パリオCITY
- 2023/01/19
- 14:31
福井県福井市。
JR福井駅から徒歩20分程度のところに、パリオCITYはあります。
パリオCITYはヤスサキグルメ館・ファッションプラザを核テナントとするショッピングセンターです。
店舗外観

店舗裏手より。

大規模小売店舗表示板。

フロアガイド。

屋上駐車場。

休憩スペース。

1階のヤスサキグルメ館パリオ店から見ていきます。

売場はしばらく改装されていない様子で、昔ながらの雰囲気を残しています。

彩り美しいカットフルーツも販売。

野菜は少量・小分けパックもきめ細やかに品揃えします。

陳列も丁寧でこだわりが感じられます。

薬味野菜も充実しており、珍しい野菜も取り扱います。

導入部には青果と並んで惣菜を配置するダブルコンコース型の売場を構築。

惣菜の一部は地元企業カワグチが運営する「カントリーママ」が担当します。

手の込んだ料理も並びますが全体的に陳列量が少なく、販売は芳しくない模様。

こちらはヤスサキのお弁当コーナー。

写真中央の「すこ」は福井県の郷土料理。材料である赤ずいき(漢字で書くと赤芋茎)とは、里芋の一種である八つ頭の茎で、酢漬けにすることで赤色がさらにあざやかとなるそうです。

和日配コーナーの豆腐。

続く鮮魚売場。

刺身は豊富な品揃えで、盛り合わせは4点盛り798円や5点盛り980円などファミリー層向けのサイズを中心に販売。

12月の訪問だったため、酢だこが樽で販売されていました。

焼き魚は鯖の塩焼きを中心にラインナップ。
鯖の丸焼きは福井市内どこのスーパーでも並んでいます。

「ふるさと福井の味」と称してさばへしこなどもコーナー展開。

壁面に沿って鮮魚、精肉と続いています。

精肉は定番品が中心と言った様子で、あまり個性的な商品は見られませんでした。

最終コーナーにかけて洋日配、冷凍食品を配置。

洋日配コーナーの牛乳。
大阪市に本社を置く日本酪農協同の「毎日らくのう牛乳」が最大フェイス数を確保。

福井名物と紹介されているパンテスのあん食パンを訴求。

地元のオーカワパンもコーナー展開します。

ドレッシングコーナー。
加工食品でも高級品・こだわりの品を随所に差し込んでおり、CGC商品を扱うものの価格訴求よりは品質やラインナップで集客を図っている印象です。

醤油コーナー。

お麩が充実。福井県の郷土料理に「麩の辛し和え」というものがあります。

お茶コーナー。

輸入菓子も品揃えします。

ここからは1階専門店街を見ていきます。
食品売場の向かいには「まいもん」という銘菓やお土産品を販売するコーナーがあります。

1階に出店するスギ薬局。

子供向けの遊び場も設置されていました。

2階ヤスサキファッションプラザ。

紳士服売場。
売場は非常に洗練されており、とても地場中小チェーンの直営衣料品売場とは思えません。衣料品店発祥という優位性を生かした商品政策を展開することで、平日にも関わらずお客さんが入っていました。

