1/21閉店 イトーヨーカドー食品館小豆沢店
- 2018/01/18
- 20:40
板橋区小豆沢(あずさわ)
都営三田線の志村坂上駅から徒歩6分程度のところに、イトーヨーカドー食品館小豆沢店はあります。
2010年11月27日にオープンしましたが、約7年という早さで閉店することとなりました。
セブンタウン小豆沢の外観

イトーヨーカドー食品館とビバホームを核テナントとしたショッピングセンターです。

閉店挨拶。
様々なイトーヨーカドーの閉店を見てきましたが、「7年間のご愛顧」というのは異例の短さです。
しかし、ドン・キホーテの場合は新規出店から半年程度で閉店することもありますよね。

閉店までのカウントダウン。

長年続いている店では物凄い数のメッセージが寄せられることもありますが、7年の歴史という事で疎らですね。

青果売場。
天井も高く開放的な空間。

スポット照明が多く上質感ある売場。

売りつくしのPOPは従来通りのものでした。

続く鮮魚売場。

イトーヨーカドーが推す海鮮丼を大量陳列。

かつてはクッキングサポートも設置されていたようです。
イトーヨーカドーの閉店セールではおなじみの紅白幕を貼りだしています。

鮮魚、精肉は平台ショーケースもあり充実の品揃え。

精肉売場も店内加工を実施。

上質なすき焼き用肉なども取り揃えます。

惣菜売場。調理風景が見られる工夫があります。
天ぷら、焼き鳥、揚げ物バイキングもボリューム感ありますね。

サラダ売場。
POPには「小豆沢店最後のハッピーデー」の文字が。

パン売場。

イトーヨーカドーのオープンと閉店セールではよく見る山崎製パンの協賛商品。

飲料コーナー。

加工食品売場。

普通は品薄になっている時期なのですが、まだ商品が豊富にあります。

冷凍食品コーナー。

タオルやキッチン用品の売りつくしも実施。

イトーヨーカドー食品館小豆沢店 店舗概要
開業: 2010年11月27日
店舗面積: 1950㎡
営業時間: 10:00-21:00
住所: 東京都板橋区小豆沢3丁目9番5号
駐車場: 383台
HP: http://blog.itoyokado.co.jp/shop/251/index.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 7台(7台稼働中)
セルフレジ: 4台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: セブンプレミアム
店舗見学の感想
2010年10月、イトーヨーカドーは従来の総合スーパー事業やアリオなどのショッピングセンター事業に加え、都市型小型スーパーマーケット事業に参入しました。1号店を東京都杉並区は阿佐ヶ谷駅前の、東急ストアの居抜きで出店。当初は「今後1年で東京23区内に約10店舗の出店を計画し、将来的には大都市圏を中心に100店舗体制を構築していく」
としていましたが、2018年1月現在で既存店からの転換も含めて18店舗に留まっており、昨年には2011年開業の高井戸店(杉並区)を閉鎖するなど厳しい状況が続いてます。
もう1つ、イトーヨーカドー食品館小豆沢店が入居するセブンタウン小豆沢についてです。
セブンタウンは2009年から出店が開始され、現在「常盤平」「せんげん台」「小豆沢」の3施設が運営されています。ネーミングからして全国に約140店を展開するイオンタウンを意識していると思われますが、杉並区荻窪にある西友を核としたショッピングセンター「荻窪タウンセブン」よりも知名度では劣るのではないでしょうか。
近隣型ショッピングセンター(NSC)に分類されるセブンタウン小豆沢ですが、東京西部の大動脈である環状8号線に面し、駐車場も383台用意するなど悪くない立地です。テナントもビバホーム、ユニクロ、無印良品、TSUTAYAが入居しており、集客も期待できるはずなのですが、あまり賑わっていない印象を受けました。駐車場を店舗が囲うような郊外型NSCと異なり、1つの建物を1周しないとそれぞれの店舗に入れない構造となっており、回遊性が悪いと感じます。
イトーヨーカドーの売場も見学しましたが、閉店3日前で、最後のハッピーデーにも関わらず客数が少なめで、レジに全く並んでいない状況が見られました。近隣にはオーケーストアやMEGAドン・キホーテが立地するものの品質面ではイトーヨーカドーが上回っており、差別化は出来ると思います。しかし、商圏内にはイオンスタイル板橋前野町があるなど、都市部だけあって商圏人口と共に競合も多く、埋没してしまったのでしょうか。
跡地には同じセブン&アイホールディングス傘下のヨークマートがオープンする予定となっています。業績が低迷するイトーヨーカ堂と異なり、ヨークベニマル、ヨークマートは利益を出しています。しかし、単にヨークマートに転換しただけで黒字になるのであれば、イトーヨーカドーの食品売場をヨークマートに任せてしまえばいいだけの話ではないでしょうか。売場のレベルは高く、それほど時間をかけて改装する必要は無いように感じます。
都営三田線の志村坂上駅から徒歩6分程度のところに、イトーヨーカドー食品館小豆沢店はあります。
2010年11月27日にオープンしましたが、約7年という早さで閉店することとなりました。
セブンタウン小豆沢の外観

