埼玉県川越市。
西武新宿線の本川越駅の目の前に、イトーヨーカドー川越店はあります。
こちらの店舗は2016年10月30日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観。
本川越駅を降りて目の前にある店舗です。4階建てですが現在は3階までの営業。

納品口が正面道路に面している為、入口は店舗の側面。

1階食料品、2階衣料品、3階肌着と住まいの品。

閉店のご挨拶。坂戸店のときも閉店後お問い合わせは上福岡東店でしたね。

閉店カウントダウン。

入口横にはお客様からのメッセージボードのコーナーがあり、店長からお別れの挨拶の動画が流されていました。

青果売場の導入には従業員1人1人から感謝のメッセージが。

青果売場。

和日配売場。

青果に続いて鮮魚売場。

お刺身には1つ1つメッセージが書き込まれています。

ありがとう感謝握り。

各所で「ありがとうございました」の文字が並んでいます。

加工食品売場でも感謝の文字が。
他店と違う所と言えば、ハトのマークを前面に押し出していることでしょうか。

洋日配コーナー。

すごい量のまるごとバナナですね。

精肉売場付近。

オーストラリア産ステーキ肉を大特価で販売。

ここからは2階衣料品のフロアです。
2階婦人服売場。

婦人服飾雑貨。

紳士服売場。

3階は半分が肌着で、半分が住まいの品という構成。


住まいの品(日用品)コーナー。

ここからは閉店間際の店内の様子です。
商品が無くなり、青果台も撤去された青果売場。


鮮魚もほとんど無くなりました。

菓子パンの棚。

最後の大幅値引きで売場は混雑。

18時15分頃より、店長の閉店挨拶が始まりました。
店の外が狭いため、店内で行われました。
動画でご紹介いたします。
さよなら、ありがとう。
イトーヨーカドー川越店 店舗概要開業: 1967年11月15日
閉店: 2016年10月30日
店舗面積: 4230㎡
住所: 川越市新富町1-20
HP:
http://blog.itoyokado.co.jp/shop/012/西武新宿線の終点、本川越駅を出てすぐのところにある店舗です。イトーヨーカドーの郊外進出1号店として開業し、千住店が閉店した時点で立石店に次ぐ2番目に古い店舗として営業してきました。しかし開業から48年、老朽化が進み、建て替えのため閉店することとなりました。2019年におそらく食品館としてだと思われますが、再オープンするようです。
売場は紅白幕で飾られ、イトーヨーカドーらしい閉店セールが実施されています。食料品売場では随所に「ありがとうございました」など感謝の言葉が掲げられています。また、お寿司やお刺身には従業員からメッセージが1つ1つ書きこまれていました。売場では店員さんの元気ある呼び込みが聞こえ、活気ある閉店の日という印象でした。
2.3階の衣料品や住まいの品ではあまり大胆な値下げを行わず、多くの商品を売り残していました。食料品でも加工食品の値引きは一部商品に留めていましたが、昼間からタイムサービスを実施。生鮮品は夕方以降に値引きが始まり、6時の時点で青果は売り切れていました。閉店間際にお刺身やお寿司が大幅値引きされると、身動きできない程多くのお客さんが集まっていました。こんなに作って売り切れるのかと思う程商品があったのですが、最後には棚がきれいに空になりました。
8時過ぎ、閉店挨拶は店の外が狭いため店内の青果売場で行われました。岩崎店長や一部の従業員は涙を流し、閉店を悔しがっていました。イトーヨーカドーが戻ってくるまで忘れないで下さい、という言葉で締めくくられた挨拶の後、大きな拍手が響きました。その後お客さんを従業員が見送り、シャッターが閉められました。地域のお客様に愛された、歴史ある店舗でした。