グルメシティ成瀬台店
- 2022/12/28
- 08:59
東京都町田市。
東急こどもの国線のこどもの国駅から徒歩14分程度のところに、グルメシティ成瀬台店はあります。
店舗外観。
1977年4月、野村不動産子会社の「野村ストア」の店舗として開業しました。野村ストアは野村不動産分譲地を中心に出店していましたが業績が悪化し、1983年に忠実屋へ売却され店名を「ナイス」へと変更。その後忠実屋もダイエーに買収されるなど運営元が幾度も交代し、成瀬台店の屋号は「野村ストア→ナイス→シヅオカヤ→セイフー→グルメシティ」と移り変わっています。

無料駐車場9台と、隣接してタイムズの提携駐車場が36台確保されています。

青果売場。

ブロッコリー、オレンジカリフラワーと並んでロマネスコなど珍しい野菜も並びます。

一部の売上不振店ではわずか数アイテムに絞られているオーガニック野菜も、3尺分を確保し16SKUを展開します。

「コールラビ」という野菜も販売。
トマトは夕方にはやや品薄になっていました。

「生産者にこだわった野菜・果物」という商品をコーナー展開していました。「生産者がこだわった」なら分かりますが「生産者にこだわった」というのは農家さんを取捨選択しているような言い方であまり印象が良くないと感じます。

青果と並んでベーカリーコーナーを配置。店内で焼き上げたピザなども並びます。

和日配コーナーが続きます。

豆腐コーナー。

鮮魚・精肉は全てアルティフーズから供給を受けており、鮮魚はまぐろ切り落としやお造り5種盛りなど即食商品も販売しますが、調理も含めた需要を満たすのに十分とは言い難い品揃え。

精肉はさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉など上質な商品から普段使いのアイテムまで幅広く品揃えしているほか、味付け肉も充実しています。

他のグルメシティではあまり見られない豚ロース味噌漬けが充実。

惣菜売場。

298円の商品を2個500円で提供。

お弁当も好調に売れていました。

フルーツサンドも販売。「お客様のお声で品揃えしました」というPOPも見られます。

牛乳コーナー。トップバリュベストプライスを前面に押し出します。

マルエツなどでも見られる冷凍ワッフルを販売。

フローズンベーカリー商品を導入。こちらもお客様から要望があったようです。

加工食品売場。建物は開業から45年が経過していますが、耐震補強工事が行われています。

青果、日配、加工食品には電子棚札も導入。

工場直送の越後製菓「味の追求」シリーズも豊富に揃えています。

トップバリュのポテトチップスは製造元が湖池屋であることをアピール。
以前トップバリュは製造元を記載しない方針でしたが、現在では食品表示法の施行に伴い原則として製造者の名称と所在地がパッケージにも記載されています。

