グランマート手形店
- 2023/01/05
- 15:51
秋田県秋田市。
JR秋田駅から徒歩12分程度のところに、グランマート手形店はあります。
店舗外観。
運営するタカヤナギは秋田県大仙市に本社を置き、県内15店舗を展開するスーパーマーケットです。

青果売場。
木目調の青果台を採用し、ベージュの床や天井で落ち着いた上質感ある空間を演出。
運営するタカヤナギは百貨店協会に加盟するだけあって高級志向な商品が目立ちます。

彩り鮮やかなカットフルーツも展開。

売場では「~のチカラ」という表記が目立ちますが、これは経営統合した伊徳でも見られるものです。
商品紹介やレシピ提案のPOPも多く、工夫が感じられます。

健康志向に対応した有機野菜も販売します。

「ジャンボマッシュルーム」

きりたんぽは関連陳列というよりコーナー展開と言った方が適切な量感で展開されていました。

地場野菜も大きく展開。
自家製いぶりがっこが作れる「いぶり大根」も大量に並んでいます。

和日配コーナー。
うどんは讃岐うどんと並んで「稲庭風うどん」も多く見られます。

鮮魚売場。
レシピ提案のPOPも多く、デジタルサイネージで調理方法なども紹介します。

秋田の県魚・神の魚とまで紹介されている「はたはた」を大量陳列。

お刺身コーナー。

海鮮サラダを充実させています。

サーモンづくし3種盛(580円)など食べ比べの出来る商品も販売します。

あん肝や生ハム、燻製とろさば、牡蠣佃煮などおつまみを集積して販売し、家呑みを提案します。

精肉売場。

上質な秋田由利牛ロースステーキ肉(100g1380円)など高単価なアイテムも並びます。

しゃぶしゃぶを提案するコーナー展開。

豚肉や鶏肉では少量パックも取り扱いを行うほか、鶏肉は環境に優しいノントレー包装も推進。

続く洋日配コーナー。

地元「たけや製パン」の食パンを大量陳列。

こちらはヤマザキの串団子かと思いきや、業務提携しライセンス生産を行うたけや製パンの串団子でした。

牛乳コーナー。
「秋田のおいしい牛乳」が最も多いフェイスで展開されています。

デザートコーナーでは秋田市旭北栄町にある「菓子工房 ぜんげつ」の商品も取り扱います。

惣菜売場。煌びやかな照明の使い方で洗練された空間を演出。

弁当は炊き込みご飯を使用した具沢山で健康志向なアイテムから、ビーフカットステーキ重(598円)や牛すき焼き重(680円)などガッツリ系のアイテムまで幅広く展開。

魚惣菜や煮物も充実。

中華惣菜は東立商事の上海飯店から仕入れを実施。

焼き鳥、スペアリブ、合鴨パストラミスライスなどお酒のおつまみも強化します。

ブルーベリーやあんず、黒ごま、くるみの寒天は分かりますが、サラダ寒天や玉子寒天は珍しいですね。
「寒天で何でも固める秋田県」などとメディアで紹介されることもあるようです。

