大規模小売店舗マニアのブログ

2015年4月5日、イトーヨーカドー三ノ輪店は47年間の歴史に幕を閉じました。
閉店当日に行ってまいりましたので、お伝えいたします。


店舗外観。


閉店のご挨拶。


店内フロアガイド


まずは3階の肌着、日用品売場です。


文具全品2割引き。


3階、紳士下着売場。


小さいながらもゲームコーナーがありました。


特設売場。


生活雑貨コーナーに多くのお客さん。



続いて2階、衣料品売場へと参ります。
化粧品売場。


一部売場には人だかりが出来ていました。


カバン売場。


階段のスペースには、お客様からの寄せ書きコーナーがありました。
多くのお客さんや従業員の方が立ち止って眺めていました。


かつてあった屋上遊園地の写真も載せられていました。


それでは、1階の食料品売場へと参りましょう。

青果売場。


鮮魚売場の通路。（色合いがおかしいのはカメラの影響です）


冷凍食品は既に完売。


お刺身にはこのように１つ１つ手書きのメッセージが書かれています。
天ぷら、お寿司にも同様のメッセージが見られました。
これ自体は大変良い取り組みだと思いますが、もう少しバリエーションがあるとより良いと思います。


グロサリーも半分程度が無くなっています。


奥が青果売場。


レジの様子。
2人体制で非常にスムーズに流れており、かなりの混雑にも関わらず行列はそこまで長くありませんでした。


グロサリー通路。


17時を過ぎると、1階はすれ違うのも難しい混雑となりました。
商品も値引きが多くなり、閉店直前までには生鮮品ほぼ全てが売り切れました。

和日配売場。


精肉売場。


青果売場。




お惣菜売場。


鮮魚売場。


従業員がお客様をお見送り。



閉店時間の20時を少し過ぎたころ、閉店の挨拶が始まりました。動画でどうぞ。
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さよなら、ありがとう。



閉店後について

開業から47年が経っているとのことですので、閉店の原因は老朽化でしょう。
建物は解体され、跡地にイトーヨーカドー新三ノ輪店がオープンします。（来年春予定）
先日発表された2月期決算補足資料によると、イトーヨーカドー新三ノ輪店の
自営売場面積は959平米とあり、簡単に言えば現在の3分の1の規模です。
建て替えを機に、不採算部門である衣料品、日用雑貨から撤退しようということですね。



ちなみに、イトーヨーカドーは売りつくしが紅白幕なんですね。
ダイエーやイズミヤは黒黄幕でしたが。
もっと派手に飾り付けしても良いと思いますよ。