オーケー三鷹北口店
- 2023/06/25
- 21:56
東京都武蔵野市。
JR中央線の三鷹駅から徒歩2分程度のところに、オーケー三鷹北口店はあります。
店舗外観。
2010年3月にオープンした京王ストア運営の「キッチンコート三鷹店」が2020年1月31日に閉店し、その居抜きで同年5月に出店した店舗です。

建物の2階に出店しています。売場レイアウトはキッチンコート時代を踏襲している模様で、オーケーの特徴である「ワンウェイコントロール」に基づく一方通行の配置になっていません。

青果導入部ではカットフルーツやカットスイカを大量陳列。

カット野菜、下処理済み野菜は非常に充実しており、周辺の単身・少人数世帯の簡便・時短需要に応えます。ライバルの東急ストア三鷹店の移転オープンリリースによれば1.0km商圏の概要として「人口は増加傾向であり、年代別人口は30~40代が多いエリアです。世帯人員は単身・二人世帯が77.5%を占めています。」と記載されています。

プライスカードには会員現金払い(3/103割引後)の価格が大きく表示されています。

京野菜もコーナー展開します。

続く鮮魚売場では銀鮭を大量陳列。

生アトランティックサーモンも売り込みます。

オーケーおなじみの「ツマ」を削減したお刺身が並びます。

価格の割にボリュームがありお買い得に感じます。

精肉では黒毛和牛A5ランクの上質な牛肉を100gあたり534~698円(税抜き会員価格)という低価格で提供。

アメリカ産巨大ステーキ肉も取り扱います。

豚肉では「沖縄県産琉球長寿豚」を差別化アイテムとして販売。

鶏肉ではノントレー包装も推進しており、国産鶏もも肉も100g105円(大容量で98円)と競争力ある価格設定です。

惣菜売場。おにぎりは最近のコンビニでは150円を超えることも珍しくないですが、オーケーでは49~77円という驚異的な低価格を実現。

弁当は店内調理とアウトパックを組み合わせて品揃えしますが、ほぼ299円で提供されています。

カツ丼もこのボリュームで304円。

弁当は種類豊富に展開しており、毎日利用しても飽きない品揃えです。

握りずしも10貫499円、14貫599円とボリュームもあってお手頃な商品を投入。

オーケーにおいて強力なマグネット売場としてお客様を集めるのが「手作りピザ」コーナーです。ホールサイズで484~611円、1/4カットでは126~155円という魅力的な価格でコストパフォーマンスに優れており、多くのお客様が買い求めていました。