隣接するベーカリーでは菓子パン、惣菜パンの他に食パンやピザも店内で焼き上げて提供。イートインコーナーも併設されています。

冷凍食品コーナー。

加工食品は手を加えていないのか雰囲気が大きく異なります。

ドレッシングコーナー。
CGCに加盟するためCGC商品も取り扱いは行っていますが、地場商品や高級品・こだわりの品も導入。

フェイスアップが丁寧に行われており、陳列は美しく揃えられています。

レトルトカレーのコーナーでは成城石井の商品も導入。

秋田県横田市の焼肉のたれ専門店「シバタ」が製造する焼肉のたれを販売。

秋田県大仙市に本社を構える「ナガハマコーヒー」の商品をコーナー展開。

酒売場。
日本酒では秋田の銘酒も豊富に揃えています。

グランマート手形店 店舗概要
開業: 2004年07月30日
売場面積: 1800㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 午前9時~午後10時
住所: 秋田県秋田市手形休下町2-1
駐車場: 130台
HP: https://www.e-takayanagi.com/store/store-tega/
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者、高齢夫婦中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に多め
売場の雰囲気: 上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 1台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 3台(3台稼働中)精算機5台
食品完全セルフレジ: 6台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: CGC商品、成城石井商品
株式会社タカヤナギは秋田県大仙市に本社を置き、県内15店舗を展開するスーパーマーケットです。2022年3月期決算の売上高は252億円。近年はリニューアルによる活性化を積極的に行っており、店舗数が同じだった2018年3月期の売上高224億円より翌年以降229億円、233億円、245億円、252億円と成長を続けています。コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり需要の恩恵を受け、2021年は競合他社も大幅に増収を記録していますが、2022年に前年比を上回る企業はそう多くありません。
タカヤナギは1910年に創業し、大仙市の中心市街地で百貨店業態で営業していたこともあり、百貨店協会に加盟しています。百貨店共通商品券の発行や外商業務は本店の「イーストモール」でのみ行っていますが、共通商品券は全店で利用できます。
2009年3月には同じく北東北を地場とするベルプラス(岩手県盛岡市)、スーパーマーケットマルイチ(盛岡市)、伊徳ホールディングス(秋田県大館市)とともに4社の経営統合で合意しますが、翌年5月にはベルプラスとマルイチが統合を断念。店舗運営や共同仕入れなどを巡って溝が埋まらず、合計売上高1千億円を超える北東北最大規模のスーパー誕生には至りませんでした。一方で伊徳とタカヤナギは引き続き協議を継続しており、2012年4月には持ち株会社「ユナイトホールディングス」を設立し経営統合を果たします。これにより秋田県内で35店舗、青森県に4店舗、売上高630億円(2022年には825億円にまで成長)という一大勢力が誕生しました。
グランマート手形店は2004年7月に開業し、2020年10月にリニューアルを実施しました。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と展開。百貨店協会に加盟するだけあって高級志向な商品が目立ち、少量・小分け、使い切りや簡便性の高いアイテムなどきめ細やかな品揃えが実施されています。
青果売場は木目調の青果台を採用し、ベージュの床や天井で落ち着いた上質感ある空間を演出。有機野菜や地場野菜、珍しい野菜、カラフルなカットフルーツ、高級な果物など様々な需要に応える「価値」を訴求します。商品紹介やレシピ提案のPOPも多く、工夫が感じられます。きりたんぽは関連陳列というよりコーナー展開と言った方が適切な量感で展開されていました。
鮮魚売場はガラス張りで調理場の見えるオープンキッチン方式を採用。秋田の県魚・神の魚とまで紹介されている「はたはた」を大量陳列するほか、お造りや海鮮サラダも充実しています。あん肝や生ハム、燻製とろさば、牡蠣佃煮などおつまみを集積して販売し、家呑みを提案します。精肉売場では上質な秋田由利牛ロースステーキ肉(100g1380円)や比内地鶏など、高級品も揃えます。豚肉や鶏肉では少量パックも取り扱いを行うほか、鶏肉は環境に優しいノントレー包装も推進。
惣菜もオープンキッチン方式でライブ感を演出。弁当は炊き込みご飯を使用した具沢山で健康志向なアイテムから、ビーフカットステーキ重(598円)や牛すき焼き重(680円)などガッツリ系のアイテムまで幅広く展開。充実した魚惣菜や和惣菜に加え、中華惣菜は東立商事の上海飯店から仕入れを行うなど、集客力あるラインナップを実現しています。隣接するベーカリーでは菓子パン、惣菜パンの他に食パンやピザも店内で焼き上げて提供。イートインコーナーも併設されています。
加工食品は大手ナショナルブランドだけでなく、地場商品や高級品・こだわりの品も導入。CGCに加盟するためCGC商品も取り扱いは行っていますが、前面に押し出して価格訴求するような棚割りではありません。レトルトカレーのコーナーでは成城石井の商品も見られました。陳列もきれいに整えられており好印象。
平日の午前中に訪れたため主婦や高齢者が中心でしたが店内は賑わっており、特に客単価は相当高い水準にあります。カゴ一杯に買い物される方も多く、中には上下のカゴ2つが一杯に埋まるほど大量買いされる方も見られました。付加価値のある品質志向な品揃えが、生活に余裕ある顧客からの支持を集めていると考えられます。
JR秋田駅から徒歩12分程度のところに、グランマート手形店はあります。
店舗外観。
運営するタカヤナギは秋田県大仙市に本社を置き、県内15店舗を展開するスーパーマーケットです。

