生鮮市場さんよう
- 2023/06/05
- 22:14
東京都足立区。
東武伊勢崎線の竹ノ塚駅から徒歩16分程度のところに、「生鮮市場さんよう」はあります。
店舗外観。
生鮮市場さんようは「株式会社さんよう」が運営するスーパーマーケットです。足立区西保木間に1店舗のみ営業しており、1973年12月創業で今年で50年目を迎えます。

月に2回「10円まつり」と称したセールを開催するなど激安スーパーとして知られており、メディアでも度々取り上げられています。

全国でおよそ1600店が加盟する国内最大のボランタリーチェーン「全日本食品(全日食チェーン)」に加盟しています。

芸能人のサインも飾られていました。

屋外のテントの下は青果売場となっています。
東京都産のキャベツとは珍しいですね。

玉ねぎは10kg1150円で販売。

こんにゃくやしらたきは巨大なパックを販売。

里芋の一種であるヤツガシラ(八ツ頭)も販売。

青果売場はJAが運営する産地直送市場のような雰囲気。

大容量パックも含む野菜や果物が値ごろ感ある価格で並びます。

トマトは甘さの強い品種を強化。アメーラトマトの箱入りも取り扱います。

自家製の漬物は種類も豊富で人気を博していました。

続く惣菜売場。惣菜の店「四季彩」を名乗りますが、直営で運営します。

手作り感のある煮物惣菜など魅力的に感じますが、「安さ」を打ち出した商品はあまり見られず、お弁当はカツ重420円、ハンバーグ弁当398円、から揚げ弁当430円などオーソドックスな価格帯で提供します。

精肉売場は「仙台屋」を名乗っており、上質な霜降りの入った国産和牛を格安で提供します。
加工者を見ると「株式会社進」と記載。

国産和牛は常に全品半額で販売している様子。

「埼玉県産見澤牛」「日光高原牛」ステーキ肉を100g740円(半額後)で提供。

上質な黒毛和牛しゃぶしゃぶ用肉は実質100g590円という安さ。

豚肉は標準的な品揃えで、鶏肉も国産鶏もも肉100g128円など価格訴求に乏しいと感じます。

内臓系の部位が充実しており、一般的なスーパーでは見られない商品も並びます。

ボリューム展開するのは良いですが、冷蔵ショーケースの外に置くのは止めましょう。

精肉部門が製造する肉惣菜コーナー。煮豚がイチオシのようです。

和日配コーナーの納豆。

鮮魚は調理場の見える対面販売を実施。
加工者は「株式会社一二責フーズ」となっていました。

あいなめ、黒かれい、といった大ぶりな鮮魚も丸ごと販売。

鮮度感を演出するための展示という意味合いが強いと思われますが、巨大なダツ(2000円)も置かれていました。

「どじょうどうじょ~!」
食用の活きたどじょうも発泡スチロールの中で泳いでいました。

お刺身は3点盛り555円という低価格品から、中トロも入った4点盛り1280円、6点盛り1580円など幅広い需要に応える品揃えを展開。

握り寿司は8貫399円と激安商品を訴求。

いなり寿司も1個50円(バイキング形式ではないため1パック3~5個入り)とお買い得です。

洋日配コーナーの牛乳。価格は頑張っていると感じます。

価格は安いですが、冷やして販売しましょう。

敷島製パン(パスコ)が全くないという訳ではありませんが、山崎製パンの比率が高くなっています。

日配、加工食品売場ではカットケース陳列が目立ちます。

醬油コーナー。

マヨネーズ、ドレッシングコーナー。
全日食チェーン(全日本食品)が2021年4月に加盟したオール日本スーパーマーケット協会(AJS)が供給するプライベートブランド「くらし良好」を導入しています。

