ディスカウントスーパーヒーロー龍ケ崎店
- 2023/08/26
- 14:42
茨城県龍ケ崎市。
関東鉄道竜ヶ崎線の竜ヶ崎駅から徒歩5分程度のところに、ディスカウントスーパーヒーロー龍ケ崎店はあります。
自治体の名称は「龍ケ崎市」ですが、市内の施設には龍ヶ崎、竜ケ崎、竜ヶ崎といった表記が混在しています。
ディスカウントスーパーヒーローのホームページでも龍ケ崎と龍ヶ崎が入り交じり、添付されているグーグルマップの地図上では竜ヶ崎店と表記されています。
店舗外観。青と黄色の特徴的な外観。2021年10月に日本から撤退したドイツの「メトロキャッシュアンドキャリー」と配色が似ています。株式会社ヒーローは茨城県牛久市に本社を置き、「ディスカウントスーパーヒーロー」を茨城県と千葉県に13店舗展開する企業です。1992年に1号店の牛久店をオープン。2020年9月期の売上高は120億円となっています。

「全商品激安№1」

壁面にはヒーローのイラストが描かれています。

飲食店や美容院、クリニックなどが併設された駐車場を共有しています。

店外にも商品が並びます。

期限が近い商品などを激安で販売。

入口近くに飲料、酒類を配置。伊藤園おーいお茶600mlは1本78円で販売します。

山崎製パンの比率が高いパンコーナー。

売場奥の壁面に冷蔵ショーケースを配置。

日配品を中心に展開し、他店から運搬する精肉がわずかに並びますが、青果や鮮魚、惣菜は扱いません。

豆腐は1丁300g40円。

明治おいしい牛乳900ml208円、雪印コーヒー1L118円など価格は安いですが、要冷蔵なので突き出し陳列は止めた方が良いでしょう。

アンパンマンがいました。

売場通路。

カップ麺もお手頃価格で提供。

ボリューム感のあるカットケース陳列を実施。


醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。定番品が中心ですが魅力的な価格で提供。

ギフト向けの菓子詰め合わせも激安で販売。

駄菓子は大人買いにも対応。

入口からも遠くレジに近い場所に2階への階段があります。

生活雑貨シャンティックを名乗りますが、テナントではなく自社で運営している様子。

わずかな空間に雑貨類が並び、奥に見える空間のように大半が倉庫として活用されています。

品揃えが謎で、生活用品の他にスポーツ用品や靴、キャラクターグッズも並んでいました。

一番くじの景品のような商品も販売。

キャラクターグッズも多く感じられます。

1足1180円など低価格な靴も販売します。

ディスカウントスーパーヒーロー龍ケ崎店 店舗概要
開業: 1993年03月
売場面積: 約600㎡(目測)
営業時間: AM9:00~PM8:00
住所: 茨城県龍ヶ崎市3955
駐車場: あり(無料)
HP: https://www.hero-jpn.co.jp/store/ryugasakiS/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃(土曜)
客数: やや多い
客層: 主婦、家族連れ中心
買い物内容: 加工食品、日用消耗品中心にやや多め
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 同社千代田店
鮮魚加工者: 取り扱い無し
食品通常レジ: 5台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 普通
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 取り扱い無し