青果売場。
木目調の青果台を採用し、ベージュの床や天井で落ち着いた上質感ある空間を演出。
運営するタカヤナギは百貨店協会に加盟するだけあって高級志向な商品が目立ちます。

彩り鮮やかなカットフルーツも展開。

売場では「~のチカラ」という表記が目立ちますが、これは経営統合した伊徳でも見られるものです。
商品紹介やレシピ提案のPOPも多く、工夫が感じられます。

健康志向に対応した有機野菜も販売します。

「ジャンボマッシュルーム」

きりたんぽは関連陳列というよりコーナー展開と言った方が適切な量感で展開されていました。

地場野菜も大きく展開。
自家製いぶりがっこが作れる「いぶり大根」も大量に並んでいます。

和日配コーナー。
うどんは讃岐うどんと並んで「稲庭風うどん」も多く見られます。

鮮魚売場。
レシピ提案のPOPも多く、デジタルサイネージで調理方法なども紹介します。

秋田の県魚・神の魚とまで紹介されている「はたはた」を大量陳列。

お刺身コーナー。

海鮮サラダを充実させています。

サーモンづくし3種盛(580円)など食べ比べの出来る商品も販売します。

あん肝や生ハム、燻製とろさば、牡蠣佃煮などおつまみを集積して販売し、家呑みを提案します。

精肉売場。

上質な秋田由利牛ロースステーキ肉(100g1380円)など高単価なアイテムも並びます。

しゃぶしゃぶを提案するコーナー展開。

豚肉や鶏肉では少量パックも取り扱いを行うほか、鶏肉は環境に優しいノントレー包装も推進。

続く洋日配コーナー。

地元「たけや製パン」の食パンを大量陳列。

こちらはヤマザキの串団子かと思いきや、業務提携しライセンス生産を行うたけや製パンの串団子でした。

牛乳コーナー。
「秋田のおいしい牛乳」が最も多いフェイスで展開されています。

デザートコーナーでは秋田市旭北栄町にある「菓子工房 ぜんげつ」の商品も取り扱います。

惣菜売場。煌びやかな照明の使い方で洗練された空間を演出。

弁当は炊き込みご飯を使用した具沢山で健康志向なアイテムから、ビーフカットステーキ重(598円)や牛すき焼き重(680円)などガッツリ系のアイテムまで幅広く展開。

魚惣菜や煮物も充実。

中華惣菜は東立商事の上海飯店から仕入れを実施。

焼き鳥、スペアリブ、合鴨パストラミスライスなどお酒のおつまみも強化します。

ブルーベリーやあんず、黒ごま、くるみの寒天は分かりますが、サラダ寒天や玉子寒天は珍しいですね。
「寒天で何でも固める秋田県」などとメディアで紹介されることもあるようです。

