西友小手指店
- 2023/09/16
- 18:23
埼玉県所沢市。
西武池袋線の小手指駅から徒歩4分程度のところに、西友小手指店はあります。
こちらの店舗は2023年10月31日をもって営業を終了する予定です。
1981年6月に開業し、42年間に渡って営業してきました。
店舗外観。立体駐車場から。

駅側から。

屋上広告塔は立体駐車場方面からでないと見えません。

建物の四隅は階段状になっています。



西友のロゴが入った取っ手。

平面図を見ると階段の多さが見てとれます。

閉店のご案内。再開発に伴う閉店であり、この地での再出店が計画されています。

フロアガイド。

地下1階の平面図。

リニューアル前の形式のフロアガイドもありました。

階段はシンメトリーですが、柱の周囲を大きく回るような構造。

丸い小さな窓が特徴的な扉。

窓を覗くと避難器具の置かれたバルコニーが見えました。

閉店を控えていますが、店内は明るく綺麗に改装されており、築年数を感じさせません。

地下1階の食料品フロアから見ていきます。
エスカレーターを降りて左手より壁面に沿って青果、和日配、鮮魚、精肉、洋日配、惣菜と配置。

産地直送野菜も種類豊富に取り揃えます。

西友上福岡店で水耕栽培されたレタスなど先進的な商品も並びます。

続く鮮魚売場。

豊洲市場から直送された丸魚も並びます。

お刺身はファミリー層向けの盛り合わせも強化されています。

精肉売場。
西友川越流通センターに加え、ニチレイフレッシュプロセスからも供給を受け「一期牛」「黒毛和牛」など上質な和牛も展開します。

洋日配を通って惣菜へと続きます。

広大な売場に一般的な西友と比べて幅を持たせた品揃えを展開します。

惣菜売場には「とんかつ新宿さぼてん」「ちよだ鮨」などが入居。

店内調理の弁当も数多く並びます。

2009年より長きにわたって西友の目玉商品として訴求されてきた「298円弁当」ですが、さすがに昨今の原材料高、コスト増による物価高に抗うことは出来ず、329円への値上げを余儀なくされています。

