グルメシティ三鷹中原店
- 2023/08/30
- 22:15
東京都三鷹市。
京王線つつじヶ丘駅から徒歩25分程度のところに、グルメシティ三鷹中原店はあります。
店舗外観。



一部2階建てですが売場は1フロアです。

店舗裏手は畑になっています。

屋上広告塔にはセイフー時代に用いられた緑色のダイエー旧ロゴが残ります。

セイフーという文字もうっすらと確認できます。

青果売場。外観は年季を感じさせますが、中はいたって普通のグルメシティです。2010年代に改装されたダイエー特有の意匠が見受けられます。

入口すぐの場所に展開するベーカリー。

オーガニック野菜コーナー。
青果と日配、加工食品には電子棚札を導入します。

店内の床はかなり傷んでいるように感じました。

売場メイン通路。床の光沢は出ているようです。

鮮魚・精肉はアルティフーズから供給を受け、店内加工は実施しません。

上質なさつま姫牛も切り落としが中心で、ステーキ肉やすき焼き用肉はほぼ扱いません。

冷凍商材を強化。

洋日配コーナー。

牛乳はトップバリュベストプライスを大きく押し出します。

惣菜売場。
「Nourish your life」という文字が書かれた丸いマークが光っています。
そのまま和訳すると「人生に栄養を与える」となります。

カツ丼や天丼を298円で提供。

センター加工の冷製パスタが充実。

冷やし麺も種類豊富にラインナップ。涼感のあるアイテムを強化しています。

パンコーナー。

加工食品売場。醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。

植物由来のプラントベースフードを集積し健康志向に対応。

酒類も定番品が中心のラインナップ。

グルメシティ三鷹中原店 店舗概要
開業: 1979年6月8日(wikipediaには1960年にシヅオカヤ1号店として開業と記載。日本スーパー名鑑には1979年と記載があるため、建て替えか移転している可能性あり)
売場面積: 929㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 24時間営業
住所: 東京都三鷹市中原3-1-11
駐車場: 30台(無料)
HP: https://www.daiei.co.jp/stores/d0792/
店内・売場の様子
時間帯: 平日13時頃
客数: 少ない
客層: 主婦、高齢男性中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 特筆すべき点なし
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: アルティフーズ
食品通常レジ: 1台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 2台(1台稼働中)、精算機4台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
wikipediaには「シヅオカヤ」1号店として開業したと記載されている店舗です。建て替えか移転を経て、現在の建物は1979年に開業したと推測されますが、それでも既に44年は営業している計算になります。シヅオカヤは1984年に中堅スーパー「忠実屋」の傘下に入りますが、その後1994年に忠実屋はダイエーに吸収合併されます。しばらくはダイエーグループの食品スーパーとして存続していたシヅオカヤでしたが、1999年には同じく首都圏に食品スーパーを展開する株式会社セイフーへ運営していた21店舗を譲渡。2006年にセイフーは株式会社グルメシティ関東へ名称変更し、屋号もグルメシティへ転換したため、三鷹中原店の屋号も「シヅオカヤ→セイフー→グルメシティ」と変遷することとなりました。
屋上広告塔にはセイフー時代に用いられた緑色のダイエー旧ロゴが残ります。外観は年季を感じさせますが、中はいたって普通のグルメシティです。2010年前後に改装されたダイエー特有の意匠が見受けられます。平面駐車場も30台を確保。入口は1箇所で、ベーカリーと青果、鮮魚、精肉、惣菜と進んでいく一般的なレイアウトです。売場には電子棚札を導入するほか、通常レジ1台に加えセミセルフレジ2台も導入済みです。
導入部にはアウトパックも組み込んだベーカリーを展開。青果売場はイオングループらしいオーガニック野菜、少量・小分けサイズやカット野菜など揃え、健康志向や時短・簡便ニーズに応えるラインナップを目指します。鮮魚と精肉は全面的にアルティフーズからのアウトパックで構成。お刺身はわずかな品数で、上質なさつま姫牛もほとんど扱いません。惣菜はオーソドックスなアイテムが中心で価格訴求も打ち出すほか、チルド製品の冷やし麺や冷製パスタなど涼感のあるアイテムを強化しています。加工食品は全店共通の棚割りで平凡な品揃えと今一つな価格という印象です。一方でエンドでは秋向けパッケージの菓子を集積するなど、お盆明けの売場変更も実施し季節感の演出も対応します。
グルメシティとしては標準的な品揃えですが、グルメシティの平均的な売上高が食品スーパーとしてはやや低い水準にとどまっているため、青果の量感や鮮魚・精肉のアイテムを鑑みると年商規模としては6~8億円程度と厳しい水準に感じられます。最も近い競合のエコスグループ「TAIRAYA三鷹新川店」はUR都市機構の団地住民による足元商圏の厚さもありますが、生鮮品を重視した品揃えが支持を集めており、年商10億円は着実に超えているのではないでしょうか。
京王線つつじヶ丘駅から徒歩25分程度のところに、グルメシティ三鷹中原店はあります。
店舗外観。