色褪せた2012年5月のキャンペーンボードが飾られていました。

中国や韓国の輸入食品が非常に充実しており、9尺分を確保。
商品説明もあり丁寧で良いですね。

酒売場は青果売場のある建物との境目に置かれています。

手作り感のあるチラシ。写真やイラストは無く、商品名と価格のみ掲載されています。

生鮮市場さんよう 店舗概要
開業: 1973年12月
売場面積: 約1000㎡(目測)
営業時間: 9時30分~19時30分
住所: 東京都足立区西保木間2-18-16
駐車場: あり(無料)
HP: http://www.s34.jp/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃
客数: やや少ない
客層: 高齢者、主婦中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 雑多、老朽化
品出し・前出し: 普通
クリンリネス: やや悪い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 4台(3台稼働中)、精算機6台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらし良好
生鮮市場さんようは「株式会社さんよう」が運営するスーパーマーケットです。足立区西保木間に1店舗のみ営業しており、1973年12月創業とのことなので、今年で50年目を迎えます。月に2回「10円まつり」と称したセールを開催するなど激安スーパーとして知名度が高く、メディアでも度々取り上げられています。ホームページに記載されている売上高は2008年度に10億円。レジ台数など鑑みると現在もほぼ変わっていないと推測されます。
約1000㎡の売場を有しますが、元からあった建物に2つの建物を増築したような構造となっており、青果売場は増築部分に置かれています。青果売場では少量・小分けパックやカット野菜、有機野菜などは全く扱いませんが、JAが運営する産地直送市場のような雰囲気の売場に、大容量パックも含む野菜や果物が値ごろ感ある価格で並びます。自家製の漬物も販売されており、買い求めるお客さんも多く見受けられました。
続いて惣菜売場を配置。手作り感のある煮物惣菜など魅力的に感じますが、「安さ」を打ち出した商品はあまり見られず、お弁当はカツ重420円、ハンバーグ弁当398円、から揚げ弁当430円などオーソドックスな価格帯で提供します。お客さんの買いまわりを見ても、青果・鮮魚・精肉に立ち寄る方が多い一方、惣菜売場に滞留する方は少ない印象でした。
精肉売場は「仙台屋」を名乗り、上質な霜降りの入った国産和牛を格安で提供します。国産和牛は常に全品半額で販売している様子なのは若干気になりますが、半額後の単価は黒毛和牛しゃぶしゃぶ用100g590円など非常にコストパフォーマンスが高く、お客としては嬉しい限りです。豚肉は標準的な品揃えで、鶏肉も価格訴求に乏しいと感じますが、内臓系の部位が充実しており、一般的なスーパーでは見られない商品も並びます。
鮮魚は調理場の見える対面販売を実施。あいなめ、黒かれい、といった大ぶりな鮮魚も丸ごと販売するほか、食用の活きたどじょうも発泡スチロールで泳いでいました。また、鮮度感を演出するための展示という意味合いが強いと思われますが、巨大なダツも置かれていました。お刺身は3点盛り555円という低価格品から、中トロも入った4点盛り1280円、6点盛り1580円など幅広い需要に応える品揃えを展開。握り寿司は8貫399円と激安商品を訴求するほか、いなり寿司も1個50円(バイキング形式ではないため1パック3~5個入り)とお買い得です。
和洋日配や加工食品・菓子は企業規模の差が価格に反映されやすい部門であるため、大手ナショナルブランドは割高に感じます。一方で全日本食品(全日食チェーン)が2021年4月に加盟したオール日本スーパーマーケット協会(AJS)が供給するプライベートブランド「くらし良好」を導入することで競争力を向上させています。中国や韓国の輸入食品も強化しており、商品説明もしつつコーナー展開されていました。
有名な激安スーパーですが、平日という事もあり客数はそれほど多くありません。ただし駐車場も備えており、カゴ一杯に買い物される方も見られ客単価はやや高め。高齢者や主婦が客層の中心ですが、従業員にもお客さんにも外国人の姿が見られました。店内は涼しかったものの、要冷蔵の商品を常温販売するのは改善した方が良いでしょう。
東武伊勢崎線の竹ノ塚駅から徒歩16分程度のところに、「生鮮市場さんよう」はあります。
店舗外観。
生鮮市場さんようは「株式会社さんよう」が運営するスーパーマーケットです。足立区西保木間に1店舗のみ営業しており、1973年12月創業で今年で50年目を迎えます。