隣接するベーカリーでは菓子パン、惣菜パンの他に食パンやピザも店内で焼き上げて提供。イートインコーナーも併設されています。

冷凍食品コーナー。

加工食品は手を加えていないのか雰囲気が大きく異なります。

ドレッシングコーナー。
CGCに加盟するためCGC商品も取り扱いは行っていますが、地場商品や高級品・こだわりの品も導入。

フェイスアップが丁寧に行われており、陳列は美しく揃えられています。

レトルトカレーのコーナーでは成城石井の商品も導入。

秋田県横田市の焼肉のたれ専門店「シバタ」が製造する焼肉のたれを販売。

秋田県大仙市に本社を構える「ナガハマコーヒー」の商品をコーナー展開。

酒売場。
日本酒では秋田の銘酒も豊富に揃えています。

グランマート手形店 店舗概要
開業: 2004年07月30日
売場面積: 1800㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 午前9時~午後10時
住所: 秋田県秋田市手形休下町2-1
駐車場: 130台
HP: https://www.e-takayanagi.com/store/store-tega/
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢者、高齢夫婦中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に多め
売場の雰囲気: 上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 1台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 3台(3台稼働中)精算機5台
食品完全セルフレジ: 6台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: CGC商品、成城石井商品
株式会社タカヤナギは秋田県大仙市に本社を置き、県内15店舗を展開するスーパーマーケットです。2022年3月期決算の売上高は252億円。近年はリニューアルによる活性化を積極的に行っており、店舗数が同じだった2018年3月期の売上高224億円より翌年以降229億円、233億円、245億円、252億円と成長を続けています。コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり需要の恩恵を受け、2021年は競合他社も大幅に増収を記録していますが、2022年に前年比を上回る企業はそう多くありません。
タカヤナギは1910年に創業し、大仙市の中心市街地で百貨店業態で営業していたこともあり、百貨店協会に加盟しています。百貨店共通商品券の発行や外商業務は本店の「イーストモール」でのみ行っていますが、共通商品券は全店で利用できます。
2009年3月には同じく北東北を地場とするベルプラス(岩手県盛岡市)、スーパーマーケットマルイチ(盛岡市)、伊徳ホールディングス(秋田県大館市)とともに4社の経営統合で合意しますが、翌年5月にはベルプラスとマルイチが統合を断念。店舗運営や共同仕入れなどを巡って溝が埋まらず、合計売上高1千億円を超える北東北最大規模のスーパー誕生には至りませんでした。一方で伊徳とタカヤナギは引き続き協議を継続しており、2012年4月には持ち株会社「ユナイトホールディングス」を設立し経営統合を果たします。これにより秋田県内で35店舗、青森県に4店舗、売上高630億円(2022年には825億円にまで成長)という一大勢力が誕生しました。
グランマート手形店は2004年7月に開業し、2020年10月にリニューアルを実施しました。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と展開。百貨店協会に加盟するだけあって高級志向な商品が目立ち、少量・小分け、使い切りや簡便性の高いアイテムなどきめ細やかな品揃えが実施されています。
青果売場は木目調の青果台を採用し、ベージュの床や天井で落ち着いた上質感ある空間を演出。有機野菜や地場野菜、珍しい野菜、カラフルなカットフルーツ、高級な果物など様々な需要に応える「価値」を訴求します。商品紹介やレシピ提案のPOPも多く、工夫が感じられます。きりたんぽは関連陳列というよりコーナー展開と言った方が適切な量感で展開されていました。
鮮魚売場はガラス張りで調理場の見えるオープンキッチン方式を採用。秋田の県魚・神の魚とまで紹介されている「はたはた」を大量陳列するほか、お造りや海鮮サラダも充実しています。あん肝や生ハム、燻製とろさば、牡蠣佃煮などおつまみを集積して販売し、家呑みを提案します。精肉売場では上質な秋田由利牛ロースステーキ肉(100g1380円)や比内地鶏など、高級品も揃えます。豚肉や鶏肉では少量パックも取り扱いを行うほか、鶏肉は環境に優しいノントレー包装も推進。
惣菜もオープンキッチン方式でライブ感を演出。弁当は炊き込みご飯を使用した具沢山で健康志向なアイテムから、ビーフカットステーキ重(598円)や牛すき焼き重(680円)などガッツリ系のアイテムまで幅広く展開。充実した魚惣菜や和惣菜に加え、中華惣菜は東立商事の上海飯店から仕入れを行うなど、集客力あるラインナップを実現しています。隣接するベーカリーでは菓子パン、惣菜パンの他に食パンやピザも店内で焼き上げて提供。イートインコーナーも併設されています。
加工食品は大手ナショナルブランドだけでなく、地場商品や高級品・こだわりの品も導入。CGCに加盟するためCGC商品も取り扱いは行っていますが、前面に押し出して価格訴求するような棚割りではありません。レトルトカレーのコーナーでは成城石井の商品も見られました。陳列もきれいに整えられており好印象。
平日の午前中に訪れたため主婦や高齢者が中心でしたが店内は賑わっており、特に客単価は相当高い水準にあります。カゴ一杯に買い物される方も多く、中には上下のカゴ2つが一杯に埋まるほど大量買いされる方も見られました。付加価値のある品質志向な品揃えが、生活に余裕ある顧客からの支持を集めていると考えられます。