葛飾区は東金町。
JR常磐線各駅停車の金町駅から徒歩1分程度のところに、金町東急ストアはあります。
東急ストアについて東急ストアは、関東地方に展開するスーパーで、東京急行電鉄の傘下です。総合スーパー業態の「とうきゅう」、食品スーパー業態の「東急ストア」、高品質スーパーの「プレッセ」などを、東京、神奈川、千葉、埼玉に計86店舗展開しています。(平成26年2月末時点)。
2008年までは東証1部に上場していましたが、業績悪化に伴い、東急電鉄の完全子会社になったため、上場廃止となりました。しかし、その後も経営は悪化し続け、2008年決算で営業収益2528億円、営業利益46億円だったのに対し、2013年決算では同2066億円、同5億円にまで減少しています。(この数値は、当時子会社で、現在アークスグループの札幌東急ストアは含んでいません)。しかし、不採算店舗の閉鎖が功を奏したのか、2014年では収益2098億円、利益11億円と持ち直しました。
ちなみに、東急ストアは、電鉄系スーパー各社で作る「八社会」に加盟しています。
店舗外観。

正面から。

大規模小売店舗表示板。

売場案内

フロアガイド(クリックで拡大できます)

青果売場。通路が広いですね。

同じく青果売場。

直送野菜のコーナー。

入口近くにある春サラダ特設売場。

精肉売場。

精肉の対面販売コーナー。

店内の一番奥にあるお惣菜専門店「創菜和房」

鮮魚売場。

一匹まるまるの魚も扱っています。

お漬物専門店「丸越」

ワイン売場には東急百貨店バイヤーズセレクションというコーナーがありましたが、
この地域で東急百貨店のブランド力は全く無いと思いますよ。

焼き鳥、揚げ物コーナー。
見切れていますが、「このケースはエアーカーテンでほこりを防いでおります」と書かれています。
清潔さをアピールしたいのだと思いますが、付着するのはほこりだけではないんですけどね・・・。
子供が触れたり、人の咳やくしゃみ、会話で唾が飛ぶこともありますよ。

チーズ売場。上手な関連陳列。

一部で商品が品切れになっていましたが、このようなお詫びが挟まれているのは評価できます。
入荷予定日も予定で良いので書きましょう。

日用品売場。

2階衣料品売場。


かばん売場。

キャン・ドゥも入居。
金町東急ストア 店舗概要開業: 1974年以前
店舗面積: 4403㎡(東急決算補足資料2012)
営業時間:
1F 10:00-23:00
2F 10:00-21:00
住所: 東京都葛飾区東金町1-36
HP:
http://www.tokyu-store.co.jp/shop/guide/shopinfo.php?id=42価格調査(2015年2月28日)
<この価格は全て本体価格(税抜き)です>キャベツ 158円
レタス 178円
きゅうり1本 55円
トマト(L玉、1つ) 88円
なす3本 178円
りんご1個 158円
国産牛切り落とし100g 480円
国産豚バラ肉100g 208円
国産鶏もも肉100g 128円
まぐろ100g 無し
日清フラワー小麦粉1kg 277円
日清キャノーラ油1L 340円
キューピーマヨネーズ450g 265円
マルちゃん正麺 498円
コカ・コーラ1.5L 138円
ほろよい 115円
スーパードライ350ml6本 1045円
卵10個 228円
小アイス 92円
箱アイス 188~300円
冷凍食品 全品4割引き
雪印コーヒー1L 189円
明治おいしい牛乳1L 228円
ブランド米5kg 1424円
おかめ納豆極小粒3パック 105円
明治ブルガリアヨーグルト450g 148円
ヤマサ昆布つゆ1L 280円
ミツカン味ぽん360ml 208円
はごろもシーチキン 70g×4缶 458円
コイケヤポテチ60g 112円
カルビーじゃがりこ 92円
シャウエッセン 2袋 570円
ハウスバーモントカレー230g 188円
パスコ超熟6枚 184円
< 店内の様子 >
時間帯: 14時頃
お客さん: やや多い
通路: 普通
雰囲気: 明るい
客層: 高齢1人、高齢夫婦、家族連れ多い
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
店内BGM: 有線放送?
レジ: 10台(7台稼働中)
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり(サンジェルマン入居)
プライベートブランド: Vマーク、東急ストアプラス
金町駅北口すぐのところにある店舗。東急ストアとしては珍しいGMS(総合スーパー)業態で、4403平米の広い売場では衣料品も販売しています。1階にはお惣菜、お漬物、洋菓子などの専門店が入居しており、その利用者も多かったです。2階には100円ショップのキャン・ドゥや、中華料理店の銀座アスターも入居。
開業してからかなり経っていますが、過去に改装が行われているようで売場は比較的きれいでした。青果やグロサリーは特徴の無い陳列手法ですが、「ひなまつり」やチーズ売場の特設コーナーの陳列には季節感があり、POPも付いていて上手でした。2階の衣料品売場は昭和の雰囲気で、高齢者向けの品揃えとなっていました。
広い売場だけあって生鮮3品は非常に充実しています。小分けパック商品も青果売場を中心に豊富。鮮魚売場はガラス張りの調理場で、対面調理を実施。一匹まるまるの魚や貝類豊富に取り扱っています。精肉売場でも一部で対面販売を行っているものの、売っているのは高級品ではなく、通常のパック商品と全く変わりませんでした。ただ単に1g単位で販売するというサービスのようです。
鮮魚は自社店内で加工しているものの、精肉はセントラルフーズ金町店またはセントラルフーズ(町田)となっていました。セントラルフーズとは東急百貨店傘下の食肉加工・販売会社で、東急百貨店、東急ストア各店の精肉売場などを運営しています。半分は店内加工、半分はプロセスセンターからという品揃えのようです。
以前から私が東急ストアへ行くたびに指摘している、うるさい販売促進ソング(ラジカセ)についてですが、今回は少しマシになった気がしました。しかし、グロサリー売場では大音量で音楽が流れており、そこで商品を選ぶ人にとっては不愉快に感じるレベルだと思いました。普通のスーパーでは、売場で何が流れているかなんて気にならないものなのですが・・・。
休憩のためのベンチが入口すぐのところ(ドアとドアの間)にあるのですが、寒いです。長く座らせないようにしているのでしょうか。利用者には高齢者も多く、この規模のスーパーであれば階段付近などにもっと椅子があっても良いと思います。
食料品売場ではチーズ、お米、ワイン、中華ソースなどが全品2割引きとなっており、東急ストアとしてはなかなか安いと感じました。ただ、雪印コーヒーが189円は無いでしょう。休日だけあって多くのお客さんで賑わっていましたが、競合のイトーヨーカドー、マルエツに比べてお年寄りが多かったです。