埼玉県入間郡三芳町。
東武東上線の鶴瀬駅から徒歩10分程度のところに、ダイエー三芳店はあります。
店舗外観。
屋上広告塔が大きいですね。
屋上駐車場へは一直線にスロープが続いています。
大規模小売店舗表示板。
松本商会というのは地元の不動産業者のようです。
フロアガイド
1階は食料品のフロア。
青果売場。
別角度から。陳列は整えられています。
香味野菜などは充実。
ミニトマトバイキングはもう少し種類が欲しいですね。
地元三芳の野菜も販売。
しかし、店舗があるのは三芳町と富士見市の境目で、お客さんも半分は富士見市民だと思われます。
なぜか青果コーナーにはお歳暮売れ残り商品の特設会場が。
1つあたり5個以上在庫を抱えているのを見ると、発注が下手に思えてしまいます。
続く精肉売場。
1人前の簡単鍋も豊富に揃えますが、陳列はもっと丁寧に出来ると良いですね。
精肉はさつま姫牛を中心に普通。
すき焼きのたれやワインなど関連陳列が上手。
鮮魚売場は対面販売。
お刺身はちょっと寂しいですね。
洋日配コーナー。
受験生応援のコーナーが目立ちました。
惣菜売場。
みそ汁やレトルトご飯の関連陳列はきちんと出来ています。
店舗によっては、天井からのコードに蔦を這わせたりもしています。
コロッケの種類が豊富。
和菓子は皿に入れて陳列するなど工夫していますね。
ワインの品揃えはイマイチ。
加工食品売場。
フェイスアップはきちんと行われているようです。
日用消耗品も加工食品と同じ売場で販売。
1階の入口に近い方では、医薬品・化粧品を販売。
靴のチヨダも入居。
1階サービスカウンター隣にはイートインコーナーも設置されています。
2階は衣料品と住まいの品のフロア。
紳士服売場。
ユニクロを真似たような陳列も
婦人服売場。
なぜかエプロンをこんなに取り揃えています。
住まいの品。
カタログギフトが三芳最大級と謳っています。
3階のダイソー。
あまり改装されていない昔ながらのダイソーで、売場表示も手書きでした。
ゲームコーナー「モーリーファンタジー」
アシーネとしては比較的大きな店舗で、雑誌と漫画以外に文庫なども充実していました。
ダイエー三芳店 店舗概要開業: 1977年4月28日
店舗面積: 8696㎡
営業時間:
1階 7時開店~22時閉店
2、3階 9時開店~20時閉店
住所: 埼玉県入間郡三芳町大字藤久保305-1
駐車場: 202台(無料)
HP:
http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0555店内・売場の様子時間帯: 17時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、子連れ中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 古い
品出し・前出し: やや良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 良い
店内BGM: ジャズ
精肉加工者: アルティフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 7台(4台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 普通
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
価格調査(2017年1月23日) <この価格は一部を除き本体価格(税抜き)です>
キャベツ 198円
レタス 198円
きゅうり1本 58円
トマト(L玉、1つ) 98円
なす3本 198円
ふじりんご1個 138円
国産牛小間切れ100g 321円(税込)
国産豚バラ肉100g 229円(税込)
国産鶏もも肉100g 116円(税込)
味の素冷凍ギョーザ 228円
日清フラワー小麦粉 750g 198円
日清キャノーラ油1L 328円
キューピーマヨネーズ450g 184円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 148円
ほろよい 98円
スーパードライ350ml 6本 1000円
卵10個 188円
井村屋あずきバーボックス 188円
明治エッセルスーパーカップ 98円
雪印コーヒー1L 138円
明治おいしい牛乳1L 248円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 98円
明治ブルガリアヨーグルト450g 158円
ネスカフェゴールドブレンド 135g 858円
ミツカン味ぽん360ml 218円
はごろもシーチキン 4缶 398円
コイケヤポテチ60g 85円
カルビーじゃがりこ 88円
シャウエッセン 2袋 498円
ハウスバーモントカレー230g 197円
パスコ超熟6枚 137円
店舗見学の感想鶴瀬駅から徒歩10分程度と郊外型のダイエー。忠実屋として開業しています。1階に食料品、2階に衣料品、住まいの品、3階には書店や100円均一、ゲームセンターが入るなど西浦和店に似たフロア構成。あまり改装が施されていない様子で、床には汚れが目立つ箇所もありました。スポット照明もそれほど導入されておらず、洗練された売場とは言えません。
1階食料品コーナーは、青果、精肉、鮮魚、惣菜と続きます。青果売場は標準的な品揃えで、ダイエーらしく小分けパックやカット野菜が充実。地元三芳の野菜も販売しています。ミニトマトバイキングは行っていますが4種類と少なめでした。青果付近ではお歳暮の売れ残りの特売を行っていましたが、普通はこんなに在庫抱えないだろうと思うほどの量が並べられており、半額にも関わらず売れる様子はありませんでした。
続く精肉売場はさつま姫牛など並び、さつま王豚、イベリコ豚、比内地鶏など揃える大型店らしいラインナップ。鮮魚売場は対面販売で、鍋物用のたら、白子、つみれ、生牡蠣など販売していましたが、お刺身は種類が少なくやや物足りない印象。惣菜売場についても、揚げ物やお弁当は充実しているものの特色があまり無い品揃えで、もう少し凝った料理も欲しいと感じました。お酒もイオン流の仕入れを行ってはいないため、店の規模から見ると貧弱な品揃え。加工食品は調味料などで上質志向の商品が見られました。
その他、1階には自転車コーナー、医薬品コーナー、テナントとして靴のチヨダが入居。サービスカウンター横の銘店コーナーでは定番の中村屋、メリーチョコレート、モロゾフ、文明堂の他、名菓ひよこなど珍しい品も扱っており、一般的なダイエーより豊富で魅力的。専門店として川越の銘菓くらづくり本舗も入居しており、こちらはよく利用者を見かけました。
2階は特に昭和の雰囲気を残しており、総合スーパーらしい売場と品揃え。住まいの品では寝具の扱いはありますが、インテリア用品は少なめ。3階は全て専門店のフロアで、大きめのダイソーの他、アシーネ、ゲームセンターが入居。アシーネ売場内には椅子やテーブルが設置されており、ゆったりと本を選ぶことが出来て良いですね。ゲームセンター内には子供たちの姿もそれなりに見られましたが、一方でパチンコに興じる高齢者の姿も。その他、婦人服や手芸用品のお店なども入居しています。
平日ということもあり昼間は閑散としていましたが、夕方になると付近の主婦などで多少賑わっていました。しかし2階は昼も夜もお客さんが疎ら。3階のダイソーは賑わっているのですが、2階は完全に素通りされているようです。近隣で最も賑わっていたのは駅前の東武ストアでした。下り電車が到着すると、多くの通勤客は東武ストアへ流れ込んでおり、駅直結という利便性で優位に立っています。休日についても、近隣にららぽーと富士見など大型ショッピングセンターが立地する中でダイエーの集客力は低く、経営は厳しい状況だと思われます。