千葉県市原市。
JR内房線の姉ヶ崎駅から徒歩8分程度のところに、新鮮市場マルエイ姉崎店はあります。
新鮮市場マルエイはゼンショーホールディングス傘下のスーパーマーケットで、
千葉県に8店舗、東京都に1店舗を展開しています。
店舗外観

広々とした駐車場を有しています。

青果売場。
運搬カゴを用いた非常に簡素な陳列。

調理場が見えるようになっていますが、特に希望通りカットしてくれる等のサービスは行っていません。

続く風のマーケットのコーナー。
地元の特産品などが並びます。

地元野菜の数々。

続く鮮魚売場。

サザエも生きた状態で販売。

都内のスーパーではあまり見られない、クジラ肉のお造りも販売されています。

丸々1尾の鮮魚も展開。

お寿司は豊富で、10貫499円とお買い得な商品も揃えます。

売場メイン通路。
平台ショーケースも多数配置されていますが、やや持て余している印象。

大きめのパックが多いですね。

豚肉コーナー。

惣菜売場。
お弁当や丼ぶりを展開。

揚げ物の種類も少なく、もう少し凝った料理と品揃えが欲しいですね。

洋菓子コーナー。
小さいスーパーになればなるほど山崎製パンの商品が増える傾向があり、この店もヤマザキ比率が高いですね。
ロールちゃんを販売している店はかなり珍しいのではないでしょうか。

串だんごやういろうもヤマザキ。

当然のように番重を陳列に利用。

加工食品コーナー。

カットケース陳列も積極的に行われています。

お酒の品揃えはイマイチでした。」

冷凍食品は特売の無いEDLP方式。

レジ前にはお中元のギフト商品セールを実施。

100円均一のフレッツも入居しています。
新鮮市場マルエイ姉崎店 店舗概要開業: 1994年10月
店舗面積: 約2000㎡
営業時間: 10:00~20:00
住所: 千葉県市原市姉崎621-1
駐車場: あり
HP:
http://www.maruei.info/store/9.html店内・売場の様子時間帯: 16時頃
客数: やや少ない
客層: 1人客(若年から中年)中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に多め
売場の雰囲気: 簡素
品出し・前出し: やや悪い
クリンリネス: やや悪い
接客対応: 悪い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: 同社習志野店
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 6台(3台稼働中)
セルフレジ: 無し
トイレ: 汚い
休憩スペース: 無し
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: CGC(扱い少ない)
価格調査(2017年9月11日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 158円
レタス 198円
きゅうり1本 68円
トマト(L玉、1つ) 158円
なす5本 198円
りんご1個 100円
国産牛小間切れ肉100g 198円
国産豚バラ肉100g 165円
国産鶏もも肉100g 98円
味の素冷凍ギョーザ 200円
日清フラワー小麦粉 750g 198円
日清キャノーラ油1L 257円
キューピーマヨネーズ450g 238円
マルちゃん正麺 398円
コカ・コーラ1.5L 158円
ほろよい 122円
スーパードライ350ml 6本 1179円
卵10個 148円
井村屋あずきバーボックス 218円
明治エッセルスーパーカップ 85円
雪印コーヒー1L 128円
明治おいしい牛乳1L 248円
単一銘柄米5kg 1480円
おかめ納豆極小粒3パック 78円
明治ブルガリアヨーグルト450g 無し
ネスカフェゴールドブレンド 90g 688円
ミツカン味ぽん360ml 197円
はごろもシーチキン 3缶 319円
カルビーポテチ60g 78円
カルビーじゃがりこ 118円
シャウエッセン 2袋 398円
ハウスバーモントカレー230g 198円
パスコ超熟6枚 159円
店舗見学の感想かつて新鮮市場マルエイと言えば、軍艦マーチが鳴り響く店内に破格の商品が並んでいる様子がテレビでよく取り上げられていましたが、現在は大きく変わったようです。2013年10月には、すき家など展開するゼンショーホールディングス傘下に入りました。チラシだけは以前と変わっておらず、手書き風の丸い字体と大きな数字がチラシを埋め尽くすデザインが継続されています。
姉崎店は姉ヶ崎駅から徒歩8分程度、イトーヨーカドー姉崎店のすぐ近くに立地しています。平屋建ての割には広大な売場面積で、元々何の建物だったのか気になりますね。テナントとして100円ショップのフレッツが入居しています。フレッツは株式会社音通が運営する100円ショップで、同社が運営するブランドにはサミットストアに多く入居している百圓領事館などがあります。
入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と展開しています。青果売場は作業場が見えるようになっていましたが、特に魅せるような陳列もなく、品揃え自体は平凡なものでした。棚が空かない程度に陳列量は確保されており、スポット照明も導入されていて努力は垣間見えるのですが、もう少し小分けパックを増やしたりすると良いですね。風のマーケットというコーナーでは地元野菜を大量に陳列しており、珍しい野菜も販売されています。ちょっと南瓜と冬瓜が多いような気もしますね。
鮮魚売場は対面販売を実施しており、調理も承っています。丸々1尾の鮮魚や切り身、漬け魚が充実しており、お刺身も5点盛りなどファミリー向けの品揃えが見られました。またサザエやアサリなどは水槽で生きた状態で販売されていてとても新鮮ですね。
精肉はマルエイ新習志野店で加工したお肉を輸送するという珍しい手法で展開。ゼンショーホールディングス内部の連携で他社のプロセスセンターなど使えないのでしょうか。品揃え自体はイマイチでしたが、西友が販売するような巨大肉を販売しており、豚肉なども大量パックで陳列するなど価格志向が見受けられます。
惣菜部門は貧弱で、お弁当と揚げ物が申し訳程度に並べられていました。ここ数年で中食の需要拡大に伴って惣菜部門が主力というスーパーも増えてきており、ヤオコーのように惣菜の売上高構成比が13%程度という店もあります。せっかく鮮魚が充実しているのですから焼き魚や煮魚など、手作り惣菜もより増やせると良いですね。
加工食品の陳列は簡素で、カットケース陳列も目立ちました。一方で価格的にそこまで安い商品は見られませんでした。以前のマルエイにはポテチ1袋50円など破格の商品が多少なりとも見られたと記憶していましたが、ちょっと残念ですね。また陳列場所によって値段が違うというミスも散見されました。
競合のイトーヨーカドー姉崎店の方が賑わっていましたが、決してマルエイが閑散としているという印象はありませんでした。ほとんどのお客さんが車で来店しているという事もあり、1人1人の購入量はマルエイの方が多く感じました。