一部2階建てですが売場は1フロアです。

店舗裏手は畑になっています。

屋上広告塔にはセイフー時代に用いられた緑色のダイエー旧ロゴが残ります。

セイフーという文字もうっすらと確認できます。

青果売場。外観は年季を感じさせますが、中はいたって普通のグルメシティです。2010年代に改装されたダイエー特有の意匠が見受けられます。

入口すぐの場所に展開するベーカリー。

オーガニック野菜コーナー。
青果と日配、加工食品には電子棚札を導入します。

店内の床はかなり傷んでいるように感じました。

売場メイン通路。床の光沢は出ているようです。

鮮魚・精肉はアルティフーズから供給を受け、店内加工は実施しません。

上質なさつま姫牛も切り落としが中心で、ステーキ肉やすき焼き用肉はほぼ扱いません。

冷凍商材を強化。

洋日配コーナー。

牛乳はトップバリュベストプライスを大きく押し出します。

惣菜売場。
「Nourish your life」という文字が書かれた丸いマークが光っています。
そのまま和訳すると「人生に栄養を与える」となります。

カツ丼や天丼を298円で提供。

センター加工の冷製パスタが充実。

冷やし麺も種類豊富にラインナップ。涼感のあるアイテムを強化しています。

パンコーナー。

加工食品売場。醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。

植物由来のプラントベースフードを集積し健康志向に対応。

酒類も定番品が中心のラインナップ。

グルメシティ三鷹中原店 店舗概要
開業: 1979年6月8日(wikipediaには1960年にシヅオカヤ1号店として開業と記載。日本スーパー名鑑には1979年と記載があるため、建て替えか移転している可能性あり)
売場面積: 929㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 24時間営業
住所: 東京都三鷹市中原3-1-11
駐車場: 30台(無料)
HP: https://www.daiei.co.jp/stores/d0792/
店内・売場の様子
時間帯: 平日13時頃
客数: 少ない
客層: 主婦、高齢男性中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 特筆すべき点なし
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: アルティフーズ
食品通常レジ: 1台(0台稼働中)
食品セミセルフレジ: 2台(1台稼働中)、精算機4台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: 未確認
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: トップバリュ
wikipediaには「シヅオカヤ」1号店として開業したと記載されている店舗です。建て替えか移転を経て、現在の建物は1979年に開業したと推測されますが、それでも既に44年は営業している計算になります。シヅオカヤは1984年に中堅スーパー「忠実屋」の傘下に入りますが、その後1994年に忠実屋はダイエーに吸収合併されます。しばらくはダイエーグループの食品スーパーとして存続していたシヅオカヤでしたが、1999年には同じく首都圏に食品スーパーを展開する株式会社セイフーへ運営していた21店舗を譲渡。2006年にセイフーは株式会社グルメシティ関東へ名称変更し、屋号もグルメシティへ転換したため、三鷹中原店の屋号も「シヅオカヤ→セイフー→グルメシティ」と変遷することとなりました。
屋上広告塔にはセイフー時代に用いられた緑色のダイエー旧ロゴが残ります。外観は年季を感じさせますが、中はいたって普通のグルメシティです。2010年前後に改装されたダイエー特有の意匠が見受けられます。平面駐車場も30台を確保。入口は1箇所で、ベーカリーと青果、鮮魚、精肉、惣菜と進んでいく一般的なレイアウトです。売場には電子棚札を導入するほか、通常レジ1台に加えセミセルフレジ2台も導入済みです。
導入部にはアウトパックも組み込んだベーカリーを展開。青果売場はイオングループらしいオーガニック野菜、少量・小分けサイズやカット野菜など揃え、健康志向や時短・簡便ニーズに応えるラインナップを目指します。鮮魚と精肉は全面的にアルティフーズからのアウトパックで構成。お刺身はわずかな品数で、上質なさつま姫牛もほとんど扱いません。惣菜はオーソドックスなアイテムが中心で価格訴求も打ち出すほか、チルド製品の冷やし麺や冷製パスタなど涼感のあるアイテムを強化しています。加工食品は全店共通の棚割りで平凡な品揃えと今一つな価格という印象です。一方でエンドでは秋向けパッケージの菓子を集積するなど、お盆明けの売場変更も実施し季節感の演出も対応します。
グルメシティとしては標準的な品揃えですが、グルメシティの平均的な売上高が食品スーパーとしてはやや低い水準にとどまっているため、青果の量感や鮮魚・精肉のアイテムを鑑みると年商規模としては6~8億円程度と厳しい水準に感じられます。最も近い競合のエコスグループ「TAIRAYA三鷹新川店」はUR都市機構の団地住民による足元商圏の厚さもありますが、生鮮品を重視した品揃えが支持を集めており、年商10億円は着実に超えているのではないでしょうか。