イトーヨーカドー食品館とビバホームを核テナントとしたショッピングセンターです。

閉店挨拶。
様々なイトーヨーカドーの閉店を見てきましたが、「7年間のご愛顧」というのは異例の短さです。
しかし、ドン・キホーテの場合は新規出店から半年程度で閉店することもありますよね。

閉店までのカウントダウン。

長年続いている店では物凄い数のメッセージが寄せられることもありますが、7年の歴史という事で疎らですね。

青果売場。
天井も高く開放的な空間。

スポット照明が多く上質感ある売場。

売りつくしのPOPは従来通りのものでした。

続く鮮魚売場。

イトーヨーカドーが推す海鮮丼を大量陳列。

かつてはクッキングサポートも設置されていたようです。
イトーヨーカドーの閉店セールではおなじみの紅白幕を貼りだしています。

鮮魚、精肉は平台ショーケースもあり充実の品揃え。

精肉売場も店内加工を実施。

上質なすき焼き用肉なども取り揃えます。

惣菜売場。調理風景が見られる工夫があります。
天ぷら、焼き鳥、揚げ物バイキングもボリューム感ありますね。

サラダ売場。
POPには「小豆沢店最後のハッピーデー」の文字が。

パン売場。

イトーヨーカドーのオープンと閉店セールではよく見る山崎製パンの協賛商品。

飲料コーナー。

加工食品売場。

普通は品薄になっている時期なのですが、まだ商品が豊富にあります。

冷凍食品コーナー。

タオルやキッチン用品の売りつくしも実施。

イトーヨーカドー食品館小豆沢店 店舗概要
開業: 2010年11月27日
店舗面積: 1950㎡
営業時間: 10:00-21:00
住所: 東京都板橋区小豆沢3丁目9番5号
駐車場: 383台
HP: http://blog.itoyokado.co.jp/shop/251/index.html
店内・売場の様子
時間帯: 15時頃
客数: やや多い
客層: 高齢者中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや多め
売場の雰囲気: 明るい、きれい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: やや良い
接客対応: 良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 自社店内
鮮魚加工者: 自社店内
食品レジ: 7台(7台稼働中)
セルフレジ: 4台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: あり
プライベートブランド: セブンプレミアム
店舗見学の感想
2010年10月、イトーヨーカドーは従来の総合スーパー事業やアリオなどのショッピングセンター事業に加え、都市型小型スーパーマーケット事業に参入しました。1号店を東京都杉並区は阿佐ヶ谷駅前の、東急ストアの居抜きで出店。当初は「今後1年で東京23区内に約10店舗の出店を計画し、将来的には大都市圏を中心に100店舗体制を構築していく」
としていましたが、2018年1月現在で既存店からの転換も含めて18店舗に留まっており、昨年には2011年開業の高井戸店(杉並区)を閉鎖するなど厳しい状況が続いてます。
もう1つ、イトーヨーカドー食品館小豆沢店が入居するセブンタウン小豆沢についてです。
セブンタウンは2009年から出店が開始され、現在「常盤平」「せんげん台」「小豆沢」の3施設が運営されています。ネーミングからして全国に約140店を展開するイオンタウンを意識していると思われますが、杉並区荻窪にある西友を核としたショッピングセンター「荻窪タウンセブン」よりも知名度では劣るのではないでしょうか。
近隣型ショッピングセンター(NSC)に分類されるセブンタウン小豆沢ですが、東京西部の大動脈である環状8号線に面し、駐車場も383台用意するなど悪くない立地です。テナントもビバホーム、ユニクロ、無印良品、TSUTAYAが入居しており、集客も期待できるはずなのですが、あまり賑わっていない印象を受けました。駐車場を店舗が囲うような郊外型NSCと異なり、1つの建物を1周しないとそれぞれの店舗に入れない構造となっており、回遊性が悪いと感じます。
イトーヨーカドーの売場も見学しましたが、閉店3日前で、最後のハッピーデーにも関わらず客数が少なめで、レジに全く並んでいない状況が見られました。近隣にはオーケーストアやMEGAドン・キホーテが立地するものの品質面ではイトーヨーカドーが上回っており、差別化は出来ると思います。しかし、商圏内にはイオンスタイル板橋前野町があるなど、都市部だけあって商圏人口と共に競合も多く、埋没してしまったのでしょうか。
跡地には同じセブン&アイホールディングス傘下のヨークマートがオープンする予定となっています。業績が低迷するイトーヨーカ堂と異なり、ヨークベニマル、ヨークマートは利益を出しています。しかし、単にヨークマートに転換しただけで黒字になるのであれば、イトーヨーカドーの食品売場をヨークマートに任せてしまえばいいだけの話ではないでしょうか。売場のレベルは高く、それほど時間をかけて改装する必要は無いように感じます。