株式会社ヒーローは茨城県牛久市に本社を置き、「ディスカウントスーパーヒーロー」を茨城県と千葉県に13店舗展開する企業です。1992年に1号店の牛久店をオープン。2020年9月期の売上高は120億円となっています。その他不動産、飲食、ホテル、介護、ネット通販などのグループ会社を抱え、多角経営を推し進めてきました。
2021年3月には石川県金沢駅近くの百貨店「めいてつ・エムザ」を運営する株式会社金沢名鉄丸越百貨店の株式を名古屋鉄道から取得し子会社化。金沢名鉄丸越百貨店は1935年に開業した丸越百貨店を前身とし、バブル期の1992年3月期には217億円の売上高を記録していましたが、2020年3月期の売上高は117億円と近年は業績の悪化に苦しんでいました。名古屋鉄道はヒーローによる事業再生の可能性を期待して売却を決めたと報じられています。自社と変わらない売上規模の百貨店を傘下に収めることとなりましたが、遠く離れた地で営業する異業種の企業を再生することは出来るのでしょうか。
今回訪れた龍ケ崎店は1993年3月にオープンしたヒーローの2号店です。1998年3月に移転オープン。2階建ての物件ですがメインの売場は1階で、2階部分はわずかな空間に雑貨類が並び、大半が倉庫として活用されています。「シャンティック」と称する2階雑貨コーナーは品揃えが謎で、生活用品の他にスポーツ用品や靴、キャラクターグッズも並んでいました。アクセスが急な階段のみということもあり、2階を訪れるお客はほぼ見られませんでした。
生鮮食料品はほぼ扱わず、加工食品や菓子、飲料、酒類、日用消耗品を中心とした商品構成。精肉は同社の千代田店から運搬して提供しますが、ごくわずかな豚肉、鶏肉が並ぶ程度です。ディスカウントストアらしいカットケース陳列が目立ち、安さを前面に打ち出します。アイテム数は決して多くありませんが、大手ナショナルブランドが軒並み低価格で提供されていました。
土曜日の昼頃に訪れましたが、店内は多くのお客で賑わっていました。子供連れの姿は見られないものの、主婦やお年寄り、中高年のご夫婦の来店が目立ちました。カゴ一杯に商品を購入するお客も多い印象で、飲料のケース販売も好調。24本入りの段ボールを2ケース購入する家族連れも見られました。
売場面積600㎡規模のディスカウントストアでレジが5台というのも繁盛店の裏付けですが、2台稼働で常に列が出来る状態で、定期的に応援が入りレジ混雑が解消している様子でした。生鮮食料品を扱わないディスカウントストアと言えばジェーソン(千葉県柏市)が有名ですが、店舗数111店に対する売上高は272億円。1店あたりの年商はおよそ2億4500万円です。対するヒーローは千代田店のみ通常の食品スーパー業態であるものの、平均すると1店舗あたり9億2300万円を稼ぎ出しています。
関東鉄道竜ヶ崎線の竜ヶ崎駅から徒歩5分程度のところに、ディスカウントスーパーヒーロー龍ケ崎店はあります。
自治体の名称は「龍ケ崎市」ですが、市内の施設には龍ヶ崎、竜ケ崎、竜ヶ崎といった表記が混在しています。
ディスカウントスーパーヒーローのホームページでも龍ケ崎と龍ヶ崎が入り交じり、添付されているグーグルマップの地図上では竜ヶ崎店と表記されています。
店舗外観。青と黄色の特徴的な外観。2021年10月に日本から撤退したドイツの「メトロキャッシュアンドキャリー」と配色が似ています。株式会社ヒーローは茨城県牛久市に本社を置き、「ディスカウントスーパーヒーロー」を茨城県と千葉県に13店舗展開する企業です。1992年に1号店の牛久店をオープン。2020年9月期の売上高は120億円となっています。