加工食品売場。醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。

酒コーナー。

1階は婦人服と日用品のフロア。

化粧品も販売します。

日用消耗品コーナー。プライベートブランド「きほんのき」をエンドでボリューム展開。

2階は紳士服と子供服のフロア。

衣料品と住まいの品は閉店セールが開始されており、20%や30%といった均一値引きにより商品が無くなりつつありました。

紳士フォーマルはかなり売場を縮小している様子。


子供服も売りつくしを実施。

10月末で営業を終了してしまいますが、ランドセルは売れるのでしょうか。

3階は住まいの品フロア。

寝具の取り扱いも充実していました。

文具や生活用品は一律20%引き。


100円ショップのセリアが入居しています。

4階は家電と玩具、専門店のフロア。一部はゴンドラが撤去されていました。

家具をアウトレットで販売。

自転車はほぼ売りつくされていました。

子供玩具は30%引き。

昔ながらの西友でよく見られる非常に充実した子供玩具コーナー。

家電製品は小型の生活家電が中心で、配送が必須の大型の家電は扱いません。

旧セゾングループの書店「リブロ」が出店します。

エスカレーターの上部は天井が高くなっています。

西友小手指店 店舗概要
開業: 1981年06月16日
売場面積: 16651㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間:
B1F、1F 24時間営業
2F、3F、4F 9:00〜21:00
住所: 埼玉県所沢市小手指町1-25-8
駐車場: 679台(お買上げ金額1,000円未満で1時間、1,000円以上5,000円未満で2時間、5,000円以上で3時間無料。)
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E8%A5%BF%E5%8F%8B%E5%B0%8F%E6%89%8B%E6%8C%87%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 平日14時頃
客数: やや多め
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 西友川越流通センター、ニチレイフレッシュプロセス
鮮魚加工者: 店内加工
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 10台(3台稼働中)、精算機14台
食品完全セルフレジ: 10台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(ハースブラウン)
プライベートブランド: みなさまのお墨付き、きほんのき
2023年10月31日をもって閉店する予定の西友小手指店。1981年6月に開業し、42年間に渡って営業してきました。手元にある2000年版の日本スーパー名鑑によると、1999年度の年商はおよそ172億1300万円と埼玉県内の西友では圧倒的な1位の売上を誇りました。今回の閉店も業績不振が要因ではなく、再開発に伴うもので数年後に再出店する見通しであると告知されています。
現在でも食料品フロアにはセミセルフレジ10台と完全セルフレジ10台が並び、西友としても繁盛店の部類に入ります。閉店が決まっていたため新たなテナントを誘致しなかったという可能性もありますが、直営で食料品、衣料品や住まいの品までフルラインで取り扱う総合スーパーでした。平日午後としては客数も多く、主婦や高齢者の方で賑わっていました。上層階でも一律値引きを含む閉店セールが行われており、ある程度の集客に成功しているようです。
地下1階はエスカレーターを降りて左手より壁面に沿って青果、和日配、鮮魚、精肉、洋日配、惣菜と配置。売場は明るく綺麗な内装に改装されており、築年数は感じさせません。一般的な西友と比べ生鮮3品や惣菜の陳列量が多い印象。惣菜では「とんかつ新宿さぼてん」「ちよだ鮨」などが入居しているほか、ベーカリーは直営ではなく山崎製パン系列の「ハースブラウン」が出店します。1階にはポポラマーマとドトールコーヒーが入居しますが、売上上位の総合スーパーで見られるレストラン街などは備えていませんでした。再出店するにしても、福生や吉祥寺、リヴィンオズ大泉のような旗艦店でさえもテナントを入れて直営を縮小する同社としては、食料品のみを担当する方針と見られ、現在のような多層階の総合スーパーは実現しないと考えられます。
西武池袋線の小手指駅から徒歩4分程度のところに、西友小手指店はあります。
こちらの店舗は2023年10月31日をもって営業を終了する予定です。
1981年6月に開業し、42年間に渡って営業してきました。
店舗外観。立体駐車場から。

駅側から。

屋上広告塔は立体駐車場方面からでないと見えません。

建物の四隅は階段状になっています。



西友のロゴが入った取っ手。

平面図を見ると階段の多さが見てとれます。

閉店のご案内。再開発に伴う閉店であり、この地での再出店が計画されています。

フロアガイド。

地下1階の平面図。

リニューアル前の形式のフロアガイドもありました。

階段はシンメトリーですが、柱の周囲を大きく回るような構造。

丸い小さな窓が特徴的な扉。

窓を覗くと避難器具の置かれたバルコニーが見えました。

閉店を控えていますが、店内は明るく綺麗に改装されており、築年数を感じさせません。

地下1階の食料品フロアから見ていきます。
エスカレーターを降りて左手より壁面に沿って青果、和日配、鮮魚、精肉、洋日配、惣菜と配置。

産地直送野菜も種類豊富に取り揃えます。

西友上福岡店で水耕栽培されたレタスなど先進的な商品も並びます。

続く鮮魚売場。

豊洲市場から直送された丸魚も並びます。

お刺身はファミリー層向けの盛り合わせも強化されています。

精肉売場。
西友川越流通センターに加え、ニチレイフレッシュプロセスからも供給を受け「一期牛」「黒毛和牛」など上質な和牛も展開します。

洋日配を通って惣菜へと続きます。

広大な売場に一般的な西友と比べて幅を持たせた品揃えを展開します。

惣菜売場には「とんかつ新宿さぼてん」「ちよだ鮨」などが入居。

店内調理の弁当も数多く並びます。

2009年より長きにわたって西友の目玉商品として訴求されてきた「298円弁当」ですが、さすがに昨今の原材料高、コスト増による物価高に抗うことは出来ず、329円への値上げを余儀なくされています。

