6/30閉店 スーパーヤマザキ百草店
- 2022/07/01
- 22:18
東京都日野市。
多摩都市モノレールの程久保駅から徒歩16分程度のところに、スーパーヤマザキ百草店はあります。
こちらの店舗は2022年6月30日をもって営業を終了致しました。
閉店当日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観

2階建ての建物ですが、1階には通路と商店街の店舗区画があり、スーパーヤマザキは2階の1フロアのみです。

店舗の真下を通行することが出来ます。

かつては店舗が営業していたのでしょうが、シャッターが閉まっていました。

わずかですが店舗に隣接して駐車場も併設されています。(坂を下りた先にもスペースがあります)

屋上へ上がると、一体となっている住宅にアクセス出来ます。

スーパーヤマザキ屋上からの眺め。

百草団地ショッピングセンターという商店街に入居しています。

シャッターの下りた店舗が目立ちますが、営業している飲食店もあります。

入居するテナント。

閉店後の様子ですが、店舗入口。

大規模小売店舗表示板。

閉店のご案内。

他店と同様の閉店セールの内容。

入口すぐの青果売場。

わずかに調味料などが残っています。

続く鮮魚や精肉売場も商品を売り切っています。

売場全体の様子。意外と天井が高く開放的ですが、売場面積は526平米です。

加工食品売場。
ゴンドラが撤去されています。

床も傷んでいる様子。

冷凍食品売場。
年季を感じさせる什器です。

一部酒類は売れ残っていました。

冷蔵ショーケース。

スーパーヤマザキ百草店 店舗概要
開業: 1969年11月28日
売場面積: 526㎡
営業時間: 10: 00 ~ 21: 00
住所: 東京都日野市百草999
駐車場: あり
3ヵ月連続での店舗閉鎖となった、山崎製パン傘下のスーパーヤマザキ。4月末に鶴川店、5月末に東久留米西口店を閉鎖し、そして6月末は百草店が営業を終了します。現在ホームページ上では次の閉鎖店舗の予告は無く、店舗の整理は一段落ついたのでしょうか。今回閉鎖された百草店は1969年11月28日、公団百草団地の入居開始と共にオープン。改装が実施されておらず、売場は老朽化が目立っていました。2028戸を有する団地内の商店街に入居していますが、商店街はシャッターの閉まった区画が多く、団地の人口減少・高齢化に伴ってかつての活気は失われています。
スーパーヤマザキ百草店の徒歩10分圏内には競合他社が存在せず、一見すると繁盛店のようにも思える立地ですが、昨年度の年商はスーパーマーケットとしては非常に厳しい約2億6000万円(日本スーパー名鑑より)。手狭な売場面積や駐車場が少ないことから、「オーケー多摩大塚店」「サミット東寺方店」など駐車場を十分備えた大型食品スーパーへ顧客が流れている様子です。ちなみにコンビニエンスストア最大手「セブンイレブン」の平均日販がおよそ65万円となっており、年商に直すと2億3700万円となります。採算が取れていたとは到底思えませんが、地域住民の利便性のため、いままで営業を続けていたのでしょうか。
目の前のバス停からは聖蹟桜ヶ丘や高幡不動行きのバスが頻発しており、交通機関を利用すれば買い物難民はそれほど発生しないと見られます。物件が特殊なため他社が手を出すか微妙な情勢だと考えられますが、コンビニであってもオープンすれば地域住民にとっては有難いはずです。500メートルほどの距離にある、同じくURの高幡台団地には2010年9月まで「グルメシティ高幡台団地店」が営業していましたが、入居する73号棟が耐震強度不足を理由に解体されるのを機に撤退しました(団地内で唯一エレベーターを備えた11階建てだったため、その他の低層住宅はほぼ同じ築年数ですが存続しています)。団地内には新たにローソンストア100とダイソーがオープンし、地域住民の暮らしを支えています。
多摩都市モノレールの程久保駅から徒歩16分程度のところに、スーパーヤマザキ百草店はあります。
こちらの店舗は2022年6月30日をもって営業を終了致しました。
閉店当日に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観

2階建ての建物ですが、1階には通路と商店街の店舗区画があり、スーパーヤマザキは2階の1フロアのみです。

店舗の真下を通行することが出来ます。

かつては店舗が営業していたのでしょうが、シャッターが閉まっていました。

わずかですが店舗に隣接して駐車場も併設されています。(坂を下りた先にもスペースがあります)

屋上へ上がると、一体となっている住宅にアクセス出来ます。

スーパーヤマザキ屋上からの眺め。

百草団地ショッピングセンターという商店街に入居しています。

シャッターの下りた店舗が目立ちますが、営業している飲食店もあります。

入居するテナント。

閉店後の様子ですが、店舗入口。

大規模小売店舗表示板。

閉店のご案内。

他店と同様の閉店セールの内容。

入口すぐの青果売場。

わずかに調味料などが残っています。

続く鮮魚や精肉売場も商品を売り切っています。

売場全体の様子。意外と天井が高く開放的ですが、売場面積は526平米です。

加工食品売場。
ゴンドラが撤去されています。

床も傷んでいる様子。

冷凍食品売場。
年季を感じさせる什器です。

一部酒類は売れ残っていました。

冷蔵ショーケース。

スーパーヤマザキ百草店 店舗概要
開業: 1969年11月28日
売場面積: 526㎡
営業時間: 10: 00 ~ 21: 00
住所: 東京都日野市百草999
駐車場: あり
3ヵ月連続での店舗閉鎖となった、山崎製パン傘下のスーパーヤマザキ。4月末に鶴川店、5月末に東久留米西口店を閉鎖し、そして6月末は百草店が営業を終了します。現在ホームページ上では次の閉鎖店舗の予告は無く、店舗の整理は一段落ついたのでしょうか。今回閉鎖された百草店は1969年11月28日、公団百草団地の入居開始と共にオープン。改装が実施されておらず、売場は老朽化が目立っていました。2028戸を有する団地内の商店街に入居していますが、商店街はシャッターの閉まった区画が多く、団地の人口減少・高齢化に伴ってかつての活気は失われています。
スーパーヤマザキ百草店の徒歩10分圏内には競合他社が存在せず、一見すると繁盛店のようにも思える立地ですが、昨年度の年商はスーパーマーケットとしては非常に厳しい約2億6000万円(日本スーパー名鑑より)。手狭な売場面積や駐車場が少ないことから、「オーケー多摩大塚店」「サミット東寺方店」など駐車場を十分備えた大型食品スーパーへ顧客が流れている様子です。ちなみにコンビニエンスストア最大手「セブンイレブン」の平均日販がおよそ65万円となっており、年商に直すと2億3700万円となります。採算が取れていたとは到底思えませんが、地域住民の利便性のため、いままで営業を続けていたのでしょうか。
目の前のバス停からは聖蹟桜ヶ丘や高幡不動行きのバスが頻発しており、交通機関を利用すれば買い物難民はそれほど発生しないと見られます。物件が特殊なため他社が手を出すか微妙な情勢だと考えられますが、コンビニであってもオープンすれば地域住民にとっては有難いはずです。500メートルほどの距離にある、同じくURの高幡台団地には2010年9月まで「グルメシティ高幡台団地店」が営業していましたが、入居する73号棟が耐震強度不足を理由に解体されるのを機に撤退しました(団地内で唯一エレベーターを備えた11階建てだったため、その他の低層住宅はほぼ同じ築年数ですが存続しています)。団地内には新たにローソンストア100とダイソーがオープンし、地域住民の暮らしを支えています。