定が同じ日に訪れた篠崎店よりも高くなっているのが気になりました。ほぼ同品質のキャベツ1玉は篠崎店199円に対し南篠崎店238円、大根1本は篠崎店199円に対し南篠崎店258円(いずれも税抜き)でした。一般的なチェーンストアであれば少なくとも同一地域で営業する店舗の売価設定は同じため、差をつける理由は不明です。あるいは現場に権限を委譲しており、本部主導の価格設定をしていないだけの可能性も考えられます。
菓子や一般食品は相当絞り込まれていますが、ゼンショーホールディングスのPB「キッチンパントリー」も取り扱い、価格訴求も行います。大手NBに関しては割高に感じました。陳列は比較的きれいに整えられていますが、カットケース陳列など安さを訴求する手法はもっと採り入れると良いと思います。冷蔵の飲料を販売する向かいで常温の同一アイテムを販売するのは無駄なので、冷蔵に一本化で問題ないでしょう。これだけ狭い売場で品揃えが無いことによる機会ロスはいくつもあるはずなので、効率的な棚割りを意識しましょう。
ベーカリー「PAN-NA(ぱんな)」は品数は少ないものの店内で焼き上げた惣菜パン、菓子パンが並びます。惣菜は弁当、おにぎり、揚げ物などアウトパックも活用し品揃えしていますが、陳列量は少なく売上は振るわない様子。
同じ日に訪れた篠崎店と比べても客数が少なく、単価も低い状況です。コンビニのように急遽必要になったものを買うために立ち寄るお客さんが多い印象で、スーパーマーケットとしての使われ方はしていないと感じました。狭い店内ですが、レジにお客さんが来てもなかなか従業員が気付かない光景も見受けられ、従業員同士の私語も含めて接客態度については改善の余地がありそうです。
都営新宿線の瑞江駅から徒歩6分程度のところに、生鮮市場アタック南篠崎店はあります。
店舗外観。
マンションの1階に入居します。

外観は通常の「アタック」ですが、公式ホームページでは「生鮮市場南篠崎店」と案内されており、2020年以前の生鮮市場時代の店舗外観が紹介されています。店の前の自動販売機も「生鮮市場」の塗装。

店頭では2Lの飲料水を訴求。

入口すぐの青果売場。

別角度から。アイテムとしては果物が少ないものの野菜は最低限揃う印象。
カット野菜は扱う一方で、少量パックは見られませんでした。

続いて鮮魚、精肉を配置。

鮮魚は塩干、干物が中心ですが、電子レンジでトレーごと調理できる漬け魚など簡便調理アイテムも販売。

精肉はゼンショー系列のプロセスセンターを活用し、豚肉、鶏肉を中心に揃えます。

続いて洋日配コーナーを配置。

POPがまともな向きで付いているものが少ないのですが・・・。

飲料は常温と冷蔵の2カ所展開。

「キッチンパントリー」というのはゼンショーのプライベートブランド商品のようです。
運営する株式会社ジョイマートはCGCに加盟していますが、CGCブランドは見られませんでした。

