オオゼキ三鷹店
- 2023/06/25
- 20:49
東京都三鷹市。
JR中央線の三鷹駅から徒歩1分程度のところに、オオゼキ三鷹店はあります。
店舗外観。
ペデストリアンデッキからアクセスできる2階というスーパーマーケットとして異色の立地です。三鷹店の直営売場面積は392㎡。少し古いデータですが、2009年2月期決算説明会資料によると、年商は22億9600万円と驚異的な坪効率を稼ぎ出します。

上層階は「サウスコンフォート三鷹」というマンションです。1階にはサンドラッグが営業しています。

店舗入口。店先にも野菜・果物が並びます。

入口すぐの果物コーナー。
平台を配置せず壁面のみの陳列ですが、立体的な陳列手法によりアイテム数は確保。高級な果物も豊富に品揃えします。

京野菜コーナーも導入。

トマトコーナー。甘さにこだわった品種を多数取り扱います。商品説明のPOPも多く工夫されています。

売場スペースは狭いものの、聞きなれない珍しい野菜まで幅広い品揃えを実現。

日常使いのアイテムは価格もお手頃で、新鮮さも感じられます。

鮮魚売場はスペースが非常に狭く見栄えを重視した陳列が出来ていないのが残念ですが、しまあじ、金目鯛、甘鯛、チダイ、こち、めばる、といった丸魚に加え活サザエ、ワタリガニも並びます。対面販売ではありませんが、魚の調理サービスは承っているそうです。

切身やサクも非常に充実。

お刺身盛り合わせも幅広いラインナップを展開します。

精肉では上質な霜降りの入った鹿児島県産黒毛和牛を100g699円から980円で提供。脂身が中心の部位の他に、赤身が中心の部位も取り扱いを実施し「あっさりごのみのあなたに」と訴求するなど、様々な需要に応えています。

目玉商品の霜降りステーキ用鹿児島県産黒毛和牛(100g699円)。

豚肉ではオオゼキオリジナルの「九州産どんぐりの恵み豚」「岩手県産純情豚」を訴求。

国産鶏もも肉は100g89円で販売するなど価格も魅力的です。

精肉平台コーナー。味付け肉やジンギスカンセットも販売します。

和日配の豆腐コーナー。税抜き100円を下回るのは1ブランド(絹、木綿各99円)の一方で、こだわり商品を積極的に導入します。

洋日配の牛乳コーナー。

食パンでは神戸屋の商品を価格訴求。

惣菜は品目が少なく、売上構成比は生鮮3品と比べ低いと推測されます。また、最も左側のレジ直前に配置されており、レジに列が出来ると選びづらいと感じます。

和惣菜コーナー。鮮魚部門では鮮度感ある商品が並びますが、店内調理の握り寿司は販売していません。一部店舗では「梅丘寿司の美登利総本店」がテナントとして入居するほか、直営で商品展開している店舗も存在するようです。

