スーパーマルサン吉川店
- 2023/05/05
- 20:21
埼玉県吉川市。
JR武蔵野線の吉川駅から徒歩15分程度のところに、スーパーマルサン吉川店はあります。
店舗外観。

店の外にも大量に商品が積まれています。

逆光ですが店の看板。
「埼玉で一番安い!まる弁250円」をアピール(実際には299円へ値上げされています)。

ボリューム感あるカットケース陳列で激安商品が並びます。

フォークリフトで荷下ろしした状態で販売。

山積みにされた特売品の数々。

野菜の運搬コンテナを流用したジャンブル陳列を展開。

大手ナショナルブランドも、中小スーパーとしては驚異的な安さで提供します。

元からあった建物に倉庫を継ぎ足したような構造をしており、導入部から青果売場にたどり着くまでには、うず高く積まれた圧巻の菓子・加工食品売場を通る必要があります。

倉庫も兼ねており、後ろには大量の在庫も見られます。

一直線ではなく、曲がりくねった通路を進みますが、思わず手に取ってしまうような価格の商品が並びます。

ペットボトル飲料も激安。

菓子コーナー。

圧倒的に陳列量の多い「たけのこの里」

うまい棒もメーカー希望小売価格1本12円のところ、1本あたり税別では10円以下を実現。

ポテトチップス売場。高いクオリティの陳列技術があると感じます。

青果売場。

アイテム数を絞り込むものの使用頻度の高い定番野菜を激安で販売します。

こちらの青果売場からが本館部分の建物です。運搬コンテナを積み重ねた簡素な青果平台。

果物コーナー。

もやしは1袋19円で提供。

1束ではなく、1箱でこの値段です。

青果に続いて和洋日配コーナーを配置。

価格は安いですが、これは要冷蔵で10℃以下保存商品だと思うのですが...(訪れたのは3月中旬であるため、現在は陳列が適正に行われている可能性もあります)。

納豆も突き出し陳列。

雪印コーヒーも消費税5%だった時代は100円前後が主流でしたが、最近では滅多に見られなくなりました。

鮮魚売場はノボリを立てるなど活気ある雰囲気を演出。

調理場が見える形式の割に調理は断るという経費削減策を見せますが、丸魚なども豊富に扱う専門性の高い品揃えです。

中トロも入ったお造り盛り合わせ3点780円、5点1380円など高価格帯アイテムも揃えます。

生くじら肉も販売しています。

鮮魚売場で販売する握り寿司はプチ贅沢需要も狙った980円商品を訴求。

鮮魚から壁面に沿って惣菜、精肉と続いています。

ウルトラマンが「サビ抜きです」をアピール。

ちびまる子ちゃん一家が煮物を勧めています。

揚げ物は裸でのバラ販売を実施。

凝ったアイテムは扱いません。

お弁当は税抜き299円均一で販売。250円でなくとも十分安く、満足できるボリュームだと思います。

トンカツ、ハムカツ、肉団子、サバの塩焼き、野菜炒め、鶏チリ、豚肉の甘辛煮などバラエティに富んだ品揃えで、毎日利用しても飽きの来ない工夫がされています。

カツ丼、カツカレー、ハンバーグ弁当などは凄まじいボリュームで税抜き399円で提供するなど、コストパフォーマンスに優れた商品を展開。

焼きそば、ナポリタンも激安。

精肉売場。宮崎県産A5ランク和牛のショートリブや常陸牛の肩ロースステーキ肉、すき焼き用を扱うなど品質重視の需要にも応えるラインナップ。

ジャンボパックでの価格訴求にも取り組みます。

オーストラリア産の巨大ステーキ肉も並びます。

ただし価格としては国産鶏もも肉100gは通常パックで99円、5枚入ったメガ盛りで89円となっており、79円前後を実現するロピアや生鮮市場TOP(マミーマート)などと比べるとやや見劣りします。

