イオンスーパーセンター陸前高田店
- 2023/03/24
- 22:27
岩手県陸前高田市。
JR東日本が運行する大船渡線BRT(バス高速輸送システム)の高田病院駅から徒歩10分程度のところに、イオンスーパーセンター陸前高田店はあります。
店舗外観。2014年7月19日に開業しました。

フロアガイド。1フロアで直営部分は4457㎡を確保しており、食料品から衣料品、住まいの品まで展開します。

青果売場。
天井は高いものの簡素な建物です。

産直コーナー「恵み市」

野菜だけでなく地元企業が製造した和洋菓子なども販売。

かわいらしい商品も並んでいます。

果物ではシャインマスカットや晩白柚も販売。

葉物野菜コーナー。

和日配コーナーでは酒粕が充実している印象。

鮮魚売場。

18時頃の訪問であったため鮮魚、精肉、惣菜は売り切れもある状態でのご紹介となり申し訳ありません。

切身コーナー。

海鮮系の珍味は豊富な品揃え。

鮮魚に続いて壁面に沿って精肉売場を配置。

精肉は明治屋産業(株)が担当しますが、高級志向なアイテムはあまり見られませんでした。

ジャンボパックによる価格訴求を導入部で展開。

惣菜コーナー。

株式会社岩手米飯を中心とするアウトパックのお弁当が目立ちました。

店内調理のハンバーガーなどイオンとしては珍しいアイテムも見られました。

寿司コーナー。
ローストビーフや生ハムの寿司など工夫あるアイテムも見られました。

ベーカリーコーナー。

ベーカリー商品は夕方のため値引きされていましたが、元の売場ではなく通路の平台で乱雑に販売されており、商品価値を下げる行為に感じられました。

冷凍食品コーナーは大きく取られています。

加工食品ではボリューム感あるカットケース陳列も見られました。

ドレッシングコーナー。

醬油コーナー。

カップ麺はケース販売にも注力します。

ゴンドラ(商品棚)最上段を在庫スペースとしていない代わりにフェイスを広げ、補充頻度が低くても欠品しにくいオペレーションとしている模様です。

酒売場。

クラフトビールも充実。

地酒も充実しています。

衣料品売場。

紳士衣料コーナー。

婦人衣料コーナー。

イオンリテールの運営店舗ではジーフットが運営する「アスビー」「グリーンボックス」が担当することの多い靴売場ですが、イオンスーパーセンターでは直営のようです。

寝具も品揃えします。

生活家電も販売。

子供玩具まで揃えています。

イオンスーパーセンター陸前高田店 店舗概要
開業: 2014年7月19日
売場面積: 4457㎡(直営部分。公式リリースより)
営業時間: 直営店8時~22時、専門店9時~20時
住所: 岩手県陸前高田市米崎町字川崎226番地
駐車場: 308台(無料)
HP: https://www.aeonsupercenter.co.jp/store_s/iwate/rikuzentakata/
店内・売場の様子
時間帯: 18時頃
客数: やや少ない
客層: 会社員中心
買い物内容: 惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 明治屋産業(株)
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 6台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 4台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
イオングループは、東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の復興を支援するため、2011年の年末には陸前高田と大船渡で仮設店舗を開設し、移動販売も行いました。また、2012年には衣料品専門店「イオンスーパーセンター陸前高田衣料館」を開設し、衣料品の需要に応えてきました。2014年にはこれらの店舗を統合し、イオンスーパーセンター陸前高田店を開業。仮設店舗と衣料館は閉鎖されています。
イオンスーパーセンター株式会社は岩手県盛岡市に本社を置き、東北地方に22店舗を展開しています。2005年に設立されたばかりの企業ですが業績は非常に苦戦しており、2022年2月期決算では当期純利益が16億4605万円の赤字で、累計120億円を超える債務超過に陥っています。イオングループ内では230億円以上の債務超過を抱えるイオンマーケット株式会社(ピーコックストア)と比べると目立ちませんが、直近の赤字額はイオンスーパーセンターの方が大きく、苦境に立たされています。
イオンスーパーセンター陸前高田店には美容院とクリーニング店が出店するものの、ほぼ全ての区画を直営で運営しており、1フロアで食料品から衣料品、住まいの品までを揃えワンストップ・ショッピングを提供します。一方で商圏人口の割に店舗規模は過剰に感じられ、商売として成り立っているのか疑問です。
夕方の訪問であったため生鮮3品の品揃えについては詳しく見ることが出来ず申し訳ありません。青果売場に隣接した産直コーナーでは豊富な地場野菜に加えて地元生産者が作った和洋菓子や加工食品も並んでおり、「地産地消」に貢献する魅力的な売場となっています。青果に続いて鮮魚、精肉と配置。精肉は明治屋産業(株)が担当しますが、ジャンボパックによる価格訴求に徹するなど高級志向なアイテムはあまり見られませんでした。惣菜売場は店内調理のハンバーガーなどイオンとしては珍しいアイテムも見られましたが、そこまで手の込んだ惣菜は扱っていません。ベーカリー商品は夕方のため値引きされていましたが、従来の売場ではなく通路の平台で乱雑に販売されており、商品価値を下げる行為に感じられました。
18時頃であったため仕事終わりの方が来店の中心で、惣菜を中心に買い物されている印象。日用消耗品は多少売れていますが、衣料品や住まいの品売場にお客さんの姿はありませんでした。レジは通常レジと完全セルフレジを組み合わせており、イオンリテールで導入が進む「レジゴー」は設置していません。
JR東日本が運行する大船渡線BRT(バス高速輸送システム)の高田病院駅から徒歩10分程度のところに、イオンスーパーセンター陸前高田店はあります。
店舗外観。2014年7月19日に開業しました。