和日配コーナー。おかめ納豆極小粒3パックは68円で提供。

食パンは1斤85円。

味の素冷凍ギョーザは189円。

「競合店に対抗して値下げしました」というPOPも随所に見られました。

醬油コーナー。カテゴリーごとのアイテム数は思い切って絞り込むものの、大手ナショナルブランドは競合他社の追随を許さない低価格で販売します。

ドレッシングコーナー。

伊藤園おーいお茶は77円で販売。

オーケー三鷹北口店 店舗概要
開業: 2020年05月27日
売場面積: 945.72㎡(公式ホームページより)
営業時間: 08:30-21:30
住所: 東京都武蔵野市中町1-12-10
駐車場: 無し
HP: https://ok-corporation.jp/shop/mitakakitaguchi.html
店内・売場の様子
時間帯: 17時頃
客数: 多い
客層: 主婦、高齢者、会社員中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、シンプル
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 6台(5台稼働中)、精算機9台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: オリジナル商品
2010年3月にオープンした京王ストア運営の「キッチンコート三鷹店」が2020年1月31日に閉店し、その居抜きで同年5月に出店した店舗です。売場レイアウトはキッチンコート時代を踏襲している模様で、オーケーの特徴である「ワンウェイコントロール」に基づく一方通行の配置になっていません。エスカレーターを上がって青果、鮮魚、精肉、突き当りから左手に曲がって壁面に包装パン、惣菜、最終コーナーには冷凍食品を配置します。
青果導入部ではカットフルーツやカットスイカを大量陳列。カット野菜は非常に充実しているほか、有機野菜や京野菜もコーナー展開するなど充実した品揃えを提供します。鮮魚はオーケーならではの「ツマ」を省いたお刺身盛り合わせや、生アトランティックサーモン、銀鮭などを単品大量陳列で訴求します。精肉では黒毛和牛A5ランクの上質な牛肉を100gあたり534~698円(税抜き会員価格)という低価格で提供。国産鶏もも肉も100g105円(大容量で98円)と競争力ある価格設定です。
最近のオーケーの傾向として、冷凍商品の強化が挙げられます。冷凍食品コーナーの拡充に加えて、鮮魚・精肉部門においても冷凍商材にスペースを割いており、廃棄ロスを低減しつつ品揃えの幅を広げる戦略です。一方で、需要が拡大する時短・簡便商品の取り扱いは十分ではないと感じます。精肉において高品質な「素材」は揃いますが、フライパンで調理するだけの味付け肉などの品揃えを拡充すると、よりニーズに応えることが出来るのではないでしょうか。
オーケー名物のピザは種類豊富に展開しており、ホールサイズで484~611円、1/4カットでは126~155円という魅力的な価格で販売します。おにぎりは最近のコンビニでは150円を超えることも珍しくないですが、オーケーでは49~77円という驚異的な低価格を実現。弁当は店内調理とアウトパックを組み合わせて品揃えしますが、ほぼ299円で提供されています。握り寿司も10貫499円、14貫599円とボリュームもあってお手頃な商品を投入。ハレの日需要に応えるような贅沢なアイテムは扱わず、品揃えに幅は持たせませんが、圧倒的な「安さ」で集客しています。
加工食品はカテゴリーごとのアイテム数は思い切って絞り込むものの、大手ナショナルブランドを競合他社の追随を許さない低価格で販売します。所々でオリジナル商品も売り込みますが、価格訴求型ではなく品質にこだわった商品が多いように感じられました。
夕方ピーク時に訪れましたが、主婦、高齢者に加え会社員で店内は非常に賑わっていました。惣菜が特に盛況で、次いで精肉、鮮魚の購入が目立つなど客単価も比較的高い水準。セミセルフレジが5台稼働していましたが、各レジには6~7人が列を作っており、オーケーの高い集客力を裏付けていました。一方でこの日は競合「東急ストア三鷹店」の移転前営業最終日であり、ほとんど販売する商品が無い状態でした。移転後の新店が稼働すれば、お客さんも多少流れるのではないでしょうか。売上では南口のオオゼキに迫る勢いがありますが、売場効率で見るとオオゼキの方が圧倒的に優位に立っていると見られます。
JR中央線の三鷹駅から徒歩2分程度のところに、オーケー三鷹北口店はあります。
店舗外観。
2010年3月にオープンした京王ストア運営の「キッチンコート三鷹店」が2020年1月31日に閉店し、その居抜きで同年5月に出店した店舗です。

建物の2階に出店しています。売場レイアウトはキッチンコート時代を踏襲している模様で、オーケーの特徴である「ワンウェイコントロール」に基づく一方通行の配置になっていません。

青果導入部ではカットフルーツやカットスイカを大量陳列。

カット野菜、下処理済み野菜は非常に充実しており、周辺の単身・少人数世帯の簡便・時短需要に応えます。ライバルの東急ストア三鷹店の移転オープンリリースによれば1.0km商圏の概要として「人口は増加傾向であり、年代別人口は30~40代が多いエリアです。世帯人員は単身・二人世帯が77.5%を占めています。」と記載されています。

プライスカードには会員現金払い(3/103割引後)の価格が大きく表示されています。

京野菜もコーナー展開します。

続く鮮魚売場では銀鮭を大量陳列。

生アトランティックサーモンも売り込みます。

オーケーおなじみの「ツマ」を削減したお刺身が並びます。

価格の割にボリュームがありお買い得に感じます。

精肉では黒毛和牛A5ランクの上質な牛肉を100gあたり534~698円(税抜き会員価格)という低価格で提供。

アメリカ産巨大ステーキ肉も取り扱います。

豚肉では「沖縄県産琉球長寿豚」を差別化アイテムとして販売。

鶏肉ではノントレー包装も推進しており、国産鶏もも肉も100g105円(大容量で98円)と競争力ある価格設定です。

惣菜売場。おにぎりは最近のコンビニでは150円を超えることも珍しくないですが、オーケーでは49~77円という驚異的な低価格を実現。

弁当は店内調理とアウトパックを組み合わせて品揃えしますが、ほぼ299円で提供されています。

カツ丼もこのボリュームで304円。

弁当は種類豊富に展開しており、毎日利用しても飽きない品揃えです。

握りずしも10貫499円、14貫599円とボリュームもあってお手頃な商品を投入。

オーケーにおいて強力なマグネット売場としてお客様を集めるのが「手作りピザ」コーナーです。ホールサイズで484~611円、1/4カットでは126~155円という魅力的な価格でコストパフォーマンスに優れており、多くのお客様が買い求めていました。

