ロピアららぽーと海老名店
- 2022/08/21
- 22:06
神奈川県海老名市。
JR相模線の海老名駅からすぐのところにある「三井ショッピングパークららぽーと海老名」内に、ロピアららぽーと海老名店はあります。
店舗外観

売場の先頭ではトマト箱入り(5個)が250円など激安商品を大量陳列。

果物コーナーではシャインマスカットや種無し巨峰といった高級志向な商品も大量陳列。

パッションフルーツはイオンなどでも見られますが、マンゴスチンという果物は珍しいですね。

「単品量販」が基本となっておりアイテム数を絞り込みますが、売場にはボリュームがあり価格は抑えられています。

テナントが入居している訳ではありませんが、青果売場では「八百物屋あづま」という名前でコーナー展開します。

青果に続いて鮮魚売場を配置。こちらは「日本橋魚萬」を名乗ります。

ロピアおなじみの巨大サーモン。このサイズでも1パック1100円前後です。

こちらも目玉商品「生本鮪ブーメラン」

握り寿司でも本マグロやウニ・いくらの入った1人前9貫1290円の商品を販売するなど、安売りというよりも価値ある商品を中心に据えます。

お刺身は8点盛り1800円などファミリー層向けの豪勢なお造りまで幅広く展開。

店内で加工した珍味も充実しています。

瓶詰キャビア(5900円)や本からすみ(5900円)といった高級品も揃えています。

精肉売場には大きく「肉のロピア」とアピール。

上質な霜降りの入った国産黒毛和牛肩ロースステーキ肉、すき焼き用肉が100g598円という驚きの低価格で販売。

ロピアオリジナルの「みなもと牛」も上質な霜降り肉で、同様に100g598円で提供されています。

豚肉ではスライス、薄切りといった商品の取り扱いは少なく、作業効率の高い「切り落とし」に集中させており、平台ショーケースでボリューム感を持たせた価格訴求を展開します。

国産若鶏もも肉は5枚入りの大容量パックで100g78円で販売。

ここ数年で伸長しているラム肉・ジンギスカンのコーナー。

切り落としやジンギスカン用の他、骨付きラム肉、ラムステーキ、ラムスペアリブなど豊富な品揃え。

ロピア自家製のハムも豊富な品揃え。

京鴨や和牛の生ハムも取り扱います。

生鮮3品の売場は天井からPOPが吊るされ活気ある雰囲気を演出。

惣菜売場。
「ロピアの極みカツ重」。通常サイズは599円で、大サイズは999円とボリュームがあります。

1枚555円均一のピザは非常に人気で多くのお客さんが買い求めていました。

マミーマートのようにチルドピザも取り扱うほか、チーズタッカルビ(商品名はCheeseタッカル美)も販売。

カレー・ナンのセットや、シンガポールチキンライス、ジャンバラヤなど他チェーンではあまり見られない商品も並んでいました。

うなぎ姿寿司(999~1380円)などインパクトある商品も見られます。

お弁当・お惣菜大賞2022を受賞したサラダも並びます。サラダも大容量パックが中心のラインナップ。

タカノフーズ極小粒3パックを59円と価格訴求。

おすすめ商品を売り込むプロモーション売場は良い出来栄え。

人気の「伝説のチーズケーキ」

洋日配コーナーではバンドル陳列を積極的に行っており、4個入りや5個入りのセット販売で値引きを実施。

冷凍食品コーナー。

味の素ギョーザは158円と激安。

ロピアオリジナルの冷凍食品も販売。

加工食品売場。

お菓子売場には天井付近に鉄道模型のSLが走ります。

ダブルソフトが119円と激安。

ドレッシングコーナー。大手ナショナルブランドをお手頃価格で提供するほか、こだわり商品も導入し、手書き風POPも見られました。

カレーも定番品からこだわり商品まで幅広い品揃え。
オーケーと同じようにプライスカードには定価(実際には商談時使用売価という曖昧な表現)より何割引きかが表記されています。

