埼玉県さいたま市桜区。
JR武蔵野線の西浦和駅から徒歩5分程度のところに、ダイエー西浦和店はあります。
店舗外観

別角度から

屋上広告塔は旧ロゴの跡か分かりませんがこのような状態。

大規模小売店舗表示板。元々は忠実屋としてオープンしています。

フロアガイド。

1階は食料品のフロア。
まずは青果売場。広々とした通路と、陳列量の多いエンドが特徴。

別角度から。ツルを編んだような陳列カゴをよく使用しています。

続く精肉、鮮魚売場。

さつま姫牛のステーキ肉、すき焼き用肉など充実。

鮮魚売場の壁面には魚の絵が描かれています。

牡蠣コーナー。牡蠣鍋のつゆも関連陳列。

お刺身は通常のダイエーより豊富。

お寿司も高級品を揃えています。

このように自分の好きなネタだけを購入できるのは良いですね。

惣菜売場。

ローストビーフ、生春巻きも充実。

焼き魚コーナー。
ロブスターのチーズ焼きやホタテなど凝った商品も置いています。

売場は広いものの、ワインを中心とするお酒の品揃えはイマイチ。

冷凍食品もダイエーとしては品揃えが悪い気がします。
今時このようなショーケースの方が珍しいですね。

加工食品売場。

2階は衣料品、住まいの品のフロア。
化粧品コーナー。

総合スーパーらしい服飾雑貨の品揃え。

婦人服コーナー。
マネキン陳列などもあり、スーパーとしては上質な売場。

紳士服コーナー。

スポーツウェアも販売しますが、ジャージなどが中心。
やたらウォーキングを推していますね。

寝具も取り扱います。

3階には直営で子供服売場を展開。

自転車コーナー。

100円ショップのキャン・ドゥも入居。

ゲームセンターも設置。ダイエーによくある「らんらんらんど」では無かったです。

イオン傘下の未来屋書店に吸収されたアシーネもあります。

催事コーナーでは大陶器市を開催。

売場を持て余している様子で、がらんとしたフロア。
ダイエー西浦和店 店舗概要開業: 1978年11月26日
店舗面積: 6114㎡
営業時間:
1階 7時開店~22時閉店
2、3階 9時開店~21時閉店
住所: 埼玉県さいたま市桜区田島5-18-15
駐車場: 182台(店内でのお買上げで30分無料。1000円(税込)以上のお買上げで90分無料)
HP:
http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0567店内・売場の様子時間帯: 17時頃
客数: やや多い
客層: 主婦層中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 古い
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 普通
接客対応: やや良い
店内BGM: ジャズ
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 7台(4台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: やや汚い
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
価格調査(2017年1月17日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 158円
レタス 198円
きゅうり1本 48円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす3本 158円
ふじりんご1個 198円
国産牛小間切れ100g 321円(税込)
国産豚バラ肉100g 229円(税込)
国産鶏もも肉100g 149円(税込)
味の素冷凍ギョーザ 228円
日清フラワー小麦粉 750g 198円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 228円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 100円
スーパードライ350ml 6本 1000円
卵10個 198円
井村屋あずきバーボックス 198円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 248円
単一銘柄米5kg 1580円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ネスカフェゴールドブレンド 135g 858円
ミツカン味ぽん360ml 198円
はごろもシーチキン 4缶 398円
コイケヤポテチ60g 85円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 462円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 137円
店舗見学の感想あまり改装が施されておらず、昭和の香りを色濃く残す総合スーパーです。1978年に忠実屋として開業しましたが、吸収合併の際にダイエーへ改称されました。婦人服、紳士服に加え子供服や住まいの品も扱う古くからのGMSらしい品揃えです。
1階は食料品のフロア。広々した売場には銘店コーナーやお茶屋さんも入居しています。青果売場はあまり特徴の無い品揃えで、小分け商品はあるものの珍しい品は扱っていません。根菜を中心に陳列用カゴを多く使用しているなど工夫されている点はありますが、ミニトマトバイキングを始めたり、カットフルーツ、カット野菜の種類を増やすなどできれば良いですね。
精肉売場はさつま姫牛のほかにイベリコ豚や、埼玉県産の愛彩豚(埼玉県は彩の国と呼ばれる)、丹波地鶏など豊富な品揃えを提供。鮮魚売場は対面販売を行っており、切り身なども充実。お刺身は4点盛り~6点盛りを種類豊富に取り揃え。お寿司は惣菜との2か所展開となっていますが、500円のものからウニの入った980円のものまで幅広く販売。マグロや玉子、いくらなどを3貫入れたパックも扱っており、自分の好みで選べる充実のラインナップです。壁にはマグロ、タイ、カニやサザエなどの絵が描かれており、お魚屋さんらしい雰囲気を演出する一方で、どこか懐かしい感じもします。また、お酒やタレなどの関連陳列や、お花を飾るなど魅力的な売場に仕上がっています。
惣菜売場では生春巻きやローストビーフといった上質志向の商品も扱っています。ダイエーが力を入れる焼き魚コーナーでは、他店では見られないロブスターのチーズ焼き、ほたて焼き、ブリ大根なども提供。加工食品売場は標準的で、最新の店舗と違いこだわりの品はあまり扱っていません。お酒も少なめで、生ハムやチーズもそれほど多くないアイテム数となっていました。
2階は婦人服、紳士服と住まいの品・化粧品のフロア。通路が広い割に、少し横に入るとごちゃごちゃした感じになるスーパーらしい衣料品売場。帽子やかばんといった服飾雑貨のほか、スポーツウェアの取り扱いもあります。住まいの品売場はやや小さめですが、生活家電、インテリア用品、寝具も揃います。
3階には広いゲームセンターが入居。ただし子供の姿は見られず、パチンコなどに興じる高齢者が多かったです。100円均一のキャン・ドゥも大型店で、多くのお客さんを集めていました。現在は店舗数が減ってきた元ダイエー傘下の書店アシーネも健在でした。取り扱いは雑誌と漫画の割合が高め。フロアの中央には大きな空きスペースがあり、少し椅子があるだけでがらんとしていました。直営売場では子供服や文具に加え、かなり豊富なおもちゃ(玩具)を展開。それほど子育て世帯が多い商圏でも無いと思いますが、なぜこれほど充実しているのか分かりません。
駅周辺では唯一の本格的なスーパーだけあって、夕方になると多くのお客さんで賑わっていました。しかし昼過ぎから夕方まで2階は閑散とし続け、3階もお客さんの姿があるのはキャン・ドゥ、アシーネ、カーブスに限られていました。やはり総合スーパーの典型的な不採算部門で苦戦している様子。生鮮食料品と惣菜は通常のダイエーよりも優れた品揃えで、普段使いにちょうどいいと思えるお店でした。