フロアガイド。1フロアで直営部分は4457㎡を確保しており、食料品から衣料品、住まいの品まで展開します。

青果売場。
天井は高いものの簡素な建物です。

産直コーナー「恵み市」

野菜だけでなく地元企業が製造した和洋菓子なども販売。

かわいらしい商品も並んでいます。

果物ではシャインマスカットや晩白柚も販売。

葉物野菜コーナー。

和日配コーナーでは酒粕が充実している印象。

鮮魚売場。

18時頃の訪問であったため鮮魚、精肉、惣菜は売り切れもある状態でのご紹介となり申し訳ありません。

切身コーナー。

海鮮系の珍味は豊富な品揃え。

鮮魚に続いて壁面に沿って精肉売場を配置。

精肉は明治屋産業(株)が担当しますが、高級志向なアイテムはあまり見られませんでした。

ジャンボパックによる価格訴求を導入部で展開。

惣菜コーナー。

株式会社岩手米飯を中心とするアウトパックのお弁当が目立ちました。

店内調理のハンバーガーなどイオンとしては珍しいアイテムも見られました。

寿司コーナー。
ローストビーフや生ハムの寿司など工夫あるアイテムも見られました。

ベーカリーコーナー。

ベーカリー商品は夕方のため値引きされていましたが、元の売場ではなく通路の平台で乱雑に販売されており、商品価値を下げる行為に感じられました。

冷凍食品コーナーは大きく取られています。

加工食品ではボリューム感あるカットケース陳列も見られました。

ドレッシングコーナー。

醬油コーナー。

カップ麺はケース販売にも注力します。

ゴンドラ(商品棚)最上段を在庫スペースとしていない代わりにフェイスを広げ、補充頻度が低くても欠品しにくいオペレーションとしている模様です。

酒売場。

クラフトビールも充実。

地酒も充実しています。

衣料品売場。

紳士衣料コーナー。

婦人衣料コーナー。

イオンリテールの運営店舗ではジーフットが運営する「アスビー」「グリーンボックス」が担当することの多い靴売場ですが、イオンスーパーセンターでは直営のようです。

寝具も品揃えします。

生活家電も販売。

子供玩具まで揃えています。

イオンスーパーセンター陸前高田店 店舗概要
開業: 2014年7月19日
売場面積: 4457㎡(直営部分。公式リリースより)
営業時間: 直営店8時~22時、専門店9時~20時
住所: 岩手県陸前高田市米崎町字川崎226番地
駐車場: 308台(無料)
HP: https://www.aeonsupercenter.co.jp/store_s/iwate/rikuzentakata/
店内・売場の様子
時間帯: 18時頃
客数: やや少ない
客層: 会社員中心
買い物内容: 惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 明治屋産業(株)
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 6台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 4台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
イオングループは、東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の復興を支援するため、2011年の年末には陸前高田と大船渡で仮設店舗を開設し、移動販売も行いました。また、2012年には衣料品専門店「イオンスーパーセンター陸前高田衣料館」を開設し、衣料品の需要に応えてきました。2014年にはこれらの店舗を統合し、イオンスーパーセンター陸前高田店を開業。仮設店舗と衣料館は閉鎖されています。
イオンスーパーセンター株式会社は岩手県盛岡市に本社を置き、東北地方に22店舗を展開しています。2005年に設立されたばかりの企業ですが業績は非常に苦戦しており、2022年2月期決算では当期純利益が16億4605万円の赤字で、累計120億円を超える債務超過に陥っています。イオングループ内では230億円以上の債務超過を抱えるイオンマーケット株式会社(ピーコックストア)と比べると目立ちませんが、直近の赤字額はイオンスーパーセンターの方が大きく、苦境に立たされています。
イオンスーパーセンター陸前高田店には美容院とクリーニング店が出店するものの、ほぼ全ての区画を直営で運営しており、1フロアで食料品から衣料品、住まいの品までを揃えワンストップ・ショッピングを提供します。一方で商圏人口の割に店舗規模は過剰に感じられ、商売として成り立っているのか疑問です。
夕方の訪問であったため生鮮3品の品揃えについては詳しく見ることが出来ず申し訳ありません。青果売場に隣接した産直コーナーでは豊富な地場野菜に加えて地元生産者が作った和洋菓子や加工食品も並んでおり、「地産地消」に貢献する魅力的な売場となっています。青果に続いて鮮魚、精肉と配置。精肉は明治屋産業(株)が担当しますが、ジャンボパックによる価格訴求に徹するなど高級志向なアイテムはあまり見られませんでした。惣菜売場は店内調理のハンバーガーなどイオンとしては珍しいアイテムも見られましたが、そこまで手の込んだ惣菜は扱っていません。ベーカリー商品は夕方のため値引きされていましたが、従来の売場ではなく通路の平台で乱雑に販売されており、商品価値を下げる行為に感じられました。
18時頃であったため仕事終わりの方が来店の中心で、惣菜を中心に買い物されている印象。日用消耗品は多少売れていますが、衣料品や住まいの品売場にお客さんの姿はありませんでした。レジは通常レジと完全セルフレジを組み合わせており、イオンリテールで導入が進む「レジゴー」は設置していません。