「肉のロピア」と銘打っているだけあって、焼き肉のたれはオリジナル商品も発売しています。

オリジナル商品以外も充実した焼き肉のたれコーナー。

ロピアオリジナル商品は各所で見られますが、パッケージのデザインが統一されておらず、上手く訴求出来ているとは言い難いと感じます。

売れ筋の定番商品はフェイスを拡大して欠品を防ぎます。

オリジナルのコーヒー豆も販売。

飲料コーナー。
ケース販売用の段ボールを通路に積み過ぎており、商品が取りにくいと感じます。

ケース販売時には単価が安くなり、おーいお茶は1本65円が24本購入時は1本あたり62.46円となります。

酒売場はコーナーこそ狭いものの、高級品やこだわり商品を随所に差し込みます。

ロピアららぽーと海老名店 店舗概要
開業: 2015年10月29日
売場面積: 約1650㎡
営業時間: 10:00~21:00(当面の間、10:00~20:00の時短営業)
住所: 神奈川県海老名市扇町13-1
駐車場: 1800台
HP: http://lopia.jp/shop/lalaport_ebina
店内・売場の様子
時間帯: 12時頃
客数: 多い
客層: 家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にかなり多め
売場の雰囲気: 賑やか
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送、ラブラブロピアの歌
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ14台(8台稼働中)、精算機26台
完全セルフレジ: 無し
トイレ: きれい(ららぽーと内)
休憩スペース: あり(ららぽーと内)
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: ロピアオリジナル
首都圏から関西にも商勢圏を広げ、業界で今、最も勢いのあるスーパーとも言われる「ロピア」。今回は2015年10月に「三井ショッピングパークららぽーと海老名」の核店舗としてオープンした店舗を訪れました。売場にはPOPが非常に多く、賑やかさを演出するほか、菓子売場には天井付近に鉄道模型のSLが走るなど子供が喜ぶ仕掛けも見られます。モール内の入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜の順で配置しています。
青果売場では「単品量販」が基本となっておりアイテム数を絞り込みますが、売場にはボリュームがあり価格は抑えられています。売場の先頭ではトマト箱入り(5個)が250円、長ネギ3本150円など圧倒的な激安商品が並びます。一方、大手スーパーでは積極的に導入されている少量パック、カット野菜、カットフルーツ、有機野菜、地場野菜などはほとんど扱いません。
鮮魚売場でも量感あふれる商品と絞り込まれた品揃えが特徴となっています。マグロやサーモンは肉厚でボリューム感あるパックが目立ちます。単価はマグロで3000円、サーモンで1000円を超えるものを販売しており、1品単価の向上に寄与しています。お刺身では本マグロの入った4点盛り990円、6点盛り1400円、8点盛り1800円などファミリー層向けの豪勢なお造りまで幅広く展開。握り寿司でも本マグロやウニ・いくらの入った1人前9貫1290円の商品を販売するなど、安売りというよりも価値ある商品を中心に据えます。珍味も充実しており、瓶詰キャビア(5900円)や本からすみ(5900円)といった高級品も揃えています。一方で廃棄リスクの高い丸々一尾の鮮魚はあまり扱っていません。
「肉のロピア」という看板もある精肉売場。肉屋が祖業だけあってロピアの強みとされ、精肉で得た利益で他部門も強烈な価格訴求を展開している、と業界紙で紹介されることもあります。壁面にはずらりと肉の部位を紹介するポスターが貼られています。国産黒毛和牛肩ロースステーキ肉、すき焼き用肉が100g598円という低価格で販売。ロピアオリジナルの「みなもと牛」も上質な霜降り肉で、同様に100g598円で提供されています。焼き肉セットは大容量で1980円や3280円など高単価な商品が並びます。国産若鶏もも肉は5枚入りの大容量パックで100g78円で販売。豚肉ではスライス、薄切りといった商品の取り扱いは少なく、作業効率の高い「切り落とし」に集中させており、平台ショーケースでボリューム感を持たせた価格訴求を展開します。ラム肉もコーナー展開しており、切り落としやジンギスカン用の他、骨付きラム肉、ラムステーキ、ラムスペアリブなど豊富な品揃え。
惣菜売場ではコストコに似たインパクトのある大容量商品を訴求します。巨大なカツを使った「ロピアの極みかつ重」(599円)、「うなぎ姿寿司」(1380円)などメガ盛り商品が目立ちました。1ホール555円で販売するピザはマミーマートのようにチルド商品も用意しています。カレー・ナンのセットや、シンガポールチキンライス、ジャンバラヤなど他チェーンではあまり見られない商品も並んでいました。
洋日配コーナーではバンドル陳列を積極的に行っており、4個入りや5個入りのセット販売で値引きを実施。ペットボトル飲料などは1本よりもケースでの購入の方が単価が安く設定されており、CGCグループの「ビッグハウス」が採用する一物三価にも通ずるものがあります。加工食品は大手ナショナルブランドを格安で販売。オーケーと同じようにプライスカードには定価(実際には商談時使用売価という曖昧な表現)より何割引きかが表記されています。調味料など一部では高級品・こだわりの品も導入。所々でロピアオリジナル商品も販売しますが、パッケージのデザインが統一されておらず、上手く訴求出来ているとは言い難いと感じます。
売場では客単価を上げる工夫が随所に見られました。単なる安売りでは無く、大容量パックを中心とした品揃えやバンドル販売の実施、激安商品の中に高付加価値商品も組み込むことで1品単価を上げる事に成功しています。精肉や惣菜などでユニークな商品を提供することで「ハレの日」「非日常的」な需要を取り込むことに成功しており、広域から集客出来ていると推測されます。
平日の昼頃訪れましたが、平日にも関わらず店内は子供連れや中高年のご夫婦で混雑しており、大容量な商品が飛ぶように売れていました。2カゴ一杯に商品を購入される方も見られるなど、客単価は非常に高くなっています。レジは全てセミセルフレジを設置しており、支払いは現金のみ対応しています。訪れた時間帯がそれぞれ異なるため断定は出来ませんが、客数や客単価に加え商品陳列量などから鑑みると、海老名駅周辺の競合イオン、ダイエー、エイヴイよりも優位に立っており、地域1番店の地位を築いていると思われます。
JR相模線の海老名駅からすぐのところにある「三井ショッピングパークららぽーと海老名」内に、ロピアららぽーと海老名店はあります。
店舗外観