オオゼキならではのボリューム感あるカットケース陳列は売場面積の関係上控えめですが、特売品やおすすめ商品が並び、プロモーションも良く出来ています。

醬油コーナー。調味料を中心に1フェイスのみ陳列する商品を増やし、狭い売場であってもアイテム数を確保できるよう棚割りが工夫されています。

一方でプライベートブランドを扱わないため、大手ナショナルブランドはやや割高な印象です。

オオゼキ三鷹店 店舗概要
開業: 2006年03月28日
売場面積: 392㎡(オオゼキ決算資料より)
営業時間: 10:00~22:00
住所: 東京都三鷹市下連雀3-25-11
駐車場: 提携あり(71台。お買い上げ2,000円以上で400円ぶん駐車割引券)
HP: http://www.ozeki-net.co.jp/shop/tokyo/mitaka/mitaka/
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: 多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、活気ある
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 8台(4台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 取り扱い無し
オオゼキは東京都世田谷区に本社を置き、東京、神奈川、千葉に43店舗を展開するスーパーマーケットです。1999年から2009年までは上場しており、2009年2月期決算において20期連続の増収増益を達成。経常利益率が8%を上回る年度もあり、食品スーパーとしては突出した高収益を誇ります。一般的なスーパーがパート・アルバイト比率を高めている中、業界平均で25%の正社員比率がオオゼキでは約70%と非常に高くなっています。
2023年2月期の売上高は980億8200万円、営業利益54億9900万円、経常利益56億3400万円、当期純利益32億9400万円。コロナ特需により2021年、2022年の2年間は売上高1000億円の大台を超えましたが、直近は反動で減少しています。三鷹店の直営売場面積は392㎡。少し古いデータですが、2009年2月期決算説明会資料によると、年商は22億9600万円と驚異的な坪効率を稼ぎ出します。
売場は「ワンウェイコントロール」に基づいて設計されており、青果、鮮魚、精肉までは一方通行になっています。青果では珍しい野菜、果物を豊富に取り扱いますが、日常使いのアイテムは価格もお手頃で、新鮮さも感じられます。鮮魚売場はスペースが非常に狭く見栄えを重視した陳列が出来ていないのが残念ですが、しまあじ、金目鯛、甘鯛、チダイ、こち、めばる、といった丸魚に加え活サザエ、ワタリガニも並びます。各種切身も充実しているほか、お刺身盛り合わせも幅広いラインナップを実現します。
精肉では上質な霜降りの入った鹿児島県産黒毛和牛を100g699円から980円で提供。脂身が中心の部位の他に、赤身が中心の部位も取り扱いを実施し「あっさりごのみのあなたに」と訴求するなど、様々な需要に応えています。豚肉ではオオゼキオリジナルの「九州産どんぐりの恵み豚」「岩手県産純情豚」を訴求。国産鶏もも肉は100g89円で販売するなど価格も魅力的です。
惣菜は品目が少なく、売上構成比は生鮮3品と比べ低いと推測されます。また、最も左側のレジ直前に配置されているためレジに列が出来ると選びづらいと感じます。オオゼキならではのボリューム感あるカットケース陳列は売場面積の関係上控えめですが、特売品やおすすめ商品が並び、プロモーションも良く出来ています。和洋日配や加工食品でもこだわり商品を多数投入。調味料を中心に1フェイスのみ陳列する商品を増やし、狭い売場であってもアイテム数を確保できるよう棚割りが工夫されています。一方でプライベートブランドを扱わないため、大手ナショナルブランドはやや割高な印象です。
レジの接客は良く、テキパキと仕事をされているという印象です。売場でも従業員さんは積極的に声掛けを行っており、活気ある雰囲気が演出されています。訪れたのは平日15時台という一般的なスーパーでは比較的空いている時間帯なのですが、4台稼働しているレジの列は途切れることが無いほど賑わっていました。夕方ピーク時にはゆっくり買い物する余裕は無さそうですね。生鮮3品をカゴ一杯に買い物する方も多く、客単価も高い水準にあると推測されます。ペデストリアンデッキからアクセスできる2階という特殊な立地の小型店ですが、三鷹駅周辺で地域一番店の地位を築いています。
JR中央線の三鷹駅から徒歩1分程度のところに、オオゼキ三鷹店はあります。
店舗外観。
ペデストリアンデッキからアクセスできる2階というスーパーマーケットとして異色の立地です。三鷹店の直営売場面積は392㎡。少し古いデータですが、2009年2月期決算説明会資料によると、年商は22億9600万円と驚異的な坪効率を稼ぎ出します。

上層階は「サウスコンフォート三鷹」というマンションです。1階にはサンドラッグが営業しています。

店舗入口。店先にも野菜・果物が並びます。

入口すぐの果物コーナー。
平台を配置せず壁面のみの陳列ですが、立体的な陳列手法によりアイテム数は確保。高級な果物も豊富に品揃えします。

京野菜コーナーも導入。

トマトコーナー。甘さにこだわった品種を多数取り扱います。商品説明のPOPも多く工夫されています。

売場スペースは狭いものの、聞きなれない珍しい野菜まで幅広い品揃えを実現。

日常使いのアイテムは価格もお手頃で、新鮮さも感じられます。

鮮魚売場はスペースが非常に狭く見栄えを重視した陳列が出来ていないのが残念ですが、しまあじ、金目鯛、甘鯛、チダイ、こち、めばる、といった丸魚に加え活サザエ、ワタリガニも並びます。対面販売ではありませんが、魚の調理サービスは承っているそうです。

切身やサクも非常に充実。

お刺身盛り合わせも幅広いラインナップを展開します。

精肉では上質な霜降りの入った鹿児島県産黒毛和牛を100g699円から980円で提供。脂身が中心の部位の他に、赤身が中心の部位も取り扱いを実施し「あっさりごのみのあなたに」と訴求するなど、様々な需要に応えています。

目玉商品の霜降りステーキ用鹿児島県産黒毛和牛(100g699円)。

豚肉ではオオゼキオリジナルの「九州産どんぐりの恵み豚」「岩手県産純情豚」を訴求。

国産鶏もも肉は100g89円で販売するなど価格も魅力的です。

精肉平台コーナー。味付け肉やジンギスカンセットも販売します。

和日配の豆腐コーナー。税抜き100円を下回るのは1ブランド(絹、木綿各99円)の一方で、こだわり商品を積極的に導入します。

洋日配の牛乳コーナー。

食パンでは神戸屋の商品を価格訴求。

惣菜は品目が少なく、売上構成比は生鮮3品と比べ低いと推測されます。また、最も左側のレジ直前に配置されており、レジに列が出来ると選びづらいと感じます。

和惣菜コーナー。鮮魚部門では鮮度感ある商品が並びますが、店内調理の握り寿司は販売していません。一部店舗では「梅丘寿司の美登利総本店」がテナントとして入居するほか、直営で商品展開している店舗も存在するようです。