包装パンは全て山崎製パンの商品で占められており、取引先を絞る分優位に商談を行い、低価格での仕入れに成功しているようです。

山積みにされた進物用の菓子折りも同社の関連企業の商品が目立ちました。

加工食品売場。

本来であればゴンドラ(商品棚)が置かれている場所でもカットケース陳列で代用。

ちょっと商品が取りづらい気もしますが...。

チラシは出来る限りの品目を載せるため価格の羅列になっています。

スーパーマルサン吉川店 店舗概要
開業: 2014年10月10日
売場面積: 1499㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00~20:00
住所: 埼玉県吉川市中野57-1
駐車場: 200台
HP: http://supermarusan.com/wf/koukoku(店舗一覧)
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: 多い
客層: 高齢者、主婦中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にかなり多め
売場の雰囲気: 雑多
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや悪い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 10台(6台稼働中)
食品セミセルフレジ: 3台(3台稼働中)、精算機5台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 扱わない
スーパーマルサンは埼玉県越谷市に本社を置く株式会社マルサンが埼玉県内4店舗を展開するスーパーマーケットです。2022年3月期決算の売上高は119億6700万円(日本スーパー名鑑より)となっており、1店舗あたりおよそ30億円の年商を稼ぐという高い集客力を誇ります。衣料品や住まいの品を扱わない純粋な食品スーパー業態でこの年商は非常に高い水準です。
今回訪れた吉川店は売場面積1499平米、駐車場200台を備える郊外立地の店舗です。元からあった建物に倉庫を継ぎ足したような構造をしており、店の外にもボリューム感あるカットケース陳列を展開するほか、導入部から青果売場にたどり着くまでには、うず高く積まれた圧巻の菓子・加工食品売場を通る必要があります。
菓子や加工食品はプライベートブランドは扱わないものの期限間近や季節商品を安く仕入れて提供している他、定番商品も中小企業としては異例の安さを打ち出しています。青果はアイテム数を絞り込むものの使用頻度の高い定番野菜を激安で販売。鮮魚は直営ですが意外にも専門性が高く上質志向なラインナップで、調理は断るものの鮮度感ある多種多様な丸魚や、中トロも入ったお造り盛り合わせ3点780円、5点1380円など高価格帯アイテムも揃えます。
続く惣菜売場で目を引くのは税抜き299円均一のお弁当です。看板・レシートには250円と記載されていますが、昨今の原材料・物流費の高騰では企業努力にも限界があるのでしょう。トンカツ、ハムカツ、肉団子、サバの塩焼き、野菜炒め、鶏チリ、豚肉の甘辛煮などバラエティに富んだ品揃えで、毎日利用しても飽きの来ない工夫がされています。その他、見た目はきれいではありませんが、カツ丼、カツカレー、ハンバーグ弁当などは凄まじいボリュームで税抜き399円で提供するなど、コストパフォーマンスに優れた商品を中心に訴求。凝った料理は無く、揚げ物は裸でのバラ売りを実施するなど経費削減が垣間見えます。
精肉売場はジャンボパックで価格訴求する一方、宮崎県産A5ランク和牛のショートリブや常陸牛の肩ロースステーキ肉、すき焼き用を扱うなど品質重視の需要にも応えるラインアップを展開。ただし価格としては国産鶏もも肉100gは通常パックで99円、5枚入ったメガ盛りで89円となっており、79円前後を実現するロピアや生鮮市場TOP(マミーマート)などと比べるとやや見劣りします。
包装パンは全て山崎製パンの商品で占められており、取引先を絞る分優位に商談を行い、低価格での仕入れに成功しているようです。山積みにされた進物用の菓子折りも同社の関連企業の商品が目立ちました。
温度管理については徹底されていない場合が多く、要冷蔵の商品でも冷蔵ショーケースの目の前に常温で突き出し陳列を行うなど散見されました。鮮魚や精肉など食中毒に直結する部門ではきちんと管理されているようですが、日配品は要注意です。訪れたのは3月中旬であり、まだ常温でも深刻な問題ではないと推測されますが、真夏には陳列が改められていることを期待したいですね。
周囲の競合他社を圧倒する安さを前面に訴求し、多くのお客さんを集めていました。買い物量も非常に多く、平均してカゴ一杯を上回っており、特大のカートに2個以上のカゴを積んで買い物する方も多く見られました。激安な菓子、加工食品を中心に生鮮品もよく売れていましたが、惣菜はやや弱い印象。レジは通常とセミセルフ合わせて13台を配置しており、稼働率も高く混雑はしていませんでしたが、土日は売場を行き交うのが大変そうです。
JR武蔵野線の吉川駅から徒歩15分程度のところに、スーパーマルサン吉川店はあります。
店舗外観。