月に2回「10円まつり」と称したセールを開催するなど激安スーパーとして知られており、メディアでも度々取り上げられています。

全国でおよそ1600店が加盟する国内最大のボランタリーチェーン「全日本食品(全日食チェーン)」に加盟しています。

芸能人のサインも飾られていました。

屋外のテントの下は青果売場となっています。
東京都産のキャベツとは珍しいですね。

玉ねぎは10kg1150円で販売。

こんにゃくやしらたきは巨大なパックを販売。

里芋の一種であるヤツガシラ(八ツ頭)も販売。

青果売場はJAが運営する産地直送市場のような雰囲気。

大容量パックも含む野菜や果物が値ごろ感ある価格で並びます。

トマトは甘さの強い品種を強化。アメーラトマトの箱入りも取り扱います。

自家製の漬物は種類も豊富で人気を博していました。

続く惣菜売場。惣菜の店「四季彩」を名乗りますが、直営で運営します。

手作り感のある煮物惣菜など魅力的に感じますが、「安さ」を打ち出した商品はあまり見られず、お弁当はカツ重420円、ハンバーグ弁当398円、から揚げ弁当430円などオーソドックスな価格帯で提供します。

精肉売場は「仙台屋」を名乗っており、上質な霜降りの入った国産和牛を格安で提供します。
加工者を見ると「株式会社進」と記載。

国産和牛は常に全品半額で販売している様子。

「埼玉県産見澤牛」「日光高原牛」ステーキ肉を100g740円(半額後)で提供。

上質な黒毛和牛しゃぶしゃぶ用肉は実質100g590円という安さ。

豚肉は標準的な品揃えで、鶏肉も国産鶏もも肉100g128円など価格訴求に乏しいと感じます。

内臓系の部位が充実しており、一般的なスーパーでは見られない商品も並びます。

ボリューム展開するのは良いですが、冷蔵ショーケースの外に置くのは止めましょう。

精肉部門が製造する肉惣菜コーナー。煮豚がイチオシのようです。

和日配コーナーの納豆。

鮮魚は調理場の見える対面販売を実施。
加工者は「株式会社一二責フーズ」となっていました。

あいなめ、黒かれい、といった大ぶりな鮮魚も丸ごと販売。

鮮度感を演出するための展示という意味合いが強いと思われますが、巨大なダツ(2000円)も置かれていました。

「どじょうどうじょ~!」
食用の活きたどじょうも発泡スチロールの中で泳いでいました。

お刺身は3点盛り555円という低価格品から、中トロも入った4点盛り1280円、6点盛り1580円など幅広い需要に応える品揃えを展開。

握り寿司は8貫399円と激安商品を訴求。

いなり寿司も1個50円(バイキング形式ではないため1パック3~5個入り)とお買い得です。

洋日配コーナーの牛乳。価格は頑張っていると感じます。

価格は安いですが、冷やして販売しましょう。

敷島製パン(パスコ)が全くないという訳ではありませんが、山崎製パンの比率が高くなっています。

日配、加工食品売場ではカットケース陳列が目立ちます。

醬油コーナー。

マヨネーズ、ドレッシングコーナー。
全日食チェーン(全日本食品)が2021年4月に加盟したオール日本スーパーマーケット協会(AJS)が供給するプライベートブランド「くらし良好」を導入しています。