婦人服売場。

地域の中学校の制服なども取り扱います。

子供用の遊び場も導入。

寝具など住まいの品も展開します。

2階の専門店街を見ていきます。

こちらの「SHOO-LA-RUE」もヤスサキがFC展開しています。

「ORBENE」も同様にヤスサキのFC展開です。

イオン系列のモーリーファンタジーが入居。

3階は全て専門店のフロアです。
クリスマス直前だったため3階のトイザらスは特に活気に満ちていました。

ヤスサキはダイソーもFC展開しています。

ビュッフェ形式のレストラン「神戸クック ワールドビュッフェ パリオシティ福井店」も出店します。

パリオCITY 店舗概要
開業: 1989年11月22日
売場面積: 12931㎡(日本SC協会より)
営業時間:
専門店(1階・2階)10:00~19:30 1階グルメ館は9:30~21:00まで営業
※1階スギドラッグ・2階ファッションプラザ・3階ダイソー・トイザらスは10:00~20:00まで営業
住所: 福井県福井市松城町12-7
駐車場: 1000台(無料)
HP: http://www.pario.jp/
ヤスサキグルメ館HP:https://www.yasusaki.co.jp/store_detail/%e3%83%a4%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%82%ad%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%a1%e9%a4%a8%e3%83%91%e3%83%aa%e3%82%aa%e5%ba%97/
店内・売場の様子(ヤスサキグルメ館パリオ店)
時間帯: 13時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢夫婦、親子連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 落ち着いた
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 2台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 4台(3台稼働中)精算機6台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC商品
ヤスサキは福井県福井市に本社を置き、県内を中心に食品スーパー11店、衣料品店8店、ホームセンター5店に加え、ダイソーやTSUTAYAのフランチャイズ店舗運営を手掛ける総合小売企業です。1966年に総合衣料品のチェーンストアとしてスタートし、1981年には食品スーパー事業を進出しました。2021年2月期の売上高は241億円。
今回訪れたパリオCITYは1989年11月に「イーストモール・パリオ」として開業しました。ヤスサキと東部商業開発事業協同組合が共同で施設を管理しており、ヤスサキは食品スーパー「グルメ館パリオ店」(1799平米)と衣料品店「ファッションプラザパリオ店」(2350平米)、FC展開の「ダイソーパリオ店」などを出店しています。
食料品売場は直近で改装されておらず昔ながらの雰囲気を残していますが、衣料品売場は非常に洗練されており、とても地場中小チェーンの直営売場とは思えません。衣料品店発祥という優位性を生かした商品政策を展開することで、平日にも関わらずお客さんが入っていました。
食品売場は導入部に青果売場と惣菜売場を並べて配置するダブルコンコース型の売場を構築。惣菜の一部は地元企業カワグチが運営する「カントリーママ」が担当します。手の込んだ料理も並びますが全体的に陳列量が少なく、販売は芳しくない模様。青果は珍しい野菜を積極的に導入し、陳列手法も丁寧でこだわりが感じられます。彩り美しいカットフルーツなど手間のかかるアイテムも提供しており、野菜では少量・小分けパックを充実させるなど、きめ細やかで幅広いニーズに応える商品を揃えています。
鮮魚は丸魚こそ多くないものの、刺身は豊富な品揃えで、盛り合わせは4点盛り798円や5点盛り980円などファミリー層向けのサイズを中心に販売します。「ふるさと福井の味」と称してさばへしこなどもコーナー展開するほか、鮮魚売場で展開する焼き魚コーナーには鯖の丸焼きも並んでいます。福井市内のスーパーは他店でも焼き魚コーナーが大きく、鯖の丸焼きもほぼ全店で販売されているようです。
精肉は定番品が中心と言った様子で、あまり個性的な商品は見られませんでした。最終コーナーにかけて洋日配コーナーと冷凍食品を配置。加工食品でも高級品・こだわりの品を随所に差し込んでおり、CGC商品を扱うものの価格訴求よりは品質やラインナップで集客を図っている印象です。
平日の昼過ぎに訪れましたが、ショッピングセンター立地ということもあり家族連れや高齢夫婦などで賑わっていました。クリスマス直前だったため3階のトイザらスは特に活気に満ちていました。ヤスサキの食料品売場も客数・客単価ともに比較的高い水準ではありますが、完全セルフレジが無く有人レジ6台のみというのは店の規模からするとやや少なく、年商はそれほど高くないのではないかと考えられます。福井市内にイオンモールは出店していないものの、アピタや平和堂を核とした大型ショッピングセンターがあり、ヤスサキを核とするパリオCITYは規模では劣勢となっています。
JR福井駅から徒歩20分程度のところに、パリオCITYはあります。
パリオCITYはヤスサキグルメ館・ファッションプラザを核テナントとするショッピングセンターです。
店舗外観

店舗裏手より。

大規模小売店舗表示板。

フロアガイド。

屋上駐車場。

休憩スペース。

1階のヤスサキグルメ館パリオ店から見ていきます。

売場はしばらく改装されていない様子で、昔ながらの雰囲気を残しています。

彩り美しいカットフルーツも販売。

野菜は少量・小分けパックもきめ細やかに品揃えします。

陳列も丁寧でこだわりが感じられます。

薬味野菜も充実しており、珍しい野菜も取り扱います。

導入部には青果と並んで惣菜を配置するダブルコンコース型の売場を構築。

惣菜の一部は地元企業カワグチが運営する「カントリーママ」が担当します。

手の込んだ料理も並びますが全体的に陳列量が少なく、販売は芳しくない模様。

こちらはヤスサキのお弁当コーナー。

写真中央の「すこ」は福井県の郷土料理。材料である赤ずいき(漢字で書くと赤芋茎)とは、里芋の一種である八つ頭の茎で、酢漬けにすることで赤色がさらにあざやかとなるそうです。

和日配コーナーの豆腐。

続く鮮魚売場。

刺身は豊富な品揃えで、盛り合わせは4点盛り798円や5点盛り980円などファミリー層向けのサイズを中心に販売。

12月の訪問だったため、酢だこが樽で販売されていました。

焼き魚は鯖の塩焼きを中心にラインナップ。
鯖の丸焼きは福井市内どこのスーパーでも並んでいます。

「ふるさと福井の味」と称してさばへしこなどもコーナー展開。

壁面に沿って鮮魚、精肉と続いています。

精肉は定番品が中心と言った様子で、あまり個性的な商品は見られませんでした。

最終コーナーにかけて洋日配、冷凍食品を配置。

洋日配コーナーの牛乳。
大阪市に本社を置く日本酪農協同の「毎日らくのう牛乳」が最大フェイス数を確保。

福井名物と紹介されているパンテスのあん食パンを訴求。

地元のオーカワパンもコーナー展開します。

ドレッシングコーナー。
加工食品でも高級品・こだわりの品を随所に差し込んでおり、CGC商品を扱うものの価格訴求よりは品質やラインナップで集客を図っている印象です。