店の外にも大量に商品が積まれています。

逆光ですが店の看板。
「埼玉で一番安い!まる弁250円」をアピール(実際には299円へ値上げされています)。

ボリューム感あるカットケース陳列で激安商品が並びます。

フォークリフトで荷下ろしした状態で販売。

山積みにされた特売品の数々。

野菜の運搬コンテナを流用したジャンブル陳列を展開。

大手ナショナルブランドも、中小スーパーとしては驚異的な安さで提供します。

元からあった建物に倉庫を継ぎ足したような構造をしており、導入部から青果売場にたどり着くまでには、うず高く積まれた圧巻の菓子・加工食品売場を通る必要があります。

倉庫も兼ねており、後ろには大量の在庫も見られます。

一直線ではなく、曲がりくねった通路を進みますが、思わず手に取ってしまうような価格の商品が並びます。

ペットボトル飲料も激安。

菓子コーナー。

圧倒的に陳列量の多い「たけのこの里」

うまい棒もメーカー希望小売価格1本12円のところ、1本あたり税別では10円以下を実現。

ポテトチップス売場。高いクオリティの陳列技術があると感じます。

青果売場。

アイテム数を絞り込むものの使用頻度の高い定番野菜を激安で販売します。

こちらの青果売場からが本館部分の建物です。運搬コンテナを積み重ねた簡素な青果平台。

果物コーナー。

もやしは1袋19円で提供。

1束ではなく、1箱でこの値段です。

青果に続いて和洋日配コーナーを配置。

価格は安いですが、これは要冷蔵で10℃以下保存商品だと思うのですが...(訪れたのは3月中旬であるため、現在は陳列が適正に行われている可能性もあります)。

納豆も突き出し陳列。

雪印コーヒーも消費税5%だった時代は100円前後が主流でしたが、最近では滅多に見られなくなりました。

鮮魚売場はノボリを立てるなど活気ある雰囲気を演出。

調理場が見える形式の割に調理は断るという経費削減策を見せますが、丸魚なども豊富に扱う専門性の高い品揃えです。

中トロも入ったお造り盛り合わせ3点780円、5点1380円など高価格帯アイテムも揃えます。

生くじら肉も販売しています。

鮮魚売場で販売する握り寿司はプチ贅沢需要も狙った980円商品を訴求。

鮮魚から壁面に沿って惣菜、精肉と続いています。

ウルトラマンが「サビ抜きです」をアピール。

ちびまる子ちゃん一家が煮物を勧めています。

揚げ物は裸でのバラ販売を実施。

凝ったアイテムは扱いません。

お弁当は税抜き299円均一で販売。250円でなくとも十分安く、満足できるボリュームだと思います。

トンカツ、ハムカツ、肉団子、サバの塩焼き、野菜炒め、鶏チリ、豚肉の甘辛煮などバラエティに富んだ品揃えで、毎日利用しても飽きの来ない工夫がされています。

カツ丼、カツカレー、ハンバーグ弁当などは凄まじいボリュームで税抜き399円で提供するなど、コストパフォーマンスに優れた商品を展開。

焼きそば、ナポリタンも激安。

精肉売場。宮崎県産A5ランク和牛のショートリブや常陸牛の肩ロースステーキ肉、すき焼き用を扱うなど品質重視の需要にも応えるラインナップ。

ジャンボパックでの価格訴求にも取り組みます。

オーストラリア産の巨大ステーキ肉も並びます。

ただし価格としては国産鶏もも肉100gは通常パックで99円、5枚入ったメガ盛りで89円となっており、79円前後を実現するロピアや生鮮市場TOP(マミーマート)などと比べるとやや見劣りします。

