Aコープみゆき店
- 2023/01/19
- 17:45
福井県福井市。
JR福井駅から徒歩20分程度のところに、Aコープみゆき店はあります。
店舗外観。
「愛菜館」という看板が目立ちますが、店舗名には入っていません。
運営するのは福井県内9店舗を展開するJA福井県の関連子会社「株式会社フード福井」です。

導入部の青果売場。

入口右手の地場野菜・産地直送野菜コーナーが非常に大きく取られています。

通常の野菜売場と品揃えが重複するアイテムも多くあります。

地場野菜コーナー。手書きPOPも多く工夫が感じられます。

きゅうりは圧巻の陳列量。

野菜だけでなく地元生産者の漬物や農産加工品なども並びます。

和日配の納豆コーナー。

福井県の油揚げ・がんもどき消費量は日本一(2020年家計調査)となっており、スーパーでも充実しています。
こちらにも並んでいる谷口屋の「竹田の油揚げ」が有名なようです。

続いて惣菜売場を配置。株式会社クロスが運営する「町子母さんのお店」が担当します。

手づくりの弁当が豊富に並んでいます。

和惣菜も充実。

写真右手の「巣ごもり」というのは麩と卵を使った料理のようですが、気になりますね。

続く鮮魚売場。西岡鮮魚店が担当します。

お刺身は盛り合わせ・単品ともに充実。

くるまだい、ふくらぎ、など関東地区ではあまり見られない刺身も並びます。

手づくりのからし酢味噌も販売。

店内で調理する魚惣菜はサバ塩焼きを筆頭に豊富に取り揃えています。

南蛮漬けやぶりぬたなども販売。

洋日配の牛乳コーナー。福井県産牛乳の他は全国的なブランドが中心。

精肉売場。

牛肉では上質な霜降り肉よりも赤身肉を中心とした品揃え。

ひとはな珈琲の「ひとはなクレープ」を売り込みます。

食パンも100円台前半の価格帯の1斤が無く、価格は割高な印象。
福井県鯖江市の老舗パン屋「ヨーロッパンキムラヤ」の商品も並びます。

冷凍食品コーナー。以前のメーカー希望小売価格に近い水準の価格でした。

コストコ商品も販売しています。

加工食品売場。

醤油コーナー。

ドレッシングコーナー。

麩コーナーは充実。プライスカードがやや小さく見えにくいと感じます。

エーコープマーク商品のポテトチップスを販売。

伊藤園おーいお茶は税抜き108円とスーパーとしては割高な水準。

100円均一の雑貨コーナーも導入します。

Aコープみゆき店 店舗概要
開業: 1973年10月12日
売場面積: 990㎡
営業時間: 9:00〜21:00
住所: 福井県福井市御幸3丁目12-1
駐車場: 120台(無料)
HP: https://foodfukui.cf0.jp/
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: やや多い
客層: 高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(2台稼働中)
食品セミセルフレジ: 2台(1台稼働中)精算機4台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: エーコープマーク商品
Aコープとは農業協同組合(Agricultural Cooperative)の略称です。JA全農の組織として全国Aコープ協同機構があり加盟企業を統括していますが、今回訪れた福井県内のAコープを運営する「株式会社フード福井」は全国Aコープ協同機構に加盟しておらず、JA福井県の関連子会社という立場で営業しています。現在、株式会社フード福井は福井県内に9店舗を展開し、売上高は88億3000万円と紹介されています(年度不明)。ちなみにAコープみゆき店という店舗名は福井県福井市の他に長野県飯山市にもありますが、厳密には長野県は「A・コープみゆき店」という表記となっています。
売場は入口から青果、惣菜、鮮魚、精肉と壁面に沿って左回りに配置します。青果ではAコープ特有の地場野菜・産地直送野菜コーナーが非常に大きく取られており、通常売場と同等のスペースを割いて展開します。野菜だけでなく地元生産者の漬物や農産加工品なども並び、手書きPOPも多く工夫が感じられます。
惣菜は株式会社クロスが運営する「町子母さんのお店」が担当します。手づくりのお弁当や福井名物のソースカツに加え、和惣菜も充実。鮮魚は西岡鮮魚店が担当。お刺身は盛り合わせ・単品ともに充実しており、店内で調理する魚惣菜はサバ塩焼きを筆頭に豊富に取り揃えています。精肉は直営で運営しており、国産鶏もも肉100g98円など競争力ある価格設定も行う一方、少量・小分けパックの販売も強化します。
加工食品は全体的に価格が割高で、品揃えも定番品が中心。公式ホームページではエーコープマーク商品取り扱いの案内がありますが売場ではそれほど見られず、大手ナショナルブランドが中心に見受けられました。100円均一の雑貨コーナーなど集客に向けた取り組みは感じられました。
平日の朝早い時間帯だったためお客さんは高齢者が中心で、平均年齢が相当高いと感じられました。買い物内容は生鮮品が中心で買い上げ点数も少なく、加工食品はあまり動いていない印象。目の前にはフード&ドラッグのゲンキーも立地しており、価格競争では厳しい戦いを強いられています。
JR福井駅から徒歩20分程度のところに、Aコープみゆき店はあります。
店舗外観。
「愛菜館」という看板が目立ちますが、店舗名には入っていません。
運営するのは福井県内9店舗を展開するJA福井県の関連子会社「株式会社フード福井」です。