オオゼキならではのボリューム感あるカットケース陳列は売場面積の関係上控えめですが、特売品やおすすめ商品が並び、プロモーションも良く出来ています。

醬油コーナー。調味料を中心に1フェイスのみ陳列する商品を増やし、狭い売場であってもアイテム数を確保できるよう棚割りが工夫されています。

一方でプライベートブランドを扱わないため、大手ナショナルブランドはやや割高な印象です。

オオゼキ三鷹店 店舗概要
開業: 2006年03月28日
売場面積: 392㎡(オオゼキ決算資料より)
営業時間: 10:00~22:00
住所: 東京都三鷹市下連雀3-25-11
駐車場: 提携あり(71台。お買い上げ2,000円以上で400円ぶん駐車割引券)
HP: http://www.ozeki-net.co.jp/shop/tokyo/mitaka/mitaka/
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: 多い
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、活気ある
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 8台(4台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 無し
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 取り扱い無し
オオゼキは東京都世田谷区に本社を置き、東京、神奈川、千葉に43店舗を展開するスーパーマーケットです。1999年から2009年までは上場しており、2009年2月期決算において20期連続の増収増益を達成。経常利益率が8%を上回る年度もあり、食品スーパーとしては突出した高収益を誇ります。一般的なスーパーがパート・アルバイト比率を高めている中、業界平均で25%の正社員比率がオオゼキでは約70%と非常に高くなっています。
2023年2月期の売上高は980億8200万円、営業利益54億9900万円、経常利益56億3400万円、当期純利益32億9400万円。コロナ特需により2021年、2022年の2年間は売上高1000億円の大台を超えましたが、直近は反動で減少しています。三鷹店の直営売場面積は392㎡。少し古いデータですが、2009年2月期決算説明会資料によると、年商は22億9600万円と驚異的な坪効率を稼ぎ出します。
売場は「ワンウェイコントロール」に基づいて設計されており、青果、鮮魚、精肉までは一方通行になっています。青果では珍しい野菜、果物を豊富に取り扱いますが、日常使いのアイテムは価格もお手頃で、新鮮さも感じられます。鮮魚売場はスペースが非常に狭く見栄えを重視した陳列が出来ていないのが残念ですが、しまあじ、金目鯛、甘鯛、チダイ、こち、めばる、といった丸魚に加え活サザエ、ワタリガニも並びます。各種切身も充実しているほか、お刺身盛り合わせも幅広いラインナップを実現します。
精肉では上質な霜降りの入った鹿児島県産黒毛和牛を100g699円から980円で提供。脂身が中心の部位の他に、赤身が中心の部位も取り扱いを実施し「あっさりごのみのあなたに」と訴求するなど、様々な需要に応えています。豚肉ではオオゼキオリジナルの「九州産どんぐりの恵み豚」「岩手県産純情豚」を訴求。国産鶏もも肉は100g89円で販売するなど価格も魅力的です。
惣菜は品目が少なく、売上構成比は生鮮3品と比べ低いと推測されます。また、最も左側のレジ直前に配置されているためレジに列が出来ると選びづらいと感じます。オオゼキならではのボリューム感あるカットケース陳列は売場面積の関係上控えめですが、特売品やおすすめ商品が並び、プロモーションも良く出来ています。和洋日配や加工食品でもこだわり商品を多数投入。調味料を中心に1フェイスのみ陳列する商品を増やし、狭い売場であってもアイテム数を確保できるよう棚割りが工夫されています。一方でプライベートブランドを扱わないため、大手ナショナルブランドはやや割高な印象です。
レジの接客は良く、テキパキと仕事をされているという印象です。売場でも従業員さんは積極的に声掛けを行っており、活気ある雰囲気が演出されています。訪れたのは平日15時台という一般的なスーパーでは比較的空いている時間帯なのですが、4台稼働しているレジの列は途切れることが無いほど賑わっていました。夕方ピーク時にはゆっくり買い物する余裕は無さそうですね。生鮮3品をカゴ一杯に買い物する方も多く、客単価も高い水準にあると推測されます。ペデストリアンデッキからアクセスできる2階という特殊な立地の小型店ですが、三鷹駅周辺で地域一番店の地位を築いています。