「全商品激安№1」

壁面にはヒーローのイラストが描かれています。

飲食店や美容院、クリニックなどが併設された駐車場を共有しています。

店外にも商品が並びます。

期限が近い商品などを激安で販売。

入口近くに飲料、酒類を配置。伊藤園おーいお茶600mlは1本78円で販売します。

山崎製パンの比率が高いパンコーナー。

売場奥の壁面に冷蔵ショーケースを配置。

日配品を中心に展開し、他店から運搬する精肉がわずかに並びますが、青果や鮮魚、惣菜は扱いません。

豆腐は1丁300g40円。

明治おいしい牛乳900ml208円、雪印コーヒー1L118円など価格は安いですが、要冷蔵なので突き出し陳列は止めた方が良いでしょう。

アンパンマンがいました。

売場通路。

カップ麺もお手頃価格で提供。

ボリューム感のあるカットケース陳列を実施。


醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。定番品が中心ですが魅力的な価格で提供。

ギフト向けの菓子詰め合わせも激安で販売。

駄菓子は大人買いにも対応。

入口からも遠くレジに近い場所に2階への階段があります。

生活雑貨シャンティックを名乗りますが、テナントではなく自社で運営している様子。

わずかな空間に雑貨類が並び、奥に見える空間のように大半が倉庫として活用されています。

品揃えが謎で、生活用品の他にスポーツ用品や靴、キャラクターグッズも並んでいました。

一番くじの景品のような商品も販売。

キャラクターグッズも多く感じられます。

1足1180円など低価格な靴も販売します。

ディスカウントスーパーヒーロー龍ケ崎店 店舗概要
開業: 1993年03月
売場面積: 約600㎡(目測)
営業時間: AM9:00~PM8:00
住所: 茨城県龍ヶ崎市3955
駐車場: あり(無料)
HP: https://www.hero-jpn.co.jp/store/ryugasakiS/
店内・売場の様子
時間帯: 13時頃(土曜)
客数: やや多い
客層: 主婦、家族連れ中心
買い物内容: 加工食品、日用消耗品中心にやや多め
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: 普通
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 同社千代田店
鮮魚加工者: 取り扱い無し
食品通常レジ: 5台(3台稼働中)
食品セミセルフレジ: 0台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 普通
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: 取り扱い無し
株式会社ヒーローは茨城県牛久市に本社を置き、「ディスカウントスーパーヒーロー」を茨城県と千葉県に13店舗展開する企業です。1992年に1号店の牛久店をオープン。2020年9月期の売上高は120億円となっています。その他不動産、飲食、ホテル、介護、ネット通販などのグループ会社を抱え、多角経営を推し進めてきました。
2021年3月には石川県金沢駅近くの百貨店「めいてつ・エムザ」を運営する株式会社金沢名鉄丸越百貨店の株式を名古屋鉄道から取得し子会社化。金沢名鉄丸越百貨店は1935年に開業した丸越百貨店を前身とし、バブル期の1992年3月期には217億円の売上高を記録していましたが、2020年3月期の売上高は117億円と近年は業績の悪化に苦しんでいました。名古屋鉄道はヒーローによる事業再生の可能性を期待して売却を決めたと報じられています。自社と変わらない売上規模の百貨店を傘下に収めることとなりましたが、遠く離れた地で営業する異業種の企業を再生することは出来るのでしょうか。
今回訪れた龍ケ崎店は1993年3月にオープンしたヒーローの2号店です。1998年3月に移転オープン。2階建ての物件ですがメインの売場は1階で、2階部分はわずかな空間に雑貨類が並び、大半が倉庫として活用されています。「シャンティック」と称する2階雑貨コーナーは品揃えが謎で、生活用品の他にスポーツ用品や靴、キャラクターグッズも並んでいました。アクセスが急な階段のみということもあり、2階を訪れるお客はほぼ見られませんでした。
生鮮食料品はほぼ扱わず、加工食品や菓子、飲料、酒類、日用消耗品を中心とした商品構成。精肉は同社の千代田店から運搬して提供しますが、ごくわずかな豚肉、鶏肉が並ぶ程度です。ディスカウントストアらしいカットケース陳列が目立ち、安さを前面に打ち出します。アイテム数は決して多くありませんが、大手ナショナルブランドが軒並み低価格で提供されていました。
土曜日の昼頃に訪れましたが、店内は多くのお客で賑わっていました。子供連れの姿は見られないものの、主婦やお年寄り、中高年のご夫婦の来店が目立ちました。カゴ一杯に商品を購入するお客も多い印象で、飲料のケース販売も好調。24本入りの段ボールを2ケース購入する家族連れも見られました。
売場面積600㎡規模のディスカウントストアでレジが5台というのも繁盛店の裏付けですが、2台稼働で常に列が出来る状態で、定期的に応援が入りレジ混雑が解消している様子でした。生鮮食料品を扱わないディスカウントストアと言えばジェーソン(千葉県柏市)が有名ですが、店舗数111店に対する売上高は272億円。1店あたりの年商はおよそ2億4500万円です。対するヒーローは千代田店のみ通常の食品スーパー業態であるものの、平均すると1店舗あたり9億2300万円を稼ぎ出しています。