導入部の青果売場。

入口右手の地場野菜・産地直送野菜コーナーが非常に大きく取られています。

通常の野菜売場と品揃えが重複するアイテムも多くあります。

地場野菜コーナー。手書きPOPも多く工夫が感じられます。

きゅうりは圧巻の陳列量。

野菜だけでなく地元生産者の漬物や農産加工品なども並びます。

和日配の納豆コーナー。

福井県の油揚げ・がんもどき消費量は日本一(2020年家計調査)となっており、スーパーでも充実しています。
こちらにも並んでいる谷口屋の「竹田の油揚げ」が有名なようです。

続いて惣菜売場を配置。株式会社クロスが運営する「町子母さんのお店」が担当します。

手づくりの弁当が豊富に並んでいます。

和惣菜も充実。

写真右手の「巣ごもり」というのは麩と卵を使った料理のようですが、気になりますね。

続く鮮魚売場。西岡鮮魚店が担当します。

お刺身は盛り合わせ・単品ともに充実。

くるまだい、ふくらぎ、など関東地区ではあまり見られない刺身も並びます。

手づくりのからし酢味噌も販売。

店内で調理する魚惣菜はサバ塩焼きを筆頭に豊富に取り揃えています。

南蛮漬けやぶりぬたなども販売。

洋日配の牛乳コーナー。福井県産牛乳の他は全国的なブランドが中心。

精肉売場。

牛肉では上質な霜降り肉よりも赤身肉を中心とした品揃え。

ひとはな珈琲の「ひとはなクレープ」を売り込みます。

食パンも100円台前半の価格帯の1斤が無く、価格は割高な印象。
福井県鯖江市の老舗パン屋「ヨーロッパンキムラヤ」の商品も並びます。

冷凍食品コーナー。以前のメーカー希望小売価格に近い水準の価格でした。

コストコ商品も販売しています。

加工食品売場。

醤油コーナー。

ドレッシングコーナー。

麩コーナーは充実。プライスカードがやや小さく見えにくいと感じます。

エーコープマーク商品のポテトチップスを販売。

伊藤園おーいお茶は税抜き108円とスーパーとしては割高な水準。

100円均一の雑貨コーナーも導入します。

Aコープみゆき店 店舗概要
開業: 1973年10月12日
売場面積: 990㎡
営業時間: 9:00〜21:00
住所: 福井県福井市御幸3丁目12-1
駐車場: 120台(無料)
HP: https://foodfukui.cf0.jp/
店内・売場の様子
時間帯: 11時頃
客数: やや多い
客層: 高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(2台稼働中)
食品セミセルフレジ: 2台(1台稼働中)精算機4台
食品完全セルフレジ: 無し
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: エーコープマーク商品
Aコープとは農業協同組合(Agricultural Cooperative)の略称です。JA全農の組織として全国Aコープ協同機構があり加盟企業を統括していますが、今回訪れた福井県内のAコープを運営する「株式会社フード福井」は全国Aコープ協同機構に加盟しておらず、JA福井県の関連子会社という立場で営業しています。現在、株式会社フード福井は福井県内に9店舗を展開し、売上高は88億3000万円と紹介されています(年度不明)。ちなみにAコープみゆき店という店舗名は福井県福井市の他に長野県飯山市にもありますが、厳密には長野県は「A・コープみゆき店」という表記となっています。
売場は入口から青果、惣菜、鮮魚、精肉と壁面に沿って左回りに配置します。青果ではAコープ特有の地場野菜・産地直送野菜コーナーが非常に大きく取られており、通常売場と同等のスペースを割いて展開します。野菜だけでなく地元生産者の漬物や農産加工品なども並び、手書きPOPも多く工夫が感じられます。
惣菜は株式会社クロスが運営する「町子母さんのお店」が担当します。手づくりのお弁当や福井名物のソースカツに加え、和惣菜も充実。鮮魚は西岡鮮魚店が担当。お刺身は盛り合わせ・単品ともに充実しており、店内で調理する魚惣菜はサバ塩焼きを筆頭に豊富に取り揃えています。精肉は直営で運営しており、国産鶏もも肉100g98円など競争力ある価格設定も行う一方、少量・小分けパックの販売も強化します。
加工食品は全体的に価格が割高で、品揃えも定番品が中心。公式ホームページではエーコープマーク商品取り扱いの案内がありますが売場ではそれほど見られず、大手ナショナルブランドが中心に見受けられました。100円均一の雑貨コーナーなど集客に向けた取り組みは感じられました。
平日の朝早い時間帯だったためお客さんは高齢者が中心で、平均年齢が相当高いと感じられました。買い物内容は生鮮品が中心で買い上げ点数も少なく、加工食品はあまり動いていない印象。目の前にはフード&ドラッグのゲンキーも立地しており、価格競争では厳しい戦いを強いられています。