醤油コーナー。

お麩が充実。福井県の郷土料理に「麩の辛し和え」というものがあります。

お茶コーナー。

輸入菓子も品揃えします。

ここからは1階専門店街を見ていきます。
食品売場の向かいには「まいもん」という銘菓やお土産品を販売するコーナーがあります。

1階に出店するスギ薬局。

子供向けの遊び場も設置されていました。

2階ヤスサキファッションプラザ。

紳士服売場。
売場は非常に洗練されており、とても地場中小チェーンの直営衣料品売場とは思えません。衣料品店発祥という優位性を生かした商品政策を展開することで、平日にも関わらずお客さんが入っていました。

婦人服売場。

地域の中学校の制服なども取り扱います。

子供用の遊び場も導入。

寝具など住まいの品も展開します。

2階の専門店街を見ていきます。

こちらの「SHOO-LA-RUE」もヤスサキがFC展開しています。

「ORBENE」も同様にヤスサキのFC展開です。

イオン系列のモーリーファンタジーが入居。

3階は全て専門店のフロアです。
クリスマス直前だったため3階のトイザらスは特に活気に満ちていました。

ヤスサキはダイソーもFC展開しています。

ビュッフェ形式のレストラン「神戸クック ワールドビュッフェ パリオシティ福井店」も出店します。

パリオCITY 店舗概要
開業: 1989年11月22日
売場面積: 12931㎡(日本SC協会より)
営業時間:
専門店(1階・2階)10:00~19:30 1階グルメ館は9:30~21:00まで営業
※1階スギドラッグ・2階ファッションプラザ・3階ダイソー・トイザらスは10:00~20:00まで営業
住所: 福井県福井市松城町12-7
駐車場: 1000台(無料)
HP: http://www.pario.jp/
ヤスサキグルメ館HP:https://www.yasusaki.co.jp/store_detail/%e3%83%a4%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%82%ad%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%a1%e9%a4%a8%e3%83%91%e3%83%aa%e3%82%aa%e5%ba%97/
店内・売場の様子(ヤスサキグルメ館パリオ店)
時間帯: 13時頃
客数: やや多い
客層: 主婦、高齢夫婦、親子連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 落ち着いた
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 2台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 4台(3台稼働中)精算機6台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC商品
ヤスサキは福井県福井市に本社を置き、県内を中心に食品スーパー11店、衣料品店8店、ホームセンター5店に加え、ダイソーやTSUTAYAのフランチャイズ店舗運営を手掛ける総合小売企業です。1966年に総合衣料品のチェーンストアとしてスタートし、1981年には食品スーパー事業を進出しました。2021年2月期の売上高は241億円。
今回訪れたパリオCITYは1989年11月に「イーストモール・パリオ」として開業しました。ヤスサキと東部商業開発事業協同組合が共同で施設を管理しており、ヤスサキは食品スーパー「グルメ館パリオ店」(1799平米)と衣料品店「ファッションプラザパリオ店」(2350平米)、FC展開の「ダイソーパリオ店」などを出店しています。
食料品売場は直近で改装されておらず昔ながらの雰囲気を残していますが、衣料品売場は非常に洗練されており、とても地場中小チェーンの直営売場とは思えません。衣料品店発祥という優位性を生かした商品政策を展開することで、平日にも関わらずお客さんが入っていました。
食品売場は導入部に青果売場と惣菜売場を並べて配置するダブルコンコース型の売場を構築。惣菜の一部は地元企業カワグチが運営する「カントリーママ」が担当します。手の込んだ料理も並びますが全体的に陳列量が少なく、販売は芳しくない模様。青果は珍しい野菜を積極的に導入し、陳列手法も丁寧でこだわりが感じられます。彩り美しいカットフルーツなど手間のかかるアイテムも提供しており、野菜では少量・小分けパックを充実させるなど、きめ細やかで幅広いニーズに応える商品を揃えています。
鮮魚は丸魚こそ多くないものの、刺身は豊富な品揃えで、盛り合わせは4点盛り798円や5点盛り980円などファミリー層向けのサイズを中心に販売します。「ふるさと福井の味」と称してさばへしこなどもコーナー展開するほか、鮮魚売場で展開する焼き魚コーナーには鯖の丸焼きも並んでいます。福井市内のスーパーは他店でも焼き魚コーナーが大きく、鯖の丸焼きもほぼ全店で販売されているようです。
精肉は定番品が中心と言った様子で、あまり個性的な商品は見られませんでした。最終コーナーにかけて洋日配コーナーと冷凍食品を配置。加工食品でも高級品・こだわりの品を随所に差し込んでおり、CGC商品を扱うものの価格訴求よりは品質やラインナップで集客を図っている印象です。
平日の昼過ぎに訪れましたが、ショッピングセンター立地ということもあり家族連れや高齢夫婦などで賑わっていました。クリスマス直前だったため3階のトイザらスは特に活気に満ちていました。ヤスサキの食料品売場も客数・客単価ともに比較的高い水準ではありますが、完全セルフレジが無く有人レジ6台のみというのは店の規模からするとやや少なく、年商はそれほど高くないのではないかと考えられます。福井市内にイオンモールは出店していないものの、アピタや平和堂を核とした大型ショッピングセンターがあり、ヤスサキを核とするパリオCITYは規模では劣勢となっています。