飲料コーナー。

酒売場は同じ規模のグルメシティと比べ充実しており、やや高価格帯の商品も含めて豊富な品揃えです。

ビールやチューハイはケース販売にも注力します。

グルメシティ成瀬台店 店舗概要
開業: 1977年04月16日
売場面積: 698㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 6:00~22:00
住所: 東京都町田市成瀬台3-6
駐車場: 45台(うち9台無料、残り36台は駐車後1時間無料、その後30分ごとに100円)
HP: https://www.daiei.co.jp/stores/d0800/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、親子連れ、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 特筆無し
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: アルティフーズ
食品通常レジ: 1台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 2台(2台稼働中)精算機4台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認(従業員共用)
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
グルメシティ成瀬台店は1977年、野村不動産子会社の「野村ストア」の店舗として開業しました。野村ストアは野村不動産分譲地を中心に出店していましたが業績が悪化し、1983年に忠実屋へ売却され店名を「ナイス」へと変更。店舗が小さく競争力に乏しかったため引き続き厳しい経営状況が続き、1991年には同じく忠実屋傘下のスーパー「シヅオカヤ」に全15店舗の営業権を譲渡し、清算手続きが取られました。
1994年には親会社の忠実屋がダイエーに吸収合併され、1999年にはダイエー傘下の食品スーパー「セイフー」へシヅオカヤ が運営していた21店舗を譲渡。2006年にセイフーはダイエーグループの食品スーパー屋号統一に伴って「グルメシティ」へ転換されたため、成瀬台店の屋号は「野村ストア→ナイス→シヅオカヤ→セイフー→グルメシティ」と移り変わることになりました。居抜きなどではなく、運営元の変更によって4回も屋号が変更されています。
建物には2階部分もありますが売場は1階のみ1フロアで、698平米とやや手狭です。開業から45年を迎えていますが、耐震補強工事は完了している模様。入口からベーカリー・青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置。ベーカリーでは店内で焼き上げたピザなども並びます。青果ではロマネスコやコールラビといった珍しい野菜も販売するほか、トップバリュグリーンアイのオーガニック野菜も16SKU導入。
「生産者にこだわった野菜・果物」という商品をコーナー展開していました。「生産者がこだわった」なら分かりますが「生産者にこだわった」というのは農家さんを取捨選択しているような言い方であまり印象が良くありません。
鮮魚・精肉は全てアルティフーズから供給を受けており、鮮魚はまぐろ切り落としやお造り5種盛りなど即食商品も販売しますが、調理も含めた需要を満たすのに十分とは言い難い品揃え。精肉はさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉など上質な商品から普段使いのアイテムまで幅広く品揃えしているほか、味付け肉も充実しています。
惣菜は寿司、和惣菜、チルド麺、おにぎり、サンドイッチなどアウトパック商品の比率は高いものの、店内調理の弁当も並んでおり、揚げ物はよりどり2個で500円となる販促を実施するなど価格訴求も見られます。夕方ということもあり惣菜は好調に売れている印象でした。
加工食品売場は電子棚札も導入。酒売場は同じ規模のグルメシティと比べ充実しており、やや高価格帯の商品も含めて豊富な品揃えです。ビールのケース販売にも積極的で、酒の需要が高いようです。売場では学生アルバイトの方が品出しを行っており、加工食品は全般的にきれいにフェイスアップもされているのですが、牛乳などは荒れた状態で放置されているなど落差がありました。平日の夕方でお客様感謝デーということもあり、主婦や高齢者に加え親子連れや若年層のグループなど客数は多く、店内は賑わっていました。
東急こどもの国線のこどもの国駅から徒歩14分程度のところに、グルメシティ成瀬台店はあります。
店舗外観。
1977年4月、野村不動産子会社の「野村ストア」の店舗として開業しました。野村ストアは野村不動産分譲地を中心に出店していましたが業績が悪化し、1983年に忠実屋へ売却され店名を「ナイス」へと変更。その後忠実屋もダイエーに買収されるなど運営元が幾度も交代し、成瀬台店の屋号は「野村ストア→ナイス→シヅオカヤ→セイフー→グルメシティ」と移り変わっています。

無料駐車場9台と、隣接してタイムズの提携駐車場が36台確保されています。

青果売場。

ブロッコリー、オレンジカリフラワーと並んでロマネスコなど珍しい野菜も並びます。

一部の売上不振店ではわずか数アイテムに絞られているオーガニック野菜も、3尺分を確保し16SKUを展開します。

「コールラビ」という野菜も販売。
トマトは夕方にはやや品薄になっていました。

「生産者にこだわった野菜・果物」という商品をコーナー展開していました。「生産者がこだわった」なら分かりますが「生産者にこだわった」というのは農家さんを取捨選択しているような言い方であまり印象が良くないと感じます。

青果と並んでベーカリーコーナーを配置。店内で焼き上げたピザなども並びます。

和日配コーナーが続きます。

豆腐コーナー。

鮮魚・精肉は全てアルティフーズから供給を受けており、鮮魚はまぐろ切り落としやお造り5種盛りなど即食商品も販売しますが、調理も含めた需要を満たすのに十分とは言い難い品揃え。

精肉はさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉など上質な商品から普段使いのアイテムまで幅広く品揃えしているほか、味付け肉も充実しています。