売場の先頭ではトマト箱入り(5個)が250円など激安商品を大量陳列。

果物コーナーではシャインマスカットや種無し巨峰といった高級志向な商品も大量陳列。

パッションフルーツはイオンなどでも見られますが、マンゴスチンという果物は珍しいですね。

「単品量販」が基本となっておりアイテム数を絞り込みますが、売場にはボリュームがあり価格は抑えられています。

テナントが入居している訳ではありませんが、青果売場では「八百物屋あづま」という名前でコーナー展開します。

青果に続いて鮮魚売場を配置。こちらは「日本橋魚萬」を名乗ります。

ロピアおなじみの巨大サーモン。このサイズでも1パック1100円前後です。

こちらも目玉商品「生本鮪ブーメラン」

握り寿司でも本マグロやウニ・いくらの入った1人前9貫1290円の商品を販売するなど、安売りというよりも価値ある商品を中心に据えます。

お刺身は8点盛り1800円などファミリー層向けの豪勢なお造りまで幅広く展開。

店内で加工した珍味も充実しています。

瓶詰キャビア(5900円)や本からすみ(5900円)といった高級品も揃えています。

精肉売場には大きく「肉のロピア」とアピール。

上質な霜降りの入った国産黒毛和牛肩ロースステーキ肉、すき焼き用肉が100g598円という驚きの低価格で販売。

ロピアオリジナルの「みなもと牛」も上質な霜降り肉で、同様に100g598円で提供されています。

豚肉ではスライス、薄切りといった商品の取り扱いは少なく、作業効率の高い「切り落とし」に集中させており、平台ショーケースでボリューム感を持たせた価格訴求を展開します。

