葛飾区青戸。
京成線の青砥駅から徒歩3分程度のところに、グルメシティ青戸店はあります。
こちらの店舗は2017年8月27日をもって営業を終了いたしました。
閉店当日に行ってまいりましたので、その模様をお伝えいたします。
店舗外観。45年前に青楓チェーンストアとして開業。
閉店のご案内。
相変わらず従業員駐輪場にはセイフーの文字が残っています。
1階青果売場。
混雑を予測し、青果台はほぼ撤去しています。
和日配コーナー。
売場の飾りつけはやや控えめです。
依然として鮮魚売場に精肉を並べていますね。
1階惣菜売場。
最終日ですが、青果、鮮魚、精肉、惣菜ともに十分取り揃えていました。
洋日配コーナー。
地下1階の加工食品、日用消耗品売場。
ゴンドラも一部撤去されています。
調味料なども売り切れが目立ちました。
お酒コーナー。
ダイエーの売り尽くしと言えば黄黒幕ですね。
エレベーターは少し奥まった場所に設置されています。
売り尽くしのため、元々日本流通リースだったフロアを開放していました。
服飾雑貨などを販売。
売りつくしの幕。
16時半を過ぎると半額など値引きが始まり、お客さんも集まってきました。
レジは1台増設し、4台体制となっていましたが、お客さんの列は30人以上ありました。
自転車も一杯。
青果売場も売り切れ。
鮮魚売場もすべて無くなりました。
和日配もきれいに棚が空きました。
18時に営業を終了し、レジでお会計を済ませたお客さんを見送りました。
18時20分頃より、店長の挨拶が始まりました。
動画でお届けします。
さよなら、ありがとう
グルメシティ青戸店 店舗概要開業: 1972年5月2日
店舗面積: 約1000㎡
住所: 東京都葛飾区青戸3-30-6
3度目の訪問となるグルメシティ青戸店は、2006年までセイフー(後のグルメシティ関東)の本社が入っていた店舗です。2015年には創業の地にあった三河島店が閉店。青戸店の閉店で、セイフーゆかりの店舗は姿を消し、今後はグルメシティの屋号もダイエーに統一される予定です。
閉店の原因は老朽化です。閉店売り尽くしセールのため2階も会場として使われており、入ることができたのは貴重ですね。売場の飾りつけは過去のダイエーグルメシティと比較するとやや控えめ。「売りつくし」のPOPをこれでもかと貼りまくっている様を見たかったですね。
加工食品や日配品は昼間の時点で棚が空いていましたが、生鮮品と惣菜は売り尽くしのために売場いっぱいに並べられていました。16時30分頃より順次半額シールが貼られていき、次々と商品が売れていました。以前訪れた時は、店内に5人くらいしかお客さんが居なかったスーパーとは思えないほど混雑していました。しかし列を1列にして空いたレジから順に案内するなどして混乱は少なかったように思えます。
18時20分頃から始まった東店長の挨拶では、お客様への感謝の他に、店の歴史についても語られました。開業当初は地下1階に食料品、1階に日用品、2階にレストラン、3階にサウナがあったそうです。また、ダイエー・グルメシティとしてこの地に再出店することは無いそうです。挨拶の終わりには集まった約30人から大きな拍手が送られ、グルメシティ青戸店は45年の歴史に幕を下ろしました。
店舗は老朽化のため解体される見通しですが、跡地利用についてはっきりした事は決定していません。低層階にスーパーを入れたマンションにするという噂もありますが、土地面積はそれほど広くなく、入居を希望するスーパーも限られるでしょう。