群馬県前橋市。
JR新前橋駅から徒歩5分程度のところに、フレッセイクラシーズ新前橋店はあります。
店舗外観

青果売場。
白いタイルが敷き詰められたきれいで明るい売場ですね。

広々とした通路幅を確保。

地場野菜も取り揃えます。

良くまとまったアイランド陳列で展開するきのこ。

トマト売場も上質感ある売場づくり。

群馬県だけあって白菜と抱き合わせ販売されるのは下仁田ネギです。

青果売場のエンドにはこんにゃく、しらたきを大量陳列。

続く鮮魚売場。対面販売を実施。

6点盛り980円とお手頃なお刺身も揃えます。

海鮮鍋セットも販売。

ぶりしゃぶ、鯛しゃぶに加えて海老しゃぶも揃えます。

続く精肉売場。

地元のはぐくみ赤城和牛など上質なお肉も揃えます。

寿司売場。

前橋商業高校との共同開発商品も販売。

惣菜売場。

揚げ物、天ぷら、焼き鳥バイキングも実施。

店内調理の手作りの煮豚も販売。

具だくさんなお弁当や炊き込みご飯。

フレッセイもカレーバーを導入しているんですね。
最大手のベイシアといい、群馬県民はカレーが好きなのでしょうか。

平日昼間とは言えお客さんが少ないですね。

洋日配コーナー。

クリスマスの関連陳列も上手です。

ベーカリーではピザも販売しています。

酒売場ではワインも充実。

加工食品売場。陳列がきれいに整えられていますね。

1フロアに日用消耗品も扱います。
フレッセイクラシーズ新前橋店 店舗概要開業: 2013年4月4日
店舗面積: 約2500㎡
営業時間: 9:00~23:00
住所: 群馬県前橋市古市町180-1
駐車場: 280台(無料)
HP:
http://www.fressay.co.jp/shop/maebashi_csinmaebashi.html店内・売場の様子時間帯: 15時頃
客数: やや少ない
客層: 主婦、中高年男性中心
買い物内容: 生鮮、日配中心に多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: クリスマスソング
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 6台(3台稼働中)(6台中セミセルフレジ3台)
セルフレジ: 無し
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: CGC
価格調査(2017年12月15日) <この価格は全て本体価格(税抜き)です>
キャベツ 158円
レタス 198円
きゅうり1本 68円
トマト(L玉、1つ)128円
なす3本 250円
りんご1個 158円
国産牛切り落とし肉100g 398円
国産豚バラ肉100g 238円
国産鶏もも肉100g 128円
味の素冷凍ギョーザ 200円
日清フラワー小麦粉 1kg 198円
日清キャノーラ油1L 185円
キューピーマヨネーズ450g 228円
マルちゃん正麺 358円
コカ・コーラ1.5L 150円
ほろよい 98円
スーパードライ350ml 6本 1095円
卵10個 198円
井村屋あずきバーボックス 218円
明治エッセルスーパーカップ 92円
雪印コーヒー1L 128円
明治おいしい牛乳900mL 218円
単一銘柄米5kg 1780円
おかめ納豆極小粒3パック 88円
明治ブルガリアヨーグルト450g 138円
ネスカフェゴールドブレンド 120g 1088円
ミツカン味ぽん360ml 208円
はごろもシーチキン 3缶 338円(CGC)
カルビーポテチ60g 75円
カルビーじゃがりこ 99円
シャウエッセン 2袋 570円
ハウスバーモントカレー230g 238円
パスコ超熟6枚 158円
店舗見学の感想群馬県内シェア2位のスーパーマーケット、フレッセイの店舗を初めて訪れました。ちなみに第1位はベイシアとなっています。スーパーセンターが中心のベイシアに対し、フレッセイは食品スーパーが中心。群馬県内に47店舗を展開していますが、それ以外には埼玉県3店舗、栃木県2店舗と県外にはほとんど進出していないのも特徴です。
2013年10月には新潟県最大手の原信ナルスホールディングスと経営統合し、アクシアルリテイリングを立ち上げました。3社は今後も屋号を継続させる方針で、ポイントカードなども統一される気配は無さそうです。同じくCGCグループ内で合併を繰り返したアークスグループよりも緩い繋がりとなっています。
今回訪れたクラシーズはフレッセイの中でもやや高級業態との事でした。売場は約2500平米と広大で、本格的な品揃えを実現。柱も少なく開放感ある空間です。入口から青果、鮮魚、精肉、惣菜と続く一般的な配置。
青果売場では入口すぐに大量のみかんを陳列。箱売りも行われています。地場野菜のコーナーも大きく展開されており、生産者の顔も見えるようになっています。木目調の青果台は上質感あり、陳列カゴや陶器の皿を使用することで見栄えの良い陳列が出来ています。群馬県という事で下仁田ネギの取り扱いが多く箱売りもされているほか、エンドではコンニャクも展開。
鮮魚売場では海無し県とは思えない充実さ。金目鯛、いなだ、たちうおを丸々1尾で販売するほか、お刺身も4点盛りから6点盛りを種類豊富に品揃えします。サーモンやタコのカルパッチョも揃え、「ぶりしゃぶセット」「鯛しゃぶセット」も販売。干物、塩干や海鮮鍋の具材も多数揃え、大手総合スーパーにも負けない商品力です。
精肉売場では店内加工を実施。地元の「はぐくみ赤城和牛」のすき焼き用肉、ステーキ肉など上質な商品も扱いますが、1枚500円のアンガス牛ステーキ肉といった価格志向の商品も販売。ファミリー向けのジャンボパックと少人数世帯向けの小分けパックの両方揃えており、それぞれPOPで区別しているのは好印象。生ハムやベーコン類などはそれなりの品揃え。
惣菜売場ではセルフサービスのカレーを展開。多くの地域ではイオンが初めて導入していますが、群馬県ではベイシアが先行して導入しており、群馬県民のあいだでは普通のシステムなのでしょうか。バラ売りの揚げ物、天ぷらなどはケースに入れられており衛生的ですね。お弁当コーナーでは炊き込みご飯やかきめし、鮭の西京漬けを入れたお弁当など500円以上の価格帯が多く感じられました。他社に比べてサラダは少なめな印象。
ベーカリーはピザも販売するなど本格的な品揃え。菓子パン、惣菜パンに加え食パンも3斤棒サイズも取り揃えるなど充実しています。お酒コーナーはビールとスパークリングワインを中心に豊富に感じました。加工食品はエンドでボリューム感ある陳列が出来ていて良いと思います。品揃えは大手プライベートブランド中心で、1アイテムのフェイスが3~4程度取られているため、高級品などの取り扱いは少なめ。
平日の夕方訪れましたが、お客さんは少なめでした。その割に駐車場はほぼ満車状態で、駅の利用者が不正に使っているのではないかと思ってしまいます。車社会の群馬県ですから、買い物も当然車が中心で、そうなると平日よりも休日に買い物する人の割合が東京よりも上がるのではないでしょうか。買い物量は平日にも関わらず多く、頻度が少ない代わりに多く購入する消費行動が推測されます。