国産若鶏もも肉は5枚入りの大容量パックで100g78円で販売。

ここ数年で伸長しているラム肉・ジンギスカンのコーナー。

切り落としやジンギスカン用の他、骨付きラム肉、ラムステーキ、ラムスペアリブなど豊富な品揃え。

ロピア自家製のハムも豊富な品揃え。

京鴨や和牛の生ハムも取り扱います。

生鮮3品の売場は天井からPOPが吊るされ活気ある雰囲気を演出。

惣菜売場。
「ロピアの極みカツ重」。通常サイズは599円で、大サイズは999円とボリュームがあります。

1枚555円均一のピザは非常に人気で多くのお客さんが買い求めていました。

マミーマートのようにチルドピザも取り扱うほか、チーズタッカルビ(商品名はCheeseタッカル美)も販売。

カレー・ナンのセットや、シンガポールチキンライス、ジャンバラヤなど他チェーンではあまり見られない商品も並んでいました。

うなぎ姿寿司(999~1380円)などインパクトある商品も見られます。

お弁当・お惣菜大賞2022を受賞したサラダも並びます。サラダも大容量パックが中心のラインナップ。

タカノフーズ極小粒3パックを59円と価格訴求。

おすすめ商品を売り込むプロモーション売場は良い出来栄え。

人気の「伝説のチーズケーキ」

洋日配コーナーではバンドル陳列を積極的に行っており、4個入りや5個入りのセット販売で値引きを実施。

冷凍食品コーナー。

味の素ギョーザは158円と激安。

ロピアオリジナルの冷凍食品も販売。

加工食品売場。

お菓子売場には天井付近に鉄道模型のSLが走ります。

ダブルソフトが119円と激安。

ドレッシングコーナー。大手ナショナルブランドをお手頃価格で提供するほか、こだわり商品も導入し、手書き風POPも見られました。

カレーも定番品からこだわり商品まで幅広い品揃え。
オーケーと同じようにプライスカードには定価(実際には商談時使用売価という曖昧な表現)より何割引きかが表記されています。