色褪せた2012年5月のキャンペーンボードが飾られていました。

中国や韓国の輸入食品が非常に充実しており、9尺分を確保。
商品説明もあり丁寧で良いですね。

酒売場は青果売場のある建物との境目に置かれています。

手作り感のあるチラシ。写真やイラストは無く、商品名と価格のみ掲載されています。

生鮮市場さんよう 店舗概要
開業: 1973年12月
売場面積: 約1000㎡(目測)
営業時間: 9時30分~19時30分
住所: 東京都足立区西保木間2-18-16
駐車場: あり(無料)
HP: http://www.s34.jp/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃
客数: やや少ない
客層: 高齢者、主婦中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 雑多、老朽化
品出し・前出し: 普通
クリンリネス: やや悪い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 4台(3台稼働中)、精算機6台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: くらし良好
生鮮市場さんようは「株式会社さんよう」が運営するスーパーマーケットです。足立区西保木間に1店舗のみ営業しており、1973年12月創業とのことなので、今年で50年目を迎えます。月に2回「10円まつり」と称したセールを開催するなど激安スーパーとして知名度が高く、メディアでも度々取り上げられています。ホームページに記載されている売上高は2008年度に10億円。レジ台数など鑑みると現在もほぼ変わっていないと推測されます。
約1000㎡の売場を有しますが、元からあった建物に2つの建物を増築したような構造となっており、青果売場は増築部分に置かれています。青果売場では少量・小分けパックやカット野菜、有機野菜などは全く扱いませんが、JAが運営する産地直送市場のような雰囲気の売場に、大容量パックも含む野菜や果物が値ごろ感ある価格で並びます。自家製の漬物も販売されており、買い求めるお客さんも多く見受けられました。
続いて惣菜売場を配置。手作り感のある煮物惣菜など魅力的に感じますが、「安さ」を打ち出した商品はあまり見られず、お弁当はカツ重420円、ハンバーグ弁当398円、から揚げ弁当430円などオーソドックスな価格帯で提供します。お客さんの買いまわりを見ても、青果・鮮魚・精肉に立ち寄る方が多い一方、惣菜売場に滞留する方は少ない印象でした。
精肉売場は「仙台屋」を名乗り、上質な霜降りの入った国産和牛を格安で提供します。国産和牛は常に全品半額で販売している様子なのは若干気になりますが、半額後の単価は黒毛和牛しゃぶしゃぶ用100g590円など非常にコストパフォーマンスが高く、お客としては嬉しい限りです。豚肉は標準的な品揃えで、鶏肉も価格訴求に乏しいと感じますが、内臓系の部位が充実しており、一般的なスーパーでは見られない商品も並びます。
鮮魚は調理場の見える対面販売を実施。あいなめ、黒かれい、といった大ぶりな鮮魚も丸ごと販売するほか、食用の活きたどじょうも発泡スチロールで泳いでいました。また、鮮度感を演出するための展示という意味合いが強いと思われますが、巨大なダツも置かれていました。お刺身は3点盛り555円という低価格品から、中トロも入った4点盛り1280円、6点盛り1580円など幅広い需要に応える品揃えを展開。握り寿司は8貫399円と激安商品を訴求するほか、いなり寿司も1個50円(バイキング形式ではないため1パック3~5個入り)とお買い得です。
和洋日配や加工食品・菓子は企業規模の差が価格に反映されやすい部門であるため、大手ナショナルブランドは割高に感じます。一方で全日本食品(全日食チェーン)が2021年4月に加盟したオール日本スーパーマーケット協会(AJS)が供給するプライベートブランド「くらし良好」を導入することで競争力を向上させています。中国や韓国の輸入食品も強化しており、商品説明もしつつコーナー展開されていました。
有名な激安スーパーですが、平日という事もあり客数はそれほど多くありません。ただし駐車場も備えており、カゴ一杯に買い物される方も見られ客単価はやや高め。高齢者や主婦が客層の中心ですが、従業員にもお客さんにも外国人の姿が見られました。店内は涼しかったものの、要冷蔵の商品を常温販売するのは改善した方が良いでしょう。