包装パンは全て山崎製パンの商品で占められており、取引先を絞る分優位に商談を行い、低価格での仕入れに成功しているようです。

山積みにされた進物用の菓子折りも同社の関連企業の商品が目立ちました。

加工食品売場。

本来であればゴンドラ(商品棚)が置かれている場所でもカットケース陳列で代用。

ちょっと商品が取りづらい気もしますが...。

チラシは出来る限りの品目を載せるため価格の羅列になっています。

スーパーマルサン吉川店 店舗概要
開業: 2014年10月10日
売場面積: 1499㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00~20:00
住所: 埼玉県吉川市中野57-1
駐車場: 200台
HP: http://supermarusan.com/wf/koukoku(店舗一覧)
店内・売場の様子
時間帯: 14時頃
客数: 多い
客層: 高齢者、主婦中心
買い物内容: 生鮮、加工食品中心にかなり多め
売場の雰囲気: 雑多
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや悪い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 10台(6台稼働中)
食品セミセルフレジ: 3台(3台稼働中)、精算機5台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 扱わない
スーパーマルサンは埼玉県越谷市に本社を置く株式会社マルサンが埼玉県内4店舗を展開するスーパーマーケットです。2022年3月期決算の売上高は119億6700万円(日本スーパー名鑑より)となっており、1店舗あたりおよそ30億円の年商を稼ぐという高い集客力を誇ります。衣料品や住まいの品を扱わない純粋な食品スーパー業態でこの年商は非常に高い水準です。
今回訪れた吉川店は売場面積1499平米、駐車場200台を備える郊外立地の店舗です。元からあった建物に倉庫を継ぎ足したような構造をしており、店の外にもボリューム感あるカットケース陳列を展開するほか、導入部から青果売場にたどり着くまでには、うず高く積まれた圧巻の菓子・加工食品売場を通る必要があります。
菓子や加工食品はプライベートブランドは扱わないものの期限間近や季節商品を安く仕入れて提供している他、定番商品も中小企業としては異例の安さを打ち出しています。青果はアイテム数を絞り込むものの使用頻度の高い定番野菜を激安で販売。鮮魚は直営ですが意外にも専門性が高く上質志向なラインナップで、調理は断るものの鮮度感ある多種多様な丸魚や、中トロも入ったお造り盛り合わせ3点780円、5点1380円など高価格帯アイテムも揃えます。
続く惣菜売場で目を引くのは税抜き299円均一のお弁当です。看板・レシートには250円と記載されていますが、昨今の原材料・物流費の高騰では企業努力にも限界があるのでしょう。トンカツ、ハムカツ、肉団子、サバの塩焼き、野菜炒め、鶏チリ、豚肉の甘辛煮などバラエティに富んだ品揃えで、毎日利用しても飽きの来ない工夫がされています。その他、見た目はきれいではありませんが、カツ丼、カツカレー、ハンバーグ弁当などは凄まじいボリュームで税抜き399円で提供するなど、コストパフォーマンスに優れた商品を中心に訴求。凝った料理は無く、揚げ物は裸でのバラ売りを実施するなど経費削減が垣間見えます。
精肉売場はジャンボパックで価格訴求する一方、宮崎県産A5ランク和牛のショートリブや常陸牛の肩ロースステーキ肉、すき焼き用を扱うなど品質重視の需要にも応えるラインアップを展開。ただし価格としては国産鶏もも肉100gは通常パックで99円、5枚入ったメガ盛りで89円となっており、79円前後を実現するロピアや生鮮市場TOP(マミーマート)などと比べるとやや見劣りします。
包装パンは全て山崎製パンの商品で占められており、取引先を絞る分優位に商談を行い、低価格での仕入れに成功しているようです。山積みにされた進物用の菓子折りも同社の関連企業の商品が目立ちました。
温度管理については徹底されていない場合が多く、要冷蔵の商品でも冷蔵ショーケースの目の前に常温で突き出し陳列を行うなど散見されました。鮮魚や精肉など食中毒に直結する部門ではきちんと管理されているようですが、日配品は要注意です。訪れたのは3月中旬であり、まだ常温でも深刻な問題ではないと推測されますが、真夏には陳列が改められていることを期待したいですね。
周囲の競合他社を圧倒する安さを前面に訴求し、多くのお客さんを集めていました。買い物量も非常に多く、平均してカゴ一杯を上回っており、特大のカートに2個以上のカゴを積んで買い物する方も多く見られました。激安な菓子、加工食品を中心に生鮮品もよく売れていましたが、惣菜はやや弱い印象。レジは通常とセミセルフ合わせて13台を配置しており、稼働率も高く混雑はしていませんでしたが、土日は売場を行き交うのが大変そうです。