茨城県牛久市。
JR常磐線の牛久駅すぐのところに、イズミヤ牛久店はあります。
こちらの店舗は2017年2月1日での閉店が発表されています。
店舗外観。
上層部はUR都市機構の賃貸マンションになっています。

フロアガイド

こちらは平面図

閉店のご案内

2階から3階にかけての吹き抜け。

1階は食料品のフロア。
青果売場。茨城県だけあってみかん、りんごに並んで干しいも。

トマトコーナー。

レタス1/2、ブロッコリー1/2、パプリカ1/2など小分けも扱います。

青果売場を別角度から。

続く鮮魚売場。

以前はこちらのショーケースでも鮮魚を販売していたようですが、スペースを持て余しており、和洋日配を陳列。

「写真はイメージです」との差が激しい気もしますが、お刺身売場です。

鮮魚、精肉が並ぶメイン通路。

精肉売場。

品質は良いのですが、パックの色や形をもっと工夫してみると見栄えする売場になると思います。

お惣菜売場。ちなみにお寿司は鮮魚と惣菜の2か所展開。

焼鳥大放出!!

加工食品売場。
カットケース陳列がすごいですね。

2階は婦人服のフロア。

こちらでは売りつくしの装飾も控えめ。


化粧品も2階で販売。

3階は紳士服、婦人肌着、子供服、アミューズメント施設、書店など

婦人肌着。

ダイエーのらんらんらんどに似た雰囲気のアミューズメント施設。

紳士靴。

イズミヤグループのアミーゴ書店。
ちなみに1階にも専門店街に浩文堂書店という小さな書店があります。

4階は住まいの品のフロア。
売りつくし特設会場。生活家電や日用雑貨を陳列。

家電コーナー。

100円均一コーナー。運営はキャン・ドゥのようです。

寝具やインテリアなども取り揃えます。

文具品などで既に売りつくした棚もありました。

お歳暮は阪急百貨店の包み紙で送れるようです。
しかし、関東では有楽町と大井町と都筑にしかない阪急のブランド力はそう高くはありません。
イズミヤ牛久店 店舗概要開業: 1987年3月25日
店舗面積: 14088㎡
営業時間: 10:00~21:00
住所: 茨城県牛久市牛久町280番地
駐車場: 247台
HP:
http://www.izumiya.co.jp/shop/kanto_chubu/kanto/074_info.php価格調査(2016年12月7日)
<この価格は全て本体価格(税抜き)です>キャベツ 198円
レタス 198円
きゅうり1本 68円
トマト(L玉、1つ) 178円
なす3本 198円
国産牛切り落とし100g 358円
国産豚バラ肉100g 218円
国産鶏もも肉100g 128円
日清フラワー小麦粉1kg 298円
日清キャノーラ油1L 284円
キューピーマヨネーズ450g 228円
マルちゃん正麺 298円
コカ・コーラ1.5L 128円
ほろよい 103円
スーパードライ350ml6本 1005円
卵10個 218円
小アイス 98~105円
箱アイス 198~278円
冷凍食品 約4~5割引き
雪印コーヒー1L 128円
明治おいしい牛乳1L 238円
ブランド米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ヤマサ昆布つゆ1L 380円
ミツカン味ぽん360ml 228円
はごろもシーチキン 70g×3缶 342円
カルビーポテチ60g 88円
カルビーじゃがりこ 108円
シャウエッセン 2袋 498円
ハウスバーモントカレー230g 228円
パスコ超熟6枚 158円
< 店内・売場の様子 >
時間帯: 17時頃
お客さん: 少ない
通路幅: 普通
雰囲気: 古い
客層: 主婦多い
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや少なめ
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 7台(4台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: やや汚い
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: スタイルワン
来年2月1日で完全閉店が予定されているイズミヤ牛久店へやってきました。駅前の複合商業施設「エスカード牛久」の核テナントとして入居しています。イズミヤの関東1号店として1987年に開業した歴史ある店舗ですが、周辺に自社店舗が無いことによる物流コストの問題や、親会社であるH2Oリテイリングの方針で関西に注力するため、閉鎖されることとなりました。牛久店の閉店により、関東で残るイズミヤは千葉県の検見川浜店のみとなりますが、こちらも将来的には撤退する模様です。
1階は食料品、2階は婦人服、3階は紳士服、子供服、4階は住まいの品という典型的な総合スーパー業態。売場はあまり改装されておらず、昔ながらのスーパーという感じ。品揃えも標準的で、高級品はあまり扱っていませんがお手頃な価格で提供しています。駅前唯一のスーパーという事で自前の家電コーナー、書籍売場も展開するなどイズミヤらしい、住民のことを考えたきめ細やかな品揃え。
1階の食料品売場は駅に近い方から青果、鮮魚、精肉、惣菜の順で展開。青果売場はPOPが多く、地元野菜を扱うなど工夫は見られますが、陳列をもっと整えると良いと思います。鮮魚売場は対面販売を行いますが、広いショーケースを持て余し気味。鍋セットやブリしゃぶセットも販売しますが、お造りはもう何種類か欲しいと感じました。精肉売場は不思議と鶏肉→豚肉→牛肉の順番で並んでいます。国産の上質な牛肉も取り揃え。惣菜はお弁当や揚げ物など最低限の品はありますが、プラスαでちょっと贅沢な商品があると良いですね。加工食品売場はエンドなどでボリュームのあるカットケース陳列を実施。品出し、前出しも十分に行えています。お酒は少し物足りないと感じました。
平日に訪れましたが、昼頃のお客さんは主婦、高齢者中心で少なめでしたが、上層階にも疎らではありますがお客さんが入っていました。しかし夕方17時に訪れると食料品売場はさらに閑散とし、上層階には全くお客さんがいませんでした。普通のスーパーは16時から18時頃が最も混雑する時間帯なのですが、不思議と昼よりもお客さんが減っていました。東京へ通勤する会社員が帰宅時に利用する19時以降はもっと賑わうのでしょうか。イズミヤは駅前唯一のスーパーではありますが、駅を離れると意外とスーパーは多く、特に半径1km圏内にカスミが3店も出店していることから集客力はそう高くなさそうです。(カスミは茨城県に98店舗を展開する県内最大手スーパー。イオン系列)
跡地の利用についてはまだ決まっていません。駅前の好立地とは言え、見たところ賑わっているとは言い難く、全フロアを受け継ぐ競合他社がいるとは考えずらいです。名乗りを上げるとすればドン・キホーテぐらいでしょうか。事実イズミヤ八千代店の跡地には長崎屋運営のMEGAドン・キホーテが入居しており、イズミヤ小山店の跡地にも来年出店するという報道もあります。