パン売場。商品が少なくなっていました。

99円の均一菓子コーナー。

惣菜売場。

ベーカリー「PAN-NA(ぱんな)」が入居しています。
メロンパンやチョココロネ、ピザなどを販売。
唐突なコストコフェアのPOPが気になりました。

わずかなおにぎり、弁当と揚げ物、焼き鳥などが並んでいました。

和惣菜や納豆巻きなどをアウトパックで供給。売場はスカスカで寂しいですね。

レジは2台ありますが1台は物が置かれ、普段は稼働していないようです。
限られた銘柄ですが、タバコも扱っています。

生鮮市場アタック南篠崎店
開業: 2011年6月1日
売場面積: 約200㎡
営業時間: 9:00~20:00
住所: 東京都江戸川区南篠崎4-1-2瑞江レジデンス
駐車場: 無し
HP: http://www.attack.co.jp/jp/store_detail.html?id=011
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: 少ない
客層: 主婦中心
買い物内容: 加工食品中心に少なめ
売場の雰囲気: 雑多
品出し・前出し: 普通
クリンリネス: 普通
接客対応: やや悪い
店内BGM: 無し
精肉加工者: 日本SS 第一加工センター
鮮魚加工者: -
食品レジ: 通常レジ2台
完全セルフレジ: 無し
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 無し
公式ホームページでは、こちらの店舗は「生鮮市場南篠崎店」として案内されています。外観写真も生鮮市場時代のものが掲載されていますが、2020年に入ってから他店と同様の「アタック」に転換されたようです。しかしレシートは「生鮮市場」表記で、店内で見かけた納品伝票も「生鮮市場」と記載されていました。生鮮市場時代には青果「元気畑」鮮魚「魚祥」精肉「リーズン」惣菜「みよ川」焼き立てパン「PAN-NA」が入居していましたが、アタック転換後は「PAN-NA」のみ営業を継続しています。生鮮の専門店撤退に伴って看板だけ塗り替えてそのままという事でしょうか。
ちなみにアタックの開業前は「ディスカウントスーパーエース江戸川店」が入居していました。この「ディスカウントスーパーエース」ですが、ネット上にも記事がほとんど見当たらず、運営会社や規模も不明です。当時の外観を見ると、生活用品や自転車、布団などを扱っており、食料品がメインでは無かったようです。川崎や亀有、江古田にも店舗があったことは判明しましたが、いずれも現在は営業を終了しています。
およそ400メートル先に瑞江店、500メートル先にはアタックの本部事務所と篠崎店があり、アタックが江戸川区内に11店舗を展開していることもありドミナントを形成しています。売場は200平米ほどとコンビニサイズの店舗。加工食品や菓子の品揃えを絞り込むことでなんとか一通り最低限のアイテムが揃う青果売場を確保。鮮魚はほぼ塩干や干物です。精肉はゼンショー系列のプロセスセンターを活用し、豚肉、鶏肉を中心に揃えます。
野菜の価格設定が同じ日に訪れた篠崎店よりも高くなっているのが気になりました。ほぼ同品質のキャベツ1玉は篠崎店199円に対し南篠崎店238円、大根1本は篠崎店199円に対し南篠崎店258円(いずれも税抜き)でした。一般的なチェーンストアであれば少なくとも同一地域で営業する店舗の売価設定は同じため、差をつける理由は不明です。あるいは現場に権限を委譲しており、本部主導の価格設定をしていないだけの可能性も考えられます。
菓子や一般食品は相当絞り込まれていますが、ゼンショーホールディングスのPB「キッチンパントリー」も取り扱い、価格訴求も行います。大手NBに関しては割高に感じました。陳列は比較的きれいに整えられていますが、カットケース陳列など安さを訴求する手法はもっと採り入れると良いと思います。冷蔵の飲料を販売する向かいで常温の同一アイテムを販売するのは無駄なので、冷蔵に一本化で問題ないでしょう。これだけ狭い売場で品揃えが無いことによる機会ロスはいくつもあるはずなので、効率的な棚割りを意識しましょう。
ベーカリー「PAN-NA(ぱんな)」は品数は少ないものの店内で焼き上げた惣菜パン、菓子パンが並びます。惣菜は弁当、おにぎり、揚げ物などアウトパックも活用し品揃えしていますが、陳列量は少なく売上は振るわない様子。
同じ日に訪れた篠崎店と比べても客数が少なく、単価も低い状況です。コンビニのように急遽必要になったものを買うために立ち寄るお客さんが多い印象で、スーパーマーケットとしての使われ方はしていないと感じました。狭い店内ですが、レジにお客さんが来てもなかなか従業員が気付かない光景も見受けられ、従業員同士の私語も含めて接客態度については改善の余地がありそうです。