「肉のロピア」と銘打っているだけあって、焼き肉のたれはオリジナル商品も発売しています。

オリジナル商品以外も充実した焼き肉のたれコーナー。

ロピアオリジナル商品は各所で見られますが、パッケージのデザインが統一されておらず、上手く訴求出来ているとは言い難いと感じます。

売れ筋の定番商品はフェイスを拡大して欠品を防ぎます。

オリジナルのコーヒー豆も販売。

飲料コーナー。
ケース販売用の段ボールを通路に積み過ぎており、商品が取りにくいと感じます。

ケース販売時には単価が安くなり、おーいお茶は1本65円が24本購入時は1本あたり62.46円となります。

酒売場はコーナーこそ狭いものの、高級品やこだわり商品を随所に差し込みます。

ロピアららぽーと海老名店 店舗概要
開業: 2015年10月29日
売場面積: 約1650㎡
営業時間: 10:00~21:00(当面の間、10:00~20:00の時短営業)
住所: 神奈川県海老名市扇町13-1
駐車場: 1800台
HP: http://lopia.jp/shop/lalaport_ebina
店内・売場の様子
時間帯: 12時頃
客数: 多い
客層: 家族連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にかなり多め
売場の雰囲気: 賑やか
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送、ラブラブロピアの歌
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: セミセルフレジ14台(8台稼働中)、精算機26台
完全セルフレジ: 無し
トイレ: きれい(ららぽーと内)
休憩スペース: あり(ららぽーと内)
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: ロピアオリジナル
首都圏から関西にも商勢圏を広げ、業界で今、最も勢いのあるスーパーとも言われる「ロピア」。今回は2015年10月に「三井ショッピングパークららぽーと海老名」の核店舗としてオープンした店舗を訪れました。売場にはPOPが非常に多く、賑やかさを演出するほか、菓子売場には天井付近に鉄道模型のSLが走るなど子供が喜ぶ仕掛けも見られます。モール内の入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜の順で配置しています。
青果売場では「単品量販」が基本となっておりアイテム数を絞り込みますが、売場にはボリュームがあり価格は抑えられています。売場の先頭ではトマト箱入り(5個)が250円、長ネギ3本150円など圧倒的な激安商品が並びます。一方、大手スーパーでは積極的に導入されている少量パック、カット野菜、カットフルーツ、有機野菜、地場野菜などはほとんど扱いません。
鮮魚売場でも量感あふれる商品と絞り込まれた品揃えが特徴となっています。マグロやサーモンは肉厚でボリューム感あるパックが目立ちます。単価はマグロで3000円、サーモンで1000円を超えるものを販売しており、1品単価の向上に寄与しています。お刺身では本マグロの入った4点盛り990円、6点盛り1400円、8点盛り1800円などファミリー層向けの豪勢なお造りまで幅広く展開。握り寿司でも本マグロやウニ・いくらの入った1人前9貫1290円の商品を販売するなど、安売りというよりも価値ある商品を中心に据えます。珍味も充実しており、瓶詰キャビア(5900円)や本からすみ(5900円)といった高級品も揃えています。一方で廃棄リスクの高い丸々一尾の鮮魚はあまり扱っていません。
「肉のロピア」という看板もある精肉売場。肉屋が祖業だけあってロピアの強みとされ、精肉で得た利益で他部門も強烈な価格訴求を展開している、と業界紙で紹介されることもあります。壁面にはずらりと肉の部位を紹介するポスターが貼られています。国産黒毛和牛肩ロースステーキ肉、すき焼き用肉が100g598円という低価格で販売。ロピアオリジナルの「みなもと牛」も上質な霜降り肉で、同様に100g598円で提供されています。焼き肉セットは大容量で1980円や3280円など高単価な商品が並びます。国産若鶏もも肉は5枚入りの大容量パックで100g78円で販売。豚肉ではスライス、薄切りといった商品の取り扱いは少なく、作業効率の高い「切り落とし」に集中させており、平台ショーケースでボリューム感を持たせた価格訴求を展開します。ラム肉もコーナー展開しており、切り落としやジンギスカン用の他、骨付きラム肉、ラムステーキ、ラムスペアリブなど豊富な品揃え。
惣菜売場ではコストコに似たインパクトのある大容量商品を訴求します。巨大なカツを使った「ロピアの極みかつ重」(599円)、「うなぎ姿寿司」(1380円)などメガ盛り商品が目立ちました。1ホール555円で販売するピザはマミーマートのようにチルド商品も用意しています。カレー・ナンのセットや、シンガポールチキンライス、ジャンバラヤなど他チェーンではあまり見られない商品も並んでいました。
洋日配コーナーではバンドル陳列を積極的に行っており、4個入りや5個入りのセット販売で値引きを実施。ペットボトル飲料などは1本よりもケースでの購入の方が単価が安く設定されており、CGCグループの「ビッグハウス」が採用する一物三価にも通ずるものがあります。加工食品は大手ナショナルブランドを格安で販売。オーケーと同じようにプライスカードには定価(実際には商談時使用売価という曖昧な表現)より何割引きかが表記されています。調味料など一部では高級品・こだわりの品も導入。所々でロピアオリジナル商品も販売しますが、パッケージのデザインが統一されておらず、上手く訴求出来ているとは言い難いと感じます。
売場では客単価を上げる工夫が随所に見られました。単なる安売りでは無く、大容量パックを中心とした品揃えやバンドル販売の実施、激安商品の中に高付加価値商品も組み込むことで1品単価を上げる事に成功しています。精肉や惣菜などでユニークな商品を提供することで「ハレの日」「非日常的」な需要を取り込むことに成功しており、広域から集客出来ていると推測されます。
平日の昼頃訪れましたが、平日にも関わらず店内は子供連れや中高年のご夫婦で混雑しており、大容量な商品が飛ぶように売れていました。2カゴ一杯に商品を購入される方も見られるなど、客単価は非常に高くなっています。レジは全てセミセルフレジを設置しており、支払いは現金のみ対応しています。訪れた時間帯がそれぞれ異なるため断定は出来ませんが、客数や客単価に加え商品陳列量などから鑑みると、海老名駅周辺の競合イオン、ダイエー、エイヴイよりも優位に立っており、地域1番店の地位を築いていると思われます。