和日配コーナー。おかめ納豆極小粒3パックは68円で提供。

食パンは1斤85円。

味の素冷凍ギョーザは189円。

「競合店に対抗して値下げしました」というPOPも随所に見られました。

醬油コーナー。カテゴリーごとのアイテム数は思い切って絞り込むものの、大手ナショナルブランドは競合他社の追随を許さない低価格で販売します。

ドレッシングコーナー。

伊藤園おーいお茶は77円で販売。

オーケー三鷹北口店 店舗概要
開業: 2020年05月27日
売場面積: 945.72㎡(公式ホームページより)
営業時間: 08:30-21:30
住所: 東京都武蔵野市中町1-12-10
駐車場: 無し
HP: https://ok-corporation.jp/shop/mitakakitaguchi.html
店内・売場の様子
時間帯: 17時頃
客数: 多い
客層: 主婦、高齢者、会社員中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、シンプル
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 6台(5台稼働中)、精算機9台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: オリジナル商品
2010年3月にオープンした京王ストア運営の「キッチンコート三鷹店」が2020年1月31日に閉店し、その居抜きで同年5月に出店した店舗です。売場レイアウトはキッチンコート時代を踏襲している模様で、オーケーの特徴である「ワンウェイコントロール」に基づく一方通行の配置になっていません。エスカレーターを上がって青果、鮮魚、精肉、突き当りから左手に曲がって壁面に包装パン、惣菜、最終コーナーには冷凍食品を配置します。
青果導入部ではカットフルーツやカットスイカを大量陳列。カット野菜は非常に充実しているほか、有機野菜や京野菜もコーナー展開するなど充実した品揃えを提供します。鮮魚はオーケーならではの「ツマ」を省いたお刺身盛り合わせや、生アトランティックサーモン、銀鮭などを単品大量陳列で訴求します。精肉では黒毛和牛A5ランクの上質な牛肉を100gあたり534~698円(税抜き会員価格)という低価格で提供。国産鶏もも肉も100g105円(大容量で98円)と競争力ある価格設定です。
最近のオーケーの傾向として、冷凍商品の強化が挙げられます。冷凍食品コーナーの拡充に加えて、鮮魚・精肉部門においても冷凍商材にスペースを割いており、廃棄ロスを低減しつつ品揃えの幅を広げる戦略です。一方で、需要が拡大する時短・簡便商品の取り扱いは十分ではないと感じます。精肉において高品質な「素材」は揃いますが、フライパンで調理するだけの味付け肉などの品揃えを拡充すると、よりニーズに応えることが出来るのではないでしょうか。
オーケー名物のピザは種類豊富に展開しており、ホールサイズで484~611円、1/4カットでは126~155円という魅力的な価格で販売します。おにぎりは最近のコンビニでは150円を超えることも珍しくないですが、オーケーでは49~77円という驚異的な低価格を実現。弁当は店内調理とアウトパックを組み合わせて品揃えしますが、ほぼ299円で提供されています。握り寿司も10貫499円、14貫599円とボリュームもあってお手頃な商品を投入。ハレの日需要に応えるような贅沢なアイテムは扱わず、品揃えに幅は持たせませんが、圧倒的な「安さ」で集客しています。
加工食品はカテゴリーごとのアイテム数は思い切って絞り込むものの、大手ナショナルブランドを競合他社の追随を許さない低価格で販売します。所々でオリジナル商品も売り込みますが、価格訴求型ではなく品質にこだわった商品が多いように感じられました。
夕方ピーク時に訪れましたが、主婦、高齢者に加え会社員で店内は非常に賑わっていました。惣菜が特に盛況で、次いで精肉、鮮魚の購入が目立つなど客単価も比較的高い水準。セミセルフレジが5台稼働していましたが、各レジには6~7人が列を作っており、オーケーの高い集客力を裏付けていました。一方でこの日は競合「東急ストア三鷹店」の移転前営業最終日であり、ほとんど販売する商品が無い状態でした。移転後の新店が稼働すれば、お客さんも多少流れるのではないでしょうか。売上では南口のオオゼキに迫る勢いがありますが、売場効率で見るとオオゼキの方が圧倒的に優位に立っていると見られます。