加工食品売場。醬油コーナー。

ドレッシングコーナー。

酒コーナー。

1階は婦人服と日用品のフロア。

化粧品も販売します。

日用消耗品コーナー。プライベートブランド「きほんのき」をエンドでボリューム展開。

2階は紳士服と子供服のフロア。

衣料品と住まいの品は閉店セールが開始されており、20%や30%といった均一値引きにより商品が無くなりつつありました。

紳士フォーマルはかなり売場を縮小している様子。


子供服も売りつくしを実施。

10月末で営業を終了してしまいますが、ランドセルは売れるのでしょうか。

3階は住まいの品フロア。

寝具の取り扱いも充実していました。

文具や生活用品は一律20%引き。


100円ショップのセリアが入居しています。

4階は家電と玩具、専門店のフロア。一部はゴンドラが撤去されていました。

家具をアウトレットで販売。

自転車はほぼ売りつくされていました。

子供玩具は30%引き。

昔ながらの西友でよく見られる非常に充実した子供玩具コーナー。

家電製品は小型の生活家電が中心で、配送が必須の大型の家電は扱いません。

旧セゾングループの書店「リブロ」が出店します。

エスカレーターの上部は天井が高くなっています。

西友小手指店 店舗概要
開業: 1981年06月16日
売場面積: 16651㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間:
B1F、1F 24時間営業
2F、3F、4F 9:00〜21:00
住所: 埼玉県所沢市小手指町1-25-8
駐車場: 679台(お買上げ金額1,000円未満で1時間、1,000円以上5,000円未満で2時間、5,000円以上で3時間無料。)
HP: https://www.seiyu.co.jp/shop/%E8%A5%BF%E5%8F%8B%E5%B0%8F%E6%89%8B%E6%8C%87%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 平日14時頃
客数: やや多め
客層: 主婦、高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 普通
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 西友川越流通センター、ニチレイフレッシュプロセス
鮮魚加工者: 店内加工
食品通常レジ: 0台
食品セミセルフレジ: 10台(3台稼働中)、精算機14台
食品完全セルフレジ: 10台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(ハースブラウン)
プライベートブランド: みなさまのお墨付き、きほんのき
2023年10月31日をもって閉店する予定の西友小手指店。1981年6月に開業し、42年間に渡って営業してきました。手元にある2000年版の日本スーパー名鑑によると、1999年度の年商はおよそ172億1300万円と埼玉県内の西友では圧倒的な1位の売上を誇りました。今回の閉店も業績不振が要因ではなく、再開発に伴うもので数年後に再出店する見通しであると告知されています。
現在でも食料品フロアにはセミセルフレジ10台と完全セルフレジ10台が並び、西友としても繁盛店の部類に入ります。閉店が決まっていたため新たなテナントを誘致しなかったという可能性もありますが、直営で食料品、衣料品や住まいの品までフルラインで取り扱う総合スーパーでした。平日午後としては客数も多く、主婦や高齢者の方で賑わっていました。上層階でも一律値引きを含む閉店セールが行われており、ある程度の集客に成功しているようです。
地下1階はエスカレーターを降りて左手より壁面に沿って青果、和日配、鮮魚、精肉、洋日配、惣菜と配置。売場は明るく綺麗な内装に改装されており、築年数は感じさせません。一般的な西友と比べ生鮮3品や惣菜の陳列量が多い印象。惣菜では「とんかつ新宿さぼてん」「ちよだ鮨」などが入居しているほか、ベーカリーは直営ではなく山崎製パン系列の「ハースブラウン」が出店します。1階にはポポラマーマとドトールコーヒーが入居しますが、売上上位の総合スーパーで見られるレストラン街などは備えていませんでした。再出店するにしても、福生や吉祥寺、リヴィンオズ大泉のような旗艦店でさえもテナントを入れて直営を縮小する同社としては、食料品のみを担当する方針と見られ、現在のような多層階の総合スーパーは実現しないと考えられます。