千葉県は習志野市。
京成線の八千代台駅から徒歩20分程度のところに、イトーヨーカドー東習志野店はあります。
こちらの店舗は2017年2月26日をもって営業を終了いたします。
閉店4日前の22日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観

別角度から

大規模小売店舗表示板

22年間のご愛顧ありがとうございました。

フロアガイド

あと4日

1階食料品売場から見ていきます。
地元千葉県の野菜も販売。

青果売場。
紅白幕できれいに飾られていますね。

和日配コーナー。

続く鮮魚売場。
調理風景を見ることが出来るようになっています。

メイン通路。
桜の造花が飾られて、華やかな雰囲気。

精肉売場。
「またいつかどこかで・・・」「支えてくださった22年間。感謝しかございません!」「最後まで全力を尽くします」
のメッセージボード。

惣菜売場

加工食品売場

各売場では感謝のメッセージが飾られています。

イトーヨーカドー164番目にできたお店です。
皆様の心にいつまでも残りますように。

レジ前の様子。

大きなフードコート。

お客様からのメッセージボードにはびっしりと埋まっており、次々と増設された様子です。

2階は婦人服と肌着、服飾雑貨のフロア。

婦人服も20%~50%オフですが、まだまだ商品は豊富。

婦人肌着のコーナー。

紳士肌着のコーナー。

靴などの売場。

2階にはライトオンが入居していましたが、19日をもって先行して閉鎖しています。

習志野市の今昔を紹介するコーナーがありました。

3階紳士服。
こちらも20%~50%オフのセールを開催。

紳士靴など。

商品はまだまだ売れ残っている印象。


3階生活家電コーナー。

住まいの品は特に売りつくしセールの飾り付けが派手ですね。

寝具売場。

布団コーナー。

3階には手芸用品のクラフトパークも入居。
こちらの飾り付けも手が込んでいますね。

4階文具品売場。

子供服売場。

4階にはダイソーも入居。ゆったりとした比較的新しいタイプの店舗です。
値引きは行われていませんでした。

ときわ書房。
千葉県を地盤とする書店チェーンです。

子供向けの屋内アミューズメント施設もあります。

大きいゲームコーナーも設置されています。

店舗の中央部にある吹き抜け。
イトーヨーカドー東習志野店 店舗概要開業: 1994年12月1日
閉店: 2017年2月26日
店舗面積: 16097㎡
住所: 習志野市東習志野7-3-1
駐車場: 929台
HP:
http://blog.itoyokado.co.jp/shop/164/店内・売場の様子時間帯: 15時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、高齢者1人中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: 良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 12台(5台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: やや汚い
休憩スペース: あり(イートインコーナーなど)
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: セブンプレミアム
所感京成本線の八千代台駅から徒歩20分程度。周辺に工場が立地する一角に、イトーヨーカドー東習志野があります。約1万6000平米とイトーヨーカドーの中でも十分大きな店舗ですし、駐車場も900台以上備える規模なのですが、業績の悪化のため2月26日で完全閉店します。駅から遠く、商圏内に住宅地が少ない事や、津田沼駅や村上駅すぐに大型のイトーヨーカドーがあり自社競合を起こしていたことなどが考えられます。
22年前に開業したとはいえ、イトーヨーカドーらしく手入れされており、食料品売場も精肉・鮮魚で対面販売を行うなど悪くありません。直営で衣料品、住まいの品も取り揃えるほか、書店やダイソーも入居。フードコートは定番のポッポに加えマクドナルドとケンタッキー・フライド・チキンを誘致し、家族連れでも満足出来ますね。子供服やおもちゃも充実しており、ゲームコーナーも大きく、子供には喜ばれそうですね。おもちゃコーナーではプラレールで遊べる場所も用意されていました。
閉店セールは売場を紅白幕で飾り、「売りつくし」の垂れ幕やノボリが各所で見られました。食品売場では「22年間のご愛顧に感謝いたします」「お客様の記憶に残る店でありますように」「またいつかどこかで」といった感謝のメッセージが飾られ、従業員の集合写真などが見られました。イトーヨーカドーはお店ごとに違う、手作りの閉店セールを行っていて感心させられます。食料品はまだまだ豊富でしたが、加工食品やお酒は徐々に品薄へ。衣料品や住まいの品は半額など値引きが行われているものの、売れ行きは好調とは言い難いようです。
閉店4日前に訪れたのですが、お客さんは疎らでした。衣料品売場には高齢者を中心にそれなりのお客さんがいましたが、近隣住民の利用が中心となる食料品売場は閑散としており、経営の厳しさを感じました。建物は野村不動産が物流施設として利用する見込みです。周辺が工業団地ということもあるのでしょう。