2015年6月10日。
台東区は小島2丁目に、ライフ新御徒町店がグランドオープンしました。(6月9日にプレオープン)
グランドオープン当日に行ってまいりましたので、ご紹介いたします。
店舗外観。
売場は2、3階となっており、1階は駐輪場と納品口です。
フロアガイド。(クリックで拡大できます)
2階青果売場。明るくきれいな売場ですね。
ミニトマトバイキングも実施。
インストアベーカリー「小麦の郷」。ケースに入れられていて、衛生的です。
ドーナツなども販売。
揚げ物バイキング。
「グリルデリカ」のコーナー。
お弁当売場。凝ったお弁当も品揃え豊富。
自家製サンドイッチ。
鮮魚、総菜売場。
お刺身の品揃え。
精肉売場。
ステーキ肉の品揃え。半額の商品も数多くあります。
ローストビーフ。かなり充実した品揃えです。
売場全体。
珍味の品揃え。高級品も含め、充実しています。
ここからは3階になります。
3階の売場全体。
冷凍食品コーナー。
高級冷凍菓子も扱っています。
輸入菓子コーナー。「世界のお菓子」
健康食品の特設コーナー。
グロサリー売場。よく見ると分かりますが、傾斜棚が導入されており、一つ商品を取ると後ろの商品が自動で前に来るようになっています。
「ごはんのおとも」
各種ポン酢。
「ライフコレクション」というこだわりの品が並びます。
ご当地お菓子。地域限定と書かれたものもあります。
ライフ新御徒町店 店舗概要開業: 2015年6月10日
店舗面積: 908㎡(公式資料)
営業時間: 9:30~24:00
住所: 東京都台東区小島2-8-7
HP:
http://www.lifecorp.jp/CGI/store/shop.cgi?mode=detail&area_cd=03&shop_cd=617 < 店内・売場の様子 >
時間帯: 17~19時頃
お客さん: やや多い
通路: 普通
雰囲気: 明るい、きれい
客層: 老若男女
買い物内容: 生鮮品、惣菜、キャノーラ油中心にやや少なめ
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: プロセスセンター(埼玉県久喜市)
鮮魚加工者: プロセスセンター(埼玉県久喜市)
レジ: 7台(7台稼働中)
トイレ: とてもキレイ
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: くらしモア
開店ニュースリリース:
http://www.lifecorp.jp/CGI/company/info/news/000229.pdf#search='%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E6%96%B0%E5%BE%A1%E5%BE%92%E7%94%BA'ライフは昨年7月に錦糸町駅前店を出店してから都内で新店舗がなかったので、久しぶりの新規オープン見学です。都営大江戸線、つくばエクスプレスの新御徒町駅から徒歩2分程度のところにあり、かなり都市部の立地。店舗は1階が納品口と駐輪場で、2・3階が売場というものですが、駐車場はありません。
エスカレーターを上がると、すぐに青果売場とベーカリーがあります。ライフではよく見られる配置ですが、都市部ではお昼時の需要や会社帰りの利用者が多いため、ベーカリーとお惣菜を青果売場付近に持って来ているようです。青果売場は天井が高くて開放的で、床の色も淡く、従来のライフに比べて明るい印象。売場はそれほど広くありませんが、小分けパックは充実しており、陳列もきれいです。ミニトマトバイキングも実施。
ベーカリー売場「小麦の郷」は他店と変わらない品揃えで、ドーナツも販売しています。写真の通り、ほとんどの商品はケースに入れられていて衛生的ですが、カレーパンだけは裸のまま陳列されていました。清潔感を出すのなら徹底してやってほしいですね。揚げ物、焼き鳥バイキングも設置されているほか、「グリルデリカ」というコーナーでは店内で焼き上げたチキンステーキなども自分で取り分ける形で販売されています。お弁当に関しては1パック当たりのカロリー表示が見やすいところにされており、選びやすく工夫されていると感じました。一方で、おいしそうなお弁当でも高いカロリー表示が目に入って買うのをやめてしまうケースも考えられるのではないでしょうか。
鮮魚はやや小さめの売場。半数以上の商品は埼玉県久喜市の自社プロセスセンターで加工されたものとなっています。お刺身に関しては、標準的な品揃え。オープン記念だからだと思われますが、4点盛りや5点盛りが中心でした。精肉売場の品揃えは普通。こちらも基本的にプロセスセンター加工の品です。和洋日配では、珍味のコーナーが品揃え豊富で、陳列も凝っていると感じました。
ワインなどのお酒は、売場面積の割に充実しています。しかし、他店で見られるような魅力的なVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)は残念ながらありませんでした。最近のスーパーでは非常によく見られますが、こちらでもなかなか手に入らない芋焼酎「森伊蔵」が販売されていました。冷凍食品売場は、写真のようにリーチイン冷凍ショーケースが並んでおり、充実の品揃え。1000円程度する高級な冷凍菓子も扱っています。
グロサリー売場では、「ライフコレクション」と称する高品質商品をよく見かけました。一部では棚内部に照明を設置して高級感を演出。少し気になったのは、調味料などで傾斜棚(1つ商品を取ると傾斜によって後ろの商品が前に出てくる)を導入している点です。確かに前出し作業の手間は省けますし、売場はきれいに見えます。しかし、一度手に取った商品を戻すのが大変で、商品をじっくり選びたいお客さんには向いていません。
売場ではステーキ肉、メンチカツ、うなぎ、パンなどを試食販売していました。店員さんから元気のよい掛け声やあいさつも多くあり、好印象。しかし、店舗の規模が小さいためか、特売商品が非常に残念な感じです。通常のスーパーの開店特売では、砂糖やネスカフェゴールドブレンドなど数多くの特売商品が用意されているのですが、以前のライフと比べても数が少ないと感じました。前日がプレオープンだったためか、お客さんはそれほど多くなく、逆に店員さんの多さが目立ちました。
総合的に見て、コンパクトな店舗の割に良い売場作りができていると思います。回遊性も決して悪くなく、レジ台数も確保されていることから、お昼にお弁当だけを買いに来るのにも良いと思います。近隣には肉のハナマサ、スーパーヤマザキ、ココスナカムラなどがあり、比較的競合の激しい地域です。少し離れたところには御徒町があり、松坂屋、多慶屋や吉池といった大型店に加えて、激安店の多いアメ横もあります。オープン当初にしては不安な人出ですが、大丈夫なのでしょうか。