他のグルメシティではあまり見られない豚ロース味噌漬けが充実。

惣菜売場。

298円の商品を2個500円で提供。

お弁当も好調に売れていました。

フルーツサンドも販売。「お客様のお声で品揃えしました」というPOPも見られます。

牛乳コーナー。トップバリュベストプライスを前面に押し出します。

マルエツなどでも見られる冷凍ワッフルを販売。

フローズンベーカリー商品を導入。こちらもお客様から要望があったようです。

加工食品売場。建物は開業から45年が経過していますが、耐震補強工事が行われています。

青果、日配、加工食品には電子棚札も導入。

工場直送の越後製菓「味の追求」シリーズも豊富に揃えています。

トップバリュのポテトチップスは製造元が湖池屋であることをアピール。
以前トップバリュは製造元を記載しない方針でしたが、現在では食品表示法の施行に伴い原則として製造者の名称と所在地がパッケージにも記載されています。

飲料コーナー。

酒売場は同じ規模のグルメシティと比べ充実しており、やや高価格帯の商品も含めて豊富な品揃えです。

ビールやチューハイはケース販売にも注力します。

グルメシティ成瀬台店 店舗概要
開業: 1977年04月16日
売場面積: 698㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 6:00~22:00
住所: 東京都町田市成瀬台3-6
駐車場: 45台(うち9台無料、残り36台は駐車後1時間無料、その後30分ごとに100円)
HP: https://www.daiei.co.jp/stores/d0800/
店内・売場の様子
時間帯: 16時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、親子連れ、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 特筆無し
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: アルティフーズ
食品通常レジ: 1台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 2台(2台稼働中)精算機4台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認(従業員共用)
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
グルメシティ成瀬台店は1977年、野村不動産子会社の「野村ストア」の店舗として開業しました。野村ストアは野村不動産分譲地を中心に出店していましたが業績が悪化し、1983年に忠実屋へ売却され店名を「ナイス」へと変更。店舗が小さく競争力に乏しかったため引き続き厳しい経営状況が続き、1991年には同じく忠実屋傘下のスーパー「シヅオカヤ」に全15店舗の営業権を譲渡し、清算手続きが取られました。
1994年には親会社の忠実屋がダイエーに吸収合併され、1999年にはダイエー傘下の食品スーパー「セイフー」へシヅオカヤ が運営していた21店舗を譲渡。2006年にセイフーはダイエーグループの食品スーパー屋号統一に伴って「グルメシティ」へ転換されたため、成瀬台店の屋号は「野村ストア→ナイス→シヅオカヤ→セイフー→グルメシティ」と移り変わることになりました。居抜きなどではなく、運営元の変更によって4回も屋号が変更されています。
建物には2階部分もありますが売場は1階のみ1フロアで、698平米とやや手狭です。開業から45年を迎えていますが、耐震補強工事は完了している模様。入口からベーカリー・青果、鮮魚、精肉、惣菜と配置。ベーカリーでは店内で焼き上げたピザなども並びます。青果ではロマネスコやコールラビといった珍しい野菜も販売するほか、トップバリュグリーンアイのオーガニック野菜も16SKU導入。
「生産者にこだわった野菜・果物」という商品をコーナー展開していました。「生産者がこだわった」なら分かりますが「生産者にこだわった」というのは農家さんを取捨選択しているような言い方であまり印象が良くありません。
鮮魚・精肉は全てアルティフーズから供給を受けており、鮮魚はまぐろ切り落としやお造り5種盛りなど即食商品も販売しますが、調理も含めた需要を満たすのに十分とは言い難い品揃え。精肉はさつま姫牛のステーキ肉やすき焼き用肉など上質な商品から普段使いのアイテムまで幅広く品揃えしているほか、味付け肉も充実しています。
惣菜は寿司、和惣菜、チルド麺、おにぎり、サンドイッチなどアウトパック商品の比率は高いものの、店内調理の弁当も並んでおり、揚げ物はよりどり2個で500円となる販促を実施するなど価格訴求も見られます。夕方ということもあり惣菜は好調に売れている印象でした。
加工食品売場は電子棚札も導入。酒売場は同じ規模のグルメシティと比べ充実しており、やや高価格帯の商品も含めて豊富な品揃えです。ビールのケース販売にも積極的で、酒の需要が高いようです。売場では学生アルバイトの方が品出しを行っており、加工食品は全般的にきれいにフェイスアップもされているのですが、牛乳などは荒れた状態で放置されているなど落差がありました。平日の夕方でお客様感謝デーということもあり、主婦や高齢者に加え親子連れや若年層のグループなど